サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:執着

740 :もしもし、わたし名無しよ:2010/08/09(月) 21:39:29
看護士をやっている友達から泣ける話を聞いたので、投下。
友達は小児病棟で働いているんだけど、そこにいた5歳の女の子。
生まれながらに重い病気持ちで
ほとんど病院から出た事も無いような子だったそうだ。
その子はリカちゃんが大好きで、
お遊戯室的な所にある共有のリカちゃんをそれはそれは可愛がっていた。
「将来はリカちゃんを作る人になりたい」
なんて夢を話してくれたそうだけど…そこまでは生きられない子だった。
で、その子は先日とうとう亡くなったんだけど…

容態が悪化する数日前から、
「リカちゃんが、お星様に乗ってお空に飛んで行くのが見える」
って言いはじめたんだって。
はじめてそれを聞いた時
友達はすごくイヤな予感がしたけど「うんうん」って聞いてあげていた。
その子はそれからも時々星に乗ったリカちゃんの話をして
時々「リカちゃんじゃないけど、リカちゃんがいたよ!」とか、
「今日はリカちゃんのお友達もいたよ!」
と報告してくれて
その頃にはその子の余命を聞いていた友達は、切なくて泣きそうになってしまった。


741 :もしもし、わたし名無しよ:2010/08/09(月) 21:40:09
そして数日後、ご両親に見守られながらその子は旅立った。
本当はそういう事はしてはいけないんだけど
友達はお遊戯室のリカちゃんをご両親に差し上げたそうだ。
お気に入りだったから一緒にいさせてあげてくださいって。
ご両親もそのリカちゃんの事は知っていたから
とても感謝してくれたそうだ。

その日の夜。
見回りの時に女の子がいた病室に入った所、
片付けられたベッドの上に、ご両親に上げたはずのリカちゃんが。
やっぱり思い出してしまうからご両親が置いて行ったのかな?
と、リカちゃんを回収しようとベッドに近づいたら、
どこからとも無くクスクスと笑い声が。
え?と思った瞬間、金縛りに。
友人の見ている目の前で、ベッドの上のリカちゃんが立ち上がって
そのままフワ~っと浮き上がったかと思うと、天井をすり抜けて消えてしまった。
リカちゃんが消えた瞬間、
クスクス笑いが「やったぁ!」っていう亡くなった女の子の声になって消えた。
金縛りも消えた。
目の前で怪奇現象が起きたけど、友達は全く恐怖は感じなかったと。


742 :もしもし、わたし名無しよ:2010/08/09(月) 21:41:48
後日、女の子のご両親が
もらったリカちゃんの代わりにと新品のリカちゃんを持って来たので
それとなく聞いてみたけれど、ご両親に上げたリカちゃんはお仏壇にいるそうだ。
友達は、女の子がリカちゃんと一緒に昇って行けたんだなぁ…と実感したそうだ。

これを聞いて、やっぱり『リカちゃん』って、
もうある種の守り神的な力を持ってるんじゃないかと思ったよ。



46:本当にあった怖い名無し:2012/01/07(土) 01:30:26.37
俺の家は地方の大きな大学の近くにあって近所にアパートが多い。
家の右横と斜め前がアパートだ。

2年ほど前の話なんだけど、俺が夕方5時頃、
高校の帰り道にその家の斜め前のアパートの前を通りかかったときに
2階の一番俺の家に近い部屋の窓とカーテンが開き、電気がついていているのに気づいた。
そこは空き部屋だと思っていたので、よく見るとベランダごしに中の様子がわかる。
といっても部屋の上部なんだけど、なんだか首をつってる人がいるように見える。


464:本当にあった怖い名無し:2012/01/07(土) 01:31:09.34 
まさかと思って何度も角度を変えて見直したんだけどロープがはっきり見えるし、
その下に人の頭のようなものがある。
顔の表情はわからないけど、全体として首つりとしか思えない。
それで家に戻って、早く帰っていた親父に相談して一緒に見にいってもらったら、
やっぱり首つりじゃないかということで警察に連絡した。
その後に親父がアパートの大家にも電話をかけた。




465: 本当にあった怖い名無し:2012/01/07(土) 01:31:44.89 
家の前で待っていたらパトカーと救急車が来て、
警官が二人俺らのほうに出てきてその首つりを確認した。
「たしかにそう見えるね。」
と警官の一人が言って救急隊員らと一同でアパートに入っていった。
そのすぐ後にミニバンが来て、大家さんらしい人がアパートに入っていった。
そして警官が部屋に入ったらしく
カーテンが引かれ窓が閉められて中の様子は見えなくなった。


466: 本当にあった怖い名無し:2012/01/07(土) 01:33:03.07
俺と親父はアパートの前で待っていたら、
15分くらい後、恐縮した様子の大家さんと警官、救急隊員がそのまま出てきた。
大家さんはすみません、すみませんという感じで警官の一人に謝っている。
救急車は帰って行った。

さっきの警官が俺らを見つけて近づいてきて、
「ご苦労さんでした、心配をかけましたね。いや自殺ではありませんでした。」と言う。
親父が「そうですか、そう見えたんですがすみませんでしたね。」と言うと、
「いやそれは無理もないです。実際に精巧なマネキンがつるしてありましたから。
しかも全身に御札を貼りつけた。あそこは空部屋で大家がつるしたようです。」


467:本当にあった怖い名無し:2012/01/07(土) 01:33:54.61
俺が「どうしてそんなことを。」と聞くと、
警官二人は顔を見合わせていたが、年配の一人が
「いや、このままでは不思議でしょうね。
大家が言うには、今日は本物の首つり幽霊が出る日なので
それが出る前にニセモノを吊しておいたということなんです。」
俺と親父は「??」となった。

警官も困惑した顔でこう言った
「なんでも今日は昔あの部屋で自殺した人の命日で、毎年幽霊が出たと言うんです。
それでマネキンを前もってつるすようにしたら出なくなったってことだそうです。
・・・どう思います。」


468: 本当にあった怖い名無し:2012/01/07(土) 01:39:22.28 
それから2年後に大家さんはアパートをたたんで
他県にいる娘さんのとこに行って、アパートは今はコンビニになってる。




359: 本当にあった怖い名無し:2011/05/27(金) 17:40:22.12 I
大学2年の冬、住んでたアパートの契約が切れるところだったので
心機一転、引越しをしようと部屋探しをしていた。
不動産屋に行って希望を伝えると
駅から近くてわりと綺麗なマンションを紹介された。
家賃も住んでいたアパートより安かったのですぐに部屋を見せてもらうことにした。

8階建てのパッと見綺麗なマンションで、エレベーターもついている。
そこの5階の角部屋、506号室だった。
玄関を開けてもらい不動産屋のあとについて室内に入ると、異常に暗い。とにかく暗い。
日当たりが良くないとはいえ、真昼間なのに日没間際のような暗さだった。

とくに玄関からリビングまでの間のユニットバスや台所があるスペースが真っ暗。
リビングに入ると天井が薄暗く、なぜか神棚を置くような小さなスペースがあったのだが、
そこが異様なまでにドス暗くて気持ち悪かった。

だが住居としては申し分ない設備と環境。
霊感なんてないので少々気味悪くてもいいかと契約してしまった。

無事引越しが終わって新居での初日。
相変わらず暗いが電気をつければさほど気にならない。
引越しを手伝ってくれた友達と鍋をつついていたら
「なんかこの部屋おかしくねーか?」と言い出した。
わけを聞くと

・電車が近くを通っているのに異常なまでに静か
・隣人などの生活音が全く聞こえない
・部屋が暗い。特に天井の四隅が暗い
・タバコを吸った後のようにどんよりした空気(誰も吸わないのに)

確かにその通りだったが静かなことはいいことだし、暗いのも気にしすぎだと思っていた。
空気も窓を開ければいいし。


360: 本当にあった怖い名無し:2011/05/27(金) 17:45:16.69 
何事もなく数日後、バイト帰りに寄り道をして帰宅したのが深夜になった。
エレベーターで5階まで行こうとしたら「修理中」の張り紙。
しかたなく階段を上がることに。
5階に着いて自分の部屋に向かい玄関のドアを開ける。

なにかの違和感を感じ
すぐさま玄関の電気をつけようとスイッチを押すが、つかない。
何度カチカチ押しても真っ暗なまま。
ここで嫌な感じが増していて怖くなっていたが、
どうしようもないので靴を脱いでリビングまで行くことにした。

真っ暗なので壁に手をついてそろそろ歩く。
台所のシンクに手をついた瞬間、全身が凍りついた。
部屋の真ん中に誰かいる。
体は細く背が高い。
窓から射す僅かな光でぼんやりとしたシルエットになっていて
顔や服装などの細かいパーツが見えない。
部屋の中に誰かがいるという異常事態にパニックになるも体は全く動かない。

すると部屋の中の人はゆっくりとこちらへと向かってきた。
ゆっくりと足を引きずるような感じで向かってくる恐怖で、
気づいた時にはドアを開けて廊下を走って逃げていた。
エレベーターのボタンを押しても反応がなく、修理中だったことも忘れていた。

階段を駆け下りて一階まで降りると、丁度、エレベーターが一回に降りてきた。
エレベーターの扉が開く。
見てはいけない!と思い、
無我夢中でマンションの入り口まで走り、そのまま近くのコンビニまでノンストップだった。

それから数日は友達の部屋を転々とし、
一ヵ月後には部屋を引き払い別のボロアパートへ引っ越した。

よく聞くような話で申しわけないんだけど、実際に体験したことでした。
それから何度か部屋を借りてきましたが、暗い部屋だけは住まないと決めています。



919: 本当にあった怖い名無し: 2009/09/19(土) 15:09:37 
先輩から聞いた話
先輩や私は船に乗る仕事をしていて、年に一回修理地に入る。そこでの話。
私は入った事の無いドックなんだが、O県にあるところらしい。

そこは今までにも人死にが多く、渠底への転落とかもあったそうだ。
そこで先輩は深夜の当直にたっていてヒマを持て余しといた。
調度舷門小屋にあった二本の索が目に留まり、なんの気無しに輪を二つ作ってみた。
本当に手遊び感覚で意味もなく作ったんだと。

ふと見ると壁の程よいところに釘みたいな物が刺さってて、
つまり物がかけられるようになっていた。
そこに作った輪を一つかけ、結び目にかかるようにもう一つの輪をひっかけたら
調度椅子に座った先輩の顔の位置に輪がきたらしい。
その時何を思ったかその輪に首をかけ、体重を預けるかたちになった。

徐々に力を抜けば索が首に食い込み血が止まり意識も薄れてくる。
力が完全に首だけにかかり、おちる瞬間
身体って痙攣するんだよね。ぴくぴくって!
そしたら偶然索の結び目が輪から外れて輪が二つに分かれたんだよね。
分離した輪とともに地面に落ちて先輩は床に崩れ落ちて一命を取り留めた。

こんな事をした先輩だけど、明らかに自殺願望がある訳でも悩みがある訳でも無い。
そのドック全体が悪い場のようになっているらしい。
他の先輩も違った怖い思いをしているらしい。

あまりうまくかけなかったが私の最近聞いた話でした。



276:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:43:46
あまり怖くないかも知れないが、拭い去りたい記憶なので、暇潰しのお付き合いを。

ずっと昔のことなんだけど、一人である海辺の町に旅行したことがある。
時期的に海水浴の季節も過ぎていて、民宿には俺以外客はおらず静かな晩だった。
俺は缶ビール片手に夜の浜辺に出て、
道路と浜辺を繋ぐコンクリートの階段に座り、海から吹く潮風を浴びながら
波音だけを繰り返す暗い海を見つめていた。
それまでの生活で色々イヤなことがあってセンチメンタルな気持ちであれこれ考えていた。

その時波打ち際に黒っぽい固まりのような物が流れ着いていることに気付いた。
でかい魚か何かかな、と思って気楽な考えで
その黒っぽい固まりに近づいたんだ。
潮風に混じって腐ったような臭いがして、その正体に気付いた。
それは溺死体だった。
警察呼ばなきゃ。いや、まずは民宿に知らせた方がいいかな。
当時は今みたいな携帯電話もなく
公衆電話の場所も知らない海岸なので俺はどうすべきか迷った。


277:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:44:50 
その時、その溺死体が起きあがったのだ。
全身からボタボタとよく分からない物を落としながら、動くはずのない溺死体が
俺の方へ向けて意外なほどの速さで歩き始めたのだ。
正直な話、俺は肝を潰した。
ついでに腰も抜かして砂浜に座り込んだ。

道路の街灯に照らされたそいつのあちこちから
腐った肉片やら色んな小生物がこぼれ落ちている。
カニやらエビやらいたのかも知れないが
一番鮮明に覚えているのは砂浜の上で跳ねる小魚だった。

そいつが俺の前に立った。
そしてパニックで動けないでいる俺の口をヌルヌルした指で強引に開き
髪の毛がまばらにしか残っていないグチョグチョした頭を俺の口の中へ押し込んだのだ。

一体どういう仕組みなのか分からないが、頭どころか腕も肩も俺の口の中に入った。
ひんやりした感触が喉の奥を通り、腹の底へ溜まっていくのが感じられた。
時折固い物があった気もするが、骨ではなく、何かの甲殻類だったのだろうか。
その時の臭いについての記憶がないのも恐怖で呼吸が止まっていたためなのかも知れない。

そいつは物理的法則を無視してズルズルヌメヌメと俺の中へ入っていく。
腰辺りまで入った所で俺は我に返り、必死で抵抗した。
とにかく暴れ回った。
覚えているのはそいつの内部の感触で、骨らしい骨もなく豆腐みたいな感覚だった。
ものすごい腐臭を感じた。
口を閉じたいが閉じられない。舌を動かせば微妙に酸っぱい味がした。
どこまで暴れたか覚えていない。
いつの間にか俺の記憶は途切れていた。気を失ったのだろう。




278:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:46:00 
意識を取り戻したとき、俺の全身は冷え切っていた。潮風に吹かれ続けたためだ。
砂浜の上に起きあがり頭の中が整理されるまでしばらく呆然としていた。
周りにはあの溺死体もなく
そこから落ちたはずの肉片も小生物も、何の痕跡も浜辺には残っていなかった。
夢だったのか、と思った。
だが、あの生々しい感触は鮮烈に覚えている。

胸がむかむかして俺はその場に吐いた。
例えあの体験が夢でも耐え難い不快感だ。
民宿で出された料理を残らず砂浜にぶちまけ涙がにじんだ目でその吐瀉物を見ていた。
その吐瀉物の一部が動いた。
いや、一部ではない。何カ所も何かが動いている。
俺は酸っぱい臭いを堪えながら顔を近づけてみた。
胃液にまみれてもがいていたのは何匹ものフナムシだった。

俺が気絶している間に口から入り込んだのか?そんなことがあるのか?
それともあれは現実に起こったことで
あいつに潜り込んでいたフナムシが胃に残ってしまったのか?
何倍もの不快感が俺を貫いた。
もう吐く物は残っていないのに俺は吐き続けた。
えづきながら俺は色んな事を考えたが何を考えたのかよく覚えていない。
内臓が出るほど吐く、と言うが、本当に内臓を出してしまいたかった。
出して洗いたい気分だった。


279:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:47:01 
そんな俺を懐中電灯の明かりが照らした。そして心配そうに声をかけられた。
民宿の女将だった。
夜の散歩から一向に戻らない俺を心配して探しに来たと言う。
俺は涙ながらに今起きたことを話した。
話ながら二回ほど吐いた。もう何も出なかった。

とにかく俺は民宿に戻り、もう一度風呂に入った。
その頃には流石に落ち着いていた。
風呂から上がると
女将が連絡したのか、駐在所から来たという二人の警察官が俺を待っていた。
俺は警察官に浜辺での体験を話したがあまり信じている様子ではなかった。
既に警察官達は砂浜を確認したが、吐瀉物以外、何の異常もないと言うのだ。
夜も遅いというので警察官達は引き上げ、俺も寝ることにした。

異常な体験の後なので眠れるか心配だったが、
体力を消耗したためか意外なほどぐっすりと眠った。
翌朝、まだ心配そうな女将に言って朝食は断らせてもらった。
食べても胃が受け付けなかっただろう。

俺はもう一度警察官達と現場を確認したが、溺死体の痕跡はやはり何も残っていなかった。
明るい砂浜に立つと昨夜の記憶に確信が持てなくなってくる。フナムシなんていくらでもいるのだ。

結局俺は泥酔して浜辺で幻覚を見たことになった。
缶ビール一本が事の始まりにされたのだ。
警察の対応としてはそんなものだろう。文句を付ける気はない。
俺はそのままその町を離れた。


280:本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:48:09
時々思うことがある。
恐怖体験などで、逃げ遅れた者が
精神に異常を来して発見されるというパターンがあるが、その内の何人かは
何者かが体内に入り込んだために精神がおかしくなったのではないだろうか?
俺はたまたま何とか正常を保つことが出来たが、
あれをもう一度やられたら、もう耐えられないだろう。
変な言い方だが、確実に発狂する自信がある。と言うより、その方が楽だと思う。

あれから海には近づけないし、潮風を感じてもあの夜の記憶が甦る。
当然魚は食べていない。
そして、今でも小便や大便にフナムシが混じっていないか不安になるときもある。
何かの弾みにひょっこりとフナムシやら何やら体内から出てくるのではないか?
それでなくても、汗の代わりに腐った体液が滲み出てくるのではないか?
妙な不安が何度も頭を駆け巡るときがある。
妄想だと笑い飛ばしたい。でも出来ない。

あの溺死体の成分は、多分、俺の中にまだ残っていると思うから。



226: 本当にあった怖い名無し :2009/07/30(木) 15:31:36 
ここ3ヶ月ほど、給油のためにガソリンスタンドによって
金を払って出ようとすると店員から
「あれ、お連れの女性いませんけど、待たなくていいんですか?」
と呼び止められる事が続いたんだ。

もちろん俺は1人で運転してるし、助手席にも後部座席にも
もちろん屋根の上やトランクの中にもいない。
ストーカーされるほど俺はハンサムな人間ではない。
「そんな奴は乗ってない」と言うと、大抵は首を捻ったまま車を誘導するか、
何か事情があるのだろうけど詮索はしませんよ、みたいな顔を向けられた。

それも3ヶ月経つとピタリと無くなった。
特に病気もケガもしてない。
だから、少なくとも俺にとっての怨霊とか悪いものではなかったと思う。
ただ、なんかやたらと妹の周辺で上司が死んだり同僚の女性が死んだり、
会社の車が頻繁に故障するなどトラブルが続いたらしい。

俺の出来事とは関係はないと思いたいが、妹が最近になって友人達から
「アンタにお姉さんっていたっけ?」と尋ねられるようになったそうだ。
もちろん俺と妹は2人兄妹で3人目なんて存在しない。
やはり御祓いとかした方がいいんだろうか?


227: 本当にあった怖い名無し:2009/07/30(木) 15:59:07 
お前が反応してくれなくて寂しかったから妹に移ったのか




229: 本当にあった怖い名無し :2009/07/30(木) 17:16:08 
反応してくれないも何も、俺や妹には見えんのよ
見えないものにどう反応していいやら…
(最近になって逆にそれが怖くなってきたのだけど)

ちなみに妹自身にも病気とか怪我は(今のところ)ない様子。
死んだ上司や同僚も別の部署の人で、特に接点があるわけじゃないそうだ。
(俺の場合は周囲に死者とかは出ていない)

こうして文章にして整理してみると、訳が分からない。
何で俺や妹なんだろうか…



644:本当にあった怖い名無し:2010/12/18(土) 02:28:18 
7年前、年が3つ上の兄貴が大学に通っていた頃に聞いた話。
兄貴は大学の理工学部なんだけど
よくオカルト好きな友人を家に招いては霊や超常現象の話題で盛り上がっていた。
科学的な観点から霊や超常現象の正体は何かと
酒を飲みながら結構真剣に話していたのを覚えている。

兄貴が大学4年になったあたりから
そのオカルト好きな友達がぱったりと家に来なくなった。
なんでも、病気になったらしくて大学も辞め入院しているらしい。

それから数カ月経ち、俺は兄貴のオカルト好きな友人のこともすっかり忘れていたある日。
兄貴がふと思い出したように、その友達の話を始めた。
「そういえば3日前に、あいつが俺の家に来てたんだよ」

内容はこうだ。
その友達はガンだったらしく、余命半年と宣告をうけ
しばらくの間病院で治療を続けていたが、最近は自宅療養になった。
久しぶりに会う友人は抗がん剤のせいなのかひどくやつれ
髪も眉毛もなく、身体も青白くやせ細っていたが、やけに目だけは生き生きとしていた。
久しぶりに会ったというのに、その友人は挨拶も早々に、
「実は話したいことがあるんだよ!」と、嬉しそうに話し始めた。

「この世は、永遠に回り続けるビデオテープみたいなものなんだ!
そして常に録画されていて、常にそのテープには
今という瞬間を過去の上から重ね録りされているんだよ!」

兄貴は意味が分からず、唖然とするしかなかった。
友人はそれを気にすることなく話を続けた。


645:本当にあった怖い名無し:2010/12/18(土) 02:30:56 
「テープが一回りする周期が、どのくらいかはわからない。
1年か1カ月か1週間か。もしかすると1時間、1秒かもしれない」
なんとなく兄貴も、その話に興味を持ちはじめた。

「人間の身体は、微弱な電気で動いているのはお前もすでに知っているだろ?
普段は微弱だけど、精神的、心理的に何か強い思いが・・・
つまり・・・喜びや悲しみ、後悔や無念、怒りや憎しみ。
その感情が強ければ強いほど、微弱だった電気が強力な何かになり、時には
その何かが、場所や空間に感情の痕跡を残すことがあるんだ。
感情の痕跡が深く刻まれると、先に話した重ね録りをしても消えないんだよ。
ほら、たまに重ね録りしたビデオテープ再生したら
前の映像がうっすら映ってたり音が残ってたりするだろ?
それだったんだ!
霊や超常現象の正体は!魂や怨念なんかじゃないんだ!
ただの痕跡なんだよ!おい○○(兄貴の名前)!わかるよな!」
突然感情的になった友人に、
兄貴は話の整理ができないまま、うんうんとうなずくことしかできなかった。

その瞬間。
「おぉぉぉぉぉ!解明できたぞ!うおぉぉぉ!」
友人はいきなり立ち上がり、歓喜のような雄たけびあげた。
まるで試合に勝ったボクサーのように拳を天に突き上げていた。
あまりに突然の友人の変貌ぶりと行動に、
兄貴はその場から動くことができず、なぜか笑ってしまった。
その様子を見た友人は涙を流し一言、
「ありがとな」
笑顔でそう言って帰って行ったそうだ。

兄貴は話し終えるとハハッと笑いながら、
「変な奴だよな。元理工学部のくせに、言ってることが科学的じゃない。
言い回しがそれっぽいってだけで、言ってること目茶苦茶www
だけど不思議なことに、あいつがしゃべったこと一語一句覚えてるんだよ」

兄貴が話をしてくれた翌日に、その友人は自宅のベットの中で静かに亡くなった。
それからしばらくしてからかな?
ときどき兄貴が自分の部屋で亡くなった友人の姿を見るようになったのは。
あの時のように歓喜の雄たけびをあげ、拳を天に突き上げているらしい。



468:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 16:58:39.60 
会社からの帰路の途中、ある大学の前を通る。
そこは見晴らしの良いただの直線だが何故か事故が多いことで有名だった。
その道をあまり使わない人には分からないだろうが
毎日車で出勤するオレや同僚には事故の理由は明白だった。
あるおっさんが原因なのだ。


469:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 17:10:38.29
そのおっさんは大学手前の横断歩道の脇に立っている。それも毎日。
雨の日も昼も夜もただ無表情で突っ立っている。
そして何故かカラダごと真っ直ぐこちらに顔を向けているのだ。
おっさんに気付いてからしばらくは「気味が悪い人がいるなぁ」程度の認識しかなかった。
しかし更なるおっさんの異常性に気付くのにそう時間はかからなかった。


470:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 17:23:06.76 
おっさんはカラダごとこちらを向いている。いつ、どんな時でも。
例えば横断歩道の手前30mからおっさんを認識したとする。
「ああ、今日もいるな。そしてこっち見てる…」
そのまま横断歩道を通過して、素早くバックミラーでおっさんを確認すると、
やはりこちらにカラダごと顔を向けているのだ。
この異常さが理解出来るだろうか?


471:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 17:26:36.62 
おっさんはどんな時でも必ず真正面からこちらを見ているのだ。
向きを変える気配すら見せず瞬時にこちらを追跡してくる。
それに気付いた時オレは確信した。
あのおっさんは人間ではないのだと。


472:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 17:35:22.86 
うすら寒さを感じたオレがそのことを同僚に話してみると
そいつもおっさんのことを知っていた。
何でも地元では「背無し」という名称で有名らしい。

確かにおっさんは正面しか見せない。後頭部や背中は見たことがなかった。
変な霊もいるんだな、とその日は同僚と笑い合って終わった。


473:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 17:42:19.52
オレがビビりながらも、ある思いを持ったのはその時だった。
何とかしておっさんの背中が見たい。
そう思うようになったのだ。

毎日通勤しながらおっさんを観察する。
普通に通るだけではダメだ。おっさんには全く隙が無い。
通過後、バックミラーに目を移す瞬間におっさんはカラダの向きを変えてしまう。
オレはチャンスを待つことにした。


474:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 17:51:45.90 
数日後、残業で遅くなったオレは深夜の帰路を急いでいた。
そしてあの道に差し掛かる。
目をやると、やはりいた。おっさんがこちらを向いている。
「背無し」の由来を思い出したオレは素早く周りを確認した。
深夜の直線道路。
幸い前後に他の車は無く、歩行者もいない。信号は青。
チャンスだった。


475:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 18:01:25.46 
横断歩道の手前でぐっと車速を落としてハンドルを固定する。
とにかくゆっくり、真っ直ぐに。
そして心を落ち着け視線を向けた。
おっさんはいつものように無表情でこちらを見ている。
目は何の感情も示しておらず、本当にただ立っているだけだ。
しかし改めてじっくり見るおっさんはいつもより不気味だった。
何を考えているか分からないというか、得体が知れないのだ。


477:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 18:07:43.12
やがて車はゆっくりと横断歩道を横切っていく。
目線はおっさんから外さない。怖くても意地で見続けた。
するとオレが目線を切らないからカラダの向きを変える暇が無いのか
いつも正面からしか見れなかったおっさんの顔の角度がゆっくりと変わっていく。
車の動きに合わせてゆっくり、ゆっくりと。
おっさんは始めの向きのまま微動だにしない。


478:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 18:13:21.95 
ついにおっさんの完全な横顔が見えた時、「これはいける!」と確信した。
おっさんから目線を切らないためにオレも顔の角度を変えなければいけないため、
今や車の後部ガラスからおっさんを見るような体勢だ。
当然前なんか見えちゃいないが、気にもしなかった。
もうすぐで「背無し」の由来に打ち勝つことが出来るのだ。


480:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 18:25:02.75
そうしてゆっくりと永い時間が流れ…ついにその瞬間が訪れた。
「背無し」の今まで誰も見たことの無い背中が後頭部が、今はっきりと見えているのだ。
それはあっけない程に凡庸な背中だった。何一つ不思議なところは無い。
しかしオレの胸にはささやかな達成感があった。
じっくりと背中を観察し満足感を味わったあと、オレはようやく目線を切って前を向いた。
いや、向こうとした。


482:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 18:35:43.72 
目線を切って前を向こうとしたオレはしかし、あるものを見て固まった。
助手席におっさんがいた。もの凄い怒りの形相て。
心臓が止まったかと思った。
「うわぁあ!」
オレは悲鳴を上げブレーキを踏んだ。
徐行していたはずの車は何故か強烈な衝撃とともに電柱に激突し、オレは失神した。


484:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 18:42:44.62 
翌朝、病院で目が覚めたオレはすぐに警察の聴取を受けた。
幸いにオレを除いて怪我人は無し。
オレの車が全損した以外に大した器物損壊も無かった。
警察は事故の原因をスピードの出し過ぎによる暴走運転と断定したが
オレは抗議する気力も無かった。
あんなこと、話す気すら起きなかった。


486:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 18:50:27.97 
あれから5年。オレは通勤のために今もあの道を走っている。
おっさんは変わらずいるし、相変わらず事故も多い。
ただ一つだけ変わったことは、オレがおっさんの方を見なくなったことだろう。

あの時、聴取の警察官がボソッと言った
「今回は連れて行かれなかったか」という言葉が今も耳から離れない。



504:本当にあった怖い名無し:2006/04/17(月) 02:23:30 
俺が保育園の頃の話
秋口で日が落ちるのも早いってのに
迎えが遅い園児たち(俺含む)でカクレンボすることになったんだよ

俺が隠れたのは玄関の有るとこと保育部屋があるとこの繋ぎになってるちょっと奥まった所
竹ヒゴで作った日除けとか色んなモンが置いてあったんだが、
奥に入って蹲ると外から見えないだろうと思ってソコに隠れたのね

隠れて、もうちょっと奥に行こうと思い移動して
ソコにしゃがんだ瞬間、膝がちょっと「ちくっ」とした

なんか引っかかったのかなーとか思ってたら
後ろら辺から「いたい?」って聞かれたのよ
(あれ?他にもココに来た奴居たんだ)って思いながら
「ん~ん、ちょっとチクってしたけど、いたくないよ?」って答えた
続けざまに後ろの“誰か”が俺に話しかけてくる
「いたい?いたい?」
「いたいよ、いたいよ、もっといたいよ」
気の所為かまたちょっとチクっとした
「いたい?いたい?」
「いたいよね?いたいよね?もっといたいよ」
ジワジワと膝の辺りが痛い、しかもなんか湿っぽい


505:本当にあった怖い名無し:2006/04/17(月) 02:35:26
「いたい?いたい?」
「いたいよね?いたいよね?ひろがるよ」
その瞬間、膝に激痛が走って「いたーい!!!!!」って叫んでた
ソレを聞いた“誰か”は
「きゃはははははは!!またね!!」って笑いながら奥に行った・・・・
奥は行き止まりなのにね

俺はというとワンワン泣きながら外に出て行った
泣きながら出てくる俺を見て園長先生と他の大人は青ざめた顔してた
何故って?
俺の膝には幅1cmくらいの竹ヒゴが思いっきり刺さっててプラプラしてたからさ

園長先生が駆け寄ってきて竹ヒゴを抜こうとするんだけど中々抜けない
丁度迎えに来ていた俺の母親も抜こうとするけどコレも無理
「いたい!いたい!」って俺が泣くもんだから
当時看護婦だった母が自分の病院に連れて行って外科処置で抜くことにしたんだ

両端を切り広げるとアッサリ出てきたんだが医者が首を傾げた
刺さってた竹ヒゴが扇状に広がっていたんだよ
「これ・・・刺さんねぇよな・・・」って母と話してたりするけど俺には分ってた
あの後ろに居た“誰か”の所為だって

それからというもの、俺はカクレンボの時にソコを使うのは止めたよ
近づくとまたあの笑い声が聞こえてきそうだったから
「またね」って事は次に行った時はコレくらいじゃ済まないんじゃとも思ってたから

終わり
PS:今でも膝にその時の傷痕が残ってたりするw



561:本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 22:54:11 
また聞きのまた聞きのまた聞きの・・・、まあ、都市伝説みたいな話w
長いんで二つに分けて。

別れ話を大分こじらせたカップルがいて、
彼女が彼氏に「見せたいものがあるから」って言って呼び出されたんだって。
長い付き合いで色々なものをあげたりもらったりしたから
「思い出の品」的なものを見せて考え直させる気なんじゃないか・・・。
うざかったけどその場できっぱり断ってやろうと思って
彼氏のマンションに夜向かったんだそうだ。

彼氏のマンションのそばまで来てタクシーを降りたら携帯が鳴って。彼氏から。
「なによ?着いたよ。」
「おーい、ここ、ここ。」
?って思って50m先くらいのマンションの入り口を見ると、
暗くてよくわからないけど人影があってどうやらこっちに手を振ってるみたい。

わざわざ下まで迎えにきたのか・・・と思ったら脱力しちゃって
「は?そこにいんの?なんかわけわかんないんですけど。」
って言いながら入り口に向かっていったら
「あ、ごめん。忘れ物した。ちょい待って。」って言うんだって。
「待つのだるいし、部屋に行く。」
って言ったんだけど
「あ、いい。そこで待ってて。そこで。」
って言ってきかない。
「すぐ戻るから。」って入り口に消えちゃった。
なぜかその間も携帯は繋がったまま。

何考えてんのかわけわかんないし、勝手に電話切ってキレられるのも嫌だし・・・。
「私急いでんの。バイトから直できたんだよ。終電もなくなるしさ・・・・」
「ごめんごめん、すぐだから。すぐだから。」

つづく



562:本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 22:56:39 
ガチャ、バタン、ドタドタと部屋の中であろう音がひとしきり聞こえて、
それからエレベーターの来る「チン」って言う音が聞こえたんで
やれやれ、やっとか・・・なんて思ってたら
重そうなドアを開ける音が携帯から聞こえたんで入り口の方をみたらまだ来てないみたい。
裏口かな?と思って
「ちょっと、どこよ。」
「お待・・・せ・・・」
「ん?電波悪いな。聞こえないよ。なんて??」
「・・・待た・・・せ・・」
「は?」
「お待たせ。」

その瞬間、後ろ数メートルの方からもの凄いおおきな
ドサッッツ!!!
って音が聞こえて。もしやと思ったら、やっぱり彼氏だったんだって。
街灯に照らされて、今まで見たこともないような量の血が頭から止まらなくて・・・。

警察が、わざわざ下で待ってて待っている場所を指定したのは
よく考えれば飛び降りる時に彼女を巻き込みたくなかった、
悪く考えれば街灯の下の、
一番いいポジションで自分の事を見せるためだったんじゃないかって。
「忘れ物」であったと思われる
屋上に残されていた遺書には恨みつらみなんかは全くなくて
ただただ自分か彼女のことをどれだけ好きなのかが延々と書き連ねてあったそう。

それ以来彼女は色々な意味でダメになっちゃって仕事も休みがちで
もちろん男なんか作れない。
携帯もあれから一度も使ってないんだって。
あの、電話がコンクリートにぶつかる
「グッシャアァ!!」って音がまた聞こえてくるんじゃないか
そう思うと電話を耳に当てることができなくなったんだそうだ。

おしまい。



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