サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:事故

http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1430400003/


517 :名無しさん@おーぷん :2015/05/13(水)23:52:20 ID:GYY
高校の時、パソを教えるためだけに学校の外から男の人がきてて
結構面白い人だったので仲良くなって放課後何人かでパソコン室で話をしていたんです。

サーフィンをやってる〜とその人は言っていて、
最近海に鮫が出ていたので、危ないよ〜と皆で忠告しました。

その数日後、その時雑談した何人かとチャリで海沿いを走っていると先生がサーフィンをしていました。
皆で浜辺に下りて、オーイ!オーイ!と手を振ったりして
先生はプカプカ浮きながら手を振り返してくれたりしていたのですが
波で見え隠れしていた先生がチャプッと沈みました。

潜っちゃった〜と笑っていたのですが、次の瞬間先生は水面に顔を出し
物凄い勢いで真横にザーッと動きました。

????

意味がわからずボーッとしていると先生の周りの水面が段々赤くなっていき…
砂浜にいるみんなの空気が一つの考えにまとまっていくのが見えるように感じとれました。

そこからはもう悲鳴と絶叫と泣き声と訳がわからなくなり
気がつくと先生の仲間が先生を助けに行っていました。

砂浜に上げられた先生の体からは喰いちぎられた跡があるのに
全然血が出ていませんでした。



http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1430400003/

512 :名無しさん@おーぷん :2015/05/13(水)22:53:58 ID:GYY
東海道線を熱海から函南(熱海→函南→三島)の間に
丹那トンネルと言う入り口から出口まで5−10分位かかる長いトンネルがあります。

伊豆半島に点在する町は田舎である為、大きなデパートはありません。
デパートに買い物に行く為には沼津、又は、小田原まで行かなければなりません。

お金のある人たちは、東京や横浜まで行っているようですが、
私は、沼津のデパートでの買い物が主になります。
熱海から普通列車に乗って沼津へと向かうのですが、途中、丹那トンネルを抜けなければなりません。


その時は、4人掛けの席に1人で乗っていました。
車両には人がほとんどいなくて
自分のボックスの後ろ側に労務者風も男の人が顔を下に向けて寝ていました。

トンネルにはいると、騒音とトンネルの中の独特な臭い(カビ臭さ?)が車内に充満します。
窓側の席に座り、窓側に寄り添ってトンネルの外をぼんやりと眺めていました。

トンネルの中は、待避所と言いますかドーム型の奥行き50cm位
(トンネル内を歩いたことがないので正確にはわからないが)
ところが数メートルの間隔で数十カ所作られています。
その近くには電灯も点いているので暗いトンネル無いですが中も見えます。





513 :名無しさん@おーぷん :2015/05/13(水)22:54:50 ID:GYY
トンネルの半ばに差しかかった時でしょうか、
一つのドームにヘルメットをかぶった作業員風の男の人がいました。
ヘルメットには懐中電灯がついていて、”つるはし”を持っていました。

電車はかなりのスピードで走っているのですが、
何故、その男の人の顔はハッキリ見えていたかは余り気にしませんでした。
目と目も合ってしまいました。

「トンネル工事の人だ。」と思いました。

更に進んで何個か目のドームにも男の人がいました。
この時は、驚きました。
さっきの男の人です。
この時も、顔はハッキリ見えています。
また、目が合いました。

電車は走っているので、顔が前から後ろに向く様になりながらも目と目が合っています。
お互い意識し合う様にドーム内の男の人もこちらを目で追っているのがハッキリ分かります。



514 :名無しさん@おーぷん :2015/05/13(水)22:56:16 ID:GYY
「何かおかしい。」
と思いました。

暫く行って同じ事がまた起きました。
本当に怖くなって、窓のブラインドを降ろしトンネル内を見ないようにしました。


そろそろ、トンネルも出口に近づいてきて、
「早く、明るいところにでたいな」と思っていました。
そのうち、社内のアナウンスで次の停車駅の到着の事を放送しました。
出口はもうすぐです。


すると、後ろのボックスの労務者風の男の人が立ち上がり
私のボックスの前を通り過ぎました。
何気なく通路を横切るその男の人を見ました。
その男の人は、ヘルメットをかぶり、”つるはし”を持っています。
そうです。
さっきトンネル内にいた男の人だったのです。

その男の人は、歩きながら笑みを浮かべて、こちらを向き
「どう。怖い。」と言って歩いて行きました。

”ゾクッ”
全身に戦慄が走り男の人を見ないように、思わず下を向いてしまいました。
そのまま見ていたら何か大変な事になると思ったからです。
その直後、電車はトンネルを抜けました。

車内は、昼間の明るさが蘇ったので”ホッ”とし、
おそるおそる男の人の歩いていった方を見ましたが、そこには誰もいませんでした。
昼間の出来事なので、トンネルを出た時点でほとんど怖さが無くなっていました。

その後、何事もなかったように買い物を済ませました。

帰る時には夕方になっていたし”丹那トンネル”を通って帰りたくなかったので、
その日は新幹線で熱海まで帰りました。


   
515 :名無しさん@おーぷん :2015/05/13(水)22:57:28 ID:GYY
後から聞いた話ですが、丹那トンネルは
大正7年3月に着工され昭和9年12月に開通した延長7841メートルのトンネルで、
この間延べ250万人が工事にたずさわり、昼夜兼行の作業で
67人の犠牲者を出し、特に大正14年4月に東口坑口(熱海側)より3000メートル奥で
大崩壊があり16人が殉職したそうです。


現在行う様な工事と違って想像を絶する難工事だったのでしょう。
この男の人が出たのもトンネルの半ばの所だったので、
この大崩壊で殉職された16人の中の1人でしょうか?

この体験までは気が付きませんでしたが、
熱海側のトンネル入り口の上には”丹那トンネルの殉職碑”があり、その近くには、”丹那神社”がありました。


あの男の人は、その言動から自分が幽霊と言うことを自覚しているようなので
何か言いたいことがあるのか、ただのいたずらのつもりだったのか定かではありません。

不思議な体験でした。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1378022869/


1000 : 本当にあった怖い名無し:2015/03/29(日) 19:54:11.85 ID:aAlw3mYrO.net
小学校の教師やってんだけどさ
被差別部落の子供がクラスに混じる地域の小学校にいたことがあるんだが
子供らの間に差別はまったく無くて苦労はしなかったんだが
しかしとにかく被差別の子供は死ぬのよ
別に虐待にあって死ぬとか家庭環境のせいとかじゃない、交通事故とかが多い
自転車に乗ってて車にひかれたりするんだが、
その場所は別に被差別の子供しか通らない場所とかではない
 
その小学校にいる間はよく葬式に出たよ
部落の子はよく死ぬな~なんて思ってた
 
まあそれだけの話


関連記事
贄の家

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486344160/


601 :本当にあった怖い名無し:2017/04/18(火) 18:17:22.48 ID:qsXxS7ZS0.net
俺は元々正夢をよく見るんだが、
3ヶ月くらい前かな?とある交差点で全然知らない女の子(高校生くらい)が
目の前にいて、何を伝えようとしてるのか分からんがずっと交差点を指さしてた。
 
訳分からなくて夢から覚めてからも変だなと感じてただけて、その日は何も起こらず、
徐々に夢を見たことも忘れていた。

それから数週間後かな、母に頼まれて学校帰りに
家から少し歩いたとこの安いスーパーにお使いに行こうとしてたんだ。
だけど突然あの夢を思い出して、
そういえばそのスーパーの近くにも交差点あったなと思い出して、少し嫌な感じがして
俺は家からすぐ近くの高級スーパーに行く事にした。
 
買うもの買ってさぁ帰ろうと店を出たら救急車が走ってる。
治安が悪いからかよく救急車とかパトカーとか通るから
その時はまた何かあったんかと思っただけだった。
 
家帰ると留守番してた父が「大丈夫だったか!!」って俺に向かって叫んで、
一緒にニュース見たら俺が行こうとしてた安いスーパーの近くで事故があったらしい。
死んだのは高校生の女の子。

もしかしたらたまたまかもしれないし、あの子が身代わりになって死んだのかもしれない。
怖くて親には話せなかった。

乱文長文すまん。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1382553456/


335 : 本当にあった怖い名無し:2014/06/24(火) 13:16:54.94 ID:M+4ocS4j0.net
これは、さいたま新都心エリアで実際にあった事件です。
ちょうどイオンの隣に15階建てのマンションがあります。
名前は●フィア●いたま●都心です。
そこで、去年の12月の晩に飛び降り自殺?が起こりましたが、不自然な点が多すぎます。

  
この物件には警備員が常駐していますが、
外部の中年女性がオートロックのあるA棟のエントランスから侵入しました。
その後、15階の廊下に折り畳みの椅子を出しで呆然としていたようです。
ちょうど、巡回中の警備員が目撃をして少し話をしたようですが、
基本的には放置したようです。

  
その後、気になっていた警備員が再び現場に向かうと、
中年女性は15階と14階の非常階段の折り返し部分に座っていたようです。
警備員が走り寄ったため
「来ないで~~~~」と絶叫したようですが、
そのまま取り押さえようとしたので、女性はそのまま後ろ向きの姿勢で転落したようです。

  
凄い音がしました。
最も離れた棟の住人にも聞こえたそうです。
なぜなら、自転車置き場の屋根に転落したため即死できなかったから。
救急車が来るまで応急処置もされないで放置されていたようです。
何か警備員に怨み言を言ったのかもしれません。
そして、深夜まで苦しんで亡くなったようです。  

  
霊感の強い人の話では、マンション側から隣の氷川神社に
落ち葉の量が多いので木を伐採しろと苦情を出したことが原因のようです。
これは神様に喧嘩を売るようなものですからと。

以降は急に亡くなる人が増えたり、巨大商業施設に隣接しているからかもしれませんが
不審者が度々目撃されています。

  
やはり、事故物件は変な氣を集めてしまうのでしょうか?


【閲覧・トラウマ注意】
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1421704408/


266 : 本当にあった怖い名無し:2015/02/10(火) 13:48:55.93 ID:YMEngB8s0.net
何年か前、用事があり最寄りの駅まで自転車で行った。
家の目の前には大きな川が流れているんだが、その中に車が突っ込んでいた。
確か白い車で、ワンボックスだった。
 
何人も川べりに人が集まっていて、2、3人の服がずぶ濡れだった。
「ああ、車に乗ってた人かな」
そう思って特に気にも留めずにその場を通り過ぎた。
 
夕方帰ってきて真っ先に耳にしたニュースは、その車に乗っていた人が亡くなったというものだった。
2人いて、一人は既にお亡くなりに、もう一人も意識不明で、絶望的だと。
2人とも、救出されたのは警察が来てからだった。
 
私がそこを見たとき、警察は、いなかった。
あの時、2人はまだ生きていて、あの車の中で必死にもがいていたんだろうか。
その日は近所で一家心中まで発生した日で、私の生涯の中で最も後味の悪い日となった。




267 : 本当にあった怖い名無し:2015/02/10(火) 16:04:21.28 ID:2U3fU7Zx0.net
ずぶ濡れの人は
・溺れてる人の生き霊だった
・助けようとしたけど諦めた人
・無関係だけどずぶ濡れだっただけ
・一家心中した家族の霊
どれだ? 


269 : 本当にあった怖い名無し:2015/02/10(火) 16:54:22.19 ID:XK2oFGuj0.net
5人乗ってて3人は脱出したけど二人はシートベルトがうまく外れなかったとか


271 : 本当にあった怖い名無し:2015/02/10(火) 21:44:57.90 ID:YMEngB8s0.net
262の者です。
状況からするに助けようと川に飛び込んだ人のようでした。
もうその頃には諦めていたのか、川に入っている人はいませんでした。
車は三分の二ほど沈んだ状態だったので既に扉は開かなかったんじゃないかと。


【怪談】怖い話【都市伝説】


242 :名無しさん@おーぷん :2015/05/05(火)20:10:26 ID:USy
今から12年前の実体験カキコしていいかな?
何回かカキコする事になると思うから、適当にスルーして下され。
「あれは忘れもしない・・・」と始まりたいところだが、実際のところ詳しい日にちまではすっかり忘れた。
ただ暑い日だった事は覚えてる。


その頃(12年前な)俺は宅急便の仕事をやめて、長距離専門の運送会社に入社したんだ。
その会社は県内でも有名な程、
運チャンに対して待遇のいい会社で有名だったし。高速は乗り放題だし。
そんな会社に入社出来て「ラッキー」とか思ってた。
与えられたトラックはちょい古かったけど。

「入社して最初のうちは近距離の仕事を何本かしてもらうよ」との事。
ある日N県に行ってくれと言われたんだよ。
ここからが本題。

N県に行く為にG県を走ってた。A市に入ると、右車線工事中の為片側交互通行。
時間帯は比較的早かった気がする。多分23時30分くらい。
結構長い距離の工事らしく、渋滞もそれなりにしてたんだ。
俺はタバコプカプカしながら渋滞にはまってた。
そしたらこう言っちゃ失礼だが「加齢臭」が車内に漂ってきたんだ・・・


俺は「なんだぁ?もしかして俺?」なんて思いながらもまだ停車中。
今度はいきなり耳が遠くなったんだ。
すぐ前でしてるはずの工事の音もそんなに気にならないくらいに。





243 :名無しさん@おーぷん :2015/05/05(火)20:11:06 ID:USy
トラックの運転席の後ろには寝台っていう簡易ベッドみたいなもんがあるんだが、
ホントに俺の真後ろの寝台からその臭いは漂ってきてた。
しかも息遣いも聞こえる。
俺はガクブルどころじゃなかったよ!

しかも、どうやら「ソイツ」は俺の顔を覗こうとしてるらしい。
左肩のほうからどんどん迫ってくるんだ。
俺は「ソイツ」の顔を見たら終わっちまうかも知れないって思った。
フロントガラスが鏡にならないように身を乗り出して、
ガラスと俺のおでこがぶつかるくらいの体勢で我慢してた。それでも「ソイツ」は迫ってくる。

そんな時にやっと前の車が動き出したんだ。
チョーきつい体勢のまま、ひたすら我慢した。
周りから見たら、ものすごく変な奴に思われてたかもしれんが、
その時の俺はそんな事考える余裕なんてまるで無し。
ひたすらそのまま我慢してた。

耳元に「ソイツ」がきた時、もうダメか・・・ってホントそう思った。
「ソイツ」は耳元で間違いなく2回、ため息をついたよ・・・


渋滞を抜けて、やっとスピード出せる頃には隣のM町に入ってた。
俺は無我夢中でそのキツイ体勢のままひたすら走り続けた。
気がついたら「ソイツ」の気配は無くなってたよ。

N県の現場に着いても興奮と恐怖で一睡も出来なかった。
そのまま朝日を見て、生きてる事を実感してた。
荷卸してた時も、「ソイツ」の事を言いたくてたまらなかったけど、
「誰も信じてくれる訳ないやー」って考えてた。


 
244 :名無しさん@おーぷん :2015/05/05(火)20:11:51 ID:USy
ただ荷卸が終わって、会社に戻るには来た道を戻らなければならない。
でも俺はその道を通る事は絶対にしたくなかった。
だから遠回りをしてT市経由で帰ったが、
遠回りの為か、会社に着いたのは予定時間より3時間も過ぎてた。
新人だった為か、みんな心配して待っててくれてた。
ホント嬉しかった。

常務からは「どっかで寝ちまったか?」なんて言われ、「えぇ、すみません」とだけ返事したよ。
運転手控え室にも、この日俺の歓迎会を開くために沢山の先輩が集まってくれてた。
みんなに「遅いぞ!」なって冷やかされてるうちに、
なぜ遅くなったのか理由を言わなきゃいけない羽目になった。
「いやぁ冗談じゃなくー、A市で恐怖体験しちゃいました!!」って言った瞬間、
みんなの手が止まったんだ。

みんな俺に大注目してるし。
なんだろ?みたいな感じだったよ。


俺はA市で「ソイツ」に会った事、
「ソイツ」のおかげで遠回りして帰ってくるのが遅くなった事を話したんだ。
ある先輩が「ちなみにA市のどこら辺?」って聞いてきたから、
忘れもしな い、ずぅぅぅぅっと止まってた交差点名と近くに○○電気があった事、全部話したんだ。
みんな硬直してた。

そのうちみんな目を合わせながら「どうしよう?」ってな感じで目で会話してたからさ、
「すっごく気になるから教えて下さい!」って言った。

 
 
245 :名無しさん@おーぷん :2015/05/05(火)20:12:16 ID:USy
教えてくれたよ。
俺がこの会社に入れたのは、一人やめざるを得ない状況に陥ってしまった事。
その状況とは、その交差点で死亡事故を起こしてしまったから。
死亡させてしまった相手方は、老人の男性。
「A市のどこら辺?」って聞いてきた先輩が、事故をおこしたトラックを引きとりに行った際、
フロントガラスに多量の毛髪が挟まってた事。
その後、そのトラックを修理して俺が乗っている事。
全部教えてくれたよ・・・


俺は分かったんだ。
「ソイツ」は老人男性で間違いないよ。
その老人は、死亡の直接原因となった俺が乗っているトラックを、あの交差点でずっと待ってたんだ。
やっとそのトラックが来たからいざ乗ってみると、
運転しているのは全く別の男(おいら)だった為、悲しみのため息をついた事。

やっぱり俺は顔を見られてたんだ・・・

先輩方大勢ついてきてもらい、常務にこの事を報告した。
「そっか・・・・・分かった。」

何日後か忘れたが、俺のトラックを目の前にして、神主が一生懸命変なの振り回してた。
俺も一生懸命お願いした。
それから二ヶ月くらい経って、その交差点を通ったけどなんも起きなかった。

事故を起こした先輩(見たことないが)は、それ以来音信が取れないって。
どこでなにしてんだかー。


http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1430400003/.


370 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)23:02:35 ID:9DK
これは俺が職場でパワハラにあいその職場を辞めて何もかもがどうでもよくなって
自転車とわずかな荷物と金を持って旅に出た時の話
俺は主に山道沿いを走るコースを通って旅をしていた。
例え宿などの泊まる施設がなくても、
ときどき無人の小さい神社?とかや少し洞窟になってる祠などもあり、
雨の日はそこで休めるし人も来ないし気を使わずに野宿も出来るので何かと都合が良かったのだ。


その日は雨が結構降っていた
時間は夜になって数時間は経過していた頃だと思う。
当時俺はもうすでに携帯も解約して時計は唯一持っていていたiPodがかわりを務めていたが、
もちろん電池がそう持ってるわけもなく
既に黒いただのパネルと化していたので正確な時間は今はもうわからない。

その日なかなか神社や祠などに恵まれなかった
俺は暗くなっても山道を自転車を押して歩いていた。
前に目をやるとガードレールが壊れてるカーブがあった。
そのちょうどガードレールのすぐ横まで歩いてきた時である
「キャアアア」という断末魔のような悲鳴が聞こえてきた。
おれはそのガードレールも気になり慌ててガードレールのない場所から崖下を見た。

下にはなにかミニバスのような物が転落しているのが見えた
その周りに数人の人影や地面に倒れているであろう。
人影とそれを介護?しているであろう人影なども見えた
制服から彼らが服装的に学生であることもわかった。
”転落事故か”とすぐさま悟った俺は声をかけた
「大丈夫か!」
聞こえてないのか誰も反応したような素振りは見せなかった。





371 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)23:04:56 ID:9DK
自分の事より彼らの無事が気になったおれはその後も何回も叫んでみたが
やはり雨?の影響もあり下に声に届いてるような感じはなかった。

俺はとりあえず倒れてる人影なども居ることから彼らの数人は怪我をしていると思ったのと同時に、
自分という存在が彼ら見つけたということで
救助が来るという安心感を彼らに持って欲しかったので、
自分のかばんには水とある程度の食料(お菓子)と
バンドエイドやメンソレータムとシップなども入っていたからそれを落とすことにした。

カバンに一応メモの紙で「ご自由に使ってください」というメモを入れ
目立つオレンジ色のカバンだったので、彼らもすぐに気付くだろうと
衣服とかも入っていたがお構いなくそれを崖下に落とした。
そのカバンが崖下に落ちていきカバンの姿が崖上から見えなくなるのはホントに一瞬だった。


その時点で俺は少し違和感を感じたのだが、
それより早く自分という存在を彼に発見してほしい安心してほしいという思いが強く
すぐに考えることはしなかった
ドサッという音が軽く響き何人かがカバンに気付いたのが動きでわかった。

数人がカバンが落ちているであろう場所に近寄っていったのもわかったが、
その時ふと俺ははっきりと”違和感の存在”に気付いてしまった
寺生まれの感というのだろうか・・?

俺のカバンは目立つオレンジ色なのになぜカバンが見えなくなり、他の人影の服装などは見えるのか?
そもも今は夜である。
崖下なんで明かりがないのに普通にこんな人影とか服装まで見えるのか?
やはりおかしい。
寺生まれの感が俺にそう警告を促していた。


 
372 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)23:06:01 ID:9DK
そう思って鳥肌が立ち始めた時
崖下のさっきまでゴソゴソ動いていた複数の人影が全員ほぼ一斉に動きを ピン と止めた
そして全員が同じタイミングで上を向いて俺と目が合った
俺はその異常な光景にゾッとした。
彼らの顔をまじまじと見てしまった、

何故か正確に顔が見えるのだ
暗くて普通見えないはずなのに
ほとんどが血まみれな顔で口の周りが主に真っ赤な人もいた
目もどこはかとなく赤い目をしてい
て人と呼ぶにはとても怖い顔をしていたのを今でも忘れることが出来ない


異常だと思った俺はすぐさま自転車にまたがり必死に歩いて登ってきた坂道を大急ぎでくだった
途中車のヘッドライトが見え
すぐにでも下山したかった俺は車の前に立ちはだかり車を止めた、
結構ギリギリで止まってくれた軽トラックだった。

「こらぁ!あぶねぇだろうが!!」
とおじさんが運転席から怒鳴ってきたが
俺は涙目になりながら
「乗せてください!」とほぼすがりつくようにお願いして
怒っていたおじいさんも
「お?おお!?なんだ?落ち着け小僧」と困り顔になりとりあえず軽トラに乗せてもらうことになった。


 
373 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)23:07:19 ID:9DK
車に乗るとおじさんは車を発進させ「話してみろ」いうので
俺は先ほど起きた出来事をおじさんに説明した。
おじさんはあざ笑うわけでもなく、もくもくと俺の話を頷きながら聞いてくれた。

逃げた所まで話し終えると
おじさんは「お前が見たのは確かに幽霊だよ」と俺の話を疑わずにあっさり肯定してくれた。


おじさんによれば10年ほど前に
あのガードレールの場所で、ある学校のクラブのバスが転落事故を起こしたんだと。
結果からズバッと言うと全員死亡生還生存者はいなかったそうだが、
教師が一人行方不明になってるらしい
死体が現場になかったんだと。

現場は仲間割れなどが起きたようで
刃物のような物で切りつけられてる遺体や、バラバラになってる遺体や
人肉を食べたと思われる痕跡も見つかったそうだ。
とても悲惨な事件だったのと
被害者にある大物政治家の娘もいたことから、この事件は公に出なかったそうだ
知っているのは事件関係者の一部などとこの近くに済んでる住人ぐらいだろうと言っていた。


話を聞くのに夢中になっていて気付かなかったが、
そのおじさんが急に車を止めたので
「ん?おじさんの家についたか?」と思って周りをみると、さっきのガードレールの場所だった・・・


ほんのりと怖い話スレ 123


247 :本当にあった怖い名無し:2017/03/06(月) 10:33:22.17 ID:/5FVq9y10.net
弟の話

弟は昔から車だのバイクだのが好きで、
それ系の専門学校に入ったので一人暮らしを始めた

そこに入ってすぐ、夜中寝ていると
「ブルンブルン」とバイクを大音量でふかす音が聞こえて目が覚めた
少し離れたところで鳴っているようなのだが、走り出す気配が無い
しばらくしてやんだのでまた寝たんだが、しばらくするとまたバイクの音がして目が覚めた 
ヤンチャな奴が近くの住んでるのか・・と初日からウンザリした 
そしてそれは毎晩続いた


 しばらくして、俺が様子見と観光がてら遊びにいったら
その話をしたので夜俺がみにいってやるよ、と言ったんだが、
その日から俺がいた3日の間、一度もせず
もしかしてもう引っ越したのか、と思って喜んでいたところ、俺が帰ったその日の夜からまた始まった
 
さすがにきついので、多分同様の苦情もきているだろうけど・・と思いながら
管理会社に苦情を伝えたのだが
「近隣からそういう苦情は一切でていない」といわれた

不思議におもい、学校で愚痴ったら
「それ、幽霊じゃねーの(笑)」
という話になり
「俺の兄貴の知り合いにみえるやつがいるから」とか言う奴が居て
紹介してもらうことになった

相手の職場(居酒屋)にその日に押しかけて、何の事前情報も伝えてなかったのに
そのオッサンは俺の顔をみるなり
「ああ。バイクのにーちゃんが後ろにおるわ。ただのイタズラやからほっとき。
構ってくれて嬉しいゆーてるから、ほっといたらそのうち消えるわ。」とあっさり言われた。
 
「ただ、様子が変わったら逃げや。
その手の奴はちょっかいかけてるうちはええけど悪意が出だしたら影響が出るし、
下手したら命とられるで。首と左手注意しーや」と忠告を受けた。
 
実際、その日から音がしても知らん顔して寝たふりをしていたら、数日で消えた。





248 :本当にあった怖い名無し:2017/03/06(月) 10:36:39.71 ID:/5FVq9y10.net
それから半年ほどして、
色々あって彼女と半同棲生活が始まったんだが
その頃から、弟は毎晩のようにバイクで事故に会って首が転げ落ちる夢をみて、
彼女は仕事先の美容室で何もないところで突然転び、総則品にぶつかり何故か首を痛めてしまった。
 
何となくヤバイと思い、再度オッサンのところに相談にいったら
「今日は家に帰らず、明日昼間に荷造りしてさっさと逃げろ。
荷造りは弟君だけでやって、彼女は一歩も家に入れるな」と。 
 
前に言われたことが当たった怖さもあって
言われるままにして、一旦彼女の家に転がり込んだ。

オッサン曰く、バイク好きでヤンチャな男性がそこに住んで、
彼女(おそらく美容師)と一緒に暮らしていたけど
彼女に振られてやけになっているところでバイク事故にあって死んだらしい。 
首がつながっていなかったから、もしそのまま長居したら弟が彼女が死んでたかもしれない、と。


この後弟と彼女はツーリング中に車線越えてきた車と接触して
死にはしなかったんだけど、一歩間違えたら・・・という状況になっり
彼女は左腕骨折して仕事辞めて、弟は首の頚椎捻挫(鞭打ち)になっていた。
 
偶然かもしれんけど、その時はまだ引っ越しただけで
家の契約が切れてなかったので影響がでたんじゃないかなんてちょっと思ったり・・

 
まあ、実際にはそのオッサンの言うことがどの程度本当なのか確認なんてできないから
偶然といえば偶然なのかもしれないけど。


【怪談】怖い話【都市伝説】


169 :名無しさん@おーぷん :2015/05/03(日)11:32:46 ID:jRf
1991年(平成3年)3月14日午後2時5分頃、
広島県広島市安佐南区上安2丁目で、 前日仮設置していた
長さ65m、重さ43tの鋼鉄製の橋桁が、10m下の道路に落下する事故が発生した。


この事故で、橋桁は並行する県道下り線を赤信号で停車していた乗用車など11台を直撃し、
橋桁の上で作業していて、投げ出された作業員5人と乗用車を運転していた市民10人が死亡、
8人が負傷するという大惨事になった。

乗用車の中には高さ50cmまで圧縮されたうえに、火災が発生したものもあり、
原形を留めない状態になった。
運転席が押しつぶされ、100Gを超える衝撃を受け全身挫滅で即死した者もいた。


中国新聞1991年3月27日付けの紙面によれば、
事故に巻き込まれた乗用車のすぐ後ろに、
卒園遠足から帰る途中の市内の幼稚園児97名と保護者らを乗せたバス3台があったという。

本来なら事故に巻き込まれかねない時間に事故現場に差し掛かるはずだったが、
一人の幼稚園児が「トイレに行きたい」と切望したので
近くのパチンコ屋のトイレを借り用を済ませることになった。

結果、事故には遭遇せずに済んだ。

しかし、事故が起こってから一年後、テレビ番組が取材した際、
トイレに行った幼児は誰か聞いたところ、誰もなかなか思い出せなかった。

最終的に2人が候補に浮かび上がったが、
1人は遠足を欠席しており、もう1人はすでに事故の時点で転園していた。


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