サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

カテゴリ: 日常のめくれる時

72: 以下名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 02:49:04.22 
私、幼稚園の頃に画鋲を飲まされそうになった経験があります。
当時、私のいたサクラ組では「嘘はつかない」という簡単な法律があり
毎朝のHR?では「うーそついたら、針千本のーます♪」って歌っていました。

そんなある日、教育番組「ノッポさんのできるかな?」を見ながら
牛乳パックで動物を作る授業をすることが決まりました。
私はその手の授業が好きだったので、とても楽しみにしておりました。

保母「皆さーん、明日は牛乳パックを使って動物さんを作りますー。
忘れずにお家から牛乳パックを持ってきてくださいねー」
一同「はーい」

うきうきと帰宅し母にその話をすると、
「牛乳パックは開けたばかりだから駄目、丁度豆乳のパックが開いたからコレにしなさい
同じものだから大丈夫。」とのこと
次の日、私はそれを持って幼稚園に行きました。

そして授業、しかしよくよく考えれば
豆乳のパックは形状も紙の厚さも牛乳パックとは違います。
TVのノッポさんも豆乳パックでのキリンや象の作り方は教えてくれません。
困ってる俺を見た保母は
「A君!これ牛乳のパックじゃないでしょ!
昨日皆で約束したのになんで違うものを持ってくるんですか!」と私を叱りました。

私が答えられずにいると、保母は不意に自分の机に行き、何かを持ってきました。
それは、画鋲のケースでした。


73:以下名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 02:50:03.11 
保母は半分あきれの薄笑いで私をにらみ、皆に告げました。
「みなさーん、今日A君は嘘をつきましたー。
牛乳パックを持ってくる約束をしたのに違う物を持ってきましたー。」
「嘘をつくとどうなりますかー? 針千本ですねー?」
とんでもないことになった・・

言葉も出ない私に、保母は画鋲のケースを突きつけ、
「約束です。千個飲みなさい。」
出来ない私。
「じゃあ千個はかわいそうだから、A君のために先生我慢しますー百個でいいです」
泣き出す私。
保母はまだ許しません。
無理矢理私に画鋲を一個持たせました。

私は画鋲を口に中にいれ飲み込むフリをしておけばごまかせると考えました。
口に入れて奥歯で画鋲を噛んだままごっくんのモーションをすれば
きっと保母さんは飲み込んだと思うはず。
これで切り抜けよう 。
そして、それを実行しました。

保母の冷血な態度は豹変し、びんたが飛んできました。
私は吹っ飛び、口の中から飛び出した画鋲と机の上の画鋲ケースが教室に散らばりました。
保母は少々あせってましたが、
すぐに冷血モードで私をにらみつけ、画鋲を一個拾い私に鼻先に突き付け、

「いい?コレは一個でも飲んだら死んじゃうお薬なの!死んじゃうのよ!!」
「皆さんもわかりましたね!嘘をついたらA君みたいになります。絶対に嘘は駄目なんです!!」

授業は中断、私は一人で床の画鋲を拾わされました。
泣きながら。
周りの園児も楽しい工作の時間をつぶされ冷ややかな態度で私を見ていました。
保母は私の拾い集めた画鋲を
どれが口に入ったかわからないからという理由で捨てました。

今になって考えるとあの保母はサドだと思う。
私が口に入れた瞬間に我に返ったのかな。
余分な情景もあるかと思いますが勘弁、いまでも余すところ無くトラウマです。




869 :本当にあった怖い名無し:2010/11/07(日) 19:04:55
現実的な説明はつける事ができる話で、ほんのりと怖い話なのではないかと思います。

今から5年前の11月、私が大学4年生の時の事です。
祖母が病気で入院しており、助からないかもしれないという時期でした。
卒業に必要な単位の取得、就職活動も終えた私は実家に戻り、
祖母の入院中の身の回りの事や、訪ねてくる親戚の方の対応をしていました。
手伝い始めてから3週間ほどで、祖母は亡くなりました。

その亡くなる1週間前の話です。
祖母がかすれた声で私に言いました。
「夜寝ると夢に死んだあやが出てきて、はやくこっち来い来いって追いかけてくる」
(祖母は祖父の事を『あや』と呼んでいました。方言的な夫の呼び名だと思います)
「それが恐ろしい顔で、捕まりたくないと思って必死に逃げる」
「なんであんな姿なのか、あやは地獄に落ちたのか」
「私も地獄に落ちるのか」
祖父は祖母が入院する半年前に亡くなっておりました。
衰弱を感じてナーバスになり、気持ちが沈んでいるからそんな夢を見るんだ。
私はそう思いました。

それにしても、私の祖父祖母は近所でも有名な中の良い夫婦で、ケンカもしたことも無く
どこに出かけるにも必ず一緒でした。
祖父が事業を起こし、うまくいかず生活が苦しい時も、良く助け合ったと聞いています。
それなのに恐怖の対象として置き換えてしまった。
少し悲しく思いました。




870 :本当にあった怖い名無し:2010/11/07(日) 19:06:08 
その話を聞いた2日後
「目が覚めてる時でも、あやが出てくるようになった」
「看護婦さんがドア開けて部屋に入る時、廊下のずーっと奥の方に立ってるのが見える」
と私に言いました。
誰かと見間違えるにしても、弱った視力で廊下の奥が見えるハズはない。
そこまで想像してしまうほど、祖母は元気を無くしているんだ。
そう思った私は
その日に家族に事情を話し一度集まってお見舞いに来てもらう事にしました。

確か亡くなる3日前の事だと思います。
父、母、兄と兄の奥さん、妹が祖母のもとにお見舞いに集まってくれました。
兄とは久しぶりに会った事もあり、祖母はとても喜んでいました。
ですが、祖母の一声で明るい雰囲気は一変しました。

「あやがこの病室に来ている」
「部屋の角に立ってこっちを見てる」
祖母は顔を手で覆いながら、嗚咽混じりに言いました。
「ずーっと仲良くやってきただろう?」
「なのに何故こんな真似するんだ?」
恐怖は感じませんでした。
その時はただただ、しくしく泣く祖母が可哀そうでした。

その数日後、祖母は亡くなりました。



ほんのりと怖い話スレ その68

368 :本当にあった怖い名無し:2018/12/09(日) 20:10:39.34
そうそう、怖い話もしましょう。
石じじいの話です。

海の話ですね。
漁をしていると、どこからともなく弓矢が飛んできて船体に刺さることがあったそうです。
陸から遠く離れた沖合なので、陸から弓を射っても届かない。
近くに舟もいない。
一晩に2本も刺さることもあったそうです。

当時は投光機が無かったので、矢が飛んできた方向を探るてだてもない。
危なくて漁をおちおちやってられないというので
警察に訴えたそうです。
船体に刺さった矢は証拠品として警察に届けましたが、捜査のしようがなかったと。

それは、古い矢だったそうです。
平家の亡霊だという話もありましたが、源平の海戦など、まったく関係の無い地方でした。
その後どうなったわかりません。

同じ弓矢が刺さったブリが浮かんでいたこともあったとか。
弓で魚をとる人がいたのでしょうか?
(世界には実際にそういう漁はあるらしいのですが)

「波でゆれとる舟に弓矢を当てるんはえらいことで。
那須与一よ。舟に乗るほうも鎧着とかんといけんで。まちごうて海に落ちたら沈まいね。」





https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1504253652/1-100

88: 名無しさん@おーぷん:18/07/12(木)10:23:43
えらく長くなって申し訳ないが
子供の頃の話

当時は毎年夏休みに親戚家族に連れられて熱海のとあるホテルに何泊かしていたんだ
今はもう潰れてリゾートマンションみたいになっちゃってるんだけどね
そんで、そのホテルの地下にはそこそこの広さのゲーセンがあってさ
お小遣い貰ってメダルゲームやらクレーンゲームやらをやってたのよ
そしたら同い年くらいの女の子が一人でフラフラしてるから
声かけて一緒になって遊んでたわけよ
もちろん親戚の目の届く迷子にならない範囲でさ
んで、どうもその子の家族と俺らがそのホテルに行くタイミングが合ってるみたいで
毎年その子遊んでたんだよ
ここまでが前振りなんだけどさ

つい先日その親戚の中で歳が10個違うおじさんと飲んだんだけどさ
やっぱ思い出話でそのホテルの話が出るわけよ
そしたらおじさんこう言うんだよ
「お前、あのホテルのゲーセンでよく一人で遊んでたよな」って
えっ!て思ってさ
そのおじさんも女の子に会ってるはずだから聞いたんだよ
「いや、同い年くらいの女の子連れて遊んでたよ おじさんも会ったことあるっしょ?」って
でもおじさんは
「いや、お前は一人で遊んでたぞ
てか、たまにお前は一人で遊んでるはずなのに隣に誰かいるかのように話す癖があったからなぁ」
なんて笑いながら言うのよ

オチも何も無いしイマジナリーフレンドだったのか霊なのかもわからないけど
これが俺の不思議な体験かな


364 :本当にあった怖い名無し:2018/12/09(日) 12:59:04.80 
石じじいの話です。

奇怪な話でも、その原因が狐狸の類に騙されたといったものや
河童にいたずらされたといったものだと、なにか「ほのぼの」とした感じがのこります。
西日本の山で恐ろしい動物は、イノシシです。
数が多いので山で遭遇する可能性が高い。
里にも降りてきて農作物を荒らすことも頻繁にあります。

じじいによると、イノシシには鋭い牙があるので、襲われると(突進してきてぶつかられると)
それで脚に深い傷を追うことが多く、出血して危ないのだとか。
じじいも何度も遭遇したそうですが、
見かけたら刺激しないように遠ざかる、というのが一番の方法だと。
最悪なのは、石を投げたりして刺激することだそうです。
相手がパニック状態になって、攻撃してきます。
「猪突猛進」という言葉があるので、それを信じて、また誤解して、
横にひょいと逃げれば避けることができると考える人がいますが、それはだめだと。
イノシシは機動性があるので、逃げてもすぐに方向転換して突いてくるそうです。
奴らもそこまで単純ではない。頭が良いそうです。
イノシシに山で襲われて、脚に大怪我して血を流しながら帰ってきた人を見たことがあるそうです。
その人が履いていたズボンはずたずたに避けていたと。

私も子供の頃、山に遊びに行った時に何度も見ました。走るのがとても速い動物でした


365 :本当にあった怖い名無し:2018/12/09(日) 18:29:45.90 
イノシシは怖いよね人間でも食べちゃう
アメリカの豚が先祖返りしたやつはオッコトヌシぐらいでかいw


367 :本当にあった怖い名無し:2018/12/09(日) 20:03:29.67 ID:3y+V7PwH0.net[3/4]
石じじいの話です。
イノシシは雑食で水生の動物も食べるようです。
きれい好きなので、泥浴びをします。
減反で使われなくなった田んぼや湿地にその跡が残っていたりします。

戦後、減反政策で使われない田が増え
山、特に竹林の手入れがされなくなって数が増えたようです。
イノシシは筍を食べますからね。
子供の頃、戦前はイノシシは多くなかったが、戦後増えたと年寄りから聞いたことがあります。
生息域が増えたのでしょう。繁殖力も旺盛なようです。
「豚の金玉はでかいけんね!」とは、じじいの言葉です。

害獣(人間にとってですが)の駆除と言えば猟銃による狩猟でしょう。
昔は、家のそばでぶっ放していました。
空気銃というのをご存知ですか?ソフトエアガンとは違います。
銃身にライフリングがほどこされた狩猟に使える銃です。
子供の頃には簡単に買えて鳥をなどを撃つことができました。
てるてる坊主のような形をした金属弾を圧縮空気で撃ち出します。
小学校のときに、夏休みの注意として「空気銃を使わないこと」というのがありました。
今では考えられないことです。
子供の頃、中学校の体育の先生が空気銃で雀を撃って焼いて食っていたことを覚えています。
竹やぶに向かって撃つと
弾が竹の間を複数回跳弾して「カン、カン、カン!」と音を立てます。

じじいは、銃を扱うことができましたが、猟銃を持つことはなく狩猟もしませんでした。
(と記憶しています)
一度、若いあんちゃんが空気銃の練習のために
きれた電球や空き瓶を並べてそれを撃つ練習をしていました。
私はそれを見ていたのですが、
じじいが通りかかり危ないからやめろとたしなめたことがあります。
あんた銃が撃てるか?と、そのあんちゃんに尋ねられた(からまれた?)じじいが
その銃を受け取りかまえて撃ちました。
非常に正確な射撃だったと思います。
空気銃は速射はできないのですが、何発も続けて標的に命中させるので
「かっこいいな」と思ったものです。
子供心にすこし、じじいを見直しました。石拾いのダメ大人じゃないんだな、と。

359: 本当にあった怖い名無し:2011/05/27(金) 17:40:22.12 I
大学2年の冬、住んでたアパートの契約が切れるところだったので
心機一転、引越しをしようと部屋探しをしていた。
不動産屋に行って希望を伝えると
駅から近くてわりと綺麗なマンションを紹介された。
家賃も住んでいたアパートより安かったのですぐに部屋を見せてもらうことにした。

8階建てのパッと見綺麗なマンションで、エレベーターもついている。
そこの5階の角部屋、506号室だった。
玄関を開けてもらい不動産屋のあとについて室内に入ると、異常に暗い。とにかく暗い。
日当たりが良くないとはいえ、真昼間なのに日没間際のような暗さだった。

とくに玄関からリビングまでの間のユニットバスや台所があるスペースが真っ暗。
リビングに入ると天井が薄暗く、なぜか神棚を置くような小さなスペースがあったのだが、
そこが異様なまでにドス暗くて気持ち悪かった。

だが住居としては申し分ない設備と環境。
霊感なんてないので少々気味悪くてもいいかと契約してしまった。

無事引越しが終わって新居での初日。
相変わらず暗いが電気をつければさほど気にならない。
引越しを手伝ってくれた友達と鍋をつついていたら
「なんかこの部屋おかしくねーか?」と言い出した。
わけを聞くと

・電車が近くを通っているのに異常なまでに静か
・隣人などの生活音が全く聞こえない
・部屋が暗い。特に天井の四隅が暗い
・タバコを吸った後のようにどんよりした空気(誰も吸わないのに)

確かにその通りだったが静かなことはいいことだし、暗いのも気にしすぎだと思っていた。
空気も窓を開ければいいし。


360: 本当にあった怖い名無し:2011/05/27(金) 17:45:16.69 
何事もなく数日後、バイト帰りに寄り道をして帰宅したのが深夜になった。
エレベーターで5階まで行こうとしたら「修理中」の張り紙。
しかたなく階段を上がることに。
5階に着いて自分の部屋に向かい玄関のドアを開ける。

なにかの違和感を感じ
すぐさま玄関の電気をつけようとスイッチを押すが、つかない。
何度カチカチ押しても真っ暗なまま。
ここで嫌な感じが増していて怖くなっていたが、
どうしようもないので靴を脱いでリビングまで行くことにした。

真っ暗なので壁に手をついてそろそろ歩く。
台所のシンクに手をついた瞬間、全身が凍りついた。
部屋の真ん中に誰かいる。
体は細く背が高い。
窓から射す僅かな光でぼんやりとしたシルエットになっていて
顔や服装などの細かいパーツが見えない。
部屋の中に誰かがいるという異常事態にパニックになるも体は全く動かない。

すると部屋の中の人はゆっくりとこちらへと向かってきた。
ゆっくりと足を引きずるような感じで向かってくる恐怖で、
気づいた時にはドアを開けて廊下を走って逃げていた。
エレベーターのボタンを押しても反応がなく、修理中だったことも忘れていた。

階段を駆け下りて一階まで降りると、丁度、エレベーターが一回に降りてきた。
エレベーターの扉が開く。
見てはいけない!と思い、
無我夢中でマンションの入り口まで走り、そのまま近くのコンビニまでノンストップだった。

それから数日は友達の部屋を転々とし、
一ヵ月後には部屋を引き払い別のボロアパートへ引っ越した。

よく聞くような話で申しわけないんだけど、実際に体験したことでした。
それから何度か部屋を借りてきましたが、暗い部屋だけは住まないと決めています。



919: 本当にあった怖い名無し: 2009/09/19(土) 15:09:37 
先輩から聞いた話
先輩や私は船に乗る仕事をしていて、年に一回修理地に入る。そこでの話。
私は入った事の無いドックなんだが、O県にあるところらしい。

そこは今までにも人死にが多く、渠底への転落とかもあったそうだ。
そこで先輩は深夜の当直にたっていてヒマを持て余しといた。
調度舷門小屋にあった二本の索が目に留まり、なんの気無しに輪を二つ作ってみた。
本当に手遊び感覚で意味もなく作ったんだと。

ふと見ると壁の程よいところに釘みたいな物が刺さってて、
つまり物がかけられるようになっていた。
そこに作った輪を一つかけ、結び目にかかるようにもう一つの輪をひっかけたら
調度椅子に座った先輩の顔の位置に輪がきたらしい。
その時何を思ったかその輪に首をかけ、体重を預けるかたちになった。

徐々に力を抜けば索が首に食い込み血が止まり意識も薄れてくる。
力が完全に首だけにかかり、おちる瞬間
身体って痙攣するんだよね。ぴくぴくって!
そしたら偶然索の結び目が輪から外れて輪が二つに分かれたんだよね。
分離した輪とともに地面に落ちて先輩は床に崩れ落ちて一命を取り留めた。

こんな事をした先輩だけど、明らかに自殺願望がある訳でも悩みがある訳でも無い。
そのドック全体が悪い場のようになっているらしい。
他の先輩も違った怖い思いをしているらしい。

あまりうまくかけなかったが私の最近聞いた話でした。



360 :本当にあった怖い名無し:2018/12/08(土) 12:51:06.44 
石じじいの話です。

海です。
日本晴の日に石を探して砂浜を歩いていたときに沖から風が吹いてきたそうです。
風は止む気配はなく、
どんどん強くなって、まるで台風のときのような大風になりました。
一帯の砂浜の砂が吹き飛ばされて地面が見えないような状態になり、
海岸近くの樹木が折れそうに揺れていたそうです。
じじいは立っていられなくなって、しゃがみこんでやり過ごしたのですが、
かなり長時間吹いていました。

砂だらけになってしまったので、風がやむとすぐに砂浜から陸側の道路に出ました。
そこで人と出会いましたが、風などまったく吹かなかったと言われたそうです。

「狭いところだけに、あがいに風が吹いたこっちゃなかったろうと思うたけんどのう。
あの人が怪しいもんやったんかのう。」




335:本当にあった怖い名無し :2009/07/31(金) 16:21:47 
怖いかどうか別だけど実体験投下
俺の親は6歳のころに離婚して母親ただ一人なんだ
それが鬱気味でちょっと精神不安定状態

ある日俺は部屋にいた
母親が部屋に来ておやすみといいに来たんだけどちょっと様子がいつもより気持ち悪かった
しかし構わずに適当にゲームをやって寝た

夜中の二時くらいにふと目が覚めた
寝なおそうと目を瞑ると何かキラキラと音がする
そして部屋のドアノブ辺りが白く光っていた
普段なら気味悪がって無視してそのまま寝るんだけど、なぜかその日だけ気になった
音はキラキラとなり続ける
そうまるでこっちに来いと誘っているように・・・

誘われるがまま俺はドアを開けた
するとキラキラという音と光が消え、あたりは静まりかえった
何も無いのか・・・と思いドアノブを触るとクシャッという感覚があった
どうやら手紙のようだ
そしてそこには

「ごめんなさい睡眠薬をたくさん飲みました。さようなら。母より」と・・・

急いで親の元に向かい起こしにいった
その後は何も無く
母もとりあえず元気だがあのキラキラという光と音はなんだったんだろう




226: 本当にあった怖い名無し :2009/07/30(木) 15:31:36 
ここ3ヶ月ほど、給油のためにガソリンスタンドによって
金を払って出ようとすると店員から
「あれ、お連れの女性いませんけど、待たなくていいんですか?」
と呼び止められる事が続いたんだ。

もちろん俺は1人で運転してるし、助手席にも後部座席にも
もちろん屋根の上やトランクの中にもいない。
ストーカーされるほど俺はハンサムな人間ではない。
「そんな奴は乗ってない」と言うと、大抵は首を捻ったまま車を誘導するか、
何か事情があるのだろうけど詮索はしませんよ、みたいな顔を向けられた。

それも3ヶ月経つとピタリと無くなった。
特に病気もケガもしてない。
だから、少なくとも俺にとっての怨霊とか悪いものではなかったと思う。
ただ、なんかやたらと妹の周辺で上司が死んだり同僚の女性が死んだり、
会社の車が頻繁に故障するなどトラブルが続いたらしい。

俺の出来事とは関係はないと思いたいが、妹が最近になって友人達から
「アンタにお姉さんっていたっけ?」と尋ねられるようになったそうだ。
もちろん俺と妹は2人兄妹で3人目なんて存在しない。
やはり御祓いとかした方がいいんだろうか?


227: 本当にあった怖い名無し:2009/07/30(木) 15:59:07 
お前が反応してくれなくて寂しかったから妹に移ったのか




229: 本当にあった怖い名無し :2009/07/30(木) 17:16:08 
反応してくれないも何も、俺や妹には見えんのよ
見えないものにどう反応していいやら…
(最近になって逆にそれが怖くなってきたのだけど)

ちなみに妹自身にも病気とか怪我は(今のところ)ない様子。
死んだ上司や同僚も別の部署の人で、特に接点があるわけじゃないそうだ。
(俺の場合は周囲に死者とかは出ていない)

こうして文章にして整理してみると、訳が分からない。
何で俺や妹なんだろうか…



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