14 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/07 02:47
マジレス。

俺中一のときこっくりさんやったんだよ。
俺とクラスの奴2人、部活の友達2人。 (4人でやるとかLRあったけど無視)

十円玉指のっけてまじないしたら本当動き出して


× × や は こ ろ し た い


××やはコックリさんやってた俺の部活の友達の名前。

「ハア!?」 
焦ったよマジで。 マジでみんなびびってた。
冗談で誰かふざけて力任せに動かしたのかとも思った。

でも絶対違った。
俺の力で動かしたという感じはしなかったが引っ張られてたという感じは全然しない。
神秘の力が俺とシンクロした。
真っ先にそう思った。
だけどそれは


16 :漫画みたいだけどマジ:03/01/07 02:56
スマソ。

最後の文は「だけどそんな考えは」に訂正


だけどそんな考えは一瞬で吹き飛ばされた。
みんな、いや俺も含むんだけどみんなお互いの顔をじろじろ観察してんの。目をギラギラさせて。
本当殺し合いをするような目付きでさ。
それで出し抜けに
「誰が殺したいんだよ!!!!!」


俺の声。
みんなびっくりしてたね。
俺自身魂が離脱したような感じだったよ。

そういたらまたうごきだして


「×  ×  や」



17 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/07 02:57
こわい



24 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/07 03:08
「はあ!?」

××やの方見たよ。
そしたら真っ青な顔して震えてンの。 だけどその顔が笑ってんだよ。
そうしたらいきなり××やが


「   誰    を   」   
と薄ら笑い浮かべながら・・・

     
十円玉動く


「×    か     ×」

クラスメートの名前。

それと同時に意外なほど冷静な顔の××やが
座ってた椅子を振り上げるとそれで×か×の顔面を何度もなぐった。

わけがわからなかったよ
俺たちもあんまり××やが冷静な顔でやるので非現実かとも思った。
だけど我に返ると残り3人で×か×を取り押さえて
先生を呼びに行った。    



41 :続き:03/01/07 03:33
あ。最後で取り押さえたの××やね。


それからが大変。×か×は頭蓋骨と脳の一部損傷。
眼球が椅子の脚に叩きつけられて完全失明。
運動能力をほとんど失った上片目。

××やは精病行き。

表沙汰には「集団リンチ」で片付けられた。
 
当然鬼のような説教。勘当寸前。
俺は並みの高校にも入れてもらえず結局私立の最下層。結局中退。
やってた奴らも同じようなもん。

 
聞いた話によると××やは×か×に隠れて小馬鹿にされていたらしい。
(もう本当ごく一部の人間しかそれを認識してる奴はいなくて
それがおぼろげに解ったのは大分後)
 
引っ越した母親が言うには××やはかなり両極端な人格で
家では馬鹿にされたといっては八つ当たり。母を殴り妹を性的虐待するのは日常茶飯事だったらしい。

その鬱屈がコックリさんを引き金にして爆発した。

と俺もそう思っていた。



47 :続き:03/01/07 03:47
だけど違った。
大学の二部に大検で入学したらサークルに同じ中学の奴がいたんだよ。

そいつがなんか後の事情を知っててさ、教えてくれたところによると
事件の後(俺は引っ越していた)、かろうじてだが言語能力と記憶を回復した×か×が
真相を父親に話していたんだと。

 
要約
「俺は××やがうざかった。本当うざかった。
だからあの時あいつを晒し者にして学年中のみんなで苛めてやろうと
十円玉を意図的に力を込めて動かそうとした。
不思議なほどうまくいった。
信じられなかった。

奴のほうを見たら泣きそうな顔をしていた。と思ったら笑い出したんだ。
おれの名前が示されたのと殴られたのは全く訳がわからない。おぼえていない。

俺が悪かった。もうなぐらないでくれ」