海にまつわる怖い話・不思議な話


672 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/09 10:44
神奈川県横須賀市の最東部に観音崎というところがあります。
そこは近くに公園もあり、
横須賀では有名な観光地のひとつなので、昼間は家族やカップルでにぎわっている平和な地です。
しかし、夜になると、、、

横須賀はちょっとした起伏が意外とあり、観音崎も例外ではありません。
海と陸の境もちょっとした傾斜になっており、石畳の道以外はたくさんの木々に囲まれています。
行ってみれば分かりますが、大通りから石畳をうねうねとのぼっていき
小さな森林をぬけたらすぐ海という感じ。

海と陸の境には今は使用されてませんが、ちょっとした白い灯台があります。
横須賀の東部に位置するこの灯台は昭和の頃は随分と活躍したそうです。
何の事情があったのか分かりませんが、
この白い灯台が廃止されてからは、海の事故が絶えなかったとか。

また、近くに走水の防衛大学校があり、海上自衛隊を目指す若者が学んでいるわけですが、
厳しいノルマや閉鎖された中での訓練のきつさを苦に観音崎から身を投げる学生も少なくなかったそうです。
灯台以外は何の明かりもなかったため、自殺ではないという説もあります。

友人と4人で或る夜、観音崎の灯台へ行きました。
今では、白い灯台の周りには柵がはられ、入れないようになっていましたが、
恐ろしいほど静かで一種独特な雰囲気です。
写真は撮らなかったけど、実際行ってみるとこの異様な空気を感じ取ってもらえると思います。



681 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/10 10:25
そういう謂れがあったんですか!! 
祖母(故人)と叔父一家が、以前浦賀に住んでいて、何度か車で遊びに行った事があるのですが、
観音崎の前の道をを通る度、妹が必ず「何かココ気持ち悪い」と言っていました。
(私も両親も何も感じた事が無いのですが...)

 
遠縁の親戚に、昔、某手かざし教団に所属していて、現在は真○宗の僧侶になっている人がいるのですが、
叔父が彼を車で案内した時に、観音崎の前で突然、
「一寸ここは見過しには出来ないので、降ろしてください」と言い出し、車を降り、
数珠を出して熱心に拝んでいたそうです。