サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

カテゴリ: 身内は他人の始まり

514:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 16:16:48.48 
俺がまだ小学生のころの話だ。
俺んちは両親が共働きで
「鍵っこ」というか、夕方までは俺一人だった。
その日もいつもと同じように、居間でコタツに入って寝てたんだよ。
母の帰りを待ちながらね。

玄関の鍵が開いた。
ああ母親が帰ってきたんだな。そう思った俺は「お帰りなさあい」と言おうした。
声が出ない。
よく考えたら身動きが取れない。金縛りにあってるんだね。
玄関からぺたぺたとスリッパの音。
うちでスリッパ履くのは母親だけだから、母親には違いないんだろうけどなんか微妙に違う。

居間のドアが開いた。
お母さん?と思ったが、この角度だと首が回らず顔が見えない。
でも音はするんだ。スリッパを脱いだらしい絨毯をすり足で歩いている。
ずりっ、ずりっ。
「ダイチャン。」
「ダイチャン。デカケルワヨ。」
話す声の主は母親なんだが抑揚がない。

ずりっ、ずりっ。
声の主はさらに近づいてきた。
もうちょっと、あと2、3歩でその正体が見えるかな、という
その時、玄関が開く音がもう一度して「ただいまー」って母の声が聞こえたんだ。

その瞬間、金縛りは解けた。
もーワケ分かんなくって、ガクブルいいながら母親んとこに駆け寄ったよ俺は。
「なんかおかあさんだけどおかあさんじゃない人が来たー」ってさ。
そしたら母親の顔色が変わってさ。

晩飯食いながら聞いたんだけど
どうやら母親は双子だったそうなんだ。
貧しいからと母親の母方(俺のおばあちゃん)の実家に生まれてすぐ
片方だけ預けられ、のこった双子の姉は、栄養失調でなくなったそうだ。

で、さらに聞くと俺は生まれてすぐ原因不明の高熱で死ぬところだったらしいんだ。
医者も見離し(2、3箇所まわったって言ってた)
どうしようもなく寺だか神社(スマンここ失念)に相談に行ったら、
「あなたの片割れの姉が、連れて行きたがっています」と。

俺は二人目の子供だから
私にも半分よこしなさいよってことなんだろうけどさ。



154: 名無しさん@おーぷん:19/07/17(水)13:18:58
カプグラ症候群ってあるじゃん?
知った人がそっくりの他人に入れ替わってると思い込む病気だけど
アレね、時々本当に入れ替わってる事があるんだよ
例えば、アパートの隣に住んでる人で
ゴミ出しの時にちょっと見かけるだけの人の顔、正確に思い出せる?
ホクロとか体格とか大雑把なところは思い出せるかもしれないがそんなものだ
で、大雑把に似てる人が自分は隣に住んでる某だと言ってきた時に絶対違うと確信が持てるか?
持てはしない
家族や恋人や親友がいれば見抜けるが
10年前の友達にあってもちょっと印象変わったねくらいも気づけば御の字だ
だから孤独な者はきをつけるがいい、特に無職のヒキコモリw
ある日、貴方は消えて別の誰かが貴方として生きる
本物が連れ去られる先は決して愉快な場所じゃない


155: 名無しさん@おーぷん:19/07/22(月)19:01:31
ああそれ俺もその話どっかで聞いた事あるわ。
某国には細胞と呼ばれる工作員が沢山潜伏してるんだっけ?
整形で顔はソックリに化けてるんだけど
性格が微妙に変わってる人が某国には沢山いるんだよな。
DV対策とか国が問題視して真剣にやり始めた理由も
元々は悪人や怠け者を殺して入れ替わっても
家族や増してや隣人は誰も文句を言わない事を利用した
背乗りが横行してたからというやつね。

想像してみて欲しい。
毎日パチンコ入り浸りで酒飲んで大暴れしてる奴が
ある日突然真面目になって働き出して家族を愛する様になる。
夜中に数時間ラジオから聞こえる変な呪文をメモしているがそんな事はどうだっていい。
兎に角真面目になって子供とも毎週遊んでくれる様になってくれた事が嬉しいので気にしない。
万一バレても喜んで共犯になるという。



https://toro.https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1416986147/101-200

327::本当にあった怖い名無し: 2009/09/14(月) 00:01:22 ID:L9yXi1SQ0
私の父は躁鬱を持った人でした

私が結婚すると決まって両家が初めての顔合わせの料亭での食事会の時
なにか楽しい話をしなければいけないと気張ってしまったのでしょう
私は父が50の時の子供ですので、
父が大学生(今の大学という物はありません)の頃 
学生だったことと年齢ぎりぎりで赤紙は貰わずにはすみましたが
勿論食べ物には大変困る時代だったようです

その学生時代の話をし始めてだんだん興奮して躁になってしまったのでしょう
笑いながら
「あまりにもお腹がすいたので罠を張り猫を捕まえてそれを食べた」と言ったのです 
そんな話は聞いた事もありませんでしたし
あまりにも不謹慎なのでびっくりし
そしてあちらのご両親になんと思われるかと眩暈がしました
父ははっとしたようにしばらく黙り 
手をブルブル震わせながら
「む、娘を宜しく御願いいたします 御願いいたします」と言って席を外しました
母も私も「お父さんたら変な冗談を言って・・申し訳ありません」と謝り続けました

父がなかなか戻ってきません
心配になり婚約者と共に探しに行きました

父はネクタイで首を吊っていました

本当ならば結婚など出来る状況ではありませんでしたが
お腹の中に子供がいたので式もあげず籍を入れ
子供も産みましたが子供が父そっくりの顔をした男の子で
私がどうしてもその子を愛せません


977: 本当にあった怖い名無し: 2009/09/20(日) 18:27:03 
私の話。実話です(ところどころフェイク入れて話します)
長文ですが、失礼します。
28歳から30歳までの約2年間の結婚生活での話。現在は離婚後2年経ってます

結婚式の日に旦那の祖母が亡くなられた。
朝婚姻届を出してすぐに姑から電話がきた。
「おばちゃんが亡くなった。どうしようどうしよう」
式当日だったので、私側の親戚には言わず、結婚式と披露宴を行った。
元旦那側の親戚は作り笑いもできる状況ではなく、異様な雰囲気の挙式だった。
新婚旅行はキャンセル。
当たり前だと思ったしそれに関して誰かを恨んだりはしていない。

結婚後暫くして、次々と元旦那の身内に災難や不幸が訪れた。
元旦那の兄が交通事故、舅と叔母の癌が発覚、余命何年と言われる、従姉妹が鬱になり、
別の親戚宅が火事になったりもした。(まだまだありますが)
祖母の四十九日、一周忌、他の方の法事で集まる度に、不幸話で皆が嘆き、
いつの間にか、災いを運ぶ死神のように陰で言われた。


978: 本当にあった怖い名無し:2009/09/20(日) 18:30:33
精神的に不安定になった姑は、宗教やお祓い・占いなどにはまり
多額の借金を作ってしまった。
1周忌が終わった後、親戚の集まりには遠慮するように言われた。
元旦那は親戚で集まるたびに離婚を勧められ
相当苦しんでいたが、二人でなんとか頑張ろうと話し合っていた。

離婚か結婚か悩んでいたとき、知人が所謂霊能者を紹介してくれた。
元旦那側の家族・親族の不幸話をする前に、名前の画数が最悪だと言われた。本当に最悪と。
そして、旦那側の誰かが(親族か御先祖か)過去に鬼畜にも劣る行為をし、
因果応報の引き金として
(そのときは、呪いの箱を開ける鍵というような表現でしたが)
私が選ばれたと言われた。

二回目の結婚記念日、つまり元旦那の祖母の三回忌の日、
遠慮するように言われたが元旦那と一緒に法事に行き、霊能者との話をした。

皆一斉に私を非難し、「この場で離婚すると言え、死神め」と言われた。
元旦那は私の名前の画数を変えるため
漢字からひらがなにしようと思うという話をするつもりのようだったが、
そんな事では許してはもらえず、離婚する事をその場で約束させられた。
そして私たちは離婚した。




981: 本当にあった怖い名無し: 2009/09/20(日) 18:35:10 
後日、元旦那の祖父の弟から手紙がきた。
三回忌の時に私が言った「親戚か御先祖がやってしまった悪い事」についてだった。
『祖父達兄弟の大叔父がよそ様の子どもを殺してしまったことがある。
それが原因で一族が呪われているのならお払いしたい、その霊能者と会わせてほしい。』
というものでした。

殺人に対する理由や詳しい背景は書かれておらず、どういった事があったのかはわかりません。
霊能者は紹介しましたが、その後その霊能者から元旦那側の話は一切ないので、
実際会ったり、お祓いなどをしたのかもわかりません。

最近、元旦那から連絡がきて、余命1年と言われてた舅と叔母が
通院は続けているものの元気で寛解の状態ということを聞きました。

今でも、画数を変えるだけではだめだったのか、本当に離婚しなくてはいけなかったのか、
偶然が積み重なっただけで、結婚生活が続いていてもいい報告がきけたのかもしれない。
と思ってしまいます。



158: 本当にあった怖い名無し:2010/11/27(土) 19:39:02.01
俺物心つく前に親父が死んじゃってて、お袋が女手一つで俺とアネキの事育ててくれてたのよ。
実際すげー優しかったし、本当に愛情込めて育ててくれたと思う。
そんなお袋も10年前の俺が二十歳の時に死んじまったんだな。

これがそりゃーショックだったよ、アネキも俺も放心状態
でも親類関係って一切かかわった事ないし、
連絡先も知らないから自分たちですべてやるしかなかったのね、
まぁ近所のおばさんなんかが手伝ってくれたしアドバイスくれたりで
淡々と葬式の準備は進んでったわけよ。

その時アネキが近所のおばさんと区役所に死亡届を出しに行ってたんだけど
2人して真っ青な顔して帰ってくるのよ
もうね本当の青って感じwアネキなんか今更おお泣きするしw
んでそのおばさんに何があったのか聞いてみたら
お袋18年前に死んでますってwwwwwww
確かに保険証にお袋の名前なかったのはおかしいと思ってたんだけど・・・
俺の事20年間育ててくれたのはいったい誰だったんだ?


161: 本当にあった怖い名無し:2010/11/27(土) 19:53:40.61 
コピペじゃないなら悲しいとしか言い様がないなぁ
母親じゃなくても誰なのか知りたいな




197 :本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 22:45:07 
俺がまだ小さい頃、近所によく遊ぶ女の子が居たのよ。
その子はちょっと不良っぽくて、
実際口も悪いし、すぐ「あぁん?」みたいに言う様な子だったんだけれど、
何だかんだで面倒見が良い感じで、
(最初は文句言うけれど、落とした物を一生懸命探してくれたり)
他の子ともまぁまぁ仲良くやっていたの。

で、いつだったかあやふやだけど、その子だけが俺の家に遊びに来た事があったんだよね。
今から考えてみると、ちょっと無口で不機嫌そうだったけれど、
俺としては家に友達、しかも女の子という事もあって、さして気に留めずに家に招きいれたんだよ。
で、漫画読んだりテレビ見ながらゴロゴロしてたら、
(ゲームは出来ん、兄の持ち物だから)
NHKで『俺はあいつであいつは俺で』ってのやり始めたんだよ。
二人の男女が頭を打ち付けたら、心が入れ替わってどうのこうのって奴。

しばらくそのドラマ見てたんだけれど
その子が急にこっち向いて頭をゴンッて俺にぶつけたんだよ。
で、「入れ替わらんかw」みたいに言って笑ったの。
俺は普段あまり見ないその子の笑い顔が何かおかしくて、ゲタゲタ笑ってたんだ。

何年かして、その子も家族ごと引っ越していなくなって、
また数年位かな?親と俺の子供の頃の話してたらその子の話題になってさ
親が言うんだよ。
「あの子の家はちょっとねぇ…」って。

父親が傷害で刑務所行きで、
母親は子供をうざがって意気地放棄状態。
妹が居て、幼稚園の送り迎えとかもその子が自分でやってて、
でも家に入ると途端にギャーギャー聞こえてくるとか。

あの子、どんな気持ちで俺に頭突きしたんだろうな。
子供の時分とはいえゾッとするし、それ以上にやりきれん。



501:人形 :2007/03/10(土) 19:23:45.77 
T君が転校してきたのは小学五年の五月か六月くらい、一学期の中途半端な時期で、
どこといって目立つところのない、おとなしい奴だった。
すごく色白だったのが印象に残っている。
別にアルビノとかそういうんじゃなかったけど、
九州の田舎の子供はみんな黒々と日焼けしている土地だったので、なんか珍しい感じだった。

友達を作るのは苦手なようだった。
イジメってほどじゃないが、なんとなく仲間の輪から外されてた。
いつも教室の隅に独りでいるような、そんなタイプの子供。

夏休みのある日、近所をぶらぶらしてるとT君を見かけたので声をかけた。
何してるのって聞いたら「別に」って。
しばらく話をして、じゃあねって言おうとしたら、今からうちに遊びにこないかと誘われた。
どうせ予定なんか何も無かったのでついて行くことにした。

連れて行かれたのは15階建てくらいの新築のマンションで、
あそこは金持ちばっかりが住んでるんだぞって聞かされてたとこだった。
ここに住んでるのって聞くと、「うん」と答える。
玄関はその頃まだ田舎では珍しかったオートロック式で、こういう仕組みなんだよって
T君は説明してくれた。

家の人は誰もいなかった。
居間には豪華そうなソファーセットが置いてあったけど、
まわりに引越し屋の段ボールが雑然と散らばっていた。
越してきて三ヶ月くらいにはなるのにまだ整理してないのかと不思議だった。

T君は台所からケーキとコーラを運んで来てくれた。
「遠慮しないで食べてね」
いつもはオドオドしておとなしいのに、このときは妙になれなれしいというか
積極的な感じだった。




502:人形:2007/03/10(土) 19:24:33.01 
「いいもの見せてあげる」
T君はそう言うと、むこうの部屋から大きな段ボール箱を引きずってきた。
「ほら見て、これ人形だよ」
そう言って箱を開ける。

僕はT君が冗談を言ってるのだと思った。
それはどう見ても生身の人間に見えた。五歳くらいの男の子。小太りで丸顔。
いわゆる知恵遅れの子供に共通するある種の外見的雰囲気を備えているような印象を持った。

「人形だよ」
こちらの微妙な空気を感じ取ったのか、T君は繰り返した。
そして箱の底を持ち上げると乱暴に中身を放り出した。
どしっと音がして頭が床に激突する。
ところが人形は目をつぶったまま微動だにしない。
「ほらね」
T君は言った。

人形はT君と同じくらい白い肌をしていた。
家にあった妹のフランス人形と同じで、体を起こすとまぶたを開け、寝かすと閉じた。
もうひとつフランス人形と同じだったのは、瞳の色がきれいな青だったこと。

「さわってごらん」
T君がうながした。
ぷにぷにとやわらかい感触。ひんやりと冷たい肌だった。
「つねってみてもいいよ」
言われたとおりにしてみる。
「もっと強く」
力任せにねじってみる。
「ね、動かないだろう」
つねったところは赤く痕になっている。

「それで刺してみたら……」
僕はケーキについていた金属のフォークを指さした。
「いいよ、やってみて。思いっきり強くね」
T君は人形のシャツをたくし上げておなかのあたりを出した。
刃先はけっこう鋭かった。
それでも人形は全然反応しない。
刺した所に血がにじんでいた。


503:人形:2007/03/10(土) 19:25:29.10 
そうやって僕とT君はしばらくの間人形をいじめて遊んだ。
そのうちに突然T君がキレ始めた。
きっかけは人形が動いたとか、まばたきをしたとかそんなことだったと思う。

「こら、人形のくせに動くな。ばかやろう」
人形の髪の毛をつかんで頭を床に叩きつけ、みぞおちのあたりを蹴り上げる。
人形がたまらず少しでもうめいたり痛そうな素振りを見せると、
ますます興奮に手がつけられなくなる。
普段のT君とはまるで別人だった。

それから急に部屋から出て行くと、荷造り用みたいなビニールのロープを持ってきた。
「今からお仕置きをする」
T君は人形の首にロープを巻きつけると片方の端を僕に持たせた。
「はなしちゃ駄目だよ」
そう言うと別の端を手に巻きつけてぐいと引っ張る。
「絶対に動くなよ、お前は人形なんだから」
人形の首筋にロープが食い込む。血管が浮き出て、顔が真っ赤になる。
「T君やばいって……」
僕がロープを緩めようとすると、
「はなしちゃ駄目だって、大丈夫だよ、これ、人形だから」

その時、急に人形が暴れ出した。
ウーウーとうめきながらロープを引っ張り、足をばたつかせる。
「こら、馬鹿、動くなって」
T君はそう言いながらますますロープをきつく締め上げる。
僕は恐怖のあまり、手を放すことができない。
突然、人形ががっくりひざをついた。
「うわっ」と叫んでT君がロープを放したので、僕はうしろにしりもちをついた。
「こいつ、おしっこもらしやがった」
人形は眼を剥いたまま仰向けに倒れ、足のあいだには黄色い液体がたまっていた。
T君がわき腹を蹴る。
「汚ねえなあ。もういいや、こいつ。むこうの部屋に行こう。ファミコンがあるから」


504:人形:2007/03/10(土) 19:26:17.11
その頃クラスでファミコンを持っていたのは一人か二人くらいだった。
僕はまだ一度もさわったことが無かった。
T君は自分専用のテレビにファミコンのほかにも何種類かのゲーム機を持っていた。
僕らは夕方までそこでゲームをして遊んだ。

帰り際、居間の方を覗いてみると、人形はまだ眼を剥いたままそこに横たわっていた。
T君は僕を下まで送ってくれた。
「あのさ、よかったらまた遊びに来てくれる?」
いつものオドオドした様子でそう言った。
「うん、来るよ。いっしょにゲームしよう」
そう僕が答えると、
T君は「ほんとだね、約束だよ」と言ってにこっと笑った。

三回か四回、約束どおり僕はT君の家を訪ねたと思う。
一度も中からの返事は無かった。
T君は夏休み中に何度かある登校日にも顔を見せず、
二学期の始業式の日に、「T君はご両親の都合で転校しました」と担任に告げられた。

この正月に帰省して古い友人に会ったとき、T君て憶えてる?と聞いてみた。
友人はしばらく考えて、なんか妙に肌の白い奴じゃなかったっけ、と答えた。
だから少なくとも、T君という生徒は実在したわけだ。
全部子供時代の夢か妄想か何かだと思っていたのだが。
あのマンションは少し外装をやりかえたようだったけれど、今も同じ場所にあった。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1443066502/-100

 34 :本当にあった怖い名無し:2015/09/26(土) 14:09:09.88
前。彼女が俺を殺そうとしているんじゃないか?と書いたものだが、少しわかった。 
まもなく結婚をという話があったんだが、
結婚して俺が死ぬと保険金というより相続がおこるじゃん。 
配偶者は1億5000万まで無税でそうぞくできるし、
保険金が受取人の収支になるので相続対象外だ。 
俺が死ねば無税で2億3000万くらい手に入る。 

でも離婚で財産分与で半分とはならない。
結婚前の財産だから。 
で彼女は俺の持っている株式全部を結婚後
現金に変えての離婚か
俺が死んでくれるのかを天秤にかけているようだ。




35 :本当にあった怖い名無し:2015/09/26(土) 14:17:32.97 
俺には姉がいるんだが、
結婚すると死んだとき多くをもっていかれちゃうし
結婚したなら株は売るなと会うたびにいってる。 

そこで女の戦いがあったようだ。 
ガールズバーや女の子カフェを4店舗やっているんだが
そこを私の店にしてくれとさっきいってきた。 

やはり金か。。と少し思ってきたので、今晩からホテルに泊まることにした。 
あと今の家の扉を交換して鍵のコピーが簡単には作れないやつにするよう手配した。 
居住権の侵害があるので鍵のコピーはひとつ渡す。


36 :本当にあった怖い名無し:2015/09/26(土) 14:23:28.62 
もう彼女に宣戦布告したようなもんだからもとには戻れないだろう。 
でも今俺を殺せても保険金の8000万しか手には要らないし、
よりを戻すよういってくると思われる。 

だけど今回の話は姉貴が意図をひいているみたいだ。 
税金計算されて下手なことされるなら。。。と思われたら。 
俺は姉貴にねらわれるのかもしれまい。 

なんかどれもリアルすぎて今逃げてる。 

ヤバイ、年内いきられるにかな。 


おれこのいたすきだよ


37 :本当にあった怖い名無し:2015/09/26(土) 14:49:35.51 
それオカルト・・・か?



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1423664447/-100

56 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:24:39.28 ID:VwK6TUK20.net
嫁さんが、生まれつき病弱な義妹(知的障がいなどはない)を
結婚当初から病弱だからという理由だけで侮辱して来た。イジメだ。
その行為は20年以上になる。
誰も気かなかったらしい。
義妹も波風立てたくない為に反論はしなかった。


57 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:25:52.13 ID:VwK6TUK20.net
続き 
この兄嫁にどんな報いが来るのか教えて欲しいです。
ちなみに兄嫁には子どもが一人いる。




58 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:34:49.54 ID:3jBYTDzc0.net
被害者が恨んでなければ何もないかもしれないけど 
生霊とか怨念が加害者の子や孫に影響することはある。


59 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:49:47.04 ID:VwK6TUK20.net
コメントありがとう。
義妹にイジメの内容を聞いたところ陰険で酷い事ばかりだった。
俺だったら恨まずにはいられないよ。

もう一つ教えて欲しい
この義妹はどんな因縁を持っているのだろうか?


60 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 00:48:28.74 ID:HTYy280W0.net
普通なら、先代や先々代、もっとそれ以上前の代の因縁とか 
もしも妹さんに特別光るものがあるなら
病弱なのは与えられた試練かも 
それ以上は情報が少なすぎて、さすがに分かりません。
素直で優しい心の人なら必ず良い方の報いが周ってくると思います。

かくいう自分もそういう経験があって
統合失調症になったうちの家族を悪し様に言った近所のオバハンを
漏れの母親が相当な恨みに思っていたんだが
相手の家が失火で火事になったことがある。
正直、生霊じゃないかと思ってゾッとした。
悪口を吐いたオバハンの台詞は
「お宅(漏れんち)から火が出るんじゃないの?」だった。

うちの家の女は、直系の父系母系とも予知夢など妙な力があるらしく
巫女体質?かと思う。
そして、うちに嫁に入った女も生まれた家に関わりなく
巫女体質?になって行く。

父方はどうも神官の系譜を引いていて、
今は小さい祠だけど、千年以上前の朝廷の記録にある神社や
廃仏毀釈で堂宇がなくなってしまった
元々は大きな寺の本尊だった観音様を一門で守っていたり 
おそらくその観音様の縁だと思うが
遠縁に馬鹿でかい国宝持ちの寺院の管長がいたりする。

うちはもう分家筋になって3代経つので
本家の者しか知らない因縁は知り得ないんですけどねw


62 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 05:04:05.40 ID:w6B3QTt00.net
60さんがほとんど答えてくれてるけど
もう一つの見方としては 
加害者側の深層心理(この意識が肉体の死後も永続する)には
きちんと「自分は義妹を長年陰湿にいじめた」という記録が刻まれるので 
抑圧された罪悪感という形でいつか発露する、っていう仮定
(ようは自分で自分を罰する)

家庭内の陰険なイジメやDV・虐待は根が深くて
なかなか今世中に勧善懲悪的な決着がつきにくいんだけど、
前述の意識に深く刻まれた記録により
他者にしたことを必ず当人も経験するとすれば
その兄嫁さんは死に際含め後生や来世の境遇は良くないかも
それこそ今度は逆の立場でずっといじめられ続ける人生とか

ただ、第三者的にはそこまで見届けられない点が
なんとも根拠に弱いんだけど・・・


63 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 05:21:53.24 ID:w6B3QTt00.net[
ある人が作った罪障の報いが
当人ではなくその子孫に来るって考え方は 
昔の人のものの考え方に多分に影響されてる部分があるんではないか、と
自分は推測してる

つまり、今は核家族化していて個人主義がかなり浸透しているので
みんな「自分」という意識はあくまで自分ひとりの範囲に収まっているんだけど
昔って「自己」の認識の延長が血族含む家単位にまであいまいに広がってて 
それこそ村や国単位だったりしていた感じなんだよね

だからそういう人が誰かを恨むと、その子孫も
「そいつ」の一部として攻撃対象になるし
その理不尽さにまで意識できてない

そいつ≒そいつの家族で、加害者と血縁者が分離してない
むしろもう同一個体の単位
(昔「お受験殺人」なる事件があって、当事者同士のいざこざとは完全に無関係で
一番非力な幼い娘が攻撃対象になってしまったことがあった)
 
でも本当は個々の人格も意識も別個で独立してるわけで
そろそろ「七代祟ってやる」と発憤してる人も
現代事情に合わせて個人主義に目覚め
憎い相手の子供や子孫に筋違いの怒りをぶつけずに
あくまで加害者本人の転生先まで追いかけていく意気込みが欲しいよね


64 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 06:08:12.32 ID:T3EBFWST0.net
56だけど
長文が投稿できないので詳しく書けなくてすみません。
皆さんのコメントはとても参考になりました。

ちなみにその義妹の父方は教師で、
母方は地方では由緒ある有名な医者の一族の出身で、
江戸時代前から医家だ。身元がバレるかな??



65 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 06:21:41.38 ID:T3EBFWST0.net
医家の前は神職を代々して来た。
多分皆知っている大きな神社で創設時に神様が降臨?して
母方の先祖に祭って欲しいとお願いされたそうだ。
巫女の家系だった様だ。
古文書等も数多く存在する。

義妹も霊能力というか霊感?


66 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 06:29:35.54 ID:T3EBFWST0.net
65 です。

霊感?が有る事を知った。
親族にも誰にも話した事は無いと言っていた。
義妹は自分のその能力について
力を使わないようにコントロールしていくことも力の大切な使い方なんだよと言っていた。
俺にはさっぱり分からないが…。


67 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 07:36:30.78 ID:T3EBFWST0.net[4/4]
義妹は身体のハンデこそあれ優しい性格だよ独身だが
兄嫁はバブル世代で華やかな物事が大好きな様だ

一見優しい性格の様に見えるが言葉に棘が有る事が多い
俺は恐ろしいよ
兄嫁にこれからどんな報いが来るのか想像したら、気の毒に思う。


68 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 12:59:12.21 ID:B1uPiUmv0.net 
妹さんが抑えていても、御先祖様たちが黙っていなけりゃ大変なことになるかも。


69 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 17:38:26.57 ID:PWbIEbFI0.net
霊感強い家系が多いみたいだけどさ
霊感の強さを先祖からの正の遺産だとすれば
罪障の報いは負の遺産なわけで、引き継ぐなら正負両方なんだと思うよ


70 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 18:54:46.18 ID:w6B3QTt00.net
家系やオカルトに関係なく負の連鎖はあると思うな
その兄嫁さんも、もしかしたら
誰にも知られてないけど幼少期などに親や学校などで
なにか理不尽な目に遭わされて性格が歪んだ
本人すら自覚できていない怒りなどが
鬱屈して発散されないまま成人してしまった可能性も否定できないし

あくまで仮定だから、本当のことはわからないけど
仮にこういう負の連鎖が続いていた場合
どこかで終わらせないといつまでも加害者と被害者が連鎖していってしまう

義妹さんはもしかして非常に徳のある人で
今回それを吸収したことにより
来世はなにかものすごい偉業を成し遂げるような
めったといない優れた人として生まれるかもしれないし
天界でただ歓喜に満ちた時間を過ごすかもしれないよね
あくまで仏教観に基づいた仮定だけどね


71 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 19:20:26.27 ID:HTYy280W0.net
霊感や能力をむやみに使ったり悪いように使わなければ
負の遺産もできないと思いますよ。

>力を使わないようにコントロールしていくことも力の大切な使い方
まさにここでしょう。
ここ一番で正しいこと(人の幸せにつながること)にのみ力を使えばいい。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1438102711/

309 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/17(月) 23:12:19.81 ID:rg+ukwu/0.net 
なんの本で読んだか忘れてしまったがヨーロッパあたりでの出来事を二つ。
読んだのがかなり昔なので記憶違いはご勘弁を

中世、ある国の臣下の男に年若く美しい妻がおり、
政略結婚が当たり前であったこの時代には珍しいことに仲睦まじく暮らしていた。

しかし、この国の国王は希に見るほどの女好き。
しかも慣習では国王から要請されればたとえ妻であろうとも"提供"しなければいけない。
美しい妻の姿を見れば、国王は必ず妻を要求するだろう。
一計を案じた男は妻に
「決して私の領地から外には出ず、王宮には近づかないこと。
もし、王宮に呼び出さなければいけない用事が出来た時には
私の封蝋の印章を手紙に添えて送るから、その時は駆け付けて欲しい」と伝えた。

さて、国王の耳にも男の妻の美しさの噂は届いていた。
しかし男は妻を召し上げられることを警戒して厳重に匿っているという。
なんとかして妻の姿を見る方法はないものかと思案した末に、
男が親しくしている友人を賄賂で懐柔し印章うんぬんを聞き出すことに成功した。
実は男は酒の席でうっかり仕組みを友人に喋ってしまっていたのだ。

さっそく国王は男の印章を偽造。
男に成りすまして書いた手紙を添えて妻のもとに届けさせた。
印章を受け取った妻は吃驚仰天、夫の一大事かもしれないと王宮に駆け付けたが
通された先は国王の間。
居並ぶ臣下の先には国王が王座に座っており、してやったりと大笑い。
臣下の中には男の姿もあったが顔面蒼白だったという。
結局妻は国王の愛人として王宮に召し上げられ夫婦は離れ離れになってしまった。

それから十数年が経過したのち、クーデターで国王は失脚。
クーデターを企てたメンバーの一人である男は妻のもとに駆け付け妻を見事救出…
するかと思いきや引っ捕えて拷問にかけてしまった。
十数年の間に愛情が憎しみに変わっていたのかもしれない。
国王に愛人として取られなければ二人はずっと幸せだったのかもと考えると残念な結末だった。





311 :  本当にあった怖い名無し:2015/08/17(月) 23:14:58.70 ID:rg+ukwu/0.net
もう一つはやはり中世の、ある国の王と王子の話。
王にとって王子は唯一の息子で、大事な後継者であった。
しかし、王子が結婚したがった女性は身分の低い生まれであったため、
王は「愛人にするならまだしも正妻にしたいとは何事か」と大反対。
しかし王子は強引にその女性と結婚してしまう。

王子は妻と共に別邸で暮らし子どもも生まれたが
数年たったある日、王より外地視察の任を与えられる。
現代とは違って馬での道行き、任務には時間がかかり、しばらく家を離れなければいけない。
王子は妻と子ども達にしばしの別れを告げ、任務に赴いた。

数週間の後、任務を終え王子が家に帰ってみると、なんと妻子は死んでいた。
聞いた話によると、王子が留守の間に王が臣下たちを引き連れ
妻のいる別邸を訪れたのだという。
妻は驚き、喜び、礼節をもって歓迎したが
王はその顔もまともに見ぬまま、妻子の処刑を臣下に命じたという。
唖然としているうちに妻と幼い子ども達は首を刎ねられてしまったのである。

王としては次世代に卑しい血が混ざるのは
諸外国との関係を考えても不味いものであったからわざと王子を遠地に赴かせ
その隙に妻子を処刑して悩みの元を絶つことにしたのであった。

これを聞いた王子は嘆き悲しみ怒り狂ったが、国王の権力が強大だった時代のことである。
王に対しては何もできないまま十数年が経過し、
やがて王が寿命で他界して王子が国王として即位することとなった。

最高権力を手に入れた新国王は最初の命令として
「妻と子ども達の処刑に加担した先王の臣下たちを処刑せよ」と告げ、さくさくと実行。
さらに妻の墓を掘り返してその遺体を着飾らせ、王妃の席に座らせると
残った臣下たちに「彼女は王妃である。臣下の礼をとれ」と命じて
遺体の手の甲への口づけを強制した。

この話は妻と子ども達も不憫で後味悪いが
臣下の視点で考えても
最初の時点で先王に逆らっていたらその時点で処刑、
従っていても王子が即位した時点で処刑、
関わりがなくても遺体にキスさせられる、と詰んでいて
なかなかにやばいと思った。


313 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/18(火) 00:01:43.20 ID:mYEyCbxw0.net 
救われない話だなー、どっちも夫が病みすぎた


314 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/18(火) 00:21:02.81 ID:3fzzBxeZ0.net 
なんとなくキュロス2世の話を思い出した

古代オリエントのメディア王、アステュアゲスが娘をもうけたが、
夢のお告げで「娘から生まれた子供がメディアの首都エクバタナを征服する」と出たため、
娘をあえて下級貴族に嫁がせた。

しかしその娘が妊娠した際、今度は
「娘から生まれた子供がアジア全体を征服する」という夢のお告げを得た。
そこでアステュアゲス王は信頼する部下ハルパゴスに、娘から生まれた子供を始末するよう命令。

しかしハルパゴスは、「自分の孫を殺すとか、ばっかじゃねーの」と思ったのか、
たまたま死産だった牛飼いの赤子と交換し
王には命令を果たしたと死産の赤子を見せて報告。

月日が流れて牛飼いに育てられたアステュアゲス王の孫キュロスは
ひょんなことから正体が露見してしまった。

真相を知ったアステュアゲス王は
「まあよい、とりあえずハルパゴス、お前に馳走してやろう」とハルパゴスを招いて
肉料理をふるまい、うまいか尋ねた。
ハルパゴスが「おいしいです」と答えると王は
肉の正体であった、ハルパゴスの息子の死体を見せた。

ハルパゴスはそれでも王への忠誠を誓ったものの
数年後キュロスとともにアステュアゲス王に反旗を翻しメディアを滅ぼした。


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