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111 :本当にあった怖い名無し:2018/09/27(木) 19:17:17.92 ID:mxecdikU0.net
石じじいの話です。

満州の話をしましょう。
満州に住んでいた蒙古人(遊牧民)たちは、墓を持たなかったそうです。
人が死んだら、「鳥葬」にしたそうです。

じじいはそれを準備しているのに行き当たって見せてもらったそうです。
彼らはじじいはそれを見るのを嫌がる様子はなかっとのこと。
ただ、案内してくれた満人が、「しんみりとしていろ」と言ったそうです。

その手順は以下のとおりだったとか:。
まず、死体を裸にして水できれいに洗う。
その死体を馬に乗せて、西の方向にある小高い丘まで運んでいく。
その丘は昔から決まっていると。

死体を丘の上の岩の上に横たわらせる。
ナイフで死体の身体全体に切れ目を格子状にいれるのだそうです。
ざくざくと。
死体から血液が吹き出すことはありません。
このように切れ目をいれるのは、鳥が死体から肉をついばみやすくするためだとか。

そして、その死体を放置します。
黒っぽい岩山の上に真っ白な死体が置かれていて、それのコントラストが強かったと。
ハゲタカのような大きな鳥が、死体を切り刻んでいるときにすでに集まっていて
人が離れるとすぐに食事を始めたそうです。
鳥たちは味をしめていて、知っているのだとか。
どんどん鳥が集まってきて、喧嘩をしながら食べていたそうです。

蒙古人によると、鳥がたくさん来てよく死体を食べるほど、その人の功徳になるのだそうです。
蒙古人はほとんどがラマ教とだったので、唱えるお経はチベット語だったそうです。
(少ないながらもキリスト教徒もいたらしいのですが。)

鳥たちに食い荒らされた残りの死体はどうするのか?
私のメモにはありません。

オンマニペメフム