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152 :本当にあった怖い名無し:2018/10/13(土) 20:15:22.25 ID:zr+sPOJE0.net
石じじいの話です。
みなさんは、「みんま正月」を知っていますか?
知らないでしょう。
それは、死者の正月です。
12月に、その年に死んだ人の墓の前で
深夜にお経を上げて餅を火で炙って食うという風習です。
これは、一見仏事のようなのですが、実は神道の行事だとか。
そのため、これは仏教には関係ないとして
じじいの家の近くの寺はまったく関わっていませんでした。
深夜(夜明け前くらいの真夜中)に
墓場からごにょごにょとお経が聞こえてくるといのはちょっと不気味です。
じじいは、夜、寺の墓の近くを通ったときに
墓の中から何やらボソボソと声が聞こえてきました。
ああ、みんま正月か、と思って
ちょっと足をとめたのですが、その声はお経と言うより祝詞のように聞こえたとか。
声をかけることもなく家に帰ったのですが
次の日にその墓にいったところ墓の周りに動物の骨が散らばっていたそうです。
「あれは、犬の骨やったで!わしは、朝鮮で見たことがあるけん、知っとるんよ!」と。
おいおい、じじいw
その年に死んだ人の家で「みんま正月やりんなさったか?」と尋ねたところ
「そがいなもんするかい。」と言われたそうです。
その寺と墓は今でもあります。
「初彼岸」というのもあります。これは他の地方にもあるでしょうが。
死んだ人にとっての最初のお彼岸のときに
近くの人達がその死者が出た家におみまいに行くというものです。
そのときに、ほんの少しのお金をお供え(御仏前)として渡します。
受けるほうは、料理を出して応じるという。
皆さんの地方にもそんな風習ありますか?
最近体調がよくありません。
寄る年波には勝てぬということでしょう。時間は残酷です。
私が、みんま正月をやってもらう時も近いかと。
じじい、待ってろよ 。
寄る年波には勝てぬということでしょう。時間は残酷です。
私が、みんま正月をやってもらう時も近いかと。
じじい、待ってろよ 。