405 :本当にあった怖い名無し:2018/12/22(土)
石じじいの話です。

北海道の海の話です。
戦前、オホーツク海岸に「ガラス玉」が流れ着くことがあったそうです。
それは少し黄色みがかったガラスでできていて蹴鞠くらいの大きさでした。
触ると微妙に温かかったそうです。海水に浮かんでいたので冷えているはずなのに。

そのガラス玉を叩くと(衝撃を与えると)、中に白い霧が生じたそうです。
静かに置いておくとその白い霧のようなものは消えます。
昔は、網の浮きに使うためにガラス玉が使われましたが、それとは違って、
完璧な球体のようだったと。

きれいなものだったので、家に飾っている人がいました。
泥棒に入られて、そのガラス玉を盗まれてしまったということでしたが、
それはうそで、どこかに売り払ったのだ、という噂でした。

そのようなガラス玉は、別の海岸にもいくつか流れ着いていたらしいということでした。
稀なものだったので大事にされたのですが、誤って割れてしまったこともあったようです。
割れると、すぐにガラスが真っ黒に変色してしまったという話もありましたが真偽は不明でした。

ロシア(ソ連)の船が投棄していくのだ、とも、
米軍の飛行機が投下した、とも言われていました。

また、それは米ソのものではなく、
もともと海岸の近くにあるアイヌ(?)の住居の遺跡から出土するもので、
それが海に流れ下るのだ、とも言われていたそうです。
海岸の近くには、多くのアイヌ人(あるいはもっと昔の人々)の
集落の跡と思われる竪穴が多くありましたが、
その一つから、流れ着くのと同じガラス玉が出てきたという話があったのです。

ある学校(おうむ、という町にあったとか)の先生は、
大昔にも、そのガラス玉が流れ着くことがあり、
昔のアイヌ人が拾って集落に持ち帰ったものが遺跡から出土するのではないか?
といっていたそうです。




408 :本当にあった怖い名無し:2018/12/23(日) 
古代文字ってアイヌ文字?神代文字みたいなやつかな?


410 :本当にあった怖い名無し:2018/12/23(日) 11:52:42.72 I
「古代文字」として有名なものは、
1866年(慶応2年)に小樽の手宮洞窟で発見された岩絵でしょう。
石工の長兵衛という人が偶然発見したと伝えられています。
この洞窟内部の壁面に陰刻による彫刻がありました。
これを「古代の文字」であると考えた人々もおり、その説は広く流布しました。
さらに、1937年、1950年にも余市町のフゴッペで岩面での彫刻が発見されたとのことです。
「石狩挽歌」は1975年発表です。

石じじいは、北海道の不思議な文字という話をしていたと思います。
北海道の噂話として。
ただ、昔から神代文字(日本に感じが伝来する前の独自の文字)が存在した、
という考えは日本にありますね。