サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

カテゴリ:歴史 > 家系

【因縁】家系にまつわるオカルト13代目【遺伝】

885 :本当にあった怖い名無し:2010/03/31(水) 00:51:57 ID:6JUst0aG0
爺ちゃん最後の正気編

それから5年は経過した頃かな。
地域でお祭りがあった。毎年あるんだけどさ。

そのお祭りのルールはシンプル。
先述した神社に奉納されているあるものを地域の子供が全員で運び、地域を回るというもの。
もともとその神社は○氏のある有名人物とゆかりがあると言われている。
神社名を見れば納得すると思う。
これもググると出てきたので、これ以上詳細は書けません。

しかしその奉納物は扱いも管理も難しい。歴史的にみて保護されるべきものだ。
そこでウチの爺ちゃんがあるものを作り奉納した。
結構前に書き込んだ通り。
それ以降は本当の奉納物は格納したまま、
爺ちゃん作のあるものを子供達が運び地域を回るルールに変更。
最終的に本家がゴール。
そこで爺ちゃんに挨拶をして、みんなでご飯やお菓子を食べるんだ。
子供達はイミフだよね。
車椅子の痴呆老人に挨拶するんだから。
地域の人は昔の爺ちゃんを知ってるから色々と優しい言葉を掛けてくれる。




886 :本当にあった怖い名無し:2010/03/31(水) 00:52:44 ID:6JUst0aG0
爺ちゃんが亡くなる最後の年のお祭り。
何故か俺も手伝いに行っていた。
どのような経緯だったかは覚えていない。

本家で待っていると遠くから祭り囃子と子供達の声が聞こえてくる。
こちらに向かってきている。
俺は車椅子の爺ちゃんを庭にセット、そしてスタンバイ。
お菓子やご飯も用意。
お赤飯と決まっていた。お赤飯を炊いたのは現嫁。
子供達本家に到着。
お菓子にもそんなに喜ばない。なんつーか用意したお菓子が旧いんだろうw
ここ数年でジャンクフードも田舎に増えたし、子供の舌が肥えたんだろうな。
当然お赤飯にも誰も手を付けなかった。
俺はちょっと悲しかったな。現嫁に申し訳無いと思ったし。

保護者の方々が気をつかって
「私頂きます。○○ちゃんも食べなさい。」なんてちょっと変な空気になった。
俺は現嫁に目で合図をして
「いえいえ無理しないで下さい。ママの料理の方がいいよねボクー」
なんて誤摩化していた。
すると気配を感じた。
爺ちゃんが仁王立ちして、歩き出した!


887 :本当にあった怖い名無し:2010/03/31(水) 00:53:40 ID:6JUst0aG0
そして地域の大人達に頭を下げ、
「毎年有り難うございます。」という内容の言葉をかけ握手までしている。
そして一際大きな声で地域の子供達に声を掛けた。

「○○祭りは~の歴史があり、皆の健康をお祈りしているんだよ。
ご飯が食べられる事を○○様に感謝しなさい」

現嫁超ビックリ。驚愕。え?え?って感じ。
俺はあの夏を思い出した。

今思えば神仏どちらを信仰していたのかは不明。神棚もあったしな。
すると子供達は「頂きます」といってお赤飯や煮物を平らげた。
爺ちゃんはニコニコしていた。
それが爺ちゃん最後の正気でした。

爺ちゃん最後の正気編、了。


関連記事










【因縁】家系にまつわるオカルト13代目【遺伝】

835 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 20:36:39 ID:EHWt1PNu0
ウチの家系もこの手の話にありがちな旧い家系。
「ウチの名字」と「家系図」等のキーワードでググると俺も知らないようなpdfドキュメントが出てきたりする。
何処かの知らない人が勝手に研究しているらしい。

では本題。
まずウチの家系は被差別部落と間違われる程同じ名字が密集している。
俺自身も被差別部落じゃないのか?と色々調べた位。
そして系譜的には男が駄目になる。
親戚が多すぎて本家、分家の関係が複雑なので俺から遡る形で書き込みます。




837 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 20:42:12 ID:EHWt1PNu0
まず父親4兄弟から。
長男→会社経営者だったものの離婚そして鬱病。
次男→俺の父親。DV+離婚。※今は父親と仲良しだよ。母親がキ○ガイ。
三男→産まれて1ヶ月で亡くなった。
四男→ずーっと三男だと思ってた。親戚も「三男坊」って呼んでるし。嫁が某新興宗教。

話が前後して申し訳無いが、ネット上でウチの土地がオカルトスポットとして有名。
その内容も正しい。
「正しい」というのは俺や俺家族、俺の友人が体験している事と相違が無いというほどの意味。


838 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 20:54:39 ID:EHWt1PNu0
祖父→脳梗塞半身不随、新興宗教にガン切れし四男のその実態を知らず。
祖母→祖父が亡くなった1週間後に後を追うように。俺にとっては母親。
     また彼女の父は某地区地域納税額no.1企業の社長。
     出資者は俺の曾祖父。
祖父の兄弟→アルコール中毒末期。戦死などなど。
曾祖父→石炭関係の事業で成功。この財産で俺の父親の代まで食いつなげる事が出来た。

じゃまず長男から行く。

>>837で書いたように会社経営者。
しかし祖父と不仲。なんせ厳しい祖父だった。
同じ敷地内(かなり広いです)の一角に居住する。
古井戸の隣。

※同じ敷地内なので屋号的な呼び方をしていた。ex.松の木、梅の木、ってな具合。

長男の嫁と祖父は犬猿の仲で長男も疲れたんだろうな。
家を継がなければならないので土地から出る事は許されない。
ある日からガリガリと壁を両手で掻きむしるようになり、
明らかに様子がおかしくなった。
今思えば好景気まっただ中。事業に問題は無い様子だった。
そのまま鬱病で入院。離婚。一家離散。娘息子もバラバラに。
その会社を俺の父親が継ぐ。


839 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 21:04:16 ID:EHWt1PNu0
そして話は複雑なのだが復員後、祖父は曾祖父が出資して成功した某企業に就職していた。
つまり祖母の父親の会社ですね。
しかし祖母の父親は出資者である祖父の父親つまり曾祖父に頭が上がらない状況だった。
これはつい最近知った事実。
結婚が先か出資が先かは良く分からない。
で、俺の父親が会社を継ぐ事になり、事業拡大と共に人員拡充。

男なら分かると思う小学生の時から近隣地区との縄張り争いってあるよね?
駄菓子屋とかゲームセンターとかで「ここは俺らの縄張りだ」みたいなさw
ひとり喧嘩の強いヤツが居てどうしても勝てなかった。
しかし中学に上がるとソイツと同級生になり、ソイツの父親がウチの親父の社員という事が判明。
ソイツは急に大人しくなった。
でもソイツも知れば良いヤツなので仲間になったし、ソイツの親父さんも凄くいい人だったんだ。
社員旅行では社員+社員の家族って事で時々俺も同行した。
同級生が居たから楽しかったな。
海で溺れて死にかけた時、ソイツの親父が一人で俺を助けてくれたり。


840 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 21:08:47 ID:EHWt1PNu0
そんな時、ソイツの親父が癌で死亡。
他の社員は農薬で自殺なんてのもあった。それはそれは凄惨だったらしい。
山を転げ回り、のたうち回り、苦しみの中で亡くなって行ったとの事。
その自殺の場所に「幽霊が出る」とネット上で噂になっている。

これは実際本当。俺もあの場所では色々あった。
信じたくないが幽霊って居るのかな、と思う。
その後の親父に関しては今はまだ触れたくないので割愛。
でもまあ仲良くはなったかな。


842 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 21:18:06 ID:EHWt1PNu0
そして三男。
産まれてすぐ亡くなった事はある程度大人になるまで知らなかった。

本家の仏壇にはそれこそ沢山の遺影や位牌がある。
その中で一際目立っていたのが三男だ。
なにせ産まれて一ヶ月(スマン三ヶ月位だったかも知れん)で亡くなった訳で、遺影が赤ん坊。
モノクロの遺影だが毛糸で編まれたニット帽を被っていて可愛かったのを覚えている。

しかもなんの思い込みか
そのニット帽は薄い水色だと俺は思い込んでいた。
だから小さい頃「あの水色の帽子の赤ちゃんは誰?」と祖母に訪ねても
一瞬困ったような素振りを見せ、
「○○くんだよ」としか答えてくれなかった。
だから三男だと知ったのは俺が20代半ばになってから。


844 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 21:33:22 ID:EHWt1PNu0
そして4男。所謂三男坊。
この叔父さんはウチの家系では珍しくおっとりしている。
とはいえ普通の過程から見たら十分DQNだと思うが、俺はこの叔父さん大好き。
なんか可愛いんだよね。
だから叔父さんの娘(俺からしたら従姉妹)達やその子供も凄く可愛くて
お小遣いをついついあげてしまう。
お歳暮やお中元もこの叔父さんには必ず贈る。
ただしお嫁さんが某新興宗教。
でも普段はめっちゃいい人。

若い頃から俺は家を出て一人暮らしだったから
俺が入院したり、大病になると母親代わりで面倒みてくれた。
俺にとって母親の祖母はその頃祖父の介護や身体も弱くなっていた事もあって迷惑掛けれなかった。
唯一この四男だけはマトモかな。
新興宗教を除けば。
酒の席で俺も全力で新興宗教を卑下し、罵倒するので叔母さんとは良く険悪になったけどなw

今冷静に思う事が一つある。
「四男だけマトモ」。
コレってウチの家系のご本尊を拝まず、新興宗教の本尊を拝んでいるからなのかな?とか
思ったりするが、余りにもオカルティな理論なので自分で無視している。

ちなみにこの叔母が最初にウチの土地で幽霊を見た。
もう20年以上前かな。当然2ちゃんも無い。
この幽霊の特徴がネット上の噂とドンピシャなんで、
「ああ、叔母の言っている事は本当なんだなあ」と妙に感心してしまった。

そして叔母の実家は某有名歴史家発祥の地。
民間信仰も篤く大規模なお祭まである。
後にしって驚いたのだがその某有名歴史家とウチの家系は繋がっていた。
何故俺が「家系」について興味を頂いたかというと、
祖父祖母、俺にとっての育ての親が同時期に亡くなった直後から
実家に帰る機会が増え、親戚も集まり、色々な話を聞いたり妙な体験をする事になったからだ。
それでこのスレに来た。


845 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 21:48:11 ID:EHWt1PNu0
なんだか盛り上がらずに申し訳ない。
登場人物を一通り紹介するだけでこんなに大変なんだな。

さて、そして祖父。
先にも触れたが大戦後無事帰国。俺は本当に可愛がられていたらしい。
「あの厳しい○○爺さんがお前だけには優しかった」と親戚中から聞く。
俺からしたら十分厳しくて怖いジイちゃんだったけどな。
普通に南部鉄瓶で頭ひっぱたかれたりさw

でもジイちゃんの話は面白かった。
戦時中の話なんて凄くリアルで子供ながらに聞き入った。
小さい頃から将棋も叩き込まれて、
小学生の時には既に将棋クラブの先生を秒殺出来る腕前を誇り、
俺のせいで授業中止、将棋勝負になり
俺がわざと負けるまで授業が始まらない、なんて昭和丸出しな時代。

このジイちゃんは復員後拳闘をしていた。今でいうボクシング。左腕には墨入ってた。
そういえば俺も左腕に墨が入っている。今気づいた。
そして俺は元ボクサー。
まあジイちゃんの影響が強かったんだろうな。
俺にとって「強い大人」の象徴だったんだろう。蛇の食べ方とか野鳥の食べ方まで教わった。
ベアグリルスのおじいちゃん版みたいな感じだなw

そんなジイちゃんは先の某企業で働いていた。
企業といっても戦後復興期から少し経ったあたり。家族的な感じだった。
ばあちゃんも手伝ったり、四男の嫁もバイト代わりに内職貰ったり、
すべては曾祖父の出資からスタートしているから祖父家系と祖母家系の繋がりは強固なもんだった。
爺ちゃんの妹がその企業の現社長だし、俺もどっちの親戚か区別が付かない人も多い。


847 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 21:56:42 ID:EHWt1PNu0
そんな元気丸出しの祖父が急に倒れた。
祖父曰く「朝起きたら身体が動かなかった」との事。
脳梗塞で病院へ。
一命を取り留めたものの半身不随に。

婆ちゃんは大変だったと思う。
旦那は半身不随に。
長男は鬱病で倒産で長男嫁と爺ちゃん不仲。
次男(俺の父)は家庭に無関心で、子供(俺)を押し付けられ母親代わりをする事に。
三男は死亡。
四男は新興宗教の嫁を持ち、度々小さな衝突があったらしい。

俺は婆ちゃんが亡くなった後に知った。
しかも俺は中学あたりからドロドロの不良少年に変貌した。
婆ちゃんごめんなさい。

退院後も爺ちゃんは一向に挫けなかった。
尊敬するわ。戦争行った人は気合いが違うよな。

ある日秘密基地で爺ちゃんにこんな事を聞いた。
秘密基地とは敷地内の一角、小さな家屋だ。俺と爺ちゃんしか入っちゃいけない決まりだった。
「○○婆ちゃんにも言うなよ。ウチの家系は色々あったんだよ。だからまだ死ねない。」
みたいな事を聞かされた。
あの時俺は何歳だったんだろう。8歳くらいだったのかな。


849 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 22:02:57 ID:EHWt1PNu0
その後爺ちゃんは半身不随のまま宮大工に興味を抱き始めた。
仏像を彫ったりもしていたかな。
普通に考えて暴挙である。
しかし倒れてから10年後にはとある神社にとあるものを奉納した。

俺はビビった。
半身不随、いや普通の素人がそんなもん作れねーだろ!という代物。
地元テレビ局が取材に来てたよ。
これ以上詳細を伝えると俺特定されそうだから、そろそろボカしていきます。
その神社もまたネット上では「オカルト神社」扱いされていた。
爺ちゃんショックだろうな・・・と思った。

でそろそろ家系にまつわるオカルトにそったエピソードだな。よし。


850 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 22:15:08 ID:EHWt1PNu0
爺ちゃんはとにかくご先祖様を大切にする人だった。
普段は横柄かつ横暴だが、毎朝かならず仏壇に手を合わせ、いつも仏壇を気にしていた。
いい忘れたが俺と爺ちゃんは顔がソックリだ。
爺ちゃんが亡くなった時、爺ちゃんの昔の写真を親戚中で見ていた。
俺はビックリしましたよ。
だって顔が俺そのものなんだもの。
歯医者さんでは「歯形が全く一緒」と言われた。
そんな理由もあって可愛がられたのかな。

そして祖父祖母がダブル危篤状態になった頃、俺は毎日実家に帰るようになった。
それぞれ違う病院だからお見舞いいったあと、本家で今後の話合いみたいな。
本来俺は孫世代だから無関係なのだが、親父兄弟は先の有様。
俺は会社経営10年目位で、弁も立ったから他の親戚に色々頼られた。
最悪俺が本家を継ぐ選択も考えていた。
なにせよ土地はあるし、爺ちゃんが行政と掛け合って治外法権的な処置をとっている土地もあった。

その時の俺を支えてくれたのが現嫁。
親兄弟や親兄弟嫁の誰よりも働いてくれた。
その嫁がウチの本家に来た時、仏壇にある三男の写真をみて驚いていた。
なんで○○(俺)の写真が仏壇に有るの?と真顔で尋ねてきた。
親戚中笑いながら「なんで生きてるのに○○が居るんだよwしかもモノクロw」って雰囲気。
しかしある叔母さんから驚愕の事実を聞く事となる。


852 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 22:28:00 ID:EHWt1PNu0
俺が婆ちゃんに預けられた頃、俺は利かん坊だったらしい。
母親に何度か殺されかけたってのが大きかったんだろうな。
大人を信用していなかったんだと思う。
しかし婆ちゃんだけには懐いていたそうな。
そして小さい頃の俺は水色以外のオベベを着ると猛烈に泣き出していたとの事。

その話を思い出すきっかけは祖父祖母逝去後、親戚中で旧いアルバムを漁っていた時の嫁の一言。
「○○は水色しか着ないんだね。みんなは色んな服着ているのに。」
コレで俺はハっとした。
モノクロの写真に対して「水色の服」と断定して婆ちゃんに尋ねていた事を。
恐らく幼い頃の自分の記憶と、仏壇のニット帽の写真に対するイメージが混同しただけであろう。

しかし親戚のある叔母から話を聞いた。
「今だから言うけどね、○○婆さん(俺の婆さん)は○○(俺)の事三男の生まれ変わりだ」って言っていたらしい。
俺は初耳だ。当たり前か。
婆ちゃんは三男が亡くなった事に対してもの凄い罪悪感とショックを抱えていたんだろうな。
でも生まれ変わりなんて言ったら
俺のアイデンティティに関わる問題なので俺には何も言わなかった。

ちなみに母親に殺されかけた時助けてくれたのは婆ちゃん。
もう幼子が死ぬのが嫌だったんだろう。
その叔母さんの話によると俺はかなりハードな状況だったらしく、いつ死んでもおかしくなかったそうな。
そんな訳で産みの母親とは和解していない。
何度か接触を受け入れ歩みよったが、ありゃオトナの姿をしたコドモ。
母親でなくて只の女であった。

話を戻します。
もし俺が三男の生まれ変わりだとしたら
俺が三男坊叔父さんに抱くなんとも言えない愛情に合点がいく。
まあ妄想だよなw


855 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 22:39:05 ID:EHWt1PNu0
ご支援くださる皆様、有り難うございます。
ダラダラと申し訳ないです。
「家系にまつわる」の定義がゲシュタルト崩壊してきてしまいました。

まあとにかく爺ちゃんには「仏壇は大切にしろ。ご先祖様を敬え。」と教育を受けた。
小さい頃俺は尋ねた。
「仏様にお願いしたら何でも助けてくれるの?」と。
爺ちゃんの答えはNOだった。

「助けてもらうもんじゃねえ。感謝するもんだ。まあただ・・・手合わせるとホっとすりゃぁな。」
と少し照れた様子で語っていたのをはっきりと覚えている。
そんな我が家系を度々襲うのが火事だ。

まずは俺が物心付くか付かないか頃の話。突如仏壇から出火。部屋中に引火する勢い。
爺ちゃんは周りの静止を振り切り仏間へ突入。
素手で消化した。
爺ちゃん入院レベルの大火傷。
その後婆ちゃんを鬼の形相で叱りつけていた。
あれは半身不随の前か後か覚えていない。

そして二度目の火事。
これははっきりと覚えている。
爺ちゃんは寝たきり状態に加え痴呆も進行していた。会話が出来ない状態。
漫画とかで良く有る「飯まだか?」とかそういうレベルじゃない。
もう会話が出来ない。
発音がやっと。でも時々笑ったりはする。
結局爺ちゃんは亡くなるまでに二度だけ正気に戻る。
二度目の火事はその貴重な一回目であった。


860 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 22:52:39 ID:1B9py4p00
俺は土地を離れ某都市で会社を営んでいた。
高度成長期はとっくに終焉を迎え、
やたら横文字の職業が増えた時期と言えば察しが付くと思う。

起業当初は食べるのに必死で実家に帰る事は殆どなかった。正月すら帰らない。
たまーに婆ちゃんと電話する位だが「元気?」「ああ元気だよ」位。
もっと話しておけば良かったと心底後悔している。
余談だがみんなも親御さんは大切にして頂きたい。
いつか急に亡くなるもんだ。

でそんな黎明期の心に余裕が無い時期、お盆に海へ出かけた。
その頃は仕事の合間を縫ってサーフィンばかりしていたんだ。
その日も一人で海へ出かけクタクタになるまで楽しんだ後帰路に着く予定であった。
波乗りやるヤツは分かると思うが海上がった後は猛烈に腹が減る。
いつもなら馴染みの定食屋で速攻ご飯をかき込む所。
しかしその日はフっと婆ちゃんを思い出した。
海上がったのが7時くらいかな。婆ちゃんは起きているはず、と久々に電話をした。


874 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 23:54:33 ID:1B9py4p00
携帯から本家へ電話。
「婆ちゃん?元気?腹減ったから飯作ってくれ。生姜焼きが食べたい。」
俺は婆ちゃんの生姜焼きが大好物。
婆ちゃんが亡くなる直前まで「生姜焼きが食べたいから死ぬな」と意味不明の駄々を捏ねた。

さて、海から本家へは2時間以上掛かる。婆ちゃんは驚いていた。
本当に来るのか?と。
空腹を堪えながら車で本家へ向かう。
日差しが強い8月。
肌は赤く日焼けしていた。

そして無事本家に到着。
実はそこで「ああお盆だ」と実感したんだよね。
なぜなら仏間が解放され、仏壇に装飾が施されていたから。
お供え物も沢山あって、提灯も出ていてお祭みたいだった。

でも妙な違和感があった。
そう、爺ちゃんの指導により何があってもお盆だけは一族郎党本家に集合するのが習わし。
しかしその年に限って誰も集まって居なかった。


875 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 23:55:20 ID:1B9py4p00
爺ちゃんも寝たきりだし痴呆は進行しているわで、
全員が「もういいや」って思ったんだと思う。
爺ちゃんの教育により若くして信心深かった俺は、一人線香を上げ手を合わせた。

そして親父や叔父に電話した。
「久しぶりに本家に来た。今日お盆だろ。なんで来ないの?」って感じで。
みんな返答は同じだった「今年は行かない」って。
歩いて5分くらいの距離なのに。なんか悲しかったのを覚えている。

そんな事をしているうちに生姜焼きが出来上がったのでガッツいた。
日焼けで身体はヒリヒリしているし、久々の本家で妙な開放感を覚え
上半身裸でガツガツ食べていたんだよね。

そうしたらすりガラス越しに人影が見えた。
誰かが庭をウロチョロしている。何だ?結局誰か親戚が来たのかな、と思った。
しかし一向に玄関に入って来ない。
相変わらずウロチョロしている。明らかに不審者だ。
先に触れたがその頃はまだボクシングを辞めて間もない頃。
筋骨隆々な俺は腕っ節には自信があった。婆ちゃんに何かあったら大変だ。
そう思っていた矢先、ダンダンダンダンダンダン!!!!!!!!
そいつは猛烈な勢いで玄関を叩き始めた。
婆ちゃんも驚いている。


876 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 23:56:38 ID:1B9py4p00
完全に輩だと俺は認識し、玄関へ躍り出て叫んだ。
「テメーなんのつもりだコラ!」
相手は当時の俺と同い年くらいかな。
よく見ると制服を着用していた。
見覚えのある制服。
そう、本家の敷地を挟んだ向いの某ショップ店員だった。

そのショップは進出にあたり地上げに苦労したという。
そのショップチェーンのオーナーが直々にうちの爺ちゃんの所へ来てなんとかして欲しいと懇願。
基本的に情に篤い爺ちゃんはそのオーナーの心意気を買って、
まわりの地権者を説得し自分の土地部分はタダ同然で提供したらしい。
その代わりある約束をそのオーナーと交わしたらしいがそれはまたの機会に。
そんな経緯を瞬時に思い出した。
相手の兄ちゃんは言った。


877 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 23:57:45 ID:1B9py4p00
「ち、違うんです!ほらほらほら!」と明後日の方向を指差している。
その方向を見た。
するととんでも無い事になっていた。
母屋の隣の建物がゴウゴウとどデカイ火柱を上げて燃え盛っている。
あの「秘密基地」の近くでもある。

俺は慌てて飛び出し、庭の水道を全開にしホースを持って駆け寄った。
それと同時に真っ先に叔父へ電話。
叔父は当時地域の消防団だった。
これも地域の習わしでウチの家系が必ずやらなければならない。
真面目な叔父はその役を押し付けられていた。
「叔父さんヤバイ!本家が燃えてる!早く来てくれ!あと消防車も!」
そして俺は一人で鎮火作業に励んだが全く歯が立たない。

バケツ作戦に切り替えた。
こちらの方が幾分効果的であったが
被害が拡散し、母屋に燃え移るのはまさに火を見るより明らかであった。
また作戦を切り替え、ホースの水を母屋に浴びせまくった。
延焼を防ぐ事を第一とした。
そうこうしているうちにはしご車2台と上空にはヘリコプター2台、大変な事になっていた。
制服の青年も手伝ってくれているウチにまずは消防署が到着。

しかしドンくさい。
放水車はなかなか機能しないで「あれ?」とか言ってるし、
足下悪くてコケて俺に捕まるし邪魔しかしなかったw


878 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 23:58:51 ID:1B9py4p00
そして叔父さん率いる地域消防団到着。
消防署員から放水車を奪いあっという間に放水。
俺は相変わらず最前線で鎮火活動。
救急隊員も到着し、俺は後ろから羽交い締めにされた。「!?」である。
「君!もの凄い火傷だぞ!下がりなさい!」
「サーフィンの日焼けっす!紛らわしくてすみません!」
このやりとりは我ながら笑った。
上半身裸のままだったのだ。

次々と一族が集まってきた。
全員で消火活動。
最初に記載した通り同じ名字が密集している我が一族。
有事の際の団結は半端ではない。
上空ではヘリコプターが周回しながらバリバリと音を立てる。
一族は必死で鎮火作業。
消防署員はパニック。
本当にカオスであったが無事鎮火した。

母屋の隣接部分は黒く焦げ、延焼一歩手前だったと思う。
その後事情聴取。
原因は婆ちゃんの火の不始末だった。
椎茸栽培の木に蜂が巣を作ったとの事で新聞紙に火をつけ煙で燻して追い出していたらしい。
そんな時に俺が到着。
お腹減っては可哀想と思ったのだろう。
そちらに意識が行き、新聞紙を放置。
結局制服の青年に非礼を詫び、お礼を申し上げ、
消防署員や救急隊員の方々にもお詫びとお礼を申し上げる形で事態は収拾。


879 :本当にあった怖い名無し:2010/03/30(火) 23:59:37 ID:1B9py4p00
気づけば一族郎党全員集合と相成った。
全員で仏間に集合し、口々に婆ちゃんを責めたり、
母屋に移らなくて良かったと感想を漏らしたり、騒がしい時間が過ぎようとしていたその刹那。

「コラー!」
爺ちゃんが杖も使わずスックと仁王立ちしている。
半身不随に痴呆症、移動は他者の力を借りての車椅子のハズなのに。
「おんめぇら、盆だってぇのに今更雁首揃えてどういう了簡だこらあ!」
返す刀で婆ちゃんに、
「おんめえは、昔っから注意が足りねえ!家燃やす気かあ!」
全員ポカーン・・・・・である。
爺ちゃんが正気だったのは1分程度だったと思う。
すぐに座り込みいつもの爺ちゃんに戻った。

俺は爺ちゃんを介護用ベッドまで運んだ。
心無しか爺ちゃんはホっとした表情を浮かべていたと思う。


880 :本当にあった怖い名無し:2010/03/31(水) 00:01:16 ID:6JUst0aG0
ここで全員気がついた事。
結局例年通り一族郎党全員が顔を揃えたのである。
この時ばかりは全員反省していた。
「お盆に集まらなかったから曾祖父が怒ったのよ」てな具合。

長く続く家系とは言え、色々な意味で一族が食べていけるのは曾祖父のお陰。
みんなそれを忘れていたのかな。
もしも俺が婆ちゃんに「生姜焼きが食べたい」と伝えていなければ火事は起こらなかっただろう。
今となっては良かったのか悪かったのかは分からない。

その後夜深くまで皆で飲んだ。
油?の鳴き声、風鈴の音、畳の匂いが心地よいあるお盆の思い出です。

本家の火事編、了。


882 :本当にあった怖い名無し:2010/03/31(水) 00:21:16 ID:Ble9PzT70
乙!
火傷と日焼けのやりとりでワロタw

家っていうか、仏壇(やっぱりご先祖?)中心に回ってる家みたいな感じがするね
じい様が正気に戻ったのもご先祖関連だし


884 :本当にあった怖い名無し:2010/03/31(水) 00:36:53 ID:6JUst0aG0
>>882
有り難うございます。アレは自分で笑いましたw
祖母祖父の死後、仏壇もだいぶ分割?されました。
祖母祖父の位牌及び仏壇が現在三カ所にそれぞれあります。
それを駄目だ、というお坊さんもいれば、構わないというお坊さんもいらっしゃいました。
実際どうなのでしょう。
今別の話を纏めています。


関連記事











【因縁】家系にまつわるオカルト4代目【遺伝】

207 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 17:57:04 ID:LAQdAUoD0
ウチも母方が神社だったらしい。
無くなってるから知らんけど、縁結び神社。
ただし、女側に対しては厳しい縁結びだと思う。
なぜならば、男が死にかけてる時に、強制的に迎えに行って連れ帰るので、
数年後に女は死ぬか、死にかける事になっちゃうのだ。

俺が小学生の時に、父親は事故で10日間意識不明になってたのだが、
母親が「帰っておいで!!」と迎えに来たそうだ。
実は俺も高校の時に死にかけた事があるが、その時は姉が迎えに来たのだ。
その時には母親はもういなかったし、彼女とはそこまで深い縁じゃなかったのか?
ちなみに、姉は甥っ子が高熱出して死にかけた時にも、迎えに行ったらしい…

その姉がガンなんだよ。
本人は大丈夫だって言うけど…
お墓参りだってキチンとしてる人だし、変な宗教に手を出すなって言われたし…
母親みたくなったらどうしようかと凄く心配なんだ…どうしよう




208 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 18:20:29 ID:hikSp3330
ちと疑問
男が死に掛ける→生きている女が引っ張ってつれて帰る→数年後に女が死ぬ(死にかける)
って解釈でおk?


209 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 19:42:34 ID:LAQdAUoD0
>>208
そうです…女親が娘を連れ帰るのはあったらしいですが、父親と俺じゃ役立たず。
「ただ偶然が重なっただけで深く思い込むなよ」と姉に言われるけど。

「思い込んで煎餅屋に金使うなら治療費にしてくれ」と言われた…
実は煎餅宗教に片脚突っ込んだ叔母がいるんだ。


211 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 22:29:14 ID:c1u5dUwl0
なんていうか壮絶な愛で結ばれた家族だな
縁結びとは違うような気もする


213 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 13:03:46 ID:YwLerVZnO
先祖が何かと契約でもしたのかねぇ?
ってか、先祖にどれだけそういう人がいたのかは知らないけど、
二代くらいなら考えてすぎなくてもよいのでは?

というか、草加云々というより、ヘタな宗教には関わらないほうがいいよね


260 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 17:10:19 ID:0QjeqOtZ0
209です
>>211
長く家を空ける時や戦に出る時に、飲めば生きて帰って来るという湧き水があったそうです。
縁結びは後付けなんだと思う…
>>213
自分が聞いたのは3代前までです。

契約してるならばカエルなんだろうか?
カエルとヘビの夫婦の話があります。(女カエルは女ヘビに呑まれて同化した)
オスが呑まれたのをメスが飛び込んで助け出して、腹の中に残ったんだそう。
そうしないとまた呑まれるから…
数年間ヘビと同化してたけど、ヘビが空腹で岩で頭砕いて死んじゃったらしい…
そこで水が湧き出して、ヘビは空に返った。
(断食で竜になったのか?)

土地開発されてますが、母方実家の裏に小さい祠があります…
開発され水源は涸れたんですが、
開発推進派の関係者の奥さん方が(年齢関係なく)続けて亡くなったそう。
その時に祠を建てたとか…お陰で母方は嫌われ者状態。
(呪い殺したと言われたそうだ)

信心深くはないけど、そういう風に嫌われたんで、墓にイタズラされたりしたらしいです。
ちゃんと見に行ったりしてたんですけど、先祖をないがしろにしてると言われると困る。

煎餅宗教は…叔母は首が回らない状態になってるようなので、信用出来ないかな…


家系にまつわるオカルト3代目

328 :本当にあった怖い名無し:2007/06/21(木) 04:39:02 ID:zM718izI0
母方の家系は皆無口な性質で、
祖父母から孫に至るまでボーっとしていて、世間の荒波で生きていけるのか不安になる人たちばかり。
だけど異様なのは、学歴だけは日本の最高学府に入る、

入学時は医学部だが、卒業時には文学部に変更しているのも共通している。
卒業後はろくな仕事に就かず、皆ボロをまとってボロ家に住み、ボーっとした人生を送っている。
聞くところによると、先祖は医者で、お金を取らず診療していたらしい。
貧乏癖が代々受け継がれている。

父方も江戸時代から御殿医で、最高学府を創立したメンバーの家系だけど、やっぱり何故か貧乏。
ボロは着てても心は錦。

霊感はないが、見える人によると、先祖の意識が大量に流れ込んで同化してるとの事。



ほんのりと怖い話スレ その87

893 :本当にあった怖い名無し:2012/09/11(火) 13:08:53.22 ID:Gfwr3ood0
この夏初めて教えてもらった、実家(超田舎)のほんのり怖い話。
文章を書くのがヘッタクソなので簡素に・・・

実家の跡継ぎ長男は、名前の名づけに変な決まりがあったらしい。
名前に漢数字が入っていて、それを一代ごとになぜか減らしている。
一応仮名で説明すると、
ひいひいじいちゃん『喜八』
ひいじいちゃん『七平』
じいちゃん『半六』
お父さん『大伍』
・・・といった感じで、私の代は『四』のはずだったんだけど、
息子じゃなくて娘だったから、もう名づけにしばりはいらなくなったそうです。

今年の夏の帰省中に墓参りしたりして、
そういえばじいちゃんたちは名前に数入ってるねーという話題になり、
初めて「意図的に数字を減らして入れなきゃいけなかった」と聞きました。
ただ、いつの代から?最初の数はなんだったのか?
などはもうぜんぜんわからないそうで、
でも守らないと子供が死ぬって話だけ伝わってるんだってさ。

話を聞いたとき、
ご先祖の誰かが恨まれて『●代目まで祟ってやる!』みたいなのが
あったのかなぁと想像するしかないんだけど、
檀家になってる寺も代替わりしたり天災で色々なくなったりで、なんともわからないそう。

ちなみに私たち子供は三姉妹なんだけど、
全員お母さんが四柱推命の占い師さんに相談にのってもらいつつ命名した。
(お母さんも名前のしばりの件は、私と一緒にこの夏初めて聞かされてた)
私の名前には、数字や数字っぽい字(吾、参、奈々とか)はまったく入っていないんだけど、
妹2人の名前に『千』『万』が入ってるんだよね・・・
知らなかったはずなのに数字が入ってるから、なんかゾッとしてしまった。
ただ『千』『万』って千客万来みたいな、
なんかおめでたい漢字だから、逆に良かったんじゃないかーとかって話した。

なんだかよくわからない話なので、ほんのりってことでサーセン。


関連記事






家系にまつわるオカルト3代目

187 :本当にあった怖い名無し:2007/06/01(金) 15:27:52 ID:1OZ2Yd3B0
うちの家系の男子は、決められた法則で名前を付けなければならない。
法則を詳しく書いた本が本家にあって、
一般の姓名判断と同じように、画数等について書かれているそうなんだけれども。
その他にも、生まれた日にち・時刻、父母の名前、母の郷里とか、色々なことから割り出す必要がある。
で、そんなに苦労して付けた名前の、命名の儀式とかがあるかと言うと、そういうのは全く無い。
決まったら、ごく普通に役所に提出して糸冬。

男子の名前についてのみこんな面倒臭いことをしていて、他にオカルトっぽい逸話は無い。
家に亡霊が出るとかいう類の話は聞いていない。
だが、法則に従わないで名前を付けた場合、
その男子は間違いなく、5歳を迎えたらひと月以内に死ぬ。




それなのに、うちの兄が迷信とかを嫌う性質で、自分の長男が生まれたときに、
祖父祖母の猛反対を押し切って、法則に従わずに子供の名前を届け出してしまった。
裁判沙汰にまでしようかと本気で祖父祖母は思っていたそうだが、
周囲に止められて、別に変な名前じゃないんだからと事は納められた。

が、兄の長男が5歳になった二週間後に亡くなった。
それまで健康だったのに、原因不明の高熱におかされてそのまま。
「だから駄目だと言ったでしょうが!」
と祖母は半狂乱。
人一倍温厚な人なのに、葬式でヒステリー起こして兄を罵る始末。
(そんなの本当に初めてだった)


188 :本当にあった怖い名無し:2007/06/01(金) 15:31:01 ID:1OZ2Yd3B0
あまりにも祖母の様子が凄まじかったので、
自分が親父に聞いてみたところ、以下の話をしてくれた。

祖母が祖父に嫁いできたとき、大叔父(祖父弟)は家出していたそう。
けれども数年経って、大叔父は子供三人を連れて帰郷。
大叔父は嫁に逃げられて、子供の世話に困って帰郷したと言う。
子供三人は、4歳・3歳・2歳の年子の男子。
祖父祖母は、家出して嫁に逃げられるような奴に子供は任せられないと、
子供三人は自分の子供と同じように育てることに決意。
本当に大切にしていたらしい。

その翌年から悪夢が起きた。
家出した大叔父の男子三人の名前は、法則に従っていない。
三人は、年毎に亡くなって行った。
三人目の五歳の誕生日が近づいた時、
祈祷とかお百度参りみたいなのとかやったらしいんだけど、 やっぱり駄目だったらしい。

実の子同様に育てていた幼子三人を失った祖母のショックは、計り知れないものだったそうで、
一時は精神を壊しかけて、里に帰って療養していたらしい。
落ち着いて普段の生活に戻ったところで、生まれたのがうちの親父。
それはそれは念入りに名前を決めたらしい。

本当に、名前に関して以外はトンとオカルト話は聞かないんだけれども。
もともとの原因は全く分からない。
祖父にも聞いたんだけど不明。
とにかく、「法則に従わなければならない」っていうのが伝わってるだけ。
本家にある法則の本は、元の本がボロボロだったんで、曽祖父の代に写されたものらしい。
もしかしたら、元の本も写しかもしれないし。
あーもう何が何だか。


189 :本当にあった怖い名無し:2007/06/01(金) 19:05:09 ID:M7PzzM5YO
すごい話だな。
その法則ができた理由やきっかけはわからないんですか?


190 :本当にあった怖い名無し:2007/06/01(金) 20:54:46 ID:wILQjsbwO
お兄さんの奥さんに対して、名前をつける時に説明しなかったの?
亡くなった子供が可哀想すぎる。


192 :本当にあった怖い名無し:2007/06/01(金) 21:25:44 ID:1OZ2Yd3B0
>>189
さっぱりわからない。
祖父は、厳重な法則に従って決めた名前を付けることによって、
何かに対する魔除けにしているんじゃないか?って推測してたけど。
それもあくまで推測だから何とも。
名前以外の逸話はゼロなんで。
>>190
兄に子供ができたとき、自分は学生で一人暮らしで離れたところに居たもんだから、
当時の実家での詳しい状況は解からないんだが。

自分も兄も、小さい頃から名前のことは聞いていたけれども、
昔のおまじないみたいなもんだと思っていたから、
こんなに近くで、実際に子供が三人も亡くなっているとは思いもよらなかった。
だから、兄も兄嫁も軽く見ていたんじゃなかろうかと。

兄と揉めたときに、そのことを伝えれば良かったんじゃないかって祖父に訊いた。
祖父曰く、祖母の前では三人のことは禁句だそうで。
何せ、精神を壊しかけたくらいだから。
祖母が療養から里帰りする前に、祖父は三人の遺品を全て処分したらしい。

まぁ口には出さないものの、祖母はお墓参りはきちんとしていたそうだけれども。
だから勿論、この話を聞いたことは絶対に祖母に言うなって祖父に念押しされた。


関連記事?


家系にまつわるオカルト3代目

17 :本当にあった怖い名無し:2007/04/28(土) 21:46:24 ID:UwE8spW60
父の実家は、絶対に女の子が生まれない家系だったらしい。
父の兄弟は全員男ばっかり。
父方の従兄弟もオール男。冠婚葬祭はむさい光景だった。
しかも嫁は早死にするらしく、父親の兄弟は全員母親が違う。
最短で三年、最高でも五年で死んだそうな。

そのせいか婚外子な上、長男の父よりも年上の叔父がいる。
従兄弟たちも死別を重ね、五人いる従兄弟の結婚式全部出たら、二桁回数になった。
ご近所では「女殺しの家」と呼ばれ、評判最悪。
一応、そこそこの名家なはずなのに。




元は庄屋だかなんだかの本家直系で、今も地元の議員さんやってた。
女が生まれない家なのに、養女をもらったのか、代々必ず一人は家に娘を置く風習があったそうだ。
でもって、この子たちもみんな短命だったらしい。
享年はのきなみ20歳未満ばかり。
貰い娘たちの骨はお墓に入れず、家の中に置きっぱなし。
最後の貰い娘のなくなった年は、父が生まれた数年後。更に言えば、父の実母の死ぬ前年。
……何の符合ですか?


18 :17:2007/04/28(土) 21:48:30 ID:UwE8spW60
六畳ほどの部屋の周囲に棚があって、そこに並べられているのは子供心に怖かった。
自慢げに孫に見せる祖父はもっと怖かった。

婿養子に出た父に娘が生まれて、生後二日目に養子縁組の申し入れがあった。
「息子を婿にやったのだから子供をよこせ」という理屈は意味不明。
誘拐未遂まであって、危うく裁判沙汰になりかけた。
以後、20年以上絶縁寸前の親戚関係が今も続いている。
離婚暦あり、再々々婚になる一回り以上年上の従兄の嫁にと執念を燃やす祖父は、
血がつながっている実の祖父だけれど正直怖い。

そんな私は、父の家系からは生まれないはずの女。
父の実家のご近所さんの同情を一心に浴びているらしい。
高校の古典の授業で、『女』と書いても
『むすめ』と読ませることに気が付いて以来、 父の実家には怖くて行けない。
何かと呼び寄せるけれど、絶対に応じていない。

そういえば子供の頃、父の実家に行くと必ず体調を崩した。
熱を出して動けなくなって、日帰り予定が五泊くらいしたこともあった。
その後、どうしても熱が下がらず緊急入院して、病院経由で帰宅したっけ。
原因は未だに不明。色々検査したんだけど。


19 :17:2007/04/28(土) 21:51:34 ID:UwE8spW60
父が婿入りする時も母方の実家は、父実家と縁切りをするために神社で何やらやったらしい。
名目は婚約だかなんだかだったみたい。
そもそも、戸籍上の長男の父が、八人兄妹の末っ子の母に婿入りすること自体不自然。

母の両親は父の実家の事を知り、絶対に娘を嫁にやらんとものすごーく闘ったんだそうだ。
祖母は私が生まれる前から何やらお守りを持たせ、今でも毎年正月に新しい物をくれる。
古いものは、祖母がきちんと貰った神社に納めてお礼をしているそうな。

今年の誕生日に、結婚を考えていると伝えたら、
「そろそろ××ちゃんが一人でも大丈夫なように、ちゃんと教えてあげないとねえ」と言った。
薄々感じていたけれど、おばあちゃん、あなたは孫娘に何をしてきたんですか?
父実家に行く時はお守りがグレードアップしたのも、何か意味があったんでしょうか?

……怖い話は正直苦手です。
なるべく怖くないように話しておばあちゃん…
大型連休の時に仕込んでくれるそうです。
「旅行行っちゃダメよ」と言われています。
逃げたいのは私が怖がりなせいでしょうか。


21 :本当にあった怖い名無し:2007/04/29(日) 06:56:59 ID:rLjd8e0j0
の話しに合致する点が多いのが気になった。
読んでいるかは解らないけど、もしこれを読んでいたら、
実家の方や、母方の縁者に箱の事をそれとなく聞いてみると良いかも。


26 :本当にあった怖い名無し:2007/04/29(日) 10:30:16 ID:FMJesGjS0
見当はずれならすまんが、お父さんの実家は、
子替え(うちの一族での言い方)類の儀式を行ってるんじゃないかな?

男に関わる厄を女の子が引き受けるって奴だが、
うちの一族の場合は、
本家の長男が生まれると、分家の中から18歳以下の女の子を本家に連れてこられて、
しかるべき儀式(分家で男しか生まれない我が家では、詳細を教えられていない)を行う。
厄を移された女の子は、一族が氏子をしている神社に連れて行かれて、
3日間祓いを受けてから、一族そろって大宴会をする。

叔父(こちらは女系しか生まれない家系)に聞いたところでは、
女の子に取り憑いてる和魂になったお方を歓迎して、
お見送りするために酒宴をするとのこと。


74 :17:2007/05/15(火) 22:40:26 ID:SNDU8VLh0
見ず知らずの方々に心配していただき、何と申し上げて良いのか分かりません。
GW中祖母から聞いた話と、
後から兄たちから子供時代の思い出なる昔話を聞き、正直色々堪えてしまいました。
報告も遅くなり、すみません。
人目に晒しても問題のなさそうな内容だけレスします。

祖母の話は要約すると、
祖母が今までやっていた通り、
毎年お守りを頂きに某所(別に怪しいところではなく普通の神社)に行って、古い物と新しい物を交換し、
その際に一年間守ってもらったお礼を申し上げ、
又一年守ってくださるよう、しっかりとお願いしてくることとその作法。
そして、できれば父の実家とは関わりを持たず縁を切って欲しい、という内容でした。

縁あって姻戚になった相手を悪く言いたくないが、
どうしても祖母自身あの家を好かないし、孫の私にも関わって欲しくないのだそうです。
祖父も同様の考えだそうで、冠婚葬祭でも呼んで欲しくないし、呼ばれても行くなと。
実は来年結婚する予定なのだけれど、式にも披露宴にも呼んで欲しくない。
挨拶をするのなら、向こうに出てきてもらってホテルとかで会うだけにしろ。
もうあの家には行ってはいけないと、何度も繰り返して約束させられました。

正直、私自身は父方の祖父をそんなに好きではないです。
かといって、嫌いかと聞かれると微妙。
一応可愛がられているのだと思うし。
ただ、その遣り方や愛情表現が不器用ないし、ものすごく普通ではないだけで。
就学前の子供に、お小遣いといって厚みのある札束をあげてはいけないでしょう。
私もギャン泣きして逃げたらしいし。
父方の祖父は、かわいそうな人なのだとしか私には思えなくって。

煮え切らない私に祖母は、
本当は話したくなかったと、父の実家のこわーい話を聞かせてくれました。


75 :17:2007/05/15(火) 22:44:44 ID:SNDU8VLh0
ことり箱なるものを、私はそれを知らないので比較は出来ません。
マトメサイトは少し見ただけでちょっと体調が…ゴニョゴニョ。
祖父母も、父の実家の因縁の原因らしきものに、箱が関わっているとは考えていないようです。

祖父母が調べたのか知っていたのかは不明ですが、
因縁らしき原因説は複数あって、既に特定が難しいとのこと。
祭祀に相当することも、今ではほぼ絶えている様子です。

叔父たちの世代でも引き継がれるかどうか微妙で、
従兄弟たちの代になれば完全に失われるだろうと予想しています。
放置される結果、どうなるのか分かりません。
良くなるにせよ悪い事が起こるにせよ、関わらなければこちらに類は及ばない。
関わるな、という考えの理由だそうです。

因縁の元となったのは、
蛇ないし何らかの野生動物を穢すか殺すかしてしまった祟り説、
神殺しの祟り説、身内殺しの祟り(呪い?)説、神職の成れの果て説などなど。
怖い系の民話大集合でした。
毛色が変わったところで、祖霊信仰(先祖崇拝?)の変形版。

昔は周辺地域の神職というか、祭祀を預かっていたのは間違いないですし、
身内殺しがあったのは事実らしいです。


76 :17:2007/05/15(火) 22:47:13 ID:SNDU8VLh0
蛇の祟り説は、それらしい逸話は見つからなかったそうです。
ただ、私が生まれたとき首周りに赤い帯状の痣があって、鱗のような濃淡があったそうです。
証拠写真もあり。

今まで見せてもらえなかった生後直ぐの写真をみたら本当にあった… 何なんでしょうコレ。
原因は分からなかったそうです。
気丈な祖母が一目見てへたり込んだくらい、不気味で気味が悪い…
半月ぐらい消えなかったそうな。

祖霊信仰の変形版というのは、
安土桃山頃に父の家系に女の子が生まれたことがあったそうです。
家系図に残っている範囲内では、私が生まれる以前では彼女が最後。
一夫多妻で、六、七人兄弟の末っ子で、家中が可愛がっていたそうで。
本人への愛情の他にも、小動物に懐かれたり、
予言のような事をしたりと、神様の加護が深い特別な子供だったのだとか。
この女の子のお陰で家は栄え、
動乱の時代も上手に乗り切り今に至る基礎が出来たらしい。
地域にも何らかの貢献をして、
とても感謝をされて生き神扱いまでされてしまう程。
彼女は残念ながら、病気なのか殺されたのかは不明ですが、十四、五歳で死亡。
土地の豪族がその前後に関わっているようですが、
歴史事実である確証はないので割愛。

で、この子の遺体を父の実家はどこかに今も保存しているらしい。
埋葬せず、祀っているとのこと。
代々家長だけがその場所を知り、祀っている。
即身仏のようなもの?
魂は今も家にいるらしい。

貰い娘さんたちは、彼女の代理ないし形代のような位置づけという解釈。
彼女たちは跡取り息子よりも大事にされたというから、
家にとってはかなり重要で大切な存在ったのかもしれない。


77 :17:2007/05/15(火) 22:49:51 ID:SNDU8VLh0
貰い娘さんたちは幼い内から養育して、ゆくゆくは妻ではないけれど、嫁にするための相手らしい。
側室みたいなのでしょうか。
昔、兄の一人がそんな話を父方の祖父から聞いたことがあるそう。

祖父も許嫁(?)の子と兄妹同然に育ったけれど、
彼女は10歳そこそこで、自然死ではない死に方で死んでしまったとか。
正式には養子縁組をしていないのはそのためで、
結婚前に死んだ場合は家のお墓に入れてあげられない。
ほとんどが結婚可能な年齢以前で死んでしまうので、実際結婚した実例があるかどうかは不明。
多分ないんじゃないかな。

死んだ後は、田舎式の宗教色の乏しいお葬式を家の中だけであげて、詠める人がお経をあげる。
お坊さんも神主も絶対に呼んではいけないし、来てもいけない。

それを叔父の一人は、冗談交じりに『混ぜるな危険』と表現していました。
理由があるようです。

遺体は土葬で、上には丸く土を盛る。(穴を掘って埋めてはいけない他、細かく作法がある)
肉とか内臓が土に還ったら上の土山がへこむから、
掘り返して骨を綺麗に洗って骨壷に納めて、××部屋(記憶が曖昧で思い出せないとのこと)に安置。
家の女の子(嫁含む)を守ってくれるから、大事にすること。
七歳までの本家の子供は、新しく歳を取る度に挨拶に行くのが風習なんだとか。

気持ち悪いのが、骨壷は材料に骨周辺の土を混ぜて作るという話でした。
素焼きっぽい素朴な壺。
他にも混ぜる決まった材料が複数あって、その一つに人か動物かは不明ですが、血が使われていたとか。
「土で清められた体を纏って、より清らかな神様に近くなってかえってくる」と、
祖父は表現していたそうです。


78 :17:2007/05/15(火) 22:53:35 ID:SNDU8VLh0
土葬自体は父の実家の風習。曽祖父も同じような遣り方で葬られました。
そのための土葬のための山を今でも所有しているし、
祖父自身自分が死んだときのための許可を既に申請済み。
この山は山菜も豊富だけど、地元の人は絶対に入らない。
地元の子供はそこで遊ぶなと小さい頃からしつけられる。

でも何年かおきに、迷い込んで洒落にならないニュースになる。
最近、隠れた自殺の名所化しつつあるそうな。
ただし家の男は、埋めた場所の土を使った骨壷なんて使いませんし、
遺骨を家の中に置いたりはしていません。
安置するためのお堂が別にあります。

葬儀の遣り方、作法を含めた実家の風習全般に父は疎く、ほとんど知らないと言ってもいいでしょう。
きっと母方の祖父母の方が良く知っていると思います。
父は戸籍上は長男だけど、祖父は庶子になる父よりも、
年上の叔父(妙な言い方だけど)に家を継がせるつもりだったらしく、
家教育はこちらにしていたからです。

父は若い頃から虚弱体質で、渾名が骨格標本だの干物だのと、
由来が丸分かりな渾名を付けられてきた人なので、本人もその気がなく、無気力無関心。
廃嫡されたのかも。
結婚後急激に体重増加で、今は立派なメタボリック。

ひょっとすると父の実家は、弱い人間から何かしらに負けて死んでしまう家なのかもしれません。
貰い娘さんたちが亡くなる年頃は、10歳前後から17、18歳辺りが一番多かったそうで。
神様の加護が薄れる年頃から、バタバタと死んでしまう。
父の実家では絶対にペットの類は飼わない決まりだった。
なぜかというと、小学校の理科で課題にされたお蚕の飼育ですら
全滅するからだと、従兄弟の一人が笑い話にしてた。
ちょっと感覚が変。

嫌な喩えだけど、貰い娘も嫁の盾ないし身代わりがいなくなった家の中で、
一番弱かった父が犠牲になりかけていたのかもしれない。
父は自分の実家が大嫌いなので、話題にするのも嫌がる。
娘が関わることも、気にするのも嫌う。
聞きたいこともあるけれど、あの様子では聞くに聞けません。


79 :17:2007/05/15(火) 22:54:49 ID:SNDU8VLh0
祖父母の話も、兄たちの昔話も、父の態度も、どれも分かるようで、
肝心なところが不完全燃焼で分からないことばかり。
そのせいでかえって怖さが増した気もするけれど、
一番大事なのは関わらないことだと、祖父に言われたことを信じようと思います。

祟りも呪いも、近付かない人間にはそんなに怖いものではない。
何よりも生きている人間の方が強いのだから、
気持ちを強く持って負けないように幸せになりなさいという言葉は、他にも応用が利きそうですね。

兄たちのように、無関心無神経鈍感の三拍子が揃うと無敵なのでしょう。
私もそうなりたいです。
匿名に甘えて勝手な不安を吐き、長々とレスをして失礼しました。


102 :17:2007/05/17(木) 20:19:50 ID:IcnO479W0
応援していただける方がどこかにいるのだと思うだけで、勇気付けられます。
祖父母の話で一番ショックなのは、
物理的に自分があの家の血を引いていることだったりします。
兄たちは欠片もきにしていませんが、何となく私だけが気にしてしまっています。
口に出したり態度に表さずとも、祖父母父母皆気にしているのでしょうが。

某神社は我が家の氏神さまの系列の神様で、確かに私はそこの神様と非常に縁深いです。
目をつけられているから、安心して頼りなさいと言われています。
人間業ではどうしようもなくなったら、
一生お世話になる覚悟でそうした所に飛び込むのも一つの手なのかも。
私の場合、神事の際のお手伝い(稚児舞の奉納で舞手を五年間務めました)をして以来のご縁です。

父方の家も古いですが、母方はもっと古いです。倍いきます。
祖父母はそれぞれ神職の家だったり(氏神様系列の某神社の)、豪族上がりの武家だったりしますから。
昔から周囲の子達とは違う形で家族に迷惑をかけ心配させてきた分、
絶対に幸せになってやろうと改めて決意しました。

今度こそ、このスレに書き込むのは最後にしようと思います。
励ましてくれた方々、本当にありがとうございました。
ななしに戻りいます。
もしかすると、他のスレでお目にかかるかもしれませんが、まだもめているんだと思って見逃してください。


 http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1436891353/
 
 290 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 13:31:47.96 ID:FGzhxuQb0
法事で実家に帰った時、叔父と二人で飲んでいたら
この家にも昔は変な習慣があったんだよって酔っ払いながら教えてくれた。

それと関係あるのかわかりませんが
うちの家系は祖母が言うには
領主様から一定の地域の生殺与奪の権利が与えられてる家だったみたいです。
 
叔父が言う儀式ですが
初潮を迎える前の女の子を家系の中から選び、山の鬼に捧げるという儀式との事で
叔父も詳しくはわからないようでしたが、この因習が嫌で夜逃げした家族もあったみたいでした。
 
私は信じてはいませんでしたが面白かったので興味津々でした。





291 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 13:41:22.26 ID:FGzhxuQb0
それから実家は、よく因習系の怖い話にでてくる大きな家でもなく蔵があるとかでもありません。
ごく普通の田舎の住宅街の一軒家です。
 
興味津々の私は次の日に母にそのことを聴いてみました。
すると以外にも「知ってる知ってる」と子供みたいにはしゃぎだしました。
 
母は父の母(義母)に教えてもらったらしいのですが、
その頃は夏の怪談みたいな感じで教えてもらったとの事です。
母も全部を信じてはいない話し方でしたが知ってることを教えてくれました。



292 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 13:50:42.88 ID:FGzhxuQb0
儀式に使う女の子は家系の中から選ばれる。
女の子は夜のうちに山につれて行かれて
紐でぐるぐるまきにされた後、山の頂上付近の井戸みたいなところに入れられ吊るされる。
3日位してから引き上げるとほとんど骨になってるとの事でした。
 
義母は(私からすると祖母)は昔から賢い人で
多分穴の中の虫や小動物が体を食べてると言ってたそうですが、
他の大人は山にいる石鬼という神が娘を食べてると本気で思ってたみたいです。



294 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 13:58:58.69 ID:FGzhxuQb0
私もすごい時代だな~と思いながら聞いていました。

それから実家から帰って夫にその話をすると
夫は興奮した様子で
「その話ネットで読んだ事ある!」といってパソコンで探してくれました。
それがイオキという話でした。
 
確かに似ている所もありますし、地方も同じです
夫は興奮して「俺も法事に行けばよかった」と言って悔やんでいました(笑)
自分にはそんな因習なんて無関係だと思っていたのに
その家系の血が流れてると思うと少し怖く思いました。



293 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 13:56:45.38 ID:tF5a7v5C0
それは殺してから吊るすんだろうか
おそらく生きたままだよなあ…


295 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 14:12:18.83 ID:FGzhxuQb0
母も私もそこが気になったのですが真相はわからないとの事です。
せめて殺してからにしてあげてほしいですよね



303 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 16:37:12.68 ID:Lg9Z0TLTO
せめて殺してから、って
さらっと言うアンタがほんのり怖いわ…
生殺与奪権って言葉に惑わされてるけど、アンタの一族は殺人を犯してるんだろ…
殺人儀式をすんなり受け入れてんじゃねーよ



304 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 16:46:03.26 ID:JhgQxlwM0
せめて殺してからは私も思ったけどね。
自分が生まれる何百年も前の幼女を助けに行く事は出来ないんだし、
生きたまま吊るされる恐怖と苦しみを考えれば
せめて死んだ後であってほしいって誰でも思うわ。



306 :本当にあった怖い名無し:2015/07/29(水) 17:42:02.44 ID:QdBxiGPc0
イオキ 風習で検索すると出るよ
「石鬼神」
いずれにしてもオカ板のネタだから真偽は不明だがな



311 :290:2015/07/29(水) 20:29:36.82 ID:0hJpP8na0
ID変わりましたが290です
>>303
都市伝説的な感じな話だったし、
母も叔父も深刻に話してなかったのでその時は特別な感情は湧きませんでしたね。
まして100%信じれる話しでもないので・・・

ただ、自分の子供が暗い山でロープにつながれて穴に入れられて
殺されるなんて想像するだけで発狂しそうになりますね。
言葉に気を付けます。

>>306
石鬼神でイオキなんですよね。
私の母はイシオニノカミといってました
そのままですね
あのイオキの話しは横の部屋でイオキと聞いただけで
「石鬼神」って書いてましたから
本当はもっと詳しく知っている人が書いているのかもしれませんね。


関連記事




808 人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/11(土) 16:25:53 ID:+RXPYNiOO
今日会社休みだったんだけど、なんかスレも雑談所も荒れてて書き込みにくかった
でもいろいろ情報あったんで書かせて貰う…
現状に耐えられなかったんもんで。スマン

まず郷さんに聞かれた戒名について位牌には「釈」の文字はありませんでした
木の板に筆で書いてあって少し滲んでましたが、梵字が戒名の真上に書いてありました。
ただ梵字は読めないので、なんの意味かはわかりませんでした。
写メしたら、流石に罰当たりでしょうか?

あとパパさんの霊視の事で。
叔父と電話で話したのですが、家(リフォーム前)の天井裏に
やぐらみたいなものはないか聞いたところ知らないと言われました。
何を探っているんだとも聞かれたので
「ウチどんな家系だったのかと思って」と誤魔化さざるを得ませんでした。

ただあまりの即答っぷりやいつもの優しい口調の叔父とは違う為、酷く違和感があったので
従姉の携帯に電話したところ、前の家ではやぐらは見たことないけど
小さな将棋板のような物が立て掛けてあり、ぐるぐる回せるものがくっついていてよく遊んだそうです。
これがやぐらでしょうか?

ちなみに供養?のような儀式については従姉から叔父には言わないように言われましたが、
2ちゃんカキコには協力してくれると言ってくれました。
スレタイも言っておいたので、迷わないと思います。

あと供養みたいなもの?については叔父から聞いただけだそうです。
なので従姉に、叔父に誰が教えたか聞いて欲しい旨を伝えておきました。

あとトーチャンはパーキンソンではないそうです。
月曜に家族(と言っても自分とカーチャン)揃って来てくださいと医師に言われました。
相当な奇病のようで怖いです
これは関係あるのでしょうか?
自分や家族の人生がガラガラ崩れていくようで恐ろしくて堪りません。





 526 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/22(水) 19:17:23 ID:ZYWodV5fO
父の病気に関しての手続きがようやく終わって来てみたんだが、スレが異様に荒れててビビった。
心配してくれてた人たち、待たせてスマン。
荒れてたのも書き込み辛かった理由の一つだが、
際のところなんかもういろいろありすぎて疲れて、ホントにもうどうでもよくなってた。
殺されても構わないや、とか書き込んでも無駄だろ、とか。
 
父の病気は日本に5000人弱の特定疾患で、治療法も確立されてない。
意識ははっきりしたまま身体も一切動かせなくなる、意志疎通も出来なくなる病。
今はまだ少し動けるが、
カーチャンの言った「人形みたいになるんね」っつー言葉に泣きそうになると共に、
「やっぱり呪いなのか?」と本気で恐くて意識する度に恐くて震えも止まらん。
自分が探りを入れたせいなのかと罪の意識もある。
もし自分が親子人形に苦しめられてるだけだったらこんなことにならんかったかも知れない、とか。

これから霊視してもらった通り「おたきさん」達を探すべきか、諦めるべきか。
こんな愚痴みたいなことしか書き込めない状況だからどうしたらいいかわからなかった。
 
自分病みはじめてるのかな。
しっかりしないといかんのだが…マジでどうしたらいいかわからないよ。
こんな書き込みでホントにスマン…



528 :本当にあった怖い名無し:2009/07/22(水) 19:25:49 ID:0Gn8ht9r0
 本当にお疲れ様です…
>「人形みたいになるんね」
これ、辛いね。
 
周囲の人にはなかなか話せないこともあるだろうし
ここに吐きだして少しでも楽になれるなら、愚痴だけでもいいと思うよ。
なんだか、人形者さんがいろいろ一人で背負って辛そうなのが心配です。



529 :本当にあった怖い名無し:2009/07/22(水) 19:26:04 ID:lFrpuj1jO
お帰り。大変だったね。
出来る事があったらするから、試しに何でも言ってみて。
もちろん、出来る範囲でするから、出来ないこともあるけど、気にせず言ってみてよー。



531 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/22(水) 19:53:58 ID:ZYWodV5fO
みんなサンクス
長岡には行きたいが叔父の家、本家に泊まることになるんだよな…気が重い。
あとトーチャンはつきっきりで介護しなきゃならんので、
介護から手続きからカーチャンに全部任せて旅立つのも申し訳ない
けど行くしかないんだろうな…
情報もかなり揃えてもらったんだし、この恩は無駄には出来ないと思う。
ホントに感謝してるよみんな。
休みをもらえたら、すぐにでも発ちたい
カーチャンには申し訳ないが…。

けど行こうと思うと意味不明に怖くて胸がざわつくんだ
誰か霊視とか霊感ある人いないかな?
このざわつきがなんなのか、これ以上踏み込んでいいのか。
まだ一歩を踏み出せない自分を嘲ってやっていいから、誰か指針を与えて欲しい
うっすらとじゃなく現実的に怖いんだ

――――――――――――――――――――

  

842 :本当にあった怖い名無し:2009/11/02(月) 11:32:17 ID:M481EXo8O
マトメ読んだんだけど、なんだか私のジジババ違いの従姉妹の話のような気がしてしかたないんだよね
あまりにも事態が当てはまりすぎてるんだけど
こないだのお葬式の時にあったんだけど、ちょっと聞いた話だけなら書けるよ
私はあっちの家とは関係ないからたいしたこと書けないかもしれないけど



843 :本当にあった怖い名無し:2009/11/02(月) 12:12:48 ID:POoyz4UqO
お人形とか 心当たりでもある?
もしかしたら人形者さんかも?な従姉妹さんは無事?



846 :本当にあった怖い名無し:2009/11/03(火) 04:52:35 ID:3fzNDydxO
ほんとに大したことは書けないし
書き込むの初めてだから文章ヘタだと思うけど、それで良ければ

とりあえず従姉妹の書き込みらしいのは見当たらないけど、
お互いのプライバシーもあるから一部ぼかすね
 
まず従姉妹はちゃんと生きてます
ただ心を病んじゃってて病院に通ってるって私のお母さんから聞いてびっくりした・・・
すごく明るいお姉さんってイメージだったから
もしかしておじさんの病気の手術とか介護とかで参っちゃってるのかなってその時は思ったよ、
すごい痩せてたし
 
でもこの間の私のお母さんのお母さんのお葬式でマトメそのままなこと話してた
従姉妹は(書きにくいから次からIちゃんで)心を病んでるって聞いたから
その時はノイローゼなのかなって勝手に判断しちゃったけど、
このスレ見て違うかもしれないって思ったのね
寝る時枕元に色黒の小さいリカちゃんみたいなの(プチブライス?)とか置いて
「おまじないだから気にしないでね」って言ってたし



847 :本当にあった怖い名無し:2009/11/03(火) 05:32:11 ID:3fzNDydxO
 ↑文章変だね・・・ごめんなさい
興奮して焦ってるのかも
 
それとIちゃんのお父さんの兄弟(叔父さんって言われてる人ね)は半年くらい前に死んでるの
だからIちゃんが書き込むの止められてるとかなんてありえないよ
 
あとIちゃん超霊感さんになっててびっくりしたよ
死んだお婆ちゃんの家の変な出来事とか場所とか、自分の家みたいに歩いて
全部当てててそれはちょっと怖かった
 
でも気になったのは、心を病んでるわりには痩せてること以外そんな雰囲気全然なかったことかなー
落ち込んでた私に優しくしてくれたし、
都会の人らしいちゃきちゃきした感じで病んでるって印象は全くなかったし
 
でもすごい変だったことがひとつだけあって
私たち誰もIちゃんが寝てるとこ見てないのね、1週間ずーっと
その時はすぐ忘れちゃったけど、ここ見た今ではすごく気になってる
だからいろいろ聞いてみたいなって思ってるんだけど・・・
おじさんのコトで忙しくしてるし、ここ見たから聞きたいことあるんだけど、は変な気がするし・・・
携帯もメールもわかるけどなんかビミョーでどうしたらいいかわかんない
私の文章もビミョーでごめんなさい



848 :本当にあった怖い名無し:2009/11/03(火) 05:59:59 ID:3fzNDydxO
あと違うひとだったらごめんなさい!



850 :本当にあった怖い名無し:2009/11/03(火) 10:53:41 ID:3fzNDydxO
Iちゃんから聞いた話は出来事とかだけだったから
私はそんなに詳しくなくて、おばあさんの縛りとかはちゃんとはわからないです
ごめんなさい
でも私たちには優しかったけど新潟を嫌ってるみたいです
あっちの家も私の家もみんな新潟にいるからかな?
興味でいろいろ尋ねすぎたから
遊びだと思ってあんまり詳しく話してくれなかったんじゃないかなって
今すごく後悔しています


関連記事 









おたきさん人形 10
おたきさん人形 11
おたきさん人形 12
おたきさん人形 13

633 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 15:58:56 ID:+msK+ZeQ0
パパさん本当にお疲れさまでした
パパさんの書き込みで気がついたことが
二年以内というのなら、2007年の中越沖地震での被害も考えられるのでしょうか
中越地震は2004年
中越沖地震の被害状況はわかりませんが、二重の被害を受けた可能性もあります
中越沖地震は柏崎の被害が大きく報道されましたが、長岡でもかなりの被害を出した模様です




650 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 18:52:20 ID:pjEm8DxSO
書き込みためらったんだけど。。。ちょいと気になったんでスレ汚し
おたきさん焚き上げられてるなんて事はないよね?
このスレ見てると左半身(腕と足)が強烈に熱を出すんだorz
例えるなら熱を持って人が通った風圧で熱が持ってかれる感じ。
左腕に関しては火傷したような疼きがある。
もちろん火傷してない。



652 :パパ ◆a0eedmVh1M:2009/07/07(火) 18:56:20 ID:adyHb+HcO
私はその線が強いと…
しかも間違っちゃった感じの方法で…
そうすると幾つかの事象が符号してしまったり、しなかったり…



653 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 19:05:48 ID:f/5LThe50
レスするようになって、四日前に左腕火傷した零感が通りますよ
お焚き上げされているならば、今は人形者さんの一族のお守りが無い状態になるのでしょうか?



654 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 19:19:45 ID:adyHb+HcO
いや…お神輿の様な媒体をイメージして
お神輿も神様を下ろさないとただの器で、神様を下ろしてから神器になる
神社だって神様がいるから、そこにあるんじゃなくて
そこに来て頂く様に整えてる場所



663 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 19:50:29 ID:f/5LThe50
なるほど。
清酒等の悪夢避けは「仮・おたきさんおたまさん」のような役割で、
市松人形としての媒体(?入れ物?)が無い今はお守りになっているのですね。
鞠やビー球はおたきさんおたまさんに宿っていた
守ってくれる存在からの、警告&守る力の強化として駆け付けたようなものですか?

場合によっては新しいお人形などの居場所を用意して、
新生おたきさんおたまさんを作る必要が出て来たりもするのかな…
それこそ素人だけでは出来ない事ですよね



666 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 20:02:31 ID:adyHb+HcO
そうかな…と思っています。
そして、その仮の様式を一族に伝えた人がキーマンで今回の事もおおよそ予見していたと見るのがよし
そして人形者さんを見ましたが…
訳の判らない主護符がありまして核心に届きません…orz
普通の拝み屋さんからみたら…そら断ります。俺だって(ボソッ)

この主護符がおたきさんなのか、対おたきさんなのかすら不明
後は、人形者さんまちで幾つか聞いてから考えます。



667 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 20:09:25 ID:XxMwnPSp0
無事にホテルに辿り着けたのですね良かった!
人形者さんには主護符があるとのこと
神社仏閣に出入り禁止なのに、一体誰がそんなものを?そのキーマンさんなんでしょうかね
にしてもキーマンさんは昔(人形者さんが生まれる前?)の方のような印象ですし

一番ありそうなのは、お父様が人形者さんのために(生まれた時?)に
どなたかに頼んだという線ですが、それなら聞き出すのは難しいですよね
それともその主護符、血統で自動的に受け継がれるものなのでしょうか



668 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 20:15:21 ID:adyHb+HcO
家筋でつけてます。
多分古い時代でしょう
今風のナウいヤングな私では、何がされてるのかすら判りません。
ただ、悪い様にはなってないと思います。
呪いではなく 主護符 だろうと思います



677 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/07(火) 21:04:43 ID:w0WiC2VNO
帰ってきたらすごい情報が続々と…パパさん、郷さん霊視サンクス
名無しのみんなも情報提供サンクス
まさか「おたきさん」「おたまさん」が守りの役目果たしてくれてたなんて微塵も考えてなかった
教えてもらった神社に電話すれば何かわかるだろうか
これほど情報があれば負けない気がする。
だが燃やされてたらアウト…なのか?

あと本家改築されたばっかだ。えらい綺麗になってるらしい
今叔父と従姉達が住んでるんだが祠なんてあったかな…

ニーチャンのお骨はカーチャンも持って来たがってるんだが、まだ新潟にある
自分も暇が出来れば持ってきたいんだが…。
ジーチャンの分骨も意味わからん
他には誰も分骨されてない。

調べてもらった歴史も深くて全部はレスしきれないんだが、
やたら京都に引き寄せられる理由はそのへんかと納得した。
神社と寺ばっかで苦労するのに、行かざるを得ない状況になるんだよ度々。

あと諏訪神社なんだが、その呉服店てもう潰れてるはずだし新潟市近くじゃなかった?
自分の勘違いか。
だがたしかに諏訪神社と聞いた気がするんだが。

そういやパパさん14:10かそこら辺りで霊視してませんでしたか
電話連絡の用があって会社で携帯使ったら、
呼び出し音の代わりに女の叫びか泣き声みたいなのが聞こえましたよ
書き込み時間見てもしかして、とか思ったんですが。



679 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 21:19:57 ID:tto3fmjyO
人形さん、お疲れ様です!
お祖父さま…家に内緒で改宗とかされたんですかね(分骨)?
人形を使う巫女さん(シャーマン?)とか、お家に関わりありませんか?
土着の、独特な信仰というか。
何となくですみません。



684 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/07(火) 21:31:37 ID:w0WiC2VNO
土着信仰とかは聞いたことないです
人形を使う巫女とかもさっぱり
そういうの縁ないです、知る限り
自分人形者だけどそれをなにかに使うわけでもないし
ジーチャンは自分が生まれる前に死んだんで
そこもさっぱり…スマン



685 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 21:34:45 ID:adyHb+HcO
霊視どころか、何かとドライブしてました。
ちょうど新潟→東京向きだったので多分、(私が人形者さんと合うと)勘違いでもしたんでしょう

中央車線で止まる車や、何故か飛んでくる小石、荷台から落ちてくるゴム、意味もなく絡んでくるヒモ等
初めは、隣に乗ってるなんて気付かず、
明王護符とか破救呪とかやってましたが、どうにも改善しないから、よくみたら
助手席の人はシートベルトしてねサインが点滅したり…

運転中とは言え、普通は相当効く筈の破救呪が通用しなかったのは、結構あせりました。
ちょうどそれが外環→常磐道のあたり



690 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/07(火) 21:47:17 ID:w0WiC2VNO
郷さんはじめまして。
この度はホントにご迷惑をおかけしてます

てかパパさん危なかったんですね…無事でよかったです
パパさんにも迷惑かけたみたいでホントすいませんでした
…てことは、あの電話口の泣き声だか叫び声だかは、
自分に関わろうとしてた人がいたから、霊だかなんだかが邪魔したって考えていいんでしょうか



691 :郷ひみろ@出張中。。。 ◆GoHeal/lVY :2009/07/07(火) 21:52:35 ID:idru6QuXP
うう~・・んどうでしょうか。。。。
今の状況でその判断は非常に難しいかと思います。。。
『存在アピール』とも取れますし・・・



692 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 21:56:44 ID:adyHb+HcO
危ないっつか洒落にならないwwww
ってか、神職やっててホントに良かった!! 車に売るほど護符あるし…位です。
本家って古い家ですよね。
天井裏に神様がいた筈ですけど…それの神体とか…どっかにやっちゃいましたかね?



693 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/07(火) 21:58:44 ID:w0WiC2VNO
あの泣き声は今の時点では判断材料にならないのか…
やっぱり「おたきさん」達探すしかなさそうですね
ヒントもらったし探してみます
サンクスです


695 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/07(火) 22:04:39 ID:w0WiC2VNO
パパさんホントすいません!
でも天井裏の神様とかご神体って初耳だったんでちょっと叔父に電話してみます
神職の人ってすごいなぁ、丸見えなんだ…



700 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 22:15:46 ID:adyHb+HcO
今、人形者さんにお願いしたい事。
まず、日本酒・鋏などの儀式の出所(発案者)を探す
その人なら、おたきさん達の行方と由来を知ってる筈
そして、そんな儀式を知ってる位だから対応法も知っているかもしれない。
あと…諏訪神社は関係ないと思います。



703 :人形者 ◆93wXL.9pvM:2009/07/07(火) 22:35:22 ID:w0WiC2VNO
叔父と従姉との電話を終えて見に来たら、なんというナイスアイディアの連発…!
今日は時間見て明日また電話してみる
天井裏の神様の話したら、前に青大将が住んでたそのことじゃないかと聞きましたよ。
でもそれってご神体なんでしょうか?
今はいないそうです



706 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 22:44:05 ID:adyHb+HcO
いや…蛇は蛇だよ…
屋根組の頂点にちっさくやぐらが…とここまで書いて気付いた。
屋根裏の東西南北に四神を組んでるかも…土着信仰じゃなくて奇門遁甲かもしれん
なら鋏と赤い人形に符号する。


関連記事 









おたきさん人形 10
おたきさん人形 11
おたきさん人形 12
おたきさん人形 13


↑このページのトップヘ