サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:山

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275 : 雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2015/02/07(土) 20:47:31.68 ID:xAU9oVjx0.net 
知り合いの話。

彼の祖父はかつて猟師をしていたという。
遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。

「按摩仏って呼ばれとる石仏があった。
小さな滝のすぐ傍にポツンと置かれた石仏さんだったんだけどな。
これに背を預けて座ると、背中をゆっくり按摩してくるんだ。
実に良い塩梅でな、任せているとつい眠っちまいそうになる。
 
でも、そこで寝ちゃいけねえ。
ちょっとでも寝入っちまえば、その途端、背中をガツンと殴られるんだ。
まるで、でかい掛矢(木槌)でドヤされたみたいによ。
痣が出来るほどだったから、大抵の者は一回こっきりで止めておくさ。
寝込むのを我慢すりゃ、至極気持ち良かったんだがな」

「その石仏さんな、いつの間にか誰ぞに叩き割られて粉々になっとったわい。
うっかりと、柄悪い奴をド突いちまったんだろう。
仏さんの癖に人を見る目が無えよなァ」

そう言って祖父さんはカラカラと笑っていた。


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270 : 本当にあった怖い名無し:2015/06/10(水) 19:37:23.82 ID:kOmldBE+0.net 
10年近く前の俺が大学生だった時の冬の話。

田舎だから大学には車で通ってたんだけど、その日も大学に車を走らせてたら、
本当に突然、なぜだか無性に山に行きたくなった。
そんで突発的に車で1時間くらいの距離にある山に行くことにしたんだ。

その山には車置いて、徒歩で40分くらいのところに滝があるんだけど、
けっこうな獣道とか川を渡ったりとかしなきゃ行けないところで、
俺は大学に行く格好のまま、その滝目指して歩いた。

途中で何人かすれ違った登山客が、えって顔でこっち見てたな。
冬だし、山登りの恰好じゃないし、あやしいと思ったんだろうな。

まだ雪は降ってなかったから、俺は滝に着いて、
適当に近くの岩に腰を下ろしてそのままぼーっとしてた。
なんかすごい楽しくて、今日は大学行かずにずっとこのままここにいようと思った。




271 :本当にあった怖い名無し:2015/06/10(水) 19:38:44.63 ID:kOmldBE+0.net 
けっこう気温は低かったはずだけど、寒いと思った記憶はない。
そのうちだんだん眠くなってきて、俺はそのまま眠っちゃったらしい。

そしたら夢の中に死んだじいちゃんが出てきた。
じいちゃんはきりっとした軍服みたいの着てて、周りが白く光ってた。
そんで、微笑みながらたった一言、「大丈夫だよ」って言った。
その瞬間目が覚めた。

もうその場にいたいという気は失せてて、俺はいそいで山を下りた。
幽霊にあったとかじゃないけど、
もしあのまま眠りこけてたらと思うと、俺的には洒落にならない話。

今思えばあれ、じいちゃんの海軍だった時の制服なんだろうな。
じいちゃんはミッドウェーで沈んだ某空母に乗ってた。

それ以来、一人で山には行ってない。 



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936 : 本当にあった怖い名無し:2016/10/02(日) 23:22:15.56 ID:bHUh7lXT0.net
今生きてたら90になるばあ様から昔聞いた話。
今から150年ほど前の東北の田舎なんだけど、当時の地元の山は山菜取りに行くにも
あまりにヘビが多すぎて誰でも入山できなかったそうな。
そこで村の衆が相談して神社にお願いに行ったんだって。
それから何日かして大雨が降った。





937 : 本当にあった怖い名無し:2016/10/02(日) 23:22:52.42 ID:bHUh7lXT0.net 
近所の爺さんが雨が止んだ頃に入山したら、大雨の影響で鉄砲水にあってしまった。
そのまま川に流され流木に流され海まで流された。
そのとき一緒に大量のヘビも流されてた。
よく見ると大小さまざまなヘビが流された。


938 : 本当にあった怖い名無し:2016/10/02(日) 23:24:32.37 ID:bHUh7lXT0.net 
近くを一番大きなヘビが流されてた。そのヘビは他のヘビとは違っていた。
まず長さは人を縦にじゅうにん位並べたほどあり、
口からはひげを生やし頭からは短いが角らしきものが生えていた。
するとヘビの頭の上に仙人の様な人が立っている。


939 : 本当にあった怖い名無し:2016/10/02(日) 23:25:25.27 ID:bHUh7lXT0.net 
するとその仙人がこちらに話かけてきた。
「ワシはこのヘビじゃ。ワシを見た事は誰にも言ってはならん。」
爺さんは何故ですか?と聞いた。
仙人は「ヘビは山で100年川で100年修行すると龍になる。その間人に見られると龍になれない。
だから話すな。話したら殺すぞ」


940 : 本当にあった怖い名無し:2016/10/02(日) 23:26:49.25 ID:bHUh7lXT0.net 
爺さんは話さないと約束した。
しかし命拾いした爺さんは村に帰り、かなり興奮した様子でベラベラ話したそうな。
それからちょっとたった頃爺さんは突然死した。
龍を見てからちょうど49日目だったという。
死ぬ前は何かに酷く怯えていたという。


941 : 本当にあった怖い名無し:2016/10/02(日) 23:30:48.18 ID:bHUh7lXT0.net 
龍の話は以上です。ばあ様にここの家の先祖の爺さんだって教えてもらった。
実話なんだって
とても不思議に思いました



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780 : 雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2015/04/18(土) 19:20:57.72 ID:vHwuCmsA0.net 
知り合いの話。

家族で山のペンションに泊まった時のこと。
夜中、先に休ませたはずの娘が寝室から出てきた。
「どうしたの? おトイレ?」
そう彼女が尋ねると、まだ幼かった娘さんは困った顔で答えた。

「あのね、入れておくれって言うの。でも、私じゃ窓の鍵に手が届かないの」
娘が何を言っているのかすぐにはわからなかったが、
その内容を理解するや否や 「誰がそんなこと言ってるの!?」と聞き返す。

「えっと、角のあるお姉さんが窓を叩いてね、そう言うの」
慌てて夫を呼ぶと、二人一緒に寝室へ入り、窓を見た。
何か白い影が一瞬見えたが、あっという間に見えなくなる。
夫は彼女に娘を預け、一人外を確認しに行った。

やがて首を傾げながら戻ってくる。
「誰の姿も、足跡も見つからないよ。
建物周りは砂利が敷いてあるから、逃げたところで痕跡が残る筈なんだけど。
そう言えば、足音なんかもまったく聞こえなかったなぁ」
その後は何も怪しいことは起こらなかった。

しかしそこを後にするまで、どうにも落ち着かなかったという。



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75 : 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!:2016/07/10(日) 09:38:18.67 ID:dj+gUF3c0.net 
友達の爺ちゃんから聞いた怖くない話

山って入っちゃいけない日があるんだよね
でも爺ちゃんが若い時はそんなの信じてなくて、くだらねーって思ってたんだって
で、たまたま入っちゃいけない日にヒマだったから、その山に登ってみたと

いつもと変わりはなかったな
登って行っても、特に何もない
昼過ぎには山頂に着いた
大人達があれだけ言うには、何かあるんじゃないか?と内心期待してたんだが、
迷信は迷信だったんだな

俺は山頂で弁当を食べ、山を下っていった
その途中でな、妙な音がするのに気付いたんだ
じょり、じょり、ってな、
すぐ近くから聞こえてくるのに、何の音か分からないんだ
そしたら今度は、別な事に気付いた
じょり、って音以外が聞こえない
山の音が消えちまった

これはまずいと思ってな、大急ぎで山を下りたんだがじょりじょりはずっと着いて来る
やっと村に着いたところで聞こえなくなったから、一安心して知らん顔してたのさ

そしたら近所の大人に呼び止められた
「おい!お前、山に入っただろう!」
にやにや笑って言うのさ
なんでこいつ分かったんだろう?って思いながら、入ってないよととぼけた
「お前は嘘が下手だな、頭に出てるぞ」
頭?触ってみると、つるつるなんだ
俺はいつの間にか剃り上げられちまってたんだな
あのじょりじょりって音は、俺の頭を剃る音だったんだ

それから髪が伸びるまではとにかく恥ずかしかったもんだが、
落ちる髪の毛にどうして気付かなかったんだろうなあ?

俺らに聞かれても分からんw




84 : 本当にあった怖い名無し:2016/07/11(月) 03:23:31.37 ID:KRWockJJ0.net  
怖くないっちゃ怖くないけど怖いっちゃ怖いな


85 : 本当にあった怖い名無し:2016/07/11(月) 06:48:02.56 ID:6gmFiI4i0.net 
どこかで読んだ気がするけど、書いたことない?


86 : 本当にあった怖い名無し:2016/07/11(月) 08:37:40.81 ID:vP6SWuA40.net 
いや、初めてだよ
ひょっとしたら友達も書いたのかもね


87 :本当にあった怖い名無し:2016/07/11(月) 14:38:09.20 ID:tRnSE42T0.net
俺の頭の毛が少なくなってきたのは物の怪の仕業だったのか


89 : 本当にあった怖い名無し:2016/07/11(月) 15:42:45.54 ID:I6aFDAnP0.net 
妖怪髪切りってそんな話じゃなかった?


93 : 本当にあった怖い名無し:2016/07/12(火) 12:18:49.01 ID:OZtORzc80.net
これ妖怪なのかよ!
知らなかった


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910 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/14(木) 23:59:35.24 ID:Bg80C4tE0.net
林業やってるおっさんから最近聞いた話
おっさん達が山菜採りしてたら、奥の林の景色が妙な事に気づいた。
木々の間の景色が、スクロールしてる様な感じ。
で、よ~く見てみると、林を横切ってる大蛇の胴体だった。
全員一目散に逃げたが、胴の太さは1.5メートルくらいあったらしい。
山奥には、こういうもんが住んでるんだなぁと思った。


関連記事?
ヤニ嫌い

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445 : 雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2015/03/14(土) 22:02:02.18 ID:+HEk25wv0.net
友人の話。

親戚の持山で作業を手伝っていた折、休憩して煙草でも吸うことにした。
何口か吸ったところで、後ろの藪から唸り声が聞こえてきた。

何かいるのかと振り返ると、いきなり「バシャッ!」と水を掛けられた。
これが結構な水量で、全身がズブ濡れになる。
「誰だっ!?」
あまりのことに怒鳴り声を上げたが、藪中には誰もいない。
おかしい、振り向いてからこっち、藪から目を離してはいないのだが。
動く者があれば、即座に気がつく筈なのに。

結局、悪戯の犯人は見つからなかった。
後で合流した親戚に愚痴ると、こんなことを言う。
「あぁ、あそこでモク(煙草)吸っちゃ駄目だよぅ。御免御免、注意しとくの忘れとった」
詳しく聞いても、
ただ「あそこには煙草ヤニを嫌う何かが居る」とだけしか教えてくれなかった。
というか、その親戚自身もそれについて詳細は知らない様子だ。

「うちの男共は皆、少なくとも一回はあそこで水をぶっ掛けられてるんよ。
相手は目に見えんから、追っ掛けることも出来やぁせん。
あそこ以外なら別に何ということもないから。
変なモンに喧嘩売ることもないでしょ、少し下りてから吸いんさい」

以来彼は、親戚の山仕事を手伝う際には、作業場から離れて一服している。
「納得いかないけどな」
憮然とした顔でそう言っていた。


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透明な大蛇

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33 : 名無しさん@おーぷん:2015/01/28(水)12:21:52 ID:9ig 
山はリアルに怖い思いしたことしかないなぁ・・
山火事に巻き込まれたりとか滑落したりとか


35 : 名無しさん@おーぷん:2015/01/31(土)08:56:19 ID:YjX
ある意味一番怖い、というかその話聞きたいw

 



36 : 名無しさん@おーぷん:2015/02/01(日)00:29:36 ID:9ZZ 
んじゃ怪談にはほど遠い話だけど・・
うちの近所のN山での話。

ここは15年周期くらいで山火事が発生する定番の連山なんだ。
んで俺と友人は趣味の野鳥の写真撮影に山に登ってたんだけどふもとの方で
なんか消防車のサイレンの音がめっちゃ鳴ってた。
俺らは火事かなぁ・・って
どの建物が燃えているのか山の中腹から市街地を見回したけどわからない。

朝10時くらいだったか
風向きが変わったと思ったらどこからともなく猛烈な煙が。
「え?なになに?」
とか慌ててるとパキパキッ・・って何か木が割れるような感じがして
「ちがう、これ山火事や!」
って大慌てで山を下りましたとさw

その時、地元の人(俺も地元なんだけど)に取っ捕まって
「おまえらの仕業か!」とか疑いかけられたりした。
まあ俺らはタバコとか吸わないのは周知のことなのですぐ解放されたけどね。
小さな山だから逃げるのも楽勝だったけど
もっと山奥とかでかい山だったら危なかったかもしれない。

滑落した時はやはりN山でのことで
砂肌むき出しの斜面の上から立ち小便してたとき、見たこともない野鳥が斜面に舞い降りた。
俺はジョバジョバ出てるチンチンそっちのけでカメラを構えようとしたときに
斜面を滑落。
かなりの急斜面でスベリ台のごとく滑り落ちた、
滑りながら必死でカメラとチンチンを庇いながら落ちた。
ただそれだけの話。

一応この山にはオカルトな話もあって、
このN山は古墳の宝庫でなんか日本の古史がひっくり返るような発見がされた・・
と地元の歴史好きのお爺ちゃんが鼻息を荒くして興奮していたのだが、
なぜか世間には発表されず・・?
(発表されたかもしれないが大きく扱われなかった?)

で、現在ひっくり返るような発見があった現場は造成されマンションが建っている。
このマンションを建設するときにやたらけが人が多発したとか。
幸いにして死者は出なかったようだけど・・
工事に携わった現場の人達は「なんかの呪いか?」といや~な気分の中で仕事してたそうな。


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465 : 本当にあった怖い名無し:2015/03/17(火) 18:56:48.03 ID:cDPHf/wc0.net 
小さい頃体験した話を父に話したら面白いことが分かったのでカキコ
最近家族でスキーに行ったんだが
スキー場に向かう途中私が初めてスキーに行った時の話になった

当時私は3歳で初めてということもあり人のいない斜面で父と兄とで練習していた
しばらく練習しているうちに兄がトイレに行きたいと言い出し
父が付き添いトイレを探しに行ったので私は一人で
斜面を登っては滑りと練習していた

トイレ探しに手こずっているのかなかなか二人が帰って来ず
飽きたのと疲れたのとで板を外して脇にスノーモービルが置いてある
物置小屋のようなところの屋根の下にすわり休憩することにした

しばらくボーッと座りながら他のスキー客を眺めていると
キュッキュッと雪を踏みながらゆっくりと歩く音が後ろから聞こえてくる
(ちなみに小屋の後ろはスキー場の出入り口と反対側の森というか山)
足音が二人分に聞こえたので
父と兄が自分を驚かせようと後ろから忍び寄ろうとしてるのかと思い
逆に驚かせてやろうと息を殺して待っていた

 



466 : 本本当にあった怖い名無し:2015/03/17(火) 19:20:19.79 ID:cDPHf/wc0.net 
足音が直ぐ後ろから聞こえてくるまで来たところで
「わっ」と言いながら飛び出してみるとそこに居たのは父と兄ではなく
とてつもなく巨大で濃い(黒に近い)茶色の毛むくじゃらの何かだった

どれぐらい巨大かと言うと横にあったスノーモービルの三倍以上の大きさで
物置小屋の屋根のてっぺんに届くほどの大きさだった
小さかったが故か怖くはなかったけど
何よりこんなに巨大な生き物がいるのか?
いくら離れているとはいえこんなに大きい生き物に何故他の人は気づかないのか?
と不思議に思っていると
その巨大な毛むくじゃらはゆっくりと一歩踏み出して来て
私頭に鼻を近づけフゴフゴと匂いを嗅ぎだした

その時やっとこれはイノシシなのかと気づき
イノシシはこんなに大きくなるのか!と子供ながらに驚いた

しばらく匂いを嗅ぐと満足したのか匂いを嗅ぐをやめ
「ふむ」というと振り向き山の中に帰っていった
さすがに動物が喋るのはあり得ないことぐらいわかるので
驚いて呆然としたまま後ろ姿を見送った

結局父と兄はイノシシの後ろ姿が見えなくなってからすぐに戻ってきて
私は特に何を見たとも言わずそのままスキー旅行は終わり普通に生活して来た

 
468 : 本当にあった怖い名無し:2015/03/17(火) 19:29:04.08 ID:cDPHf/wc0.net 
そしてついこの間のスキー旅行のとき信じないと思いながらも父に話したら
父は「はぁぁ、どうりでなぁ、
お前よく覚えてないだろうけどあの時行ったのは九州のスキー場だぞ」と言われました
何がどうりでなぁなのかはわからないけど
もしかしたら私が見たのは本物の猪神なのかも知れません
関係あるかはわからないけど私は亥年生まれです

おわり


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273 : 雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2015/02/07(土) 20:45:13.88 ID:xAU9oVjx0.net 
友人の話。
山道整備のボランティアに参加した際に、不思議なものを見たという。
仕事が終わり、夕暮れの山道を仲間たちと帰る途中、行く手から何かが現れた。
火の玉だ。
薄暗い中で、明るく輝きながら、こちらへ宙を滑るように近よってくる。

驚いて様子を窺っていると、火の玉は彼らのすぐ横を何事もなく通り抜け、
そのまま山頂の方へ流れていったという。

「擦れ違う時にはっきりと見えたんだけどさ。
火の玉の中で、でっかい蜥蜴が動いてた。
苦しんでいる風じゃ全然無くて、平気な顔で足を進めてたなぁ」

仲間の内に地の者がいて、次のことを教えてくれたという。
「山蜥蜴、もしくは蜥蜴火だとか、そう地元で呼ばれている代物だったらしい。
あまり縁起の良いモノではないから、無視しとけって言われたよ」

彼は最後に、こんなことを言いながら笑った。
「火の玉だってのに、狐じゃなくて蜥蜴っていうのが珍しいよな」


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