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163 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/31(月) 20:47:08.37 ID:MxSODF520.net 
じゃあ私も怖い話を。
いきなり投下すいません。書き込み始めてだから変なところあったらごめんなさい。

私の母の同僚の話。
母の同僚さんと何人かとでなんかの帰りに心霊スポット寄ったんだそうです。
その心霊スポットは知る人ぞ知るあの東北の飛行機の場所。
行こうって言い出したのは同僚さんの同僚Aさん(男)。
でも同僚さん含む女性陣何人かは「やめときなよー」「ばちが当たるよー」と消極的。
いいよじゃあ男だけで行くから、ということで男三人(二人だったかなぁ)で
行くことにしたらしい。

私は実際に行ったことないから分からないのですが、
慰霊碑に着くまでに長い階段を上る必要があるらしいですね。…そうなんですよね?
その長い階段をずーっと男三人で登って行くぞ~!って意気込みながら、
いざ慰霊碑へ!

初めは三人で色々雑談しながら和気藹々と言った感じで楽しく歩いてたらしいんです。
でも階段は長くて、歩いても歩いても着かないし…。
だんだん口数は減っていって、黙々と歩くようになって。


164 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/31(月) 21:06:26.44 ID:wMKiFa+GO.net
雫石か





165 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/31(月) 21:22:23.55 ID:MxSODF520.net
そうそう雫石。

続き。
で、AさんがCさんと「長いなー」「ほんとになー」
「まだ着かないのかなー」「遠いなー」とかまたぽつりぽつりと話し始めたのですが。

A「…なんかB歩くの速くね?」
C「確かに。健脚だなぁ」
A「俺もう疲労マックスなんだけど(苦笑  …おーいB!ちょっと速いって!」

二人で話していても完璧に無視を決め込みひたすら階段を上り続けるBさんを
不審に思ってAさんが呼び掛けたんだそうです。
しかしその呼びかけも無視して黙々と階段を進み続けるBさん。

ん?なんか変?と思ったらしいですが、
「熱心だな」「せやな」ということでさらに上を目指すことに。

しかしBさんそこからばっさり会話無視。
AさんやCさんがなにを聞いても答えないしこっちを向きもしない。
その割に足だけはやたら動いてひたすら上を目指すばかり。
最終的に階段を上るペースは
速足から駆け足にまでなって、Aさんがそこでストップをかけました。

A「Bちょっと速い!ストップストップ!なんでそんな元気なんだよおかしいだろ!」
とかなんとか言いながら頑張ってBさんに追いついて
肩やら腕やらを掴みます。
Bさんはそれを振り払って上に行こうとしますが、それを防ぐAさん。

やっぱり変だぞ、そう思ったAさんとCさんは二人でBさんを超頑張って止めようとします。
「どうしたんだよB?!なに?!どうした?!」
ふたりでそう聞きながらBさんの顔を見ると、うつろな目で何かを呟いている様子。

小さくぼそぼそと呟いているため、耳を澄ませてみると、
「呼んでる…呼んでる…呼んでる…」としきりに呟いていたらしいです。


166 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/31(月) 21:27:36.75 ID:MxSODF520.net 
呼んでるって誰に?何に?どこへ?
「これやばいんじゃない」と思ったAさんとCさんは
慌てて女性陣の待つ車へCさんを引きずって戻りましたとさ。
終わり。

あんまり怖くないですね…。
聞いたときはぞくぞくしたんだけどなぁ。


173 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/31(月) 23:00:43.47 ID:boLywuz20.net
心霊スポットは夜に実際に行けば間違いなく怖いんだけどね
それをネットの短文ではうまく伝えられないし
心霊スポットの怖さより
それから出てきたやつが祟られて坊さんのとこに行くとか
現実にはありえない展開になってきてるから


174 :本当にあった怖い名無し:2015/08/31(月) 23:45:10.01 ID:MxSODF520.net
0172さんは私の話についての感想かな?
違かったらごめんなさいだけど、一応その後について話しとくね。

その後って言っても、結局この話は母の同僚さんが母に話したのを
私が母から聞いたから、詳しくは分かんないんだ、ごめん。
私が知っているのはこんな感じ↓

Bさんはその後車内で目を覚ましたけど、階段でのことはさっぱり覚えてなかった。
「あれ?俺さっきまで階段登ってたよね?なんで車?」
こんな感じ。

その後彼がお祓い行ったのかとか、
一緒に来ていた人達になにかあったのかとかは聞いてない。
母もなにも知らない様子だった。

今度こそ終わり。