サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:因習

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1446739545/
青狐って知ってる?

1 :バヰパー:2015/11/06(金) 01:05:45.72 ID:UjrdwU8s0.net
亡くなった叔父から聞いた怖い話なんだけど、
その地方では蒼灰色のキツネを見ると夢に出てきて呪われるって言われてるんだって。
叔父の両親もそれを知ってたらしい


4 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 02:31:08.35 ID:ep1lnjL10.net
蒼いキツネって想像が出来ない


5 :バヰパー:2015/11/06(金) 02:38:36.55 ID:5YAItuKh0.net
いやいや、あのね
亡くなった叔父から聞いたんだけど、叔父が小さい頃、虫捕りに山へ行ったんだって
その時にクワガタをとって帰る途中。
遠くなんだけどキツネの影が見えたんだって


6 :バヰパー:2015/11/06(金) 02:42:07.62 ID:5YAItuKh0.net
ただ、青いって言っても単純な青じゃないわけよ。
例えば黒い馬って青毛って言うんだけど、そのキツネは蒼灰色の毛なの。
んで、両親に「今日虫捕りの帰りの帰りに灰色のキツネを見た」って言ったら両親は
「へぇ、珍しいキツネだね」くらいの反応だったんよ


8 :バヰパー:2015/11/06(金) 02:47:36.11 ID:5YAItuKh0.net
それでその夜布団に入って眠りにつこうとした瞬間金縛りにあって
それは夢なのか現実なのかわからんけど
その中に今日の日中に見たキツネが出てきたんだけと、
そのキツネは二本の尻尾があって頭から尻尾、両脚に鱗が生えてて
左目だけが毒蛇のような丸くて黄色い目になってたんだって。

んでそのキツネがドンドン近づいてきて血に染まった口を開いて、
今にも食べられそうになった時金縛りが解けて目が覚めたんだって


10 :バヰパー:2015/11/06(金) 02:52:20.36 ID:5YAItuKh0.net
まるでおとぎ話みたいだけど
叔父は思い出すだけで鳥肌が立つってくらいトラウマになってたらしいよ




12 :バヰパー:2015/11/06(金) 02:59:04.02 ID:5YAItuKh0.net
んで、目が覚めた時、時計を見たら夜中の1:30だった。
その時突然雷雨が起きて雷が光った時、
窓が障子なんだけどその障子にそのキツネの影があったんだって。

その時なんだけど障子が薄っすら開いてたから
叔父はやばいと思って恐る恐る目を合わせないようにつむってたんだけど、
ついちらっと見たら
障子の隙間から毒蛇のような丸くて黄色い目がこっちを見て
ガルルルルって唸り声をあげて、うわこれはやばいと思い必死に目をつむって祈ってたら
朝になってて雨も止んで晴天になってたんだと


13 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:00:36.80 ID:xlypsD8o0.net
マジかよ…じゃあ祖父は呪われて死んでしまったのか


14 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:04:07.53 ID:5YAItuKh0.net
その夜にあったことを朝食を食べながら話してたら
両親がガッと顔つきを変えて
父「それはきっと『青狐』に違いない」って言い出した。

『青狐』(あおご)はどうもその地域に伝わる妖獣もしくは怪異らしく、
姿を見た者の夢に入り込み呪い殺すって言われてるらしい。
実際その夢を1ヶ月間見たらしく一時目元に隈ができてガリガリに痩せ細ったらしいからね。


15 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:06:23.12 ID:5YAItuKh0.net
叔父な…
う~んわからんけど叔父は脳卒中で亡くなったからなぁ


17 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:15:32.35 ID:5YAItuKh0.net
で、ある日両親に車に乗せられて、
父「このお守りを握ってなさい。寝るときも枕元に置いて寝なさい」
母「このお守りがあると青狐は入ってこれない」って言われて
それからそのお守り肌身離さず持って寝たらその時は本当に夢も見なくなったらしい。

暫くして数日後、両親に車に乗せられてまた
父「いいか?お守りを握って目をつむって下を見てなさい。
きっと道中で青狐に遭遇してしまうかもしれんが、絶対に目を合わせるな」
って強く言われたんだ。

しばらく経つと車の屋根からガツンと音がして母がお経を唱え始めた。
父は「青狐が屋根に飛び乗った。いいか、目を合わせるなよ」
って言われたが、好奇心からか薄っすら目を開けて見てしまった。
すると車の前の窓ガラスから青狐が逆さまに血に染まった口を開けてこっちをジッと見てた。

父「目を合わせるな」
そう言われ、車は進んでいった


18 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:17:37.16 ID:ovitLhsi0.net
八尺様みたいだ


19 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:17:41.78 ID:ep1lnjL10.net
ふむふむ、ドキドキする(・ρ・)


20 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:19:14.69 ID:5YAItuKh0.net
気がつくと車は神社に着いてて、叔父はお祓いを受けたんだって。
お祓いも無事終わり、神主に「もう大丈夫」って言われ家に帰った

帰る際ふと握っていたお守りが気になって
握っていたお守りを見たらお守りが真っ黒に焼け爛れていて、その手にも痣があった。
そのあと病院に行ってその痣を見てもらったら火傷だったんだって


21 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:20:13.06 ID:5YAItuKh0.net
>>18
そう、俺も似てるなって思った


22 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:22:27.52 ID:5YAItuKh0.net
ただ、何故お守りは焼け焦げて、握っていたては火傷になったのかは全く不明のままなのね。
叔父もその話をしてくれた時も、左手に火傷の跡があったから多分それだろうし


23 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:23:48.45 ID:jTUdbR400.net
お、創作だとしても面白いぞ
ちょうどいい怖さ不思議さだな
君は才能あるよ♪


24 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:25:04.20 ID:5YAItuKh0.net
それ以来そのキツネも夢も見なくなったんだけど、
青狐のガルルルルっていう唸り声はずっと聴こえ続けてたらしい。
それが大人になっても聞こえるから病院に行ったら脳卒中だったってこと


25 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:27:35.97 ID:5YAItuKh0.net
>>23
待て待て待て
実際に叔父に聞いたんだよ。
俺はそうでもないがうちの家系や親族の殆どは霊感もある人たちだし
うちのオカンと弟は見えるらしいからな


26 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:30:57.27 ID:5YAItuKh0.net
まぁ、信じちゃくれんだろうなとは腹くくって書き込んだんだけど
ただ、昔その山には今はないが
実際に二本の尾を持ったキツネの像を祀った祠があったらしいからね


27 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:32:26.39 ID:ep1lnjL10.net
完全には呪い?が解けていなかったってことなんかね。
こういう話を聞くと呪いが伝染するとか聞くけど
バヰパーの身には何か起こったりしてないの(・△・)?


28 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:33:38.01 ID:5YAItuKh0.net
叔父が小さい頃はその祠がまだあったんだけど
叔父の昔からの友達もその祠には近づきたがらなかったらしいし。
叔父の祖母も祠を見るなり気持ち悪いって言ってたらしいよ


29 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:35:03.89 ID:5YAItuKh0.net
いや、俺自身は霊感もないし。なんか起こったりとかないかな。


30 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:40:35.01 ID:5YAItuKh0.net
俺自身はそんなキツネは見たことないけど
うちの従兄弟の友達はその近くで青狐を見て1週間後不登校になって
心配なった教員がそいつん家に行ったら首吊ってたらしい


31 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:41:02.79 ID:ep1lnjL10.net
こういうやつかな(>_<)
(ページリンク)


32 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:46:59.72 ID:5YAItuKh0.net
いや、俺も高校生の頃に聞いて
君と同じその画像のキツネのことかと聞いたら
「そんな可愛いもんじゃない!本当に体全体が灰色で鱗が生えてた。」って言ってた


33 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:49:45.75 ID:ep1lnjL10.net
こわいね。ちなみにどこらへんの地域の話なんですか?(*^ー゚)


34 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:54:09.48 ID:5YAItuKh0.net
ごめん、そこまでは言えん。
そこはどうも今は地図にも載ってないらしいし。


35 :バヰパー:2015/11/06(金) 03:55:05.42 ID:5YAItuKh0.net
蛇のような丸くて黄色い目なんだけど、こんな感じなんだって
(ページアップ)


36 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 03:58:06.93 ID:ep1lnjL10.net
地図に載ってない場所なんて気になりすぎて困る(>_<)


37 :バヰパー:2015/11/06(金) 04:02:50.00 ID:5YAItuKh0.net
祠自体も完全に取り壊されてて
しかもそこは落石やら猪や猿、蛇が出るらしいから余計に危ないよ


38 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 04:42:59.49 ID:vLue7fTd0.net
狐が生息してる地域って限られてるよね


40 :バヰパー:2015/11/06(金) 10:20:49.75 ID:5YAItuKh0.net
あ、でもある奴から聞いたんだけど
そいつの友達が車でそこにいこうとしても
何故かそこへ行く途中のトンネルにまた引き戻されるっていう現象があったらしいよ。
そいつの守護霊かはわからんけど行くなっていう警告なんかね


41 :バヰパー:2015/11/06(金) 10:31:32.23 ID:5YAItuKh0.net
その地域では時折タヌキやハクビシンが現れることもあるって聞くけど
キツネの目撃情報は全くないって言ってた

あ…でも明治後半から昭和の初期まではキツネの目撃情報が少しだけあったけど
叔父が生まれた時の時点では既にキツネが居なくなってたって
おばあちゃんから聞いたわ


43 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 11:59:56.60 ID:oTSDV/5O0.net
赤狐と緑狸なら良く知ってるんだが


44 :バヰパー@\(^o^)/:2015/11/06(金) 14:38:18.13 ID:5YAItuKh0.net
あれはあくまで食いもんやないのwww

さっきも言ったけど青ってのは馬で例えると黒い毛のことを言うんよ
そんくらいその狐は暗い色だったってこと


45 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 15:16:22.84 ID:qqkk6kpD0.net
黒猫を見たら~みたいな感じやろか


46 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 15:40:39.64 ID:pAVxVrwD0.net
黒猫よりヤバい
もはや妖怪じゃん


47 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 18:11:36.73 ID:lL1Lfv2g0.net
面白かった


50 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 22:54:40.11 ID:ovitLhsi0.net
何故祟られるのだろうか


51 :本当にあった怖い名無し:2015/11/06(金) 23:03:30.59 ID:ep1lnjL10.net
アオゴの出る地域は人の踏み入れてはいけないゾーンだったりとか(>_<)



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1410184635/

382 : 本当にあった怖い名無し:2014/11/13(木) 21:57:43.54 ID:QxmJuvv50.net
家もアピールスルーしてたことかあった。つか、気がつかなかった話。

学生で県外にいた頃、帰省して墓参りにいくとお墓の横に石の仕切りが出来ていた。
母に尋ねると、隣のお墓の中の人からクレームがきたらしい。
うちが墓参りする度に、服が当たって鬱陶しいと言われたらしい。

らしい、というのは、直接聞いた人間がうちの家族にいないから。
家族全員の夢枕に立っても誰も気づかす、
お向かいさんの親類まで辿ってやっと通じる人に話が出来たという話だった。


384 : 本当にあった怖い名無し:2014/11/13(木) 22:47:43.71 ID:jiGGVLkYO.net
ご近所トラブルwww



【胸糞注意】
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1428242367/

35 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/16(土) 13:39:57.31 ID:A7my43KF0.net
以下は実話なので地名、人名、職業についてはっきりと書きません

大学の友人Hとおれとは親友といっていい関係だった
Hはイケメンで頭もよく、友人間での人望も厚い男だった
そのHのもとに差出人不明の封書が届いた
内容は、Hの父方のルーツが被差別部落につながるというものだった

H自身は、西日本と東日本の境目に位置する海のない内陸県の出身だったが、
祖父は関西出身で、その場所が被差別部落であるという
また祖父の職業も被差別部落出身者が多いといわれている仕事であり、
Hの苗字(父方の苗字である)にも被差別部落民特有の文字が使われていると指摘されていた

母親は東海地方の出身で、両親と結婚していない姉(Hにとっては叔母)が公営住宅に住んでいる
これがいわゆる同和住宅ではないか
もう相当な年齢の姉が未婚であるのは、出自に問題があるから
ではないかという指摘もあわせてなされていた

Hがその手紙をおれに見せたのは、彼に被差別部落についてまったく知識がなく、
どうしていいかわからなかったからだった

おれとHの通う国立大学は北陸地方にあり、おれは大学のある県の隣の県の出身だ
おれ自身は、学校で同和教育をされたことはなかったが、
地元には被差別部落があり、ひと通りの知識は持っていた
北陸地方というのは関西文化圏の影響が強いため、どうしても噂という形で耳に入るのだ
Hの出身県にも被差別部落はあり、
同和教育という形を取らなくても、それなりの知識は入っていたはずだ

おれはHの不自然な無知に、
彼の家庭内において同和問題が語られることがタブーだったのではないか、
あるいは近所のひとなどがHの家の出自を知っており、
あえてその種の話題を避けていたことに原因があるのではないか、と考えた
つまり差出人不明の手紙の内容が「当たっている」のではないか、と考えたのだ





36 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/16(土) 13:40:53.26 ID:A7my43KF0.net 
Hは怯えているように見えた
手紙には被差別部落民をルーツに持つ人間がどのように生き辛い状況に置かれるか、
いささか時代錯誤的な調子で書かれていた

就職できない
結婚できない
クレジットカードは作れず、部屋を借りようにも不動産屋で門前払いを食わされる

おれたちは当時大学二年で来年度には就職活動を控え、Hには学部でも評判の美人の彼女がいた
Hは自身の将来について不安を抱き、怯えていた
「今は二十一世紀だぜ」
おれは、現在は差別する側が重大なペナルティを負う時代だ
もし被差別部落出身であることを理由に採用を見送ったとわかったら、
コンプライアンスの面で叩かれるのは企業の方である、とHに語った

「とはいえこれは差別の実態を知らないおれの一般論だ。
おまえの彼女に相談してみたらどうだ?」

Hの彼女は関西の出身だった
同和教育もされているだろうし、おれたちよりは実態を知っているだろうから、
そのアドバイスは有益だろう、とおれはHにいった
Hはその通りだと頷き、一度機会を作って彼女にきちんと話してみるといった

それからしばらくはアルバイトやレポートなどの雑事にまぎれておれはHと連絡を取らなかった
Hについての情報が届いたのは学部の別の友人からだった
Hがアパートの自室で首を吊って死んでいるところを発見されたというのだ
遺書はなく、部屋には酒壜が散乱していたことから、泥酔状態で
突発的に自殺をしてしまったらしい

Hが自殺するなんて信じられない、ありえないよ、と友人はいったが、おれには心当たりがあった
おれはHの彼女に連絡を取った


37 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/16(土) 13:41:39.11 ID:A7my43KF0.net 
恋人を亡くしたというのに、電話に出た彼女の声にまったく動揺は感じられなかった
その理由について「あたしたち、別れたからね」
と彼女は素っ気ないを通り越して冷淡な口調でいった

いつ、とのおれの問いに、一昨日と彼女は答えた
「どうして別れることにしたんだ?」
「あいつ、××じゃん」
Hの元彼女は、部落差別の淵源となった、ある階層の蔑称を使った
「しかも両親ともにでしょ?今までどのツラ下げてあたしとつきあっていたのか――
あたしもなめられたものよ。
おまけに、きみは理解があると思うから話したとか勝手なことぬかしてさ。
理解ならしてるわよ。
××はまともな人生を歩けない。
××との結婚なんて、あたしはもちろん、親兄弟親戚が認めるわけがない。
××とつきあってたってことだけでも充分汚点なんだからさ」
「そのことはHにいったのか?」
「はっきりいわなきゃわかんないでしょ。ああいう連中には」

その結果Hが自殺したことについて罪悪感を感じているか、などという質問をする必要はなかった
罪悪感など毛ほども感じていないに違いないからだ
「でもきみとHがつきあっていたことはかなりの数の人間が知っている。
事情を知らない人間から見ればきみは恋人を突然亡くした悲劇の女性だ。
しばらくは殊勝そうな顔をしておく方が無難だと思うが」
「…………」
電話の向こうから明らかに面倒くさそうな彼女の雰囲気が伝わる
「おれと一緒にいた方がいいと思う」
「なんで」
「やり場のない辛い気持ちを、死んだ恋人の友人に慰めてもらっているように見えるだろう?」
「なるほどね」

――そしておれは、このことをきっかけにHの元彼女とつきあうようになる
半年後のことだ


38 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/16(土) 13:47:27.03 ID:A7my43KF0.net 
既にお気づきの方もいると思うが、Hに手紙を出したのはおれである

おれはHが評判の美人を彼女にしているのが気に入らなかった
そこでHが話す家族の話から
被差別部落につながりそうな断片的な情報を集めて手紙を書いたのである

正直、どれひとつとして被差別部落を特定するものではない
ただHが差別の問題について無知であるということもわかっていたので、
それだけでも充分Hを不安な気持ちに陥れることは簡単だった
そしてそのことをHの彼女に相談させる
被差別部落に理解があるどころではない――強い嫌悪感を持つ関西出身の彼女に、だ
Hは彼女によって家族もろとも人格を全否定され、当然交際にも終止符が打たれるだろう
さすがに死ぬとまでは想定していなかったが、それ以外はすべてはおれの思う通りに運んだ

もちろんおれは後悔も反省もしていない
すべてH自身の無知が招いたことである
自身の出自について疑問があるのなら直接両親に聞けばいいのだし
部落民に対して理屈抜きに拒絶反応を示す人間が西日本に多いという事くらいは
常識として知っておくべきだったろう

結果としてHは「被差別部落民」だった
現代において差別され、虐げられ、
搾取される「被差別部落民」とは、「愚か者」のことなのだから


43 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/17(日) 20:14:38.47 ID:vZRQTGY+0.net
貴方凄いですね。
何て可哀相な人なんだ・・・



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1416146985/

202 : 本当にあった怖い名無し:2015/04/14(火) 01:51:37.72 ID:ZyJJ41Wh0.net 
不思議ってほどでもないが怖くもないし
所詮夢の話だからここに。

爺ちゃんの命日が松の内なんだけど、数年前1度だけ年末年始に実家に帰らなかった
命日も正直忘れてたんだけど、
命日の晩に爺ちゃんが夢に出てきたので、
朝になってあー今年帰らなかったから様子見に来たなと思った
そんで夢の中で爺ちゃんに金がないって言ったら(その時会社辞めて無職だった)1000円くれた

1000円かよー夢なんだしもう少しくれよーとか思ってたんだけど、
今日婆ちゃんにその話をしたら
爺ちゃんの棺桶にはあの世で入り用になったとき用に1000円札10枚入れたんだと
爺ちゃん亡くなって20年近くなるが初めて聞いた
だから1000円だったのかーと納得した

爺ちゃんが夢に出てきたのはその1回きり



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1439786982/

882 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 21:54:58.81 ID:ym9oIAn40.net 
小さな頃、母が歌っていた子守唄がこわかった。ねんねこさっしゃりませ~ってやつ。
青菜の様にジャキジャキ切るみたいな歌詞。
まわりに訊いても誰も知らないって言われる。


884 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 22:09:55.50 ID:KxToBcJNO.net 
「ねんねこさっしゃりませ」中国地方の子守唄が元ですな
口伝だったのを、山田耕作が歌詞をまとめて童謡にしたので
広く知られているのは3番仕立ての物です
寝ない子は面憎い→明日は宮参り→お宮でお祈りしよう

で、その元の口伝に近いものが、絵本「11ぴきのねこ」に登場します
寝ない子は面憎い→憎いからまな板で、青菜のように刻むぞ(だから早く寝ろ)
→お宮参り→参ったら豆ご飯を炊こう
の順だったはず
絵本のタイトルで検索すると、考察頁などがヒットします

お母様は岡山あたりのご出身だったのでしょうかね?
古い歌をご存じだったのですね


886 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 22:23:53.41 ID:4dZh9Lf90.net 
怖すぎる・・・
今だったら虐待で通報されかねないぐらいの過激な歌詞だ。

 



887 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 22:32:08.78 ID:ym9oIAn40.net 
詳しくありがとうございます。
中国地方住みなので、地元の古いうただったんですね。スッキリしました。

幼少期は夜になると、よくこわいものがでてきてよく泣く子供だったので、
母が怒って怖いうたを作っていたのかと思いました。
絵本みてみます。


888 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 22:39:55.58 ID:mtFbLXPr0.net 
その怖いものについて詳しく


889 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 22:56:08.15 ID:ym9oIAn40.net 
その日によって様々なので、あれですが…
凄くこわかったのは寝てるときに
急に知らない女の子に一緒にあそぼうって腕を引っ張られたりとか、
白っぽい着物を着たおじいさんが真顔で顔をじっと覗きこんできたりですかね。
あと、特定の怖い夢を見ると、
地元の橋で事故や自殺で人がなくなるっていうのも何回かありました。


893 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 23:41:12.37 ID:mtFbLXPr0.net 
ふつーにこえーよ
それは寝てる時に出て来たの?
起きてる時に来るの?
そして怖くて泣いてる時に脅しの追い打ち(わろえない
まあ、母上に悪気はないのだろうけど


894 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 23:52:31.85 ID:O2KBYZLU0.net 
相当な霊感少女だったんだね
青菜の歌よりそれらの体験のがよっぽど怖いw


896 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 00:37:10.45 ID:9nbJW7WD0.net 
女の子は寝てるときで、おじいさんはふつうに居間で勉強してるときだったとおもいます。
そうなんです。
母の早く寝ろと言わんばかりの威圧感バリバリのうたが怖すぎて、
幽霊の怖さなんかぶっ飛んでましたねw


890 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 22:57:30.15 ID:GbPGrsSh0.net 
とんでもなく怖い歌だな


891 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 23:28:26.86 ID:mtFbLXPr0.net
子守唄ぐぐってきた。
ミュージカル「11ぴきのネコ」(ナゼかカタカナ)の、
井上ひさし版「魚の子守唄」ってのもあるのね。ツベにたくさんあがってる。
これも、なんか意味怖だったわ。
うるさいから息するなって…


892 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/22(火) 23:35:54.80 ID:o0xekLAU0.net 
「本当に怖い。世界10か国の子守唄の不気味な歌詞」ってな題で世界の子守唄が紹介されてるな 
子守唄が怖いのは、どこも同じらしい


901 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 08:34:22.62 ID:Ox4as72T0.net
昔は年端も行かない子供たちが奉公に出されて、奉公先の赤ん坊の子守をさせられていたから、
子守なんてしたくない、早く家に帰りたい っていう心情のものが多いんだよね。
それはそれで切ない。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1424531551/
俺の産まれた家、町が少しおかしい


1 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:12:31.89 ID:Vqv/SVKC0.net
今日会社で自分の家、地域の行事について話してたんだけど
どうやら普通じゃないらしい


3 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:20:06.80 ID:meqBixUW0.net
最近多いな
このパターン


4 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:20:53.92 ID:rFjIZ2UG0.net
いろいろいわくのある土地なの?

 



7 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:29:19.64 ID:Vqv/SVKC0.net
まず、俺が住んでる直ぐ裏のお寺での行事について話そうと思う。
そのお寺ではカネマキなるイベントがある。
内容は人が死んだら鐘を1回12時丁度に大きく鳴らす
納骨日、12時丁度に鐘を断続的に鳴らし続ける
その鐘の音を聞き付けた地域住民が寺に集まり、死んだ人が持っていた全ての小銭を
和尚、親族の人がばら撒き始め、皆んなで拾うというもの。

拾ったお金はその日に使わないといけなくて、
次の日まで持っているとバチが当たると言われている
長男は参加してはいけない

因みにカネマキでより多くお金を拾う方法は
地面の砂利ごと袋に入れまくって後で選別する事、ご参加の際は是非。
あとバァさんどものフィジカルが尋常じゃなくあるから、腰を低くたもて


11 :本本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:41:50.27 ID:Vqv/SVKC0.net
次に、アクマバライについて話そうと思う。
このイベントはじーちゃんから竹の先に白い紙のヒラヒラを受け取った時点で始まる
俺がただ「アクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライアクマバライ」と言いながら
ひたすら部屋全てを回り続けると言うもの

ルールがあって部屋に入ってからぐるりと歩き回りつつ
アクマバライを唱え続けるんだけど廊下に出るまで息継ぎをしてはいけない
水回り、トイレ、風呂、台所などはより強く念入りにしないといけない
長男は参加してはいけない

最後は江戸時代に立てた無縁仏の墓の近くにこの竹ヒラヒラを突き刺し終了。
ウチは無縁仏の墓の近くに刺すけど他の家畑や田んぼの端に突き刺す
多分家から一番遠い所に刺すのかな?
ウチは例外だったっぽいけど
腹式呼吸を覚えておくとこのイベントは乗り越えられる


12 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:47:30.57 ID:9lMrUkAm0.net[2/2]
お前「ネットのつながらない山奥の集落」だったこと以外前回立てたスレと同じじゃん 


14 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:53:03.17 ID:Vqv/SVKC0.net
わっしょいわっしょいイベント
拡散器を持って選ばれた町の男十数人が
わっしょいわっしょい言いながらフンドシ姿で練り歩く
確かクッソ寒い日に行われる
練り歩きながら一軒一軒家を訪問、訪問された家はお捻りとお茶、
ちょっとした食べ物を振る舞う
最後に頭の上でなんかふぁさふぁさされておしまい

拡散器つかって糞五月蝿いから
だんだん近ずいてくるの分かるんだけど近くにくれば来るほど妙にソワソワする。
わっしょい側になった事がないからアドバイスできなきすまんな


15 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:54:35.27 ID:Vqv/SVKC0.net
>>12
え?先人いたの?
じゃあ書かなくていい系?
もしかして二番煎じ?笑


16 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:57:06.26 ID:1wFtl9k80.net
拡散器って…もしかして拡声器か?


18 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 00:58:45.99 ID:Vqv/SVKC0.net
>>3
んー、調べたけどよくわかんなかったんだよねー
>>12さんが俺に似た事書いた人知ってるぽいから何か解るかも


21 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:04:32.96 ID:ucx5QRHj0.net
×近ずく
○近づく


22 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:13:30.06 ID:Vqv/SVKC0.net
御神木の話し
毎年近くにある神社に初詣しに行くんだけど、
その神社にめちゃくちゃデカイ御神木があって樹皮がペリペリしてる
そのペリペリを一欠片いただいて一年肌見放さず持ち歩かなければならない
去年頂いた欠片は新しいものと引き換えに御神木の根元に置く

ただの偶然かもしれないけど、大抵財布入れにこの欠片を入れておくんだけど
高2の時に財布ごと無くして破片紛失、
その4日後交通事故にあって右足骨折、インフルエンザに初めてかかる、
蔵物色してたら農具が倒れて頭に当たって気絶
などなど、無くした日から何となく災いが起きてるような気がした
初詣の時に無くしてごめんなさい、新しいのもらいます。って言ってからは
特に何も起こらなくなった
多分偶然だと思うけど皆んなも持ってるだろうけど無くさないように!


23 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:21:22.16 ID:FzirWiNR0.net
単なる偶然です
災厄もたらしたりする事は余程強い荒神様でもなければ起きない


24 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:29:54.13 ID:6JKvWJAv0.net
カネマキっぽいことはうちの母親の実家らへんでもやってたらしいよ


25 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:30:30.61 ID:Vqv/SVKC0.net
ばぁちゃんの呪文
俺めちゃくちゃヤンチャで子供の頃良く怪我してたんだけど、
怪我するたびにばぁちゃんが来てくれて、怪我を手で摩りながら呪文を唱えてくれた。
呪文となえ始めるとばぁちゃんの手がすげぇ熱くなって、
怪我の痛みが完全とまではいかないけど痛みが柔らぐ
子供だったから思い込みなのかもしれないけど

因みにその呪文は
「おん◯◯ころ、せん◯り、まと◯◯そわか」←繰り返し
全部書くと場所特定されそうだから隠しました。

因みに俺もコレ使えます、
怪我した奴にコレやろうとすると、
頭のおかしい事言いだしたぞコイツって顔で見られるから親しい友達にしかやらないけど、
痛くなくなるらしい

最初は付き合いで痛くなくなったって言ってくれてるのかと思ったら
怪我した時に「おん◯◯やって」って数人に言われる様になったからもしかしたら‥笑
本当は精神的暗示とかだと思うけどね笑


26 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:33:07.52 ID:Vqv/SVKC0.net
>>23さん
やっぱりそうだよね!でもあんな思いした手前、この御神木の欠片は捨てられない笑
>>24さん
因みに何県ですか?とか聞いてもいいですかね?笑


28 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:39:07.86 ID:FVVewuuF0.net
薬師如来様の真言ですかね


30 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:46:13.58 ID:Vqv/SVKC0.net
赤い糸の祭
俺の家の裏には祠があるんだけど、その祠に赤い糸を結びつけて紐を伸ばし、
無縁仏の墓のまで引いて結びつけ、更に伸ばして実家の玄関の柱にくくりつけて、
また祠に戻りくくりつけ、赤い糸の巨大な三角を作る

んで、俺がハサミを持って祠から無縁仏の墓、無縁仏の墓から家の柱、家の柱から祠、
それぞれ真ん中で切り分ける。
その際にまた変な呪文を言うんだけどコレは書けない、すまんな

んで、三角の中心で 酒、米、塩、もちを撒き、焚き火をする
「が◯な◯ゃ様」を祭っているとの事
コレで終了、

良く分からんけど子供の頃からやってるし何も不思議に思わなかったんだよね、
終わった後に美味しいもの食べれる日!位にしか考えて無かったし
あ、そうそう、コレも長男は参加できない。
次男の俺がやる仕事

このイベントは糸が中々切りづらいのがネック!ハサミの刃の奥でジリジリと切るべし!!
誤字脱字はゆるしてくだせぇ笑


31 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 01:54:04.69 ID:Vqv/SVKC0.net
>>28さん
調べたんですけどちょっとだけ違いますね、でも限りなく近かったです!!
元はこれで間違えて伝わってきたのかもしれません笑


36 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 02:35:43.76 ID:Vqv/SVKC0.net
鬼鉈の話
家には古臭い物が沢山ある
昔は階級の高い身分だったらしくその名残で敷地内に蔵が二件、家が三件と結構広い
当時小学生だった俺にとってこの蔵というのは最高の遊び場、
さっき蔵の農具で気絶した話しが出てきたけど、
この時も目を金マークにして遊んでたのが原因笑

んで小学生俺が蔵の二階、右奥にある物を発見する、そうそれが「鬼鉈」
古ぼけて黄ばんだ布に包まれた大人の肘から先くらいあり大きくて重い鉈

実は鬼鉈っていうのは俺が付けた呼び名であって本当は違う
布に鬼に良く似た漢字と めちゃくちゃ崩れて読めない漢字が後に2つ続いて
最後に鉈と書いてある、だから本当は違う名前が付いてるはず
さっそく目をキラキラさせなかがらじぃちゃんに貰っていいか聞きに行く俺

決まりがあって、蔵で発見したものは必ずじぃちゃんに見せないといけない、
で貰っても良いか交渉する。
オッケーが出たら俺のものにという流れ、
でもまぁ、そこは小学生、何でもかんでもお宝に見えるわけで
大抵はゴミ同然のものを持っていくんだが今回は違った

持ってくとじぃちゃん焦り始める
で、その鉈握りしめてどっかいった
その日は帰ってこなかった

次の日帰ってきてそうそう
「◯◯ちゃん、ごめんなぁ」の一言、この品も「が◯な◯ゃ様」関連だったらしい
次の日オモチャ三個くらい買ってもらったんだけど
てか今更なんだけど「が◯な◯ゃ様」って何者?

が◯な◯ゃ様を当たり前のように受け入れてたけど、なんだよ
何で俺ばっかりなんだ?


37 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 02:41:01.68 ID:Vqv/SVKC0.net
俺はバカだ
色々繋がった、もうこの掲示板無くしてください
ふざけんな
家族


44 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 12:59:56.60 ID:/rfSPbtbO.net
薬師如来の真言じゃん、わりかしポピュラーな方なんじゃね?
気にする事はないよ。


45 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 13:08:32.09 ID:/rfSPbtbO.net
あ、薬師真言に近いって事は、原型のセンダラかな。
別に問題ないと思うけどね。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1439786982/

22 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/18(火) 18:11:26.65 ID:P16KSMpQ0.net 
お盆も開けたし我が家の話。
といっても何処にでも転がってるような話だけどね。

家は元農家で、駅前の開発が進んだり交通の便が良くなって
都会へ通勤する人が住み始めてから分譲住宅とか、マンションが建ち始めて
今では畑もめっきり減った。そんな中途半端な田舎にある。

うちも祖父母の代に土地を売り払って、今では道路になったり家が建ったりしている。
そういう場所だから若い人もきちんとお盆やるし、墓参りもする。
元々住み着いてる家系の人たちだけだけど。




23 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/18(火) 18:27:04.64 ID:P16KSMpQ0.net 
んでもって本題。
うちはちょっとした幽霊屋敷で、7人家族中6人、
まあ俺以外が出掛けてる時に上の階から足音がしたり、
玄関が開いて靴を脱ぐ気配があって見に行くと誰もいない。
そんな事がよくある。
俺だけじゃなく、家族全員似たような体験は日常茶飯事。

実害無いし、あってもスチールラックにしっかり掛かってるカゴが落ちたり
(百均で売ってるスチールラックの関連品みたいなの)
自室の扉ノックされて開けると誰も居ない、みたいなイタズラレベル。

なんでそんなしょーもない事書いたかって、お盆の期間はぴたりと止むんだよね、これ。
うちに帰ってきた祖霊が追っ払ってるのか、それともきちんと本来の家に帰ってるのか。

なんとなく後者だと思ってる。
だって追っ払ってるなら、お盆開けに悪化しそうじゃない?憂さ晴らし感覚でさ。
家族とかご先祖に、浮かばれない亡くなり方をした人がいる家は
きちんと盆棚作って迎えてあげたら、そのうちちゃんと成仏できると思う。
お盆は一年のうちで唯一、帰るべき家に帰れる期間だから。
何処を彷徨っていても、きっと帰ってこれて、自分の家族と一緒に居られるって、
すごい大切な時間になると思うよ。

最後に、寝てる人を片っ端から起こすイタズラはやめて下さい。
睡眠障害かと思って医者に相談したのだって医療費かかってるんですよ。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1440842362/

37 : 松屋の虎 ◆s8FSqGDfDY :2015/08/29(土) 20:20:12.84 ID:CHH62SdA0.net
自分の地区には毎年立秋の間に行われる肝試しみたいな行事があります。
お宮籠りとよばれる行事ですが、その内容は「夜中に神社の境内に籠る」というものです。
いわれは分かりませんが、毎年、20歳を迎えた男性がひと晩「神社警備員」になります。
過疎った地区なので今年は自分が一人で籠ることとなり、先月からワクテカ状態でした。

神社は、北関東に多い○○神社で、普段は無人の山の中の小さい社です
立秋の日、ここでひと晩すごし、
深夜の10時、12時、2時、4時に見廻りと称して拝殿と本殿の周囲を蝋燭1本持って巡回を行います
それ以外は拝殿の横にある天幕小屋で控えています(寝たら駄目)。
やることはそれだけです。
神社の建物には入りません(入るほどの広さもない)。
まともな神事と言うより、昔の肝試しを形式化したみたいに見えますが、
大正時代から続く伝統ある行事という話なのです。

境内は真っ暗らしく、過去にやったことのある年上の人からは
「真夜中に誰もいないのに拝殿の扉が開く」とか「3時過ぎに幽霊が出る」とか
聞かされてましたが、自分的には暑さと虫と眠気が心配でした。
以下は今年8月9日(立秋初日)に自分がお宮籠りをした体験談です。

当日、夕飯食べて家を出て、神社に到着したのが午後7時過ぎ
山の中の境内は既にかなり暗く、携帯で家族に到着を連絡したあと、
床にタオルを敷いて今晩の準備をしてました。
準備が終わった頃には8時すぎで既に真っ暗でした。

夏とは思えないほど空気が冷たく
心配していた暑さと虫は問題なかったのですが
周囲に強い風が渦巻き「うおおぉぉぉ」と人の叫び声のような音が響きます。
あと、どこからかたまに拍子木のような音がカシーンと鳴ります。




38 : 松屋の虎 ◆s8FSqGDfDY :2015/08/29(土) 20:22:08.25 ID:CHH62SdA0.net 
そして10時、最初の見廻りです 
蝋燭一本持って小屋を出て拝殿の前へ
拝殿で一礼した後、左回りで廻る決まりです
逆に廻ると祟られるそうです

目の前は真っ暗で、さすがに恐る恐るでしたが何もなく、ただ真っ暗なだけでした
しかし12時の2度目の見廻りの時、慣れてきて退屈してきた自分は
決まりとは逆に右回りに廻ってみようとしました。

何もあるはずがない、そう思って本殿の裏まで来たとき、
向こうから誰かが見ている感じがします。
この場に人などいるはずもないのですが真っ暗な向こう側から強い視線を感じました
蝋燭をかざしてみたり、呼んでみたりもしましたが、当然返事はありません
しかも、その視線が段々と自分に近づいてくる気配がします
自分は怖くなって走って拝殿前まで戻り、拝殿で謝ったのち、左から廻り直しました、
すると今度は何事もありませんでした

2時になって三回目の見廻り
先ほどの事が気になった自分は、もう一度確認したくてまたも右から廻ってみました。
そろりそろりと歩いて本殿の裏を曲がると、
またも強い視線を感じます!
怖ろしいのを我慢して用意していた携帯で奥の暗闇を写し、すぐ引き返しました
拝殿で謝り倒してのち、小走りで左から廻り直しました

自業自得とはいえ ここまでで精神的にかなりテンパった感じだったのですが、
3時頃ウトウトしていたら拝殿の方でバン!!と大きな音がして
何かが参道から鳥居の方へ走りぬけたような気配がしました。
慌てて拝殿を確認に行きましたが扉は閉じたままでした。

これで帰りたいモードMAXになった自分は、
最後の見廻りは素直にささっと廻って5時になったら早々に帰宅しました。


39 : 松屋の虎 ◆s8FSqGDfDY:2015/08/29(土) 20:23:32.94 ID:CHH62SdA0.net
帰宅すると、お宮籠りを達成したことでお酒を飲まされ、9時ごろに寝ました。
午後に起きてから、携帯で撮った写真を見てみましたが、ただ真っ暗なだけでした。

実は帰ってから、前に親から聞いたことを思い出したのですが
神社に祀られている○○様は夜には本殿で西の方角(京の方角)を睨んでいるそうです。
あの神社を右まわりに廻ると本殿の裏で西を睨む○○様と鉢合わせの形になりますが
そうならないように左まわりに廻っていたのかもしれません
とすれば、あのとき2度感じた強い視線は○○様だったのかもしれません

実は、帰った後で少々 変なことが続いたり体調を崩したりもするので少し怖いです
拝殿奥の路地で撮った写真を貼っておきます(真っ暗で見えません!)。





http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1439786982/

34 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/19(水) 13:25:25.14 ID:q9IJuPkZ0.net
数年前のこと。
電車の荷棚に誰かが置き忘れたらしい一冊の単行本が目に入り
目的の駅につくまで暇だったもので、なにげなくその本を手にして読んでみた。
タイトルは今は覚えていないけど、たしか禁断の呪文のなんたらと書かれた本。
中には、恋がかなうとか、受験で合格するとか、いろんな呪文が書かれていた。
興味が出て、駅に着いてもそのままその本を持って出た。

休みがてら公園のベンチに座り、その本をパラパラっとめくっていると
雨乞いの呪文というのが目にとまった。
そういえば数日間まったく雨が降らず、その日も快晴で青空が空一面に広がっていた。
じゃあ試しにコレでもと思い、そこに書かれた雨乞いの呪文というのを唱えてみた。
すると、今まで快晴だった空に、みるみるうちに真っ黒な雲が広がっていき
辺り一面、昼とは思えないような暗さになり雷まで鳴りだした。
そしてザァーッとものすごい豪雨。


35 : 本当にあった怖い名無し:2015/08/19(水) 13:26:30.54 ID:q9IJuPkZ0.net
公園の屋根のあるところに避難し驚いていたのだが
30分ほどすると、ものすごい勢いで降り続いていた雨はピタッと止み
空を覆っていた黒雲もサーッとどこかに消え去って、またさっきまでのような快晴の空に戻った。
この呪文の効果なのか?それとも偶然?
あっけにとられていたのだが、
もしも本の呪文が本物だったらという思いもあって
帰りの電車の中でも、いろいろな呪文が書かれているのを見ながら
金持ちになれる呪文とか唱えたら・・・とニヤニヤしながら帰宅。
いざ、家に帰ってカバンの中を探してもあの本が無い。
もしかしたらあの電車に置き忘れてしまった???
そういえば、意志に反して電車の荷棚に読んでいた本を置いてしまったような気もする・・・

数日後、その日も晴天だったのだが、急にまたあのときのように空が真っ暗になり
30分ほど豪雨が降り続いたあとピタッと止んで快晴の空に戻った。
ああ、きっとあの本を拾った誰かがまた呪文を唱えたのだろうな、と思うようになった。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1416146985/

85 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/24(水) 15:48:00.03 ID:o6SeQKhs0.net 
母が体験した話
母はにはむかし親友がいました。
その親友さんのアパートには私も何回か部屋に遊びにいきました。
ある日、その人が仕事にも出てこなくなり部屋は空き家に。
独り身の孤独な人で、親兄弟は亡くなっていた。 

それから一年以上過ぎたころ、母はその親友さんの夢をみました。
両親の墓参りをしていると親友さんがでてきて、
○枝ちゃーん、あたしにもそのお花を分けて。あたしね、○枝ちゃんのご近所にいるよって 

その夢をみた年、母がお墓参りに行ったときのこと。
場所はけっこう遠方です。
たまたま墓地通路の途中で目にとまった墓石の、脇に刻まれている名前をみて、
息をのんだそうです!特徴のあるハイカラなその名。
またその横に建つ墓に刻まれている名前も、確か親友さんが話していた身内の名前

そこで管理者に事情を話したら、確かにその親友さんはねむっていた。
そして親戚が供養しているようでした
それを聞いて母は泣いたそうです。
○子ちゃんここにいたのかさ、だから電話すらくれなかったのかと。 

因みに生前、双方親の墓の場所はどこかまでの話は一切話したことはなかったそうです。
母は毎年、自分の親と親友さんの墓参りをしています



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