サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:不条理

919: 本当にあった怖い名無し: 2009/09/19(土) 15:09:37 
先輩から聞いた話
先輩や私は船に乗る仕事をしていて、年に一回修理地に入る。そこでの話。
私は入った事の無いドックなんだが、O県にあるところらしい。

そこは今までにも人死にが多く、渠底への転落とかもあったそうだ。
そこで先輩は深夜の当直にたっていてヒマを持て余しといた。
調度舷門小屋にあった二本の索が目に留まり、なんの気無しに輪を二つ作ってみた。
本当に手遊び感覚で意味もなく作ったんだと。

ふと見ると壁の程よいところに釘みたいな物が刺さってて、
つまり物がかけられるようになっていた。
そこに作った輪を一つかけ、結び目にかかるようにもう一つの輪をひっかけたら
調度椅子に座った先輩の顔の位置に輪がきたらしい。
その時何を思ったかその輪に首をかけ、体重を預けるかたちになった。

徐々に力を抜けば索が首に食い込み血が止まり意識も薄れてくる。
力が完全に首だけにかかり、おちる瞬間
身体って痙攣するんだよね。ぴくぴくって!
そしたら偶然索の結び目が輪から外れて輪が二つに分かれたんだよね。
分離した輪とともに地面に落ちて先輩は床に崩れ落ちて一命を取り留めた。

こんな事をした先輩だけど、明らかに自殺願望がある訳でも悩みがある訳でも無い。
そのドック全体が悪い場のようになっているらしい。
他の先輩も違った怖い思いをしているらしい。

あまりうまくかけなかったが私の最近聞いた話でした。



977: 本当にあった怖い名無し: 2009/09/20(日) 18:27:03 
私の話。実話です(ところどころフェイク入れて話します)
長文ですが、失礼します。
28歳から30歳までの約2年間の結婚生活での話。現在は離婚後2年経ってます

結婚式の日に旦那の祖母が亡くなられた。
朝婚姻届を出してすぐに姑から電話がきた。
「おばちゃんが亡くなった。どうしようどうしよう」
式当日だったので、私側の親戚には言わず、結婚式と披露宴を行った。
元旦那側の親戚は作り笑いもできる状況ではなく、異様な雰囲気の挙式だった。
新婚旅行はキャンセル。
当たり前だと思ったしそれに関して誰かを恨んだりはしていない。

結婚後暫くして、次々と元旦那の身内に災難や不幸が訪れた。
元旦那の兄が交通事故、舅と叔母の癌が発覚、余命何年と言われる、従姉妹が鬱になり、
別の親戚宅が火事になったりもした。(まだまだありますが)
祖母の四十九日、一周忌、他の方の法事で集まる度に、不幸話で皆が嘆き、
いつの間にか、災いを運ぶ死神のように陰で言われた。


978: 本当にあった怖い名無し:2009/09/20(日) 18:30:33
精神的に不安定になった姑は、宗教やお祓い・占いなどにはまり
多額の借金を作ってしまった。
1周忌が終わった後、親戚の集まりには遠慮するように言われた。
元旦那は親戚で集まるたびに離婚を勧められ
相当苦しんでいたが、二人でなんとか頑張ろうと話し合っていた。

離婚か結婚か悩んでいたとき、知人が所謂霊能者を紹介してくれた。
元旦那側の家族・親族の不幸話をする前に、名前の画数が最悪だと言われた。本当に最悪と。
そして、旦那側の誰かが(親族か御先祖か)過去に鬼畜にも劣る行為をし、
因果応報の引き金として
(そのときは、呪いの箱を開ける鍵というような表現でしたが)
私が選ばれたと言われた。

二回目の結婚記念日、つまり元旦那の祖母の三回忌の日、
遠慮するように言われたが元旦那と一緒に法事に行き、霊能者との話をした。

皆一斉に私を非難し、「この場で離婚すると言え、死神め」と言われた。
元旦那は私の名前の画数を変えるため
漢字からひらがなにしようと思うという話をするつもりのようだったが、
そんな事では許してはもらえず、離婚する事をその場で約束させられた。
そして私たちは離婚した。




981: 本当にあった怖い名無し: 2009/09/20(日) 18:35:10 
後日、元旦那の祖父の弟から手紙がきた。
三回忌の時に私が言った「親戚か御先祖がやってしまった悪い事」についてだった。
『祖父達兄弟の大叔父がよそ様の子どもを殺してしまったことがある。
それが原因で一族が呪われているのならお払いしたい、その霊能者と会わせてほしい。』
というものでした。

殺人に対する理由や詳しい背景は書かれておらず、どういった事があったのかはわかりません。
霊能者は紹介しましたが、その後その霊能者から元旦那側の話は一切ないので、
実際会ったり、お祓いなどをしたのかもわかりません。

最近、元旦那から連絡がきて、余命1年と言われてた舅と叔母が
通院は続けているものの元気で寛解の状態ということを聞きました。

今でも、画数を変えるだけではだめだったのか、本当に離婚しなくてはいけなかったのか、
偶然が積み重なっただけで、結婚生活が続いていてもいい報告がきけたのかもしれない。
と思ってしまいます。



276:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:43:46
あまり怖くないかも知れないが、拭い去りたい記憶なので、暇潰しのお付き合いを。

ずっと昔のことなんだけど、一人である海辺の町に旅行したことがある。
時期的に海水浴の季節も過ぎていて、民宿には俺以外客はおらず静かな晩だった。
俺は缶ビール片手に夜の浜辺に出て、
道路と浜辺を繋ぐコンクリートの階段に座り、海から吹く潮風を浴びながら
波音だけを繰り返す暗い海を見つめていた。
それまでの生活で色々イヤなことがあってセンチメンタルな気持ちであれこれ考えていた。

その時波打ち際に黒っぽい固まりのような物が流れ着いていることに気付いた。
でかい魚か何かかな、と思って気楽な考えで
その黒っぽい固まりに近づいたんだ。
潮風に混じって腐ったような臭いがして、その正体に気付いた。
それは溺死体だった。
警察呼ばなきゃ。いや、まずは民宿に知らせた方がいいかな。
当時は今みたいな携帯電話もなく
公衆電話の場所も知らない海岸なので俺はどうすべきか迷った。


277:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:44:50 
その時、その溺死体が起きあがったのだ。
全身からボタボタとよく分からない物を落としながら、動くはずのない溺死体が
俺の方へ向けて意外なほどの速さで歩き始めたのだ。
正直な話、俺は肝を潰した。
ついでに腰も抜かして砂浜に座り込んだ。

道路の街灯に照らされたそいつのあちこちから
腐った肉片やら色んな小生物がこぼれ落ちている。
カニやらエビやらいたのかも知れないが
一番鮮明に覚えているのは砂浜の上で跳ねる小魚だった。

そいつが俺の前に立った。
そしてパニックで動けないでいる俺の口をヌルヌルした指で強引に開き
髪の毛がまばらにしか残っていないグチョグチョした頭を俺の口の中へ押し込んだのだ。

一体どういう仕組みなのか分からないが、頭どころか腕も肩も俺の口の中に入った。
ひんやりした感触が喉の奥を通り、腹の底へ溜まっていくのが感じられた。
時折固い物があった気もするが、骨ではなく、何かの甲殻類だったのだろうか。
その時の臭いについての記憶がないのも恐怖で呼吸が止まっていたためなのかも知れない。

そいつは物理的法則を無視してズルズルヌメヌメと俺の中へ入っていく。
腰辺りまで入った所で俺は我に返り、必死で抵抗した。
とにかく暴れ回った。
覚えているのはそいつの内部の感触で、骨らしい骨もなく豆腐みたいな感覚だった。
ものすごい腐臭を感じた。
口を閉じたいが閉じられない。舌を動かせば微妙に酸っぱい味がした。
どこまで暴れたか覚えていない。
いつの間にか俺の記憶は途切れていた。気を失ったのだろう。




278:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:46:00 
意識を取り戻したとき、俺の全身は冷え切っていた。潮風に吹かれ続けたためだ。
砂浜の上に起きあがり頭の中が整理されるまでしばらく呆然としていた。
周りにはあの溺死体もなく
そこから落ちたはずの肉片も小生物も、何の痕跡も浜辺には残っていなかった。
夢だったのか、と思った。
だが、あの生々しい感触は鮮烈に覚えている。

胸がむかむかして俺はその場に吐いた。
例えあの体験が夢でも耐え難い不快感だ。
民宿で出された料理を残らず砂浜にぶちまけ涙がにじんだ目でその吐瀉物を見ていた。
その吐瀉物の一部が動いた。
いや、一部ではない。何カ所も何かが動いている。
俺は酸っぱい臭いを堪えながら顔を近づけてみた。
胃液にまみれてもがいていたのは何匹ものフナムシだった。

俺が気絶している間に口から入り込んだのか?そんなことがあるのか?
それともあれは現実に起こったことで
あいつに潜り込んでいたフナムシが胃に残ってしまったのか?
何倍もの不快感が俺を貫いた。
もう吐く物は残っていないのに俺は吐き続けた。
えづきながら俺は色んな事を考えたが何を考えたのかよく覚えていない。
内臓が出るほど吐く、と言うが、本当に内臓を出してしまいたかった。
出して洗いたい気分だった。


279:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:47:01 
そんな俺を懐中電灯の明かりが照らした。そして心配そうに声をかけられた。
民宿の女将だった。
夜の散歩から一向に戻らない俺を心配して探しに来たと言う。
俺は涙ながらに今起きたことを話した。
話ながら二回ほど吐いた。もう何も出なかった。

とにかく俺は民宿に戻り、もう一度風呂に入った。
その頃には流石に落ち着いていた。
風呂から上がると
女将が連絡したのか、駐在所から来たという二人の警察官が俺を待っていた。
俺は警察官に浜辺での体験を話したがあまり信じている様子ではなかった。
既に警察官達は砂浜を確認したが、吐瀉物以外、何の異常もないと言うのだ。
夜も遅いというので警察官達は引き上げ、俺も寝ることにした。

異常な体験の後なので眠れるか心配だったが、
体力を消耗したためか意外なほどぐっすりと眠った。
翌朝、まだ心配そうな女将に言って朝食は断らせてもらった。
食べても胃が受け付けなかっただろう。

俺はもう一度警察官達と現場を確認したが、溺死体の痕跡はやはり何も残っていなかった。
明るい砂浜に立つと昨夜の記憶に確信が持てなくなってくる。フナムシなんていくらでもいるのだ。

結局俺は泥酔して浜辺で幻覚を見たことになった。
缶ビール一本が事の始まりにされたのだ。
警察の対応としてはそんなものだろう。文句を付ける気はない。
俺はそのままその町を離れた。


280:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:48:09
時々思うことがある。
恐怖体験などで、逃げ遅れた者が
精神に異常を来して発見されるというパターンがあるが、その内の何人かは
何者かが体内に入り込んだために精神がおかしくなったのではないだろうか?
俺はたまたま何とか正常を保つことが出来たが、
あれをもう一度やられたら、もう耐えられないだろう。
変な言い方だが、確実に発狂する自信がある。と言うより、その方が楽だと思う。

あれから海には近づけないし、潮風を感じてもあの夜の記憶が甦る。
当然魚は食べていない。
そして、今でも小便や大便にフナムシが混じっていないか不安になるときもある。
何かの弾みにひょっこりとフナムシやら何やら体内から出てくるのではないか?
それでなくても、汗の代わりに腐った体液が滲み出てくるのではないか?
妙な不安が何度も頭を駆け巡るときがある。
妄想だと笑い飛ばしたい。でも出来ない。

あの溺死体の成分は、多分、俺の中にまだ残っていると思うから。



561:本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 22:54:11 
また聞きのまた聞きのまた聞きの・・・、まあ、都市伝説みたいな話w
長いんで二つに分けて。

別れ話を大分こじらせたカップルがいて、
彼女が彼氏に「見せたいものがあるから」って言って呼び出されたんだって。
長い付き合いで色々なものをあげたりもらったりしたから
「思い出の品」的なものを見せて考え直させる気なんじゃないか・・・。
うざかったけどその場できっぱり断ってやろうと思って
彼氏のマンションに夜向かったんだそうだ。

彼氏のマンションのそばまで来てタクシーを降りたら携帯が鳴って。彼氏から。
「なによ?着いたよ。」
「おーい、ここ、ここ。」
?って思って50m先くらいのマンションの入り口を見ると、
暗くてよくわからないけど人影があってどうやらこっちに手を振ってるみたい。

わざわざ下まで迎えにきたのか・・・と思ったら脱力しちゃって
「は?そこにいんの?なんかわけわかんないんですけど。」
って言いながら入り口に向かっていったら
「あ、ごめん。忘れ物した。ちょい待って。」って言うんだって。
「待つのだるいし、部屋に行く。」
って言ったんだけど
「あ、いい。そこで待ってて。そこで。」
って言ってきかない。
「すぐ戻るから。」って入り口に消えちゃった。
なぜかその間も携帯は繋がったまま。

何考えてんのかわけわかんないし、勝手に電話切ってキレられるのも嫌だし・・・。
「私急いでんの。バイトから直できたんだよ。終電もなくなるしさ・・・・」
「ごめんごめん、すぐだから。すぐだから。」

つづく



562:本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 22:56:39 
ガチャ、バタン、ドタドタと部屋の中であろう音がひとしきり聞こえて、
それからエレベーターの来る「チン」って言う音が聞こえたんで
やれやれ、やっとか・・・なんて思ってたら
重そうなドアを開ける音が携帯から聞こえたんで入り口の方をみたらまだ来てないみたい。
裏口かな?と思って
「ちょっと、どこよ。」
「お待・・・せ・・・」
「ん?電波悪いな。聞こえないよ。なんて??」
「・・・待た・・・せ・・」
「は?」
「お待たせ。」

その瞬間、後ろ数メートルの方からもの凄いおおきな
ドサッッツ!!!
って音が聞こえて。もしやと思ったら、やっぱり彼氏だったんだって。
街灯に照らされて、今まで見たこともないような量の血が頭から止まらなくて・・・。

警察が、わざわざ下で待ってて待っている場所を指定したのは
よく考えれば飛び降りる時に彼女を巻き込みたくなかった、
悪く考えれば街灯の下の、
一番いいポジションで自分の事を見せるためだったんじゃないかって。
「忘れ物」であったと思われる
屋上に残されていた遺書には恨みつらみなんかは全くなくて
ただただ自分か彼女のことをどれだけ好きなのかが延々と書き連ねてあったそう。

それ以来彼女は色々な意味でダメになっちゃって仕事も休みがちで
もちろん男なんか作れない。
携帯もあれから一度も使ってないんだって。
あの、電話がコンクリートにぶつかる
「グッシャアァ!!」って音がまた聞こえてくるんじゃないか
そう思うと電話を耳に当てることができなくなったんだそうだ。

おしまい。



269: 本当にあった怖い名無し:2011/08/04(木) 13:50:35.30 
聞いた話。

友人の父が亡くなった。
友人は病院から父を乗せた霊柩車に同乗した。

信号待ちでふと目をやると、向かいの歩道にパジャマ姿の父がいた。
目を凝らしてよく見たが、間違いなく亡くなったはずの父だった。
うつろな目でこちらを見ていた。
混乱しているうちに、車はすぐに発進した。
その後三回ほど赤信号につかまったが、いずれも同じように父の姿をみとめたという。

どういうわけかわからず、疲れているし、何かの見間違いだろうと自分を納得させた。
数日後、病院内部からの告発で、父の死に重大な医療ミスが絡んでいたことがわかった。
父が執拗に現れて伝えたかったことはこのことだったのか、
友人は、父の無念のほどを感じ、胸が痛くなったという。



196 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/10/12 02:29
ちょっと色々あって書ききれないので、
本当にもう嫌だ!と思った出来事をメインに書くことにします。

今から10年以上前ですが、とある地方都市のはずれの町に住んでいました。
その町自体は小さくないのですが、
私の住んでいた地域は畑やら田んぼやらが多く、
人口密度が低いというか、同じ町内みたいなものが10数件しかないのです。
急な引越しでなかなかいい物件が見当たらなかった為
夫が通えればいいかと、その時はあまりそういうことは気にしませんでした。
ただ、実際引っ越してみると、それまで都会育ちだった私は
その町というか、地域の雰囲気になかなかなじめませんでした。




197 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/10/12 02:29
まず、プライバシーというものゼロ。
平気で他人の家に断りなしに入るし、何かあると近所一帯に筒抜け。
例えば、どこどこのだれだれさんちの娘が、お見合いで逃げられたとか、喧嘩したとか、
挙句の果ては、だれだれさんがこの前立ちションしてたとか…

ですが、うちまでそんな噂の材料になる気にはなりません。
家の窓とカーテンは昼間でもなるべく閉めるようにして、
音楽聞いたりテレビ見るときも、ボリュームを極端に小さくしたり、
もちろん、他の人と表面上は仲良くやってはいたのですが、
つねに心が休まるときがありませんでした。

そこに住んでいたのは一年と少し。
その間に色々事件がありましたが、そこは省かせていただきます。
私がその町を越すことになった、きっかけとなった事件のことを書きます。


198 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/10/12 02:30
ある日、私と夫は、ちょっとした旅行に行く計画を立てていました。
この町を離れて少しのんびりしたい、という私の希望から
無理に夫に連休をとってもらったのです。

1日目、2日目は、温泉などに入りなかなか楽しめていたのですが、
3日目に、夫がどうしても仕事上会社に行かなくてはならなくなってしまいました。
私もさすがに一人で旅行を続ける気はありませんでしたし、
また後日行こうという話になったので、急遽、家に帰ることになったのです。

家に帰った私は、何かおかしいと違和感を感じました。
別にぱっと見いつもと一緒なんですが、
よくよく見ると家具の位置が微妙にずれていたり、
確かにしまってあった本などが床に置いてあったり…
私の記憶違い、と言ってしまえばそれで終わりなのですが、
この町のことを考えると妙に気味悪く思いました。

色々な部屋をチェックしつつ、掃除していたその時です。
玄関のドアが開く音がしました。


199 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/10/12 02:31
時間はまだ午後2時くらいです。
夫が帰ってくるには随分早すぎるな、と思いながらも、
「何かあったの?」と言って玄関に出迎えに行くと、
なんとそこに居たのは、二つ隣に住んでいる奥さんでした。
一瞬、二人とも固まってしまいました。

すると奥さんが早口で、
「あらお帰りなさい!玄関の鍵が開いていたものだからどうしたのかと思って。
本当用心しないとね」
のようなことを言って、そそくさと出て行ってしまいました。

奥さんは鍵が開いていたと言っていましたが、そんなはずはありません。
私はもともとそういうことを忘れないほうですし、
そもそもこの町に来てから必要以上に気を使っています。
まさか…そんなわけは・・・という疑問とともに、
今まであったことや、旅行から帰ってきたときの家の中の微妙な差異。

とにかく、私たちはそれから半月ほどで引っ越しました。
その時の家よりずっと狭い、アパートみたいなところになってしまいましたが、
前の家よりもずっと落ち着きます。
あの時のことは、今思い出しても本当に嫌な気持ちになります。



266: 本当にあった怖い名無し:2011/08/04(木) 13:36:44.60 
ウチのばぁちゃんのはなし

ばあちゃん1人暮らししてたんだよ。
そしたらある日夜中にチャイムが鳴ったそうだ。
その当時近所に住んでるおじさんがよく遊びに来てたから
「こんな夜中に来るなんてどうしたー?」と言って玄関に行った。

包丁持ってた男が立ってたそうだ。

顔とか全然知らない人だった
が直感的にあ、この人ヤバイ、と感じたらしい。
で、ばあちゃんは下手にコイツを刺激したら何されるかわかったもんじゃないと思って
すごく優しく迎えたんだと。
「ほら、そんなとこいないで中はいって休みな。カニ食うかい?」って感じで。
それが功を奏したのか、男はなにも言わずに出てった。
そこで改めて警察を呼んで、その男は逮捕されたそうだ。

警察の話によるとどうもその男は近くに住んでる痴呆の進んだオヤジだったらしい。
もしその時にばあちゃんが対応をミスってたら多分今生きてなかったんだろうな…と
思うと少し怖い。




283:  本当にあった怖い名無し:2011/08/04(木) 14:41:39.17 
ウチの母も、昔自治会長をしてた時>>266みたいな事があったらしい

行事の準備の為遅くまで独りで事務所に残ってたら、近所のじいさんが来たんだと。
じいさんはすごく酔ってて、エライ剣幕で行政への不満をぶちまけ始めたそうだ。
下手に刺激したらマズイかも、と思った母は、適度にヨイショを挟みつつ話を聞いた。

じいさんは段々機嫌が良くなり、帰る間際に笑顔で
「今日はあんたを刺してやろうと思って来たけど、もういいや」
と隠し持ってた出刃包丁を見せてきたそうな…。

母ちゃんナイス判断だったと今でも思う。



575 :本当にあった怖い名無し:2010/12/14(火) 23:33:37
先日、曾祖父の七回忌があった時に、祖父から聞いた話です。
もしかしたら、よくある戦時中の話かもしれません。

第二次世界大戦が終戦する1年ほど前の話です。
代々うちの家は神主の家系で、免許みたいなのが出来るずっと前から神主を営んでたそうです。
平安時代の神祇官(?)ぐらいまでさかのぼるんだとか。
(流石にこれは信じてませんけど)
そう言うわけですから、地元ではいわゆる名士の部類に入る家でした。

それを目に付けたのか、単に手近な神主だったからかは知りませんけど、
曾祖父は軍の従軍神主として招致されたそうです。
そんなこんなで数日経ったとき
曾祖父は作戦の成功祈願を行うために軍の飛行場へと呼ばれました。
何の成功祈願かは言うまでもなく特攻だったようです。
曾祖父は皇室を尊敬して陛下に忠誠を誓っていた右翼の様な人でした。
そんな曾祖父でも特攻には反対だったようで、
一応全身全霊を込めて祈願をしたそうですが、特攻に向かう若い兵に、
「怖かったら帰ってきてもいいんだよ」と小声で言ったそうです。

当時曾祖父は30代半ばぐらいでしょうか、
自分より若い前途ある青年を、死地に追いやるのが忍びなかったのでしょう。
その時特攻に赴いたのは三人だったらしく、全員に優しく諭すように言ったそうです。
ですが、結局翌日になっても、翌々日になっても、三人が帰ってくる事はありませんでした。




576 :本当にあった怖い名無し:2010/12/14(火) 23:34:36
それから一カ月ほど経ったときの事、突然曾祖父が歩兵の中隊を率いる事になりました。
階級は低かったですが、(元々軍人じゃないから当然)
温厚な性格と、日ごろから兵たちに優しく接していたせいで慕われていたせいか、
急に任命されたと聞きます。

それで出立の前日。
いろいろ準備している最中に、ボロボロの服を着た兵士が歩いてきました。
見おぼえがある顔だと思って暫く眺めていると、
一か月前に特攻した若い兵の一人だと気付いたそうです。
「よく帰って来た」と曾祖父が言うと
「先生のおかげで帰ってこれました」と若い兵は言ったそうです。
(曾祖父は当時軍中で兵たちに先生と呼ばれていたそうです)
曾祖父はその後に九州へと派遣され、無事帰還する事が出来ました。

それから日本が戦争に負けて数年経った頃の話です。
相変わらず曾祖父は神主を続けていたそうですが、
ある日ふと若い特攻兵の事を思い出し、会って話をしようと考えたそうです。
いろんなところにかけあった結果、住所を知る事が出来ました。

翌日に、曾祖父はその若い特攻兵の実家へと向かったそうです。
そこで田植えをしている特攻兵の母親に曾祖父は会いました。
名前を告げると、母親は「貴方が息子の言っていた神主の先生ですか」と言って
家の中に招き入れてくれました。


577 :本当にあった怖い名無し:2010/12/14(火) 23:35:20 
そのまま母親が案内したのは、仏壇の前。
其処には、あの若い特攻兵の写真が飾られていました。
曾祖父は驚いて、母親に尋ねました。
「急な病気で亡くなったのですか」
母親は泣きそうな顔で、ですが笑って言ったそうです。
「息子は、貴方の祈願して下さった特攻で亡くなっております」

曰く、曾祖父が特攻兵と話した翌日に、田植えをしている母親の前に
ふと、息子が現れたそうです。
息子の帰還を喜ぶ母親に息子は、
「自分は親不孝者で、先日の特攻で死んでしまったが神主の先生のおかげで最後に帰ってこれた」
と告げて、ふっと消えてしまったそうです。

その後、曾祖父の前に姿を現す事はなかったのですが、
彼の墓に参った時に、「ありがとうございました」という声が聞こえたと言います。




763 :本当にあった怖い名無し:2017/07/31(月) 23:43:01.80
土建屋の事務長との話。
別の寺から法事を頼まれて行った時
たまたまその法事に参列していた土建屋の社長と仲良くなった。
きっかけは、土建屋の仏教に関する質問に俺の回答が気に入ってもらえたらしい。

その後何度か土建屋の近くに寄る事があり
社長にあいさつしていこうと立ち寄っても忙しいのか社長は留守が多かった。
そこで代わりにこの会社ナンバー2である事務長が対応するのだが、何故か気に入ってもらえた。
この様な事が何回か重なるうちに、社長よりも事務長と話す機会が多くなり、
「何かあったらよろしく」と事務長とも連絡先を交換した。

ある日の夜、事務長から連絡があり「会社の経営についての相談(実際は会社への愚痴)」
を受けていた(というか聞かされていた)。
ある程度の常識的な範囲でのアドバイス(俺は土建屋じゃないから)をした後
事務長が不意に『そう言えば話変わるけど』と切り出してきた。




764 :本当にあった怖い名無し:2017/07/31(月) 23:43:16.84 
「何でしょうか?」
『○○土建の社長って知ってるよね?』
「この前お伺いした時にいらっしゃった方ですよね。
確か一人親方で、この前の工事を手伝ったお金を受け取りに来ていた…」
『あの人自殺したよ』
「えっ!そうなんですか。それは知りませんでした」

当時は民主党政権で公共工事を減らすとかで、土建屋も不景気だったらしいのだが…
『まあ、仕事が減ったのは確かだけど、それだけじゃないんだけよね』
と色々俺に話してくれた。
詳細は書かないが、仕事以外にも色々な案件が重なった事が原因らしい。

そんな話をしていると、今俺がいる部屋の窓から「コンコン」と
窓をノックする様な音が聞こえた。
2~3回聞こえたので、虫か何か窓にぶつかっているのかなと最初は思っていたのだが、
よく考えると夜なので窓はサッシをしてあるから
窓に虫がぶつかるわけがない。

うーん、いったいこの音は何だろう、と考えながら電話をしていると、
社長の自殺の話になると音がするのに気がついた。
あー、これ社長がこっちに来てるなぁ…と考えた俺は事務長に、
「もう社長の話はやめた方がいい」
『何故?』
「おそらく社長がうちに来ている」
口調が変わった事に気付いた事務長は、
『わかった。じゃあお休み』といって電話を切った。
すると窓からのノック音は聞こえなくなった。

次の日、朝のお勤めで社長の冥福を祈った。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1498825534/

359:本当にあった怖い名無し:2006/04/15(土) 23:53:19 
ロシアにはOMOHという秘密警察のような部隊がある。
(西側でいう海兵隊の特種部隊的な物)
しかし、この部隊は、行き過ぎた行動をするのでモスクワの政治家からも好かれていなかった。
その行き過ぎた行動の一つに、こんな話がある。

あるイスラム過激派の武装集団が
ロシア人を人質に取りモスクワに身代金を要求すると言うテロ事件が発生した。
モスクワの政治家達は、テロに屈せず軍を動かすか、
身代金を払うかで慎重に会議を重ねて行った。
しかし一方でOMOHが独自に動き、テロリストの身元を洗っていった。
そしてある行動に出る。。。

彼らはテロリストの立て籠もる場所を突き止め、ある荷物を届けた。
中身は爆弾などではない。。。
テロリスト達は中身を見て絶句したであろう。。。

中にはテロリストの妻や子供達が、バラバラの姿で詰め込まれていたのである。

結局、ロシアは人質を助ける事が出来ず、
人質ごと、戦車で街を砲撃するという暴挙に出ることになる。。。



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