サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:正体のわからないもの

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1440842362/

239 : わらび餅 ◆jlKPI7rooQ :2015/08/30(日) 03:23:38.55 ID:AgCPeYID0.net
Big ◆iq3nGde8rU 様 

宿舎のほうと野外炊飯場は電撃柵に囲まれてるんです。
これは熊用のもので、まだ大きな事故は起きていませんが 
その施設から続く山には熊は普通にいるんです。

私らが山に入って作業するときには、熊よけの鈴をつけますし、
宿舎の建物のすぐ近くで、熊が木につけた縄張りのしるしを見たこともあるんです。
それで、宿舎と炊飯場は食べ物をあつかうでしょう。
ですからね、臭いにつられてこないよう柵で囲ったわけです。

電撃は三千ボルトで、これで熊が死ぬということはありません。
やつらも学習しますしね。だんだん自分から近づかないようになりますから、
今ではね、バチッとなるのは年に数回のもんです。

で、その夜はわたしが宿直だったんです。
郊外にあるので、警備保障が来るまで時間がかかる。
それで宿直制度が残ってるんですが、翌日は休みです。
その日はどこの学校も来てなくて、飲酒等はもちろんできませんが、気楽なもんでした。

でね、夜10時の見回りのときでした。
懐中電灯をつけて宿舎の外を歩いていると、バチバチ音がしたんです。
そっちに回っていくと緑色の光が明滅してるのが見えたんで、
何か動物が柵にひかっかって動けなくなり、電撃を浴び続けてるんだろうと思ったんです。
建物の東側でしたね。
光ってる柵の正面にいくと、外側で何が起きてるのかはっきり見えました。
熊・・・でしたけど、
立ち上がって両腕で何かを抱えてたんです。


240 :  わらび餅 ◆jlKPI7rooQ :2015/08/30(日) 03:24:13.81 ID:AgCPeYID0.net 
で、それを電撃柵に押しつけている。
熊自身も感電してるんだろうけど
その抱えてるものを通してだから、たいしたことはないんです。

最初、抱えているものは狸だと思いました。それくらいの大きさでしたから。
ところが、バチッと光るたびに、柵に押しつけられたそいつの顔が見えて・・・

体つきは猿に見えましたが、顔に木の面を被っていたんですよ。
つるつるした材質の無表情なお面です。
面の目の穴から、本来の猿の目がのぞいてて、それは白目になってました。
もう電撃で気絶してたんでしょう。

熊のほうはわたしが来たのに気がついたようで、その生き物を抱えたまま
後じさりするようにし、生き物を口に咥え直して
四つんばいに戻って駆け去っていきました。

ねえ、変な話でしょう。
あの生き物が猿だとして、誰が何のために面をかぶせたんでしょうか?


https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1535920044/-100

97 :本当にあった怖い名無し:2018/09/25(火) 00:52:06.06 ID:5Cv9umLk0.net
石じじいの話です。

小銭を貯めたじじいは8000円の中古自動車を手に入れて
これで石とりに歩いていた、という話は以前したことがありますね。
機動力をつけたじじいですが
その一方では「消えるタクシー客」的な事態に何度か遭遇したそうです。

そのうちのひとつ:
じじいが夜、車を走らせていると
女の子を連れたお年寄りの女性が夜道を歩いているのに出会いました。
すでに暗くなっていましたが二人は明かりも持たず道路を歩いていました。
あたりの家の人かと思いましたが念のため、じじいは彼らに声をかけてみました。
その女性はそこから何キロか離れた場所まで歩いて帰るのだ、と言うので
送ってあげることにしたそうです。

じじいの車は運転席・助手席しかない小型のトラックだったので
女の子を真ん中にのせて走ったそうです。

話を聞くと、この子(女児)を連れてXXX(そのあたりで一番大きな町=市)に
映画を見にでかけたのだが買い物をしていたので遅くなったということでした。
車中で、その女の子も見た映画のことや町のことなどを嬉しそうに話して
わきあいあいの車中だったそうです。





98 :本当にあった怖い名無し:2018/09/25(火) 00:53:49.99 ID:5Cv9umLk0.net
目的の場所につくと、女性は女の子を連れて降りて
丁寧にお礼を言って一人で真っ暗な山の中に歩いて入っていこうとしました。

「あれ、YYちゃん(女児の名)はどこぞな?」
とじじいは車中から尋ねました。
「だれです?なんのことやろ?わたしはひとりやが。この先に、家があるんよ。」
と振り返って老女。

じじいは車から降りて周りを見回しましたが、女の子の姿はない。
「気いつけていきんさいや、だんだん」
と言って老女は真っ暗な山の中に歩き去ったそうです。

車にのせたヒッチハイカーがいつの間にか消え失せるというのは昔から
(18世紀から:その時代では馬車で)ある有名なですね。
世界各地にあるとか。
「消えるヒッチハイカー」都市伝説ですね。
日本でポピュラーなのは、「タクシーに乗せた客が消えてしまう」というやつでしょう。

この話は外国の都市伝説の翻案らしいのですが。
しかし、明治初年頃に上演された三遊亭円朝作「真景累ヶ淵」でも
死んだはずの豊志賀が籠の中から消えるという場面があり
おなじような話(アイディア)は日本でも昔からあるようです。



https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1535920044/-100

86 :本当にあった怖い名無し:2018/09/24(月) 00:15:03.84 ID:WI6NMuef0.net
石じじいの話です。

海の話もしましょう。
じじいは、友人が島に住んで漁師をしていたのでたまに遊びにいっていました。
ある夜、友人と舟で釣りにでかけたそうです。
闇夜で釣果もなかなかのもだったそうです。
降るような星空を眺めていると急に海面が光りました。

そのころにはまだ夜光虫がたくさんいて
水面が光るのはそれほど珍しくはなかったらしいのです
(いわゆる「しらみゆうれん」ですね)。

ところが、その光は人間ほどの大きさがあり、それがゆっくりと移動していたそうです。
まるで人間が泳いでいるように形を変えながら。

二人がそれを目で追っていると、さらにもう「一人」人間のようなものが
光りながら泳いでいったそうです。

そうしているまに次から次に光る人間が泳いでいって
全部で五人ほどの光る人が舟の横を泳ぎ過ぎていきました。

最後の一人(一匹?)がいなくなってからも
モーター音で気づかれてその「光る者たち」が寄ってくるのではないかと
海の上を長い間漂っていたそうです。

港に帰って次の日、村の古老に尋ねたそうですが
そのようなものには見たことがない、と言われたそうです。
「それは、魚のむれやったんやないかな?」私
「いや、あれは人間やったで、長い手足を動かしよったけんね。いなげなもんやったい。」

変な人間(のようなモノ)が海を泳いでいる、という話は他にもいろいろあるようです。

この話には関係ありませんが、
この海域は、戦争中には米国の潜水艦と日本軍の駆逐艦との戦場だったそうです。



https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1535920044/-100

64 :本当にあった怖い名無し:2018/09/21(金) 19:42:04.23 ID:LPLugedj0.net[1/5]
石じじいの話です。

メモから断片を:
(1)
じじいは、山を歩いているときに
雛人形人セットが打ち捨てられていたのに行きあたったことがあるそうです。
それは本格的なフルスタッフのものでそれがシダの茂みの上に乱雑にばらまかれていた、と。
全部の人形が髪を振り乱していたのが怖かったとか。
かなりの山奥で道もほとんど無い場所だったので
なぜそれがあるのか不思議だったと。
雨のあとで、湿った滴るようなシダの緑と緋毛氈の色とのコントラストが印象的だったそうです。

(2)
じじいは「小人」に襲われたことがあるそうです。
山を歩いていると、正面からガサガサと音をたてて
長さ1尺に満たない黒い人間が走ってきて、じじいに飛びかかってきたそうです。
じじいは構えていた山歩き用の杖を振り下ろしてその黒い小人をはらい落としました。
かなりのジャンプ力だったと。
地面に叩き落とされた黒い小人はすぐに起き上がって走り去ったそうです。

「それは、リスかムササビやったんやないかな?」私
「いや、あれは人やったで。両手両脚を広げてな、わしに向かって飛びかかってきたんで。
二本足で走りよったけん。」


65 :本当にあった怖い名無し:2018/09/21(金) 19:43:59.54 ID:LPLugedj0.net
(3)
じじいが長い間親しく付き合っていた
石探しルートの近くに住んでいた家族が全滅したことがあったそうです。

1年ぶりにその家を訪れていると誰もない。家が無人になって庭も荒れている。
近く家の人が言うには(じじいが最後に訪れたときから)半年くらいの間に
六人の家族全員が病気や事故で死んでしまったと。

近くの寺に墓があるというのでお参りに行ったら、
その家の墓にたくさんのまあたらしい卒塔婆が林立していたそうです。


(4)
じじいは稲わらで縄を編むことができて、わらじも器用に自分で作っていました。
(まあ、農家では今でもそうなのかもしれませんが)
地下足袋の上にわらじをはいて沢を歩くと濡れた石の上で滑らないのだそうです。
編んだ縄をハサミなどの刃物を使わないで指だけでぷつっと切っていました。

こう書いていると畑仕事の休憩でタバコをふかしていたじじいの姿を思い出して
ちょっとおセンチになってしまいました。
じじいの年齢に近づいて私の記憶もだいぶ薄れてしまっています。

じじいの家の庭にあった柿は甘かった。
器用に皮を向いて柿を食べさせてくれましたが
「渋柿が混じっとるけん、きいつけんさいよw」というのがじじいの決まり文句でした。
渋柿の木などないのに。
 


https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1535920044/-100

61 :本当にあった怖い名無し:2018/09/19(水) 19:29:24.21 ID:SK5YB4GZ0.net
石じじいの話です。

満州国への旅行の話をしてくれたときのメモがあるので
そこから解読したものを。

(1)
モンゴル人の視力はとても良いとか。
「ほら、向こうから誰々が馬に乗ってやってくる」
とモンゴル人指差すのでその方向を見てみると、じじいには何も見えない。
それから数十分して馬に乗ったモンゴル人が現れたそうです。
視力5.0ちゅうやつですかいのう。

(2)
モンゴル人が言うには
「首の無い(頭の無い)遊牧民」に真っ昼間に出会うことがあるそうです。
また「頭の無い馬にのった頭のある遊牧民」
「頭の無い馬に乗った頭の無い遊牧民」に出会ってしまうこともあるそうです。
いずれも無視してかかわらないようにすると向こうから去っていくとか。

『首切れ馬みたいなもんよのう。』
今回調べてみたらばけ物としての「頭のない馬」は日本にもあるようです。
「首切れ馬」とか。

また「首なし騎士」についてのフォークロアは欧米にもあって
「スリーピー・ホロウ」などは有名ですね。
もうすぐハロウィンです。

(3)
「いつまでたっても近づいてこない灯り」が、夜出現することがあるそうです。
夜の草原に小さな明かりが遠くに見えていて
それがゆらゆらと揺れてだんだん明るくなってくる。
旅人がカンテラを下げてやってくるのだなと思って待っていると
いつまでたってもその明かりが近づかない。
でも明かりは見えていて動いている、と。

(4)
何度も出会うラクダの群れというのもいたとか。
馬に乗って旅をしているとラクダの群れに出会う。
そのうちの一頭のラクダにはコブの間に乗れるように鞍がおいてあるが人はない。
不思議なことよと思って通り過ぎると
あとでまた同じようなラクダの群れに会う。
よく見ると同じ鞍ののったラクダがいる。それに何度も行き会うのだと。

そういうときには、ラマ教のお経を唱えて行くと会うことはなくなるそうです。
これは欧米や日本にある都市伝説に似ていますね。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1433334497/

64 :本当にあった怖い名無し:2015/07/16(木) 10:17:15.19 ID:CbC+P3zT0.net
何年か前に山で遭難した人が
山の中で出会った人に案内されて無事生還できたって新聞に載ってたね

やっと出てこられたと思ったらその人はいなくなってたとか


66 :本当にあった怖い名無し:2015/07/21(火) 17:02:59.94 ID:koJcaVWd0.net

福知山線脱線事故を回避させてくれた子供とか
飛行機墜落事故を忠告してくれた人とか
そういう存在はゾクッとしつつ良かったねとも思う



67 :本当にあった怖い名無し:2015/07/22(水) 04:47:41.41 ID:dwG08qC20.net
kwsk 

 



68 :本当にあった怖い名無し:2015/07/22(水) 20:36:12.57 ID:5ttf6Ol40.net

子供がバスの中で腹痛を訴えて駅に到着する時刻が遅れたんだけど
そのおかげで福知山線の脱線事故を回避できた
もし時刻どおりに駅についてたら・・・って話。

でも子供が何処の誰だったか乗ってた全員が知らない分からない。

でもあの日確かにその子がバスを止めてくれた。

もう一つは空港で着物姿の女性に呼び止められて
「この飛行機に乗るのをやめなさい」と告げられる。

気持ち悪かったので次の便にしたら乗る予定だった便が墜落
アルバムを見返すと忠告してくれた女性は亡くなった祖母の若い頃の姿にそっくり



https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1535920044/-100

24 :本当にあった怖い名無し:2018/09/05(水) 23:50:07.40 ID:lU6IgzGE0.net
大学生の時

友達5人と隣県にドライブ行って心霊スポットに行こうってなって
結局その場所が取り壊されていた&太陽光発電のパネル置く場所になってたとかで
不完全燃焼に終わってしまった。

それで時間が21時越えてて
次の日に朝から予定があるやつが居て
下道でまわり道してきたところを山を突っ切って帰ろうってなって

その山の途中で祭壇?みたいなやつを見つけて途中で止まったんだよ
「今日心霊スポット行けなかったからここで写真撮ろうぜ!」
みたいな感じでさ。
それで何事も無く写真を撮ってその日は何事もなく家に帰った。





25 :本当にあった怖い名無し:2018/09/06(木) 00:05:36.51 ID:rOvjPp6p0.net
それで俺は次の日に夜勤のバイトが入ってて働いていたんだけど
田舎なもんで0時周ると人がほとんどこないんだよね。
だから先輩がタバコ休憩に入った直後に
事務所で漫画読んでサボってたら客が2人入ってきて

レジに立って待ってたら
1人の客がお会計に来て
その後ろにももう1人の客が並んでてって感じ。

1人目の会計が終わって2人目になった時に
そのおじさんがすごい笑顔でこっち見てるんだよね
商品も持たず。

それであータバコ買いたいのかな?とか思って
少しズレるとまだこっち見てんのよ。
それで俺も???ってなって
「お客様なにかお探しですか?」って聞いたら
その人が「ねぇねぇおにいさん、昨日やーま行ったでしょ?」とか言ってきて
 
「はい?」って返したら
「だから昨日山、行ったでしょ?」とか聞いて来たから
「はぁ、通りましたけど」って言ったら

「山はね怖いからね?気をつけないとね?もう行っちゃダメだよ?」
って言ったから
「はい…気をつけます」ってだけ返した。

そしたらそのおじさんがなにも買わずにそのまま出て行ってしまった。


26 :本当にあった怖い名無し:2018/09/06(木) 00:16:42.73 ID:rOvjPp6p0.net
ID変わったけど23です。

それで次の日の朝にオーナーが出勤してきて
「昨日の1時半頃変な客きたんすよ~」とか話したら
「んーわかった後で調べとくわお疲れさん」って言って
家に帰った。

夜勤終わって4限しか授業ないから少し仮眠取ろうと思って
寝てたら11時頃にオーナーから電話がかかってきて出たんだよ。

「はいお疲れ様です○○○です」
「○○くん?さっき言ってた変な客って何時頃っつったっけ?」
「えーっと先輩さんが1回目の休憩入った時なんで1時半から2時の間だと思います」
「客1人しか来てねえんだけどこいつか?」
「スーツの人とスウェットみたいなの着てるおっさんで2人来てませんでしたか?」
「いや、、、その時間帯で先輩くんが休憩入ってる時間なら客1人しかいねえぞ?」
「あれ?スーツのお客さんって弁当と飲み物買ってった人ですよね?その人の次の人ですよ」
「だからそのスーツの人しかいねえぞ」

そこからは特になにもなかったんだが
俺が話してたあのおじさんって誰だったんだろう

以上です
オチ無くてすみませんでした。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1440842362/

158 : わらび餅 ◆jlKPI7rooQ :2015/08/30(日) 00:31:46.60 ID:AgCPeYID0.net 
まんじゅう ◆PP2Ugyol5s 様 

同僚の父Kさんは山歩きが趣味で
よく休日を利用し関東近郊の山へ赴いていたそうです。
数年前ひょんな事からカメラに凝り始めたKさんは
山歩きのついでに四季折々の自然をカメラに納めるようになりました。

そんなある日の事。
いつもの様にトレッキングを楽しんでいたKさんは
山道から少し外れた場所に咲いた一輪の野花にカメラを構えました。
何枚か撮影してみたもののなかなか思うようなアングルで写真が撮れません。
焦れったくなったKさんは思わず身を乗り出し
その拍子に足を滑らせ数メートル下の斜面に滑落してしまいました。

幸い怪我もなくカメラも無事です。
「しまったなぁ。しかし夏も終わりとはいえまだまだ暑いし
この山は気軽なトレッキングが楽しめる初心者向けの山。
遭難した話も聞かないし、まぁ大丈夫だろう」
そう楽観的に考えたKさんは一旦休憩し
山道に戻ろうとめぼしい場所に向けて道なき道を進みました。

しかし何の手入れもされていない山の中を進むのは難しいものです。
ましてやKさんは山歩きが趣味とはいえ藪漕ぎの経験などありません。
ようやく山道らしきものに行き着いた頃には
日は暮れかかり辺りには夜の気配が漂い始めていました。

Kさんは心細く不安になる気持ちを何とか奮い立たせ
リュックの中に入れていた携帯用ライトで先を照らしてみました。
山道は随分荒れており長い間人が通った形跡は見当たりません。
野草が繁茂し大きな石が転がる道を見失わないようにKさんは必死で歩きました。

どれくらい歩いたでしょう。
同じ様な風景が続く山の中、ふとKさんは自分の後方に何かがいる事に気づきました。
草を踏みしだく音、時折石にあたる爪の「チャッ」という音。
微かに聞こえる息遣い。
狸か狐か。それとも何か他の野生動物でしょうか。
ここいらに熊が出る話は聞きませんがKさんはライトを向けて確認してみました。

薄ぼんやりした明かりに照らされた後ろには見た感じ生き物はおらず
荒れた山道しか見当たりません。
隠れたか逃げたか、まぁ良い先を急がなければ。
Kさんは明かりを前に戻し歩き続けました。

 



159 : わらび餅 ◆jlKPI7rooQ:2015/08/30(日) 00:32:45.18 ID:AgCPeYID0.net
一向に麓に近づく雰囲気がなく暗い山道を足を取られながら進むうち
Kさんの中で少しづつ焦りと恐怖が膨らんできます。
後ろに先程と同じ気配をまた感じましたが
好奇心旺盛な狐か何かが自分を窺っているのだろう、そう思ったKさんは相手にしませんでした。

「疲れた…」
滴る汗を拭い水分を補給しようと立ち止まったKさんですが
ふいに嫌な事に気付きました。
後方の気配は未だ変わらず「ザサッ、チャッ…チッ」という足音に
「…ハッ、ハッ…フーっ」という吐息。
明確にKさんの後をつけてきている意思を感じます。
更に、最初に感じたよりも、かなり大きい。
足音の重さや雰囲気で姿を確認せずとも人は大体の大きさを察することが出来ます。
少なくとも大型犬くらいはある、そう感じたKさんは
追いつかれる事に恐怖を感じ歩みを早めました。

「チッ、チャッ…ハッ、ハッ…」
これだけの大きさのある野生動物。
Kさんはこの音の主に当てはまりそうな動物を片っ端から考えましたが思い当たりません。
恐怖で散漫になる思考に、じわりと嫌な、嫌なイメージがKさんの脳裏に浮かびました。

「ガサッ、チャッ…チャッ」
石にあたる爪は、マニキュアの剥げたボロボロの女の爪。
「…フーッ、ハッハッハッ…」
ざんばら髪の合間から覗く、裂けたような大きな口から漏れる荒い吐息。

そんな訳ない!そんな訳ない!
自分はアイツを見ていないのだからこれは疲労と恐怖が見せる何かだ!!
そう必死に自分に言い聞かせるKさんですが
何故か後ろにいるのはアレに違いないと確信していました。
まるで自分の頭の後ろに目の様な器官があって
後ろの映像をKさんの脳内に流し込んでいる。
そんな感覚でした。


160 : わらび餅 ◆jlKPI7rooQ:2015/08/30(日) 00:33:36.13 ID:AgCPeYID0.net
ボロボロの爪の赤いマニキュア。泥だらけの汚い長い髪。
四つん這いの体もどこかおかしく、ギクシャクと部分がどこか欠損しているよう。

違う!違う!
恐怖のあまり走り出したKさんですが
歩き詰めの体は限界でのろのろと歩く速度でしか進めません。
太ももや脹ら脛がビキビキと痙攣しているのが分かりました。

「…、…◯◯ぁ◯ー…」
ゆっくりとですが確実に後ろの気配はKさんに近づき
吐息に混じって何事か呟きが聞こえてきます。
痛いほど乾いた喉から嗚咽が漏れ視界が滲んでいるのに
Kさんは自分が泣いているのに気づきました。

走って逃げ出したいのに今にも止まってしまいそうな身体。
もう無理かもしれない。後ろを振り返って終わりにしてしまいたい。
Kさんがそんな事を思った時
鬱蒼とした木々の先にぼんやりとした明かりと人の気配がしました。

「おーい!…おーい!誰かっ」
弱々しい嗄れた声でしたが、Kさんの助けを呼ぶ声は幸いにも聞き届けられました。
Kさんに気づいた1人がライト片手に
木々の合間を縫ってこちらに向かって来てくれます。
どうやら壮年の男性のようでした。


161 :わらび餅 ◆jlKPI7rooQ:2015/08/30(日) 00:34:44.19 ID:AgCPeYID0.net 
「どうしましたー?」大丈夫ですか?
そう言おうとしたであろう相手はライトに照らされたKさんを見て絶句しました。
相手の恐怖に固まった顔と視線から
「あぁ、後ろのアレを見たなこの人…」そう思ったのを最後に
Kさんは気を失ってしまいました。

Kさんが意識を取り戻した時、既に時刻は明け方でした。
痛む体を引きずって寝かされていたテントから出ると、そこは見知ったキャンプ場で
どうやらKさんはここの裏手に辿り着き倒れたところを介抱されていたようです。

心配していた周りの人が車で病院まで送ってくれる事になり
ほっとしたKさんですが
皆の中に1人だけKさんと視線を合わさず遠巻きにしている人がいます。
昨夜、Kさんを発見してくれた、あの男性でした。

爽やかな早朝の光の中ではあの夜の事が嘘の様に感じられ
Kさんは一言お礼を言おうとその男性に近づきました。

口を開きかけたKさんは、しかしその男性に遮られ
「あのね。あなたもう山に入らないほうが良いと思うよ。私ももう行くことはないと思う」

そう一方的に告げられたそうです。



https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1429705331/

1 :名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:22:11 ID:QfJ
先日群馬の実家に帰ったんだが、そこで変な生き物?を見た
オカルト系っぽいし自力で調べるより的確な答え教えてくれそうだからここに書き込む


2:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:26:33 ID:QfJ
えーと、まず最初に
俺は普段東京のちっさい企業で働いてるリーマンなんだが
3月中旬頃に3日程度の休みが取れたから久々に群馬の実家に帰ることにしたんだ
まぁ帰ったところで群馬の中でも特に山って感じの場所だし
車で2〜30分も下ればそこそこの市街地に出られるんだが
山の綺麗な空気もいいなって初日は家でゴロゴロしてた


3:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:33:54 ID:QfJ
んで、次の日なんだが流石に暇になってきてどっかに遊びに行こうかと思ったんだが
俺は車を持っていない(実家までは電車とバスと徒歩)し
家の車は親父が仕事に行くのに乗ってったから無い
バスを使うにも市街地行きのバス停は最寄りで徒歩30分以上かかる
そこでグダグダしてた俺を見た母親に
「アンタそんなに暇なら山でも登ってくれば?」って言われた

俺の家から数分歩いた所には小さい山があるんだ
特にないもない山なんだが、登り始めから頂上までたいして時間かからないし
景色も綺麗だし季節的に虫とかも居ないだろうし
その山に行くことにしたんだよ


4:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:38:14 ID:QfJ
まぁ普段オフィスで一日中PCカタカタしてる俺には山登りなんて新鮮でさ
花だの木だの開けた所から見える景色だのをスマホで撮りながら歩いてたわけよ

そのうち整備された登山道から外れて獣道って感じの道に入ってった
普通ならうおーあぶねぇとかなるだろうが
探検でもするような気分で茂ってる熊笹だの何だのを手で避けながら
ガンガン奥の方に入ってった


5:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:42:26 ID:QfJ
そしたらさ、自分の右後方の方からガサガサガサ!って感じでいきなり音がした
「ちょっと大きめの動物が小走りで茂みを走ってる」
といったかんじの音で俺はかなりビビった
熊は居ないとしても猪とか野犬とかなら居てもおかしくないだろうし
襲われたらかなりヤバい
兎とか猫とかであれと顔だけそっちを向いてジッとしてたら
ほんとに数秒の間だけ相手の姿が見えた


7:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:46:15 ID:QfJ
最初は猪だと思ったんだが、どうも違うっぽい
いや見間違いだろとは思ったけどそうでも無いらしい
なんというか
大型犬サイズの芋虫だかナメクジだかみたいなフォルムのヤツに茶色い毛が生えてた
顔はよくわからんかったが多分触覚があった気がする
そんなのが俺の後ろ5メートルくらいの場所を横切ったんだよ


8:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:50:04 ID:QfJ
姿を見た時間はほんの数秒で
最初は猪かー怖いなー気付かれなくて良かったーとか思ってたんだが
どうも違うぞってなって
スマホのカメラを起動させて後を追ったんだが見つからなかった

何だよさっきの気になるじゃねぇかとか思いながら山の上まで登って
(降りようとしたけど下手に迷ったりしそうだから)
また写真何枚か撮ったあとちゃんとした登山ルートから下山して家に帰った
時間としては1時間ちょっとくらいかな


9:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:55:01 ID:QfJ
家に帰ってから両親に「山で猪っぽい生き物見た」って言ったら
「ああなんか最近猪の目撃情報あったねー」と言われて、
「そんな危ない所勧めんなよw」
なんて会話して3日目は市街地で遊んでからそのまま帰った

それからは今日まで「山で見たのは猪」ってことになってたんだがどうも釈然としない
どう見ても猪じゃなかったしパッと見だけど足っぽいのも無かった
兎に角断定出来ないしモヤモヤするのも嫌だしここに書き込んだってところ
何か有力な情報あったら教えてくれ


10:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/22(水)21:55:36 ID:QfJ
細かい場所までは教えられないが、質問にはできるだけ答える


11:名無しさん@おーぷん:15/04/23(木)00:04:06 ID:yK2
山に犬と一緒にキャンプ行ったら、>>1の似たやつに襲われて
バンガローに居るおっさんに助けを求めてなんとか助かったけど後日犬がしんじゃった…
みたいなやつを怖い話のまとめで読んだことあるわ
同じ生物なんじゃない?


12:名無しさん@おーぷん:15/04/23(木)03:17:32 ID:AGo
シシノケで当確


15:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/23(木)18:01:09 ID:Zgn
コテハン変わっちゃってるかもしれないけど1です
シシノケじゃないかということで調べてみたら確かに一致するなぁ・・・
11の話と北海道の話と場所は違うけど群馬の話見てきた
特に鳴いてたとかは無いけど俺が見たのはシシノケってヤツでほぼ確定でいいと思う
まさか何と無く山登りしただけでこんなとんでもない奴と出会うとはなぁ
兎に角襲われたりしなくて良かった


16:名無しさん◆IPU8SGkvmQ:15/04/23(木)18:07:05 ID:Zgn
コテハンじゃなくてIDだな
コテハンは名前の方だ


17:名無しさん@おーぷん:15/04/24(金)02:14:58 ID:SEG 
画像検索すると結構出て来るな


18:名無しさん@おーぷん:15/04/24(金)10:55:39 ID:Et5 
シシノケらしきものとの遭遇話は他スレでも上がってる
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1412522869/
これも群馬らしい
ところでシシノケは雨天か雨上がりでの目撃例が多いようだけど
山に登った日はどうだったのかな


関連記事
イトッシャノウ 1
イトッシャノウ 2
イトッシャノウ 3
イトッシャノウ 4
ししのけ見たかも


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1368209573/

494 : 本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 00:42:51.37 ID:MBosuWj00.net 
おまえらちょっと聞いてくれ、つかききたいんだが
俺、ついさっき「変なもの」をみたらしいんだ…

この連休、東京の友達に会いに数年ぶりに上京した(時間が無いんで1泊だけ)
初日はごく普通に遊んで飯食って
今日(てか日付が変わったから昨日か)月島にもんじゃ食いに行ったんだ
帰りは東京メトロを使って月島から有楽町まで行って
そこからJR山手線に乗って東京駅から帰る予定になっていた
(長すぎるんで分けて書き込む)


495 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 00:44:32.15 ID:MBosuWj00.net 
脚の悪い俺のために友達は優先席のシートに座るよう勧めてくれて、一緒に座った
何気なく向かいのシートを見たら二人の女性が座っている
ひとりはベージュの服を着て小奇麗な都会のおばさんって感じだったんだが、
もう一人が変わった風体だった

日も暮れ涼しくなったとはいえ、黒ずくめのコートに黒いワイドパンツ
その上から赤いチェックのショールまで羽織っている
髪はボブカットでマスクをして眼鏡をかけ
マジックテープ付きの黒い靴に茶色の鞄を横に置いているんだが
どういうわけか両手で椅子と、隣のの車両へ繋がるドアの柱を凄い勢いで掴んでいる。
顔は下を向いてマスクのせいか声も聞こえない。
ただ異様な雰囲気だけあって、目を合わせちゃいけないと思った




496 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 00:46:57.75 ID:MBosuWj00.net 
そんな異様な女がすぐ近くに座っているのに
向かいに座っている上品なおばさんも隣に座っている友達も見向きもしない。
「都会の人はポーカーフェイスが得意なんだな」
なんて思いながら俺も目を合わせないようにしていた

異様な女は踏ん張り過ぎているのか
時々革のバッグがずれて中から子供が持つようなピンクの子豚のポーチを落とす。
それを拾う、落すを何度も繰り返す女の動きが
まるで松本人志のコントみたいでついつい目が行ってしまった。
「お孫さんのポーチなのかな?」
なんて考えていたらその女と目が合った。女の目は黒目の部分は白かった

その直後、電車は有楽町について友達に促されるまま電車を降りた。
その女も降りようとしているのか立ち上がった
でもまた同じ場所に座り込む、これを何度か繰り返していた


497 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 00:48:19.32 ID:MBosuWj00.net 
友達にその話をしようと思っていたが電車の乗り換えに慣れていない俺は
ついていくのがやっとで東京駅に着くまで話せなかった。
歩き疲れてくたびれきっている俺を見かねて友達が駅構内のカフェへ連れて行ってくれた
椅子に座り、さっきの女の事を思い出して友人に話しを振った

俺:「な、さっきの女の人凄かったな!あれは怪し過ぎるだろw」
友:「へぇ?確かにあのおばさんはスカートが短くてパンツ見えそうだったけど
怪しくはなかっただろーw」
俺:「へ?いやそっちじゃなくてその一つ空いた隣の席の女だよ」
友:「ベージュの服着た人だろ?」
俺:「いや違う」
友「その席、誰も座ってなかったけど?」
俺:「」

俺は何度も説明した。
服装から落としたポーチから、変わった目の色まで
冷静な友達はこういった
「そんな変な女が本当にいたなら普通ならとっとと別の席に移動する。電車がら空きだったろ?」
俺が見たものはいったいなんだったんだ?
誰かあの女が何者なのか知っている人はいないか?


498 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 06:26:00.65 ID:/3uDJHaQ0.net 
答えは簡単!タルパまたは脳内彼女


499 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 13:12:52.43 ID:MBosuWj00.net 
タルバって何だ?結婚してるのに脳内彼女なんているわけないわ
妄想でも幻覚でもない、あの女は確かにそこにいたんだよ
オカ板なら誰かもっと詳しく知っている人がいると思ったんだが
俺以外でみたことある人いないのかな?
俺以外の人に見えない「変な人」は過去何度もあったが
こんなにはっきり至近距離でみたのは今回初めてだ


500 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 14:42:38.56 ID:uPBerBvE0.net
その席誰も座ってなかったけど?って台詞は冷める


501 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 16:26:14.88 ID:MBosuWj00.net 
冷めるってなんだよ、創作じゃない、事実なんだよ
オカ板なら「見える人」もいっぱいいてあの女をみた人もいると思ってたんだが


502 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 21:05:54.05 ID:/3uDJHaQ0.net 
霊感ある人と霊感ある人がそばに居ればもちろん見える 
霊感ない人のそばに霊感ある人が居ると見える 
霊感ない人と霊感ない人のどちらかが見えちゃった時は2人とも見えちゃう時もある
複数人が居る状況で自分だけ見える場合は幻覚を疑った方がいいよ


503 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 21:12:40.52 ID:MBosuWj00.net 
あれは断じて幻覚なんかじゃない。
幻覚を起こしたことも起こすようなものを服用したことも無い
見える人のそばにいるなら、見えない人でも「必ず」見えるものなのか?
もしそうなら隣にいた友人にもう一度聞いてみる


504 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 21:14:11.05 ID:/3uDJHaQ0.net 
ほんとに自分だけ見えちゃった時は結構最悪で
向こうからしたら「やっと私に気がついてくれる人見つけた!」と長期的に憑かれるよ
東京メトロの車両内だけじゃなく気がつけば自分のそばに
>いつも家のそばに>部屋の中にと近づいて来るから気をつけて

来ちゃった時はその人を連れて月島から有楽町まで
同じ時間に移動して電車内に置いてきて


505 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 22:13:42.78 ID:MBosuWj00.net 
友達に電話して聞いてみた。
何度聞いてても「あの席には誰もいなかった」としか言わない
強いて言えば「なんか物が置いてある感じ」くらいだったらしい
>>504
同じ駅で降りようとしてたよ。付いててくるんじゃないかと思ってちょっと怖かった
上でも書いたように立ち上がって座り込んでを繰り返してたから降りてきてないと思う
多分付いてきてない…多分
付いてきたとしても東京に行くのは半年後だからすぐにおいてくるのは無理だな


507 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 22:32:17.33 ID:X6BXsoPh0.net 
後ろ見てみ
その女が隠れてない?


509 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 23:09:01.99 ID:MBosuWj00.net 
いないよ?
付いてきている気配は全くない。昨夜はぐっすり眠ったし

ただ今後は何か変なものをみたら近くにいる人にも見えるかどうか確認する
俺はオカルトとかあんまり信じていないが何か変なものが見えちゃうって事が解った
長年そういうの見てなかったからもう見えなくなったんだと思ってた
でもいつのまにか昔よりはっきり見えるようになったってこと
そして見えてないと思ってた今までも散々見てたのかもしれないってことも解った
だっておれには「変な人がる」ってだけの認識だから

こういう「見える」ってのを無くすことってできないのかな?
怖くはないが嘘つき呼ばわりされるかもしれないから嫌だ


510 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 23:25:38.43 ID:eHbf3+wg0.net 
嘘つきだなんて思われないから大丈夫だよ
[変な人がいる]って認識されるだけで。


511 : 本当にあった怖い名無し:2014/05/05(月) 23:29:30.81 ID:MBosuWj00.net 
自分が変な人呼ばわりされて嬉しいか?
無くす方法があれば知りたいよ


513 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/06(火) 01:11:06.65 ID:P3Tba+qT0.net
もう24時間経ってるから大丈夫かもしれないけど、一応一週間は警戒した方がいい
見たくないならこの事は嫁さんや家族にも話さない方がいい 
同行してた友達にも今後この話は二度としない方がいい
話すと幻覚にしても少しずつ実体化するし
霊的なものにしても話すほど近寄ってくるというか呼び寄せてしまう。

自分の体験談として千葉で奇怪なものを見た話を
数年後に東京の自宅でパジャマパーティーで話したらそれが窓の外に現れて
自称霊感ないやつらも全員見て
また数年後に別の人達にそのパジャマパーティーの話をしてたら
呼び寄せてしまった事がある
だから言わないに限る


514 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/06(火) 01:12:49.02 ID:/yhC8vRw0.net 
その奇怪な話をくわしく!


515 : 本当にあった怖い名無し:2014/05/06(火) 01:29:38.38 ID:P3Tba+qT0.net 
千葉での話だしスレ違いになるし
過去に千葉スレかどっかで書いた事あるからざっくりね

千葉の別宅で過ごしてる時に霧の夜になると
ある坂道で貞子のような人が直立不動で立ってたんだよ
坂の向こうのコンビニに行きたいけど寒気がするから引き返してんだけど
そんなとこが何度かあったあとに
その夜だけ今までは坂の頂上に居たのが坂の途中まで
直立不動のままこっちに向かってきて全力で走って引き返したんだ


516 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/06(火) 01:35:08.48 ID:P3Tba+qT0.net
坂を下り切って振り返ったらそれはもう居なかったんだけど
その日以来寝てて目が覚めたりすると
二階の部屋の窓に人影が揺らめくように映ってたりするから
夜はその坂を通りたくないから引きこもりになるし
引きこもっても夜な夜な窓の外に何か浮遊してるし怖くなって東京に帰ってきたんだ


517 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/06(火) 01:45:11.30 ID:P3Tba+qT0.net 
東京に帰ってきて何事もなく過ごしてて
パジャマパーティーでその話をしたらそいつが初めは窓の外に現れて
びっくりして指差したと同時に窓の外から消えて
部屋の中に入って通り抜けていったんだ

その夜はそれで終わったんだけど
昼間にファーストフードやファミレスで流れてる有線の曲の合間に
変な声が聞こえるようになってその時に居た人は全員ノイローゼ
自分もノイローゼ達と距離置いてたんだけど
1ヶ月後には二人失踪 
一人は酔って包丁で腕切り落とそうと基地害行動するまで追い込まれてた


518 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/06(火) 01:55:32.09 ID:P3Tba+qT0.net 
以来そんな出来事もあったから怪談話とか止めよう思ってたんたけど
そういう話がどうしてと聞きたいと言うから
千葉の坂の話からそのパジャマパーティーまでの話をしてる途中で
また窓の外にそいつが現れて途中で止めた

話を途中で止めて窓を見つめる俺につられて
一同がそいつを見てしまったというオチ


519 : 本当にあった怖い名無し:2014/05/06(火) 02:44:00.92 ID:CQTRnZr30.net 
けっこうこえーじゃねーか


521 :  本当にあった怖い名無し:2014/05/07(水) 04:18:46.56 ID:G1mzD6qw0.net 
長いのにどうもありがとう!
話すことによって目印になったりとかしてしまうのかなぁ。



↑このページのトップヘ