サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:信仰

363 :本当にあった怖い名無し:2018/12/09(日) 12:39:26.22
石じじいの話です。

じじいの住む集落には寺がありました。
そこのご住職は、私も知っています。
現在は無住になっていますが。
その先代のご住職がじじいに語った話です。

ある人が死んで新しい墓が建てられたのですが、
その墓の前に刀が突き刺される事件が起きたそうです。
しかも何回も。

その刀は別に高価なものではなかったそうですが
気がついたら刺さっている。
墓場で見張っていても、見張っているときには刺さらない。
関係者の中に犯人(協力者?)がいるとしか思えないのですが
ご住職もそう思って調べたそうですが、特に怪しい者はいなかったと。
その墓に入った人が恨みを買っていた可能性があるのですが、
知られている限りそれもなかったようです。

半年ほど続きましたが、その後、刀が刺さることは無くなったそうです。

刺された刀は、5本ほどになったのですが、寺で保管されていました。
後に、供養して焼却したそうです。



361 :本当にあった怖い名無し:2018/12/08(土) 12:56:03.53
石じじいの話です。

じじいの住んでいる山間の集落では、
夏霧が深く立ち込める日が、年に一、二度ありました。
ほとんどは一度きりだったのですが。
これはものすごい霧で、ほんの数メートルのところが見えない。
また、日光を遮って夏なのにシャツだけでは寒くて耐えられないほどでした。
霧は朝の8時ごろには消えてしまいます。

その濃霧の中から「言葉をかけてくる人」がいたそうです。
濃霧の中を歩いていると、「もし」、「あの」、とか声をかけてくる。
あたりを見回すと、霧の中にぼんやりとした人影がある。
「おはようございます」などと応答したら、
その人影は、「なにか重要なこと」をその人に話し伝えるのだそうです。
そのことを聞いた人は、すぐさま病みつくとか。
高熱をだしてのたうち回るが、一晩で回復する。
回復したときには、何を言われたか忘れているのだそうです。
なにか言われたことは覚えているのですが。

あまりの高熱で難聴になった人もいて、その「霧の人」は地元の人々から恐れられていました。
限られた集落周辺の道路際にしか出没しなかったそうです。

以前紹介した、「ドウロクジン」や「ミサキ」のような存在だったのでしょうか?



60:名無しさん@おーぷん:18/07/04(水)00:22:42 
三年前の事何だけど会社の寮出て独り暮らしを始めたのよ
駅前のそこそこ築年数たってたけどキレイで広めのワンルームアパート借りたんだ
そんで家具家電揃えて引っ越しして2週間ほど何事もなく過ごしてたんだ

夜11時位だったと思うんだけどドアがノックされたんだよ
チャイムもあるのにノックだけで
なんだろなーと思って出てみたんだけどそこには誰もいないんだ
うちのアパートの端の方が行き止まりになってて
俺は角部屋の一個手前にすんでるから
ノックしてから走って逃げても後ろ姿は見えるはずなのに誰もいなかったんだ


61:名無しさん@おーぷん:18/07/04(水)00:34:09 
そんな事が四回位2週間のうちに起こって
イライラしてたからピンホールカメラ買ってきて覗き穴につけといたんだ
それでパソコンで録画してノックを待ってたんだが
2日後にノックがきたんだよ
でもそこには何も映ってなかった
気味悪いから不動産屋に聞いたりしたんだけど別に事故物件て訳ではないらしいのよ

んで、友達が来ることになってた夜
何だかノックされたから友達だと思って、鍵開いてるよー!勝手に入ってきてー!
って声かけたのに誰も入ってこなかったんだ
そのあと三十分位してから友達来てその日はそのまま宅飲みして寝たんだよ


62:名無しさん@おーぷん:18/07/04(水)00:43:55
でも次の日の夜からかなりヤバかったんだよ
うちの実家って鍵かけないのが当たり前だったから
つい癖で鍵あけたまま寝てたんだけど
夜一時くらいかな
ノックが聞こえてきてドアの開くガチャって音で目が覚めたんだ
誰!?って声出したんだけど反応が無かったんだ
ロフトベッドで寝てたから降りて玄関行ったけど開いた様子もなく普通の玄関だった
鍵あいてんじゃん隣の酔っぱらいが間違えて開けちゃったのかなと思って
それからはきちんと鍵かけて寝るようになった

またその3日後くらいなんだがまたドアの開く音で目が覚めたんだ
誰!?ってまた声かけたんだけど
ギシッって廊下を歩く音が聞こえるだけで返事はなかった

それで廊下の方をベッドからみてたんだが
廊下と部屋を仕切るドアの所に影が見えたところで意識がなくなっちまったんだよ
そのときは鍵もしてたからまじで怖かった


63:名無しさん@おーぷん:18/07/04(水)00:55:46 
それから怖くて上司に相談したらめっちゃ笑われた
ネットみて部屋を外カメラでぐるッと撮って
その場で内カメラに変えてぐるッと回ると幽霊いるなら映る
って聞いたからやってみたけどなにもうつらなかった

考えてみればいつも外から来るんだから
部屋のなかにはいねえわなって後になって気づいたよ

影をみてから4日後だったかな
寝てたらまたノックとドアを開ける音が聞こえてきたんだ
廊下を歩く音が聞こえてきたから
安眠妨害でイライラして
てめえなんなんだよ!いい加減にしろよ!
かかってこいやゴラァって感じで声出しちまってたんだよ

したらドアをすり抜ける見たいに人形の影が入ってきて
ロフトのしたからじっと俺の事を見つめるんだよ

人形の影って簡単に言うとハガレンの真理の扉のとこにいるやつが真っ黒な感じ
そしたら金縛りになっちゃって動けずに
そいつと5分位かな?もしかしたら一瞬だったのかもしれないけど
そいつが闇に溶けるみたいに消えたんだよ


64: 名無しさん@おーぷん:18/07/04(水)01:04:45 
流石に金縛りははじめての経験でこれやばいやつかもってことで
次の日お祓いしてもらいに鎌倉まで行って
お寺でお祓いしてもらって清めの塩をいただいて
玄関から入ってくるなら玄関に盛り塩をしなさいって事を言われたので
白い小皿を買ってきて玄関の両端においたんだ
そしたらピタリとノックがやんだし侵入も無くなった

それから一月事に塩交換してたけど特に何事もなかった
よく塩が黒くなるとか聞くけどそんなことは一切無かった

それからは霊に悩まされることもなく転勤まで住み続けました。
毎回毎回かならずノックをしてくる礼儀正しい霊だったなと思っています。
以上で私の体験談を終わります

なんでこの霊は毎回ノックしてきたんでしょうね?
分かるかたいらっしゃいますか?
拙い文章で申し訳ありませんでした。
どうもありがとうございました。


65:名無しさん@おーぷん:18/07/04(水)01:09:25
家主の招きがないと入れない説



761: 本当にあった怖い名無し:2011/07/28(木) 13:51:25.54 
たった今体験した話。
私は宮城県多賀城市在住。
早めの夏休みで、今仙台駅から新幹線で岩手の実家に帰省するところです。

駅のホームをグリーン車が停車する場所から自由席が停車する場所に歩いてました。
遠目で見て、自由席が止まる場所に沢山人が並んでて、
今日は席に座れないわって思いながらてくてく歩いてました。

一瞬目をそらしてからもう一度見ると、誰一人ホームに並んでいませんでした。
不意に震災で亡くなった方が里帰りするのかなって思って、色々こみ上げる思いがありました。

私は多賀城市で看護師をしています。
震災時はただただがむしゃらに働いて、やっと長期で休暇を貰って里帰りです。
多くの方が亡くなりましたが、私は涙を流す余裕はありませんでした。

今、やっと亡くなった方々に対して涙が流れます。
一緒に故郷に帰りましょう




346 :本当にあった怖い名無し:2018/12/06(木) 22:23:20.87 
石じじいの話です。

山が人を呼び出すことがあったそうです。
ある日、突然「山」に人が呼び出される。
呼び出される人は、近くに住む人間の場合もあるし、ある程度遠くの人の場合もある。
ある時、突然、その山に行かなければならない、と思うようになるのだとか。
行かないとおさまらないようになって、必ず来るのだそうです。
山の場所は、夢にみてわかるということなのですが。

その山は深山幽谷というわけではありませんでしたが、あるていど険しいところだったと。
山に登って奥深く分け入って、そこで一晩過ごすと、つきものが落ちたように山から帰ってきます。
他の人が連れ立って山に入ってはいけないのだそうです。
呼ばれた人ひとりで行かねばならない。

一晩を過ごす場所は決まってはいませんでしたが、どこでもよいというわけではなく
呼ばれた人が山を歩いている時に「ここだ」と感じてわかるのだそうです。
ある樹木のそば、岩のそば、切り立った崖のそば、など、数カ所に限れていたようです。
その山に入ったまま行方不明になった人間はいない、ということでした。

「ぬくいときならええが、冬に呼び出されたらたまらんで。
あそこらへんは、冬はさむいけんね。」


https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1535920044/-100

575 :本当にあった怖い名無し:2010/12/14(火) 23:33:37
先日、曾祖父の七回忌があった時に、祖父から聞いた話です。
もしかしたら、よくある戦時中の話かもしれません。

第二次世界大戦が終戦する1年ほど前の話です。
代々うちの家は神主の家系で、免許みたいなのが出来るずっと前から神主を営んでたそうです。
平安時代の神祇官(?)ぐらいまでさかのぼるんだとか。
(流石にこれは信じてませんけど)
そう言うわけですから、地元ではいわゆる名士の部類に入る家でした。

それを目に付けたのか、単に手近な神主だったからかは知りませんけど、
曾祖父は軍の従軍神主として招致されたそうです。
そんなこんなで数日経ったとき
曾祖父は作戦の成功祈願を行うために軍の飛行場へと呼ばれました。
何の成功祈願かは言うまでもなく特攻だったようです。
曾祖父は皇室を尊敬して陛下に忠誠を誓っていた右翼の様な人でした。
そんな曾祖父でも特攻には反対だったようで、
一応全身全霊を込めて祈願をしたそうですが、特攻に向かう若い兵に、
「怖かったら帰ってきてもいいんだよ」と小声で言ったそうです。

当時曾祖父は30代半ばぐらいでしょうか、
自分より若い前途ある青年を、死地に追いやるのが忍びなかったのでしょう。
その時特攻に赴いたのは三人だったらしく、全員に優しく諭すように言ったそうです。
ですが、結局翌日になっても、翌々日になっても、三人が帰ってくる事はありませんでした。




576 :本当にあった怖い名無し:2010/12/14(火) 23:34:36
それから一カ月ほど経ったときの事、突然曾祖父が歩兵の中隊を率いる事になりました。
階級は低かったですが、(元々軍人じゃないから当然)
温厚な性格と、日ごろから兵たちに優しく接していたせいで慕われていたせいか、
急に任命されたと聞きます。

それで出立の前日。
いろいろ準備している最中に、ボロボロの服を着た兵士が歩いてきました。
見おぼえがある顔だと思って暫く眺めていると、
一か月前に特攻した若い兵の一人だと気付いたそうです。
「よく帰って来た」と曾祖父が言うと
「先生のおかげで帰ってこれました」と若い兵は言ったそうです。
(曾祖父は当時軍中で兵たちに先生と呼ばれていたそうです)
曾祖父はその後に九州へと派遣され、無事帰還する事が出来ました。

それから日本が戦争に負けて数年経った頃の話です。
相変わらず曾祖父は神主を続けていたそうですが、
ある日ふと若い特攻兵の事を思い出し、会って話をしようと考えたそうです。
いろんなところにかけあった結果、住所を知る事が出来ました。

翌日に、曾祖父はその若い特攻兵の実家へと向かったそうです。
そこで田植えをしている特攻兵の母親に曾祖父は会いました。
名前を告げると、母親は「貴方が息子の言っていた神主の先生ですか」と言って
家の中に招き入れてくれました。


577 :本当にあった怖い名無し:2010/12/14(火) 23:35:20 
そのまま母親が案内したのは、仏壇の前。
其処には、あの若い特攻兵の写真が飾られていました。
曾祖父は驚いて、母親に尋ねました。
「急な病気で亡くなったのですか」
母親は泣きそうな顔で、ですが笑って言ったそうです。
「息子は、貴方の祈願して下さった特攻で亡くなっております」

曰く、曾祖父が特攻兵と話した翌日に、田植えをしている母親の前に
ふと、息子が現れたそうです。
息子の帰還を喜ぶ母親に息子は、
「自分は親不孝者で、先日の特攻で死んでしまったが神主の先生のおかげで最後に帰ってこれた」
と告げて、ふっと消えてしまったそうです。

その後、曾祖父の前に姿を現す事はなかったのですが、
彼の墓に参った時に、「ありがとうございました」という声が聞こえたと言います。




75: 本当にあった怖い名無し :2018/07/12(木) 14:30:46.14
中学時代のほんのり怖い話。
当時、俺は部活動をしていて帰宅するのはいつも19時くらい。
あの日、俺は部活が終わって友人たちと帰り道を歩いてた。
季節は夏。とても蒸し暑くて、空が薄暗くなっていたのを覚えてる。
途中、家の近くの交差点で俺だけ右方向になるから「また明日な」とか言いながら
友人たちと別れた。
ここまではいつも通りだった。

交差点を曲がると俺の家までは歩いて5分くらいで着くんだけど、街灯がほとんどなく薄暗い。
交通量も多いわけではないので、夜は人気もあまりない道だ。
友人たちと別れてすぐに、女性の鼻歌が聞こえてきた。
前方を見ると、10数メートル先の道路脇に立っている女性が見えたから
多分その人が歌っているんだなくらいにしか思わなかった。
俺が歩いていくにつれてその女性に近づいて行くことになるんだけど
距離が3メートルくらいになったところで女性の顔をチラッと見たんだ。

俺は視力が落ちてきてたし、暗くなってたこともあって
さっきは気づかなかったけど、その女性は親戚の叔母さんだった。
叔母さんは俺の母親の従姉妹で、
ときどき道で偶然会ったりすることはあっても挨拶程度で話はしない。
いつもよくわからない鼻歌を歌いながら歩いてるから、
少し変わった人だなっていう印象があったけど、一応顔見知りなので
「おばさん、こんばんは」と声をかけた。

すると、叔母さんは鼻歌をやめて俺の方を見たけど挨拶を返してくれない。
でも、顔は笑ってた。
笑ってたというか、ニヤニヤしてたって表現の方がしっくりくるかも。
いつもなら挨拶返してくれるのに、なんか妙だと思った。
聞こえてなかったのかなって思ってもう一度挨拶したんだけど、何故か反応がない。
叔母さんとは深い付き合いではなかったから、「俺のこと忘れたのか?」って思ったけど、
「◯◯(母)の息子です」なんて説明するのも面倒だったから、
「じゃあ、また」とか言って、叔母さんに背を向けて再び歩き始めた。




76:  本当にあった怖い名無し :2018/07/12(木) 14:31:33.31 
歩いていると、叔母さんの鼻歌がまた聴こえてきた。
数秒歩くとすぐに聴こえなくなったけど、急に背中が冷たくなってくる感じがした。
こんな蒸し暑い日に、この感覚はなんだろう、なんか怖いなって思いながら歩いてた。
当時、学校でこっくりさんが流行ってて、
俺はその日の昼休みに友達と遊び半分でやってしまったんだよね
(結局なにも起きずに終わったけど)
そのせいもあって、まさか
こっくりさんでおびき出した霊が俺についてきたのか?なんて妄想したりして
怖さが余計に上乗せされたけど、気にしすぎだと結論づけてそのまま歩いてた。

けど、歩くにつれて背中が急激に冷たくなってきて、
全身に鳥肌が立って、体が勝手に震えだしてきた。
何かおかしなことが起きていると理解したと同時に誰かが俺のすぐ後ろを歩いてるのに気がついた。
多分、俺の4~5メートル後ろ、結構近い距離にいるのが
気配でなんとなくわかったけど、平常心を保って歩いてた。
それなのに、何だかその気配がだんだん俺に近づいくる。

文章で上手く伝える技術がないので申し訳ないが
後にも先にもあの日が一番恐怖を感じた日だった。
もう、1メートルくらい後ろまで来てるんじゃないか?って思ったときに
恐怖と緊張感がピークに達して、
いてもたってもいられなくなった俺は、後ろにいるのが何なのか確かめたくなり
パッと振り返ったんだけど、誰もいなかったんだよね。
なんだ、完全に俺の気にしすぎじゃん!って思ったけど、
相変わらず背中は冷えてて、再び前を向いて歩きだしたとき
後ろから冷たい空気が覆い被さってくる感覚を急に感じた。
平静を装って歩いてきたけど、俺は恐怖に耐えられなくなって走りだした。

後ろから冷たいものが追ってくる気配がするんだけど、
もう怖すぎて振り向けないから、全力で走って30秒後くらいには無事に家に着いた。


77:  本当にあった怖い名無し :2018/07/12(木) 14:33:43.35 
家に入って、キッチンで夕飯を作っていた母の顔を見るととても安心した。
「おかえり。……あれ、アンタ顔が真っ青だけどどうしたの?走って帰ってきた?」
と母に言われたけど、「うん」としか答えられなかった。

物凄い疲労感だったので、とりあえず水を一杯飲んで、顔を洗おうと洗面台に向かった。
洗面台には大きな鏡がついていて、
視界に入ってきた自分の顔が、血の気が引いたように真っ白になってた。
気分が落ち着くまでソファで座ってようとぼんやり考えながら
リビングに向かって歩いてると、
「アンタもしかして何か変なものでも見た?」と母に聞かれたので
「何かに追いかけられてる感じがして振り返ったけど、誰もいなかった。ただの勘違い(笑)」
っていうと母も「なにそれ」って言いながら笑ってた。
「そういえば、帰ってくるときに◯◯おばさんに会った」と言うと、
母の顔から一瞬で笑顔がなくなり、驚いてた。

「挨拶したけど、多分オレ忘れられて……」って言いかけてるときに、
「アンタ何言ってるの?◯◯おばさんは去年亡くなったんだよ。
アンタが見たのはホントに◯◯おばさんだったの?」と少し怒ったように聞いてきた。
「は?そんなこと聞いてないし、間違えるわけないだろ。
近くで顔も見たし、いつもの変な鼻歌も歌ってたんだぜ?」と言うと
母は青ざめて、すぐ傍で誰かに電話をかけ始めた。

名前を呼んでいたから電話の相手は母の姉だとすぐにわかったけど、
内容を要約すると「◯◯の命日いつだっけ?……え、今日?わかった」って感じ。
電話を盗み聞きしながら、叔母さんが亡くなって今日がちょうど一年なんだと俺は理解した。
そのあと、俺は母と一緒に叔母さんの家にお線香を上げに行った。
叔母さんはこの世に何か未練があったんだろうか。

あの日、どうしてそんなに思い入れもないであろう俺の前に姿を見せたのか、
歩いてる俺の後ろで感じた気配は何だったのか、未だにわからない。
という不思議でほんのり怖い体験でした。

長い上にオチが弱いし文章能力もないので、読んでくれた方には申し訳ないけど、
ずっと誰かに話したいと思ってたからここに書けて少しすっきりしてる。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1531051499/

781 :本当にあった怖い名無し:2011/03/03(木) 03:23:09.77
オカルトとはちょっと違うけど、今でもトラウマになってる話。
小学生の時いつも遊んでるグループの中で
ある日ちょっとした喧嘩をしてしまって孤立した。

放課後一人で本屋で立ち読みをしてると
同じクラスの全然目立たない男の子も立ち読みしてて話しかけると一緒に遊ぶことになった。
「公園行こう」と言って本屋を出たけど
暫くしたら雨が降ってきて
で、そいつんちが近いからって、そいつんち行ったの。
普段は誰も遊びにこないらしく喜んでたな。

家は古い平屋で狭くはないけど、掃除してんの?ってくらい散らかってた。
で、そいつの部屋行ったんだけど、玩具とかゲームとか何もないの。
俺が結構テンション下がってたらトランプ持ってきて、
まあトランプでいいわって、ポーカーとかおいちょカブとかやってた。

暫く遊んでるとそいつの母ちゃんが麦茶持ってきた。
「あら~お友達?○○君って言うの?タカシと仲良くしてあげてね」って。
「はい。ありがとうございます」ってお茶貰うけど糞不味い。
苦いしょっぱいとろみつき。何これ麦茶?何か変な味するわって飲まなかった。
つーか気がついたら、やたら小蠅が多いのよ。ブヨみたいに飛んでる。
麦茶のグラスにも入ったので、麦茶いらんって良い言い訳になった。

外は雨なのに電気代をケチってか家は薄暗いし、なんだかな~みたいな感じでトランプしてた。
で、何となく家族の話になって
父ちゃんは何でも仕事で遠いとこにいて
家には母ちゃんと妹、あと寝たきりの爺ちゃんって話になった。
「あー母ちゃん以外に人居たんだ~」
「妹はまだ学校だけど、爺ちゃんがね」
「へ~」って。




782 :本当にあった怖い名無し:2011/03/03(木) 03:24:06.09 ID:0t+6amMu0
んで、暫く遊んで夕方、雨も止みつつあるし帰るかな?ってなって、
帰る前に「トイレ借りていい?」ってたの。
「うん、いいよ・・・」ってしぶしぶ的な感じ。
トイレがちょっと長い廊下の突き当たりで、右手が襖の部屋なの。
んで、そこら辺がまた強烈に臭い。
何ていうか、超足が臭い人が雨の日に1日履いて熟成されてマイスターな仕上がりの靴下に、
全身包まって寝るくらい臭い。

鼻押さえながら、まじかよこれって感じで雨上がりの廊下を歩いてたら、
脇の襖の中からコツッコツッって、何かぶつけるみたいな音するの。
何だろう?ここが爺ちゃんの部屋?何か呼んでる?って思って、
しゃがんで細く襖開けて覗いた。
悪戯心もあったんだけど。
部屋の中は明かりもなく、襖の隙間から漏れる明かりで薄ぼんやり見えたんだけど、
奥に布団敷いてあって誰か寝てた。

でも、変なの。顔に布がかぶせてあんのさ。死んだ時みたいに。
で蝿が、小蠅じゃなくて大きな蝿がすごい数ブンブン飛び回って、小さな虫も這い回ってて。
コツコツ音を立ててたのは、そいつらが襖にぶつかる音だった。
中がまたさらに臭い。
ゲロともウンコとも区別つかないような匂いが充満してた。
子供心にヤバいって思って直ぐ閉めたんだけど
立ち上がってトイレ入ろうとしたら
直ぐ横におばさんがさっきと違ってなんか凄い怖い顔でこっちを睨んでる。
「トイレこっちよ」って言うから
「あ、はいすいません」ってトイレ借りてそそくさ退散した。

そんだけの話なんだけど、この時を強烈に思い出したことが今までに二度ある。
一度目は、何だったかの宗教で
死人が生き返るからって、ミイラをずっと家の中に寝かしてたってニュースを見た時
そして、去年の死人年金受領詐欺がニュースになった時。

その日家に帰ったら、母ちゃんに「何処行ってたの?臭いよあんた」って言われて
「○○君のうち」って言ったら暫く無言になって
「○○君とはあまり遊ばない方がいいかも。あそこのお母さん宗教熱心だから・・・」
みたいなことを言ってて驚いた。
俺が普段遊んでる、超がつく悪ガキどもには何も言わないのに、みたいな。

以上です。落ちも何も無くてすまん。



ほんのりと怖い話スレ その70

184 : スヴィトリアーク :2015/08/30(日) 01:20:13.02 
俺が小学校中学年頃の話なんだけどね…。

我が家もご他聞に漏れず、お盆の頃には数日間ほど先祖の墓参りをするのが常であった。 
行き先は県境をふた跨ぎして車で約4時間ほどの場所にある長閑な穀倉地帯
地元がそこそこ栄えた県庁所在地である

自分には毎年見る物全てが新鮮に感じられ、朝は山歩きに昼は湖沼巡りと
大人の注意も上の空、滞留先の隣家にいる同い年の腕白たちに案内されながら
日がな遊び呆けていたものだ。
その隣家の奥さんってのが歳の頃は40半ばの
いかにも農家の働き者って感じの恰幅のいいおばちゃんでね、
いつもお昼時には俺を招いてアイスやらスイカやらを振る舞ってくれたっけなあ。

何だったかの用事で腕白どもが不在であったその日も
俺は朝から独りで近隣探検としゃれ込んだ。
さほど大きな集落でも無し、散策範囲もたかが知れているのであるが、
それでも俺は畦道を巡り野原を駆け、束の間の夏の日を満喫していた。
 
2時間ほどはめを外してさすがに疲れた俺は、
山道入口にある古い祠の脇でひと休みする事にしたものである。
その祠は高さが2メートルくらいかな?虫食いだらけの太い角材に支えられた
簡素な雨除けの中には、風化のために掠れつつある文字がびっしりと彫られている石碑が
鎮座しており、申し訳程度の菓子類と花とが供えられている。
何を奉っているのだろうか?
傍らの日陰に腰を下ろし、リュックから生温くなった缶ジュースとカレーパンを取り出して
さっそくパクつく俺。ん-、バカウマ!
いつもは五月蠅く感じられるアブラゼミの熱唱すらも何故だか耳に心地良い。

「あれ!こんたらとこまで来てだんだあ。この山がら上は藪だがら、入れば駄目だんだよお~」
聞き慣れた快活な訛り声。
見上げると、野良着に身を包んだ隣のおばちゃんが
ひと仕事終えたものか、汗を拭きなら笑っている。
「知らないうちにここまで来ちゃったんだよ。でさ、このでっかい石、何?」
小柄な俺が弾き飛ばされそうな程大きな深呼吸をしながら
真横にどっかと座り込んだおばちゃんに何の気無しに問いかける俺。

 
185 :スヴィトリアーク:2015/08/30(日) 01:22:13.72
「あ、これ?これさ、ケガジのイレーヒちゅーものだの」
「ケガジ?イレーヒ?何それ、面白いもの?」
俺ときたらいきなりパンを咥えてのキョトン顔。
恥ずかしながら歳幼くして頭の出来が残念な俺にしてみればしごく真っ当な反応だったと
理解して戴こう。

「ん~ん。お天気悪くて米とか野菜も取れねくて、
お百姓さんがお腹へって死んだりするのをこの辺じゃケガジって呼ぶのっす…」
それまで闊達過ぎるほど明るかったおばちゃんが、何故か目を伏せつつ軽く肩を震わしている。
焚き火の中で勢いよく爆ぜる竹の如く威勢のいいいつもの彼女の声も、
だんだんとくぐもって来ている様に思えて…、
こんなおばちゃん、見た事無い。
 
「どしたのさ?おばちゃん」
「…この辺りも昔、そんただ感じだったのすや。
食う物無くてはあ、みんなばたくらばたくら倒れでいってや。
あんださまみてえぐ、そうした美味そうだものも食えねえではあ…」

おばちゃんのいつもの口調は訛りは強いが聞き取れる。
しかしそのイントネーションは徐々に、
俺が聞き取るのが困難になるくらいにネイティブなそれに変化していった。
こうしてテキスト化してる時点でも皆さんに理解しやすい様に極力翻訳しているつもりだ。

「粗末でも食い物あったうぢだばまだ良がったよ。
そしてるうぢに物無ぐなってや、
ネズミっこだのヘビだのミミズだの、
干上がりかげだ池で跳ねでるカエルば生食いしたっきゃ、
腹膨らんで死んだ若げえもん達も居たもんでさね…」

曇天の下、いつの間にやらアブラゼミは鳴き止んでいる。
その替わりに今度は背後の藪が温めいた風に吹かれてシャワシャワと乾いた合いの手を入れ始めた。
「あんださまの今いるどごろ、一番酷がったんだ。
年寄りがら子供まで腐ったまんまムシロみたぐ敷がさってあったもの。
その人だぢ騒いでるのさ、『俺だぢさも、それ食わせでけろ、飲ませでけろ』ってやあ」
「………」
「…あんださま、判るべが?娘売ってわつかの銭ば貰っても、売ってる食い物何も無え。
なんぼか栄えだ街さ買いに行っても
途中で銭握ったままくたばったり、買えでも山の盗人さみんな盗られで殺されだりよお。
死んだ子にたかるカラスだの犬だの追っ払って、
その子ば食わねば生ぎらんねがった俺ら…判らねえべなあ…」


186 : スヴィトリアーク:2015/08/30(日) 01:23:16.37 
そうした曰く付きの場所で、知らぬ事とは言え
無神経にパンを食らってた自分を諌めるかの様な語調に我に返った俺は、
顔を上げておばちゃんの顔に目をやる。
その瞳に映ったものは、いつもの福々しい彼女のそれでは無く、
げっそりと痩せこけた老婆の浅黒い皺面であった。
一瞬だけの幻だったのかも知れないが確かに俺にはそう見えた。

「俺らの子も、ケガジ過ぎで生ぎでれば、あんださまぐらいの歳だったべが…」
先程とはうって変わり、穏やかな口調。
空を覆う灰色の雲が多少は薄くなりかけたものか、
少しづつではあるが真夏の陽光が途切れ途切れに降り注ぎ始める。
と同時に、ゆっくりと腰を上げる彼女。
「どれ。暮れまでに今日生ぎる分の食い物探すがの…」
覚束ない足取りのままによろよろと山道を登っていく彼女を、
その場に固まって動けぬ俺は、その姿が深い藪に覆われ消えるまで
ぼんやりと目で追うしか無かったものである。

翌日、帰り支度を急ぐ俺たちの見送りのために隣家から現れたおばちゃん。
前日の出来事は何処かに置いてきたかの如く、
いつも通りに満面の笑みをたたえた彼女の手には大きめのダンボール箱が抱えられている。
その箱から覗く、スイカやトウモロコシを初めとする豊穣なる大地の恵みの数々…。

「あっちさ戻ったら、腹破れるまで食ってやってけれ。
まだ食いたぐなったらいつでも来なんせ。
こっちにゃあコンビニも何も無えどもよ、食い物だけなら掃いて捨てる程あるんだがらの!」
『昨日と同じ口が、それを言うか…!』
ドアミラーの中で腕白どもと手を振りながら徐々に小さくなってゆく彼女の姿を見つめつつ
前の日との言動のギャップに思わず頬が緩んだ俺であった。

正直、初めは驚いたものの怖くはなかったね。
と言うよりもむしろ、相手をしているうちに
茅葺き屋根ん下の民家の囲炉裏端で古老の語る昔話に耳を傾けているかの様な、
妙な郷愁めいたものを覚えたひとときであったとすら感じられたものだ。
時間にすれば約5分ほどではあったが、
あの鳩尾から絞り出すかの様な嗄れた声は今でもまだ鮮明に俺の鼓膜にこびりついている。


324 :本当にあった怖い名無し:2018/11/26(月) 20:56:46.31 
石じじいの話です。

メモから二題。
(1)音を発する石があったそうです。
まあ、ありがちですが。

その音はとても小さなものでした。
非常に微弱な音をず常に発している
夜など静かな時に、石に耳を近づけて集中すると、なんとなく聞こえる。
自分の耳鳴りではないか?
気のせいではないか?
と所有者は思ったそうですが、当時は
マイクロフォンとか集音装置や録音装置が庶民にはありませんでした。

それで、石を太鼓の皮の上に石を置いてみたそうです。
太鼓の皮が振動して、音が増幅されるのではないか?という工夫でした。
少し音が大きくなって聞き取りやすくなったそうです。

太鼓の皮の上の石の周りにメリケン粉をまいておくと、その粉が、
ふるふると震えて移動したので、物理的に音を出していたのだろう、ということでした。
お宝として大切にされたということです。



(2)ある時、田舎に女性がやってきて、杉の苗木を観音堂の端に植えたそうです。
そして、「八百年後、この育った木を見に来る」と言って去りました。
じじいが話してくれた時点(あるいは、じじいがその話を聞いた時点?)で、
その杉の木は、二抱え以上の大木に育っていました。

このことは、言い伝えとして残っていて、また、寺の古文書にも記されているとか。
まだ800年に達してないが、その時がきたら本当にその女性がやってくるのだろうか?と
地元の人たちは、その木を見守っているのだそうです。

800年長生きするというのは、八百比丘尼の話が有名ですが、
800という数字は、「とても多い数」という意味ですね


https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1535920044/-100

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