670 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/09(火) 19:17:00 ID:jkJiSOh2O
①
あと師匠と師匠の友人と私で、夜の海に行った話。
今思えば、師匠と私、馬鹿し放題です。
まず、夜の海なんて、霊感がある方は避けましょう。
海を始め、水場を霊は好むようです。
まして夜は霊が活発に動くので、自殺行為です。
そんな夜の海に、酒とつまみと念のため清酒を持って、遊びに行きました。
提案者は霊感?なにそれな、師匠の友人。
道中。既に車内に乗ってました。
その時私は後部座席、師匠は前に、師匠の友人が運転。
肩がまず重くなり、痛みに変わり、首、腕、顔と徐々に侵食していきました…
もうギブアップ!と思い、師匠に相談。
『分かってる』
じゃあ後ろに乗せるなよ…(泣)
限界だったので、車を止めてもらい、師匠と位置交替。
師匠すみません…
変わった後、師匠はしきりに煙草を吸ってました。
ちなみに煙草やお香は浄化作用があるんです。
私は両方兼ねて、ブラックデビルという煙草をたまに吸います。
海に着いて。
既に若者がドンチャン騒ぎしていましたが、きっちり憑いていました。女の子達に。
海には霊がワンサカなんで、私はあまり外に出ず、
車内で酒を飲み、つまみを食べて寝ました。
ヤバいと思ったら清酒に口を付けて。
ちなみに私は酒弱いし、カクテルや缶チューハイなどしか飲めません…
師匠の友人と師匠は海へ。
今思えば、師匠、海へ行ったんでしょう…(泣)
帰り道。勿論幽霊お持ち帰り(泣)
師匠がそっちはなんとかしてくれました。が、師匠の友人に変化がありました。
とにかく喋る。恨み不満をノンストップで。
寝かせようとしても、話を逸らしても、喋る。
どうやら師匠の友人は見えないだけで、私のように取り憑かれやすい体質だったのです。
私は最初は聞き手になってましたが、段々身体が重く、気分が悪くなり、
耐えきれずトイレへ避難。
ガタガタ震え、しんどくて倒れました。
今考えれば、呪詛をはかれているのと同じ状態だった様です。
②
師匠に交替してもらいました。
師匠はよく頑張った、しんどいだろう、すまないと言ってました。
師匠も部屋に帰り、途中から、師匠の友人の異変に気が付いたようです。
師匠は私をトイレに移動させ、何故かナポリタンを作り始めました。
何故?始めは意味が分かりませんでしたが、師匠が理由を教えてくれました。
赤には浄化か鎮魂?(忘れました…)の意味があり、
食事を与えることで、供物とし、鎮魂させる目的があったのです。
あと味付けに塩使いますし。
初めて部屋を御払いした時、塩を盛った周りに五角形の点上に赤いケチャップを使ってましたしね。
とりあえず師匠の友人にナポリタンを食べさせ、清酒を飲ませて、弱らせてから御払いしたようです。
祓った後、師匠はげぇげぇ言ってました。
翌日。
師匠の友人は記憶がなかったそうです。