サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:正体のわからないもの

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256 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/04(金) 23:47:38.63 ID:sPBSE90n0.net 
二年前の不思議な体験。
当時俺は九州のド田舎の某ボロアパートに住んでた。
薄給な俺は仕事とバイトを掛け持ちしても
安いアパートの家賃を払うのがやっとだったんで水道代や光熱費を気にした。
水道も出来るだけ使わず、夜中でも電気を殆ど付けなかった。
例えば「爪切りどこあったっけ?」となったら
電気を一瞬つけ、爪切りの位置を一瞬で確認し手探りで爪切りをとる。といった具合だ。
だから俺の部屋はいつも暗く、俺自身あまり騒がしいタイプではないので
外から見たら空き部屋のように見えたかもしれない。

さて、ここからが本題。
夜中、インドアな俺は真っ暗な部屋の中でPSPをしていた。
音量は1でGE無印やってた。
すると、突然俺の部屋のドアノブが『ガチャリ』と回された




257 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/04(金) 23:48:54.97 ID:sPBSE90n0.net 
昔から俺は部屋でエロ本読んでても僅かな音や気配を感じると
一瞬でエロ本を隠し、母の目から逃れるという危険察知スキルを磨いていた。
そのためドアノブの回る僅かな音をおれは聞き逃さなかった。
素早く音量の-ボタンを押し、電源のスイッチをシャッ!と上にはね上げるとPSPを抱え込んだ。
この間0.5秒。20年の年季が入った技である。

そして、それと同時に俺は考えた。
『チャイムも押さずに入ってくる知り合いなんていたか?』。
悲しいことに、俺にはそんな気の置けない友人がいない。
それに、宅急便とかなら呼び鈴くらい鳴らすだろう。
俺は息を殺し、真正面にある玄関ドアを睨みつけ、誰かが入ってくるのを待った。


258 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/04(金) 23:49:33.25 ID:sPBSE90n0.net 
ドアがギギギ…と不快な音を立てて開いた。さすがボロアパートのボロドアだ。
中に入ってきたのはマツコデラックス(のようなもの)だった。
身長は160くらいで体重は100キロはあるだろうか。
マツコのような黒いすだれみたいな服も来ていた。
違うのは髪がすごく長くて顔が見えないことだった。
そのせいで、パッと見ではただの真っ黒いかたまりにしか見えなかった。

そいつは玄関に入ると黙って佇んでいた。
俺はヤツに気付かれてはいけないと思い、息の音とか布ズレの音とか、
とにかく息を殺し、音を立てないようにした。


259 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/04(金) 23:50:31.53 ID:sPBSE90n0.net 
部屋は電気を消しているので真っ暗だ。
俺は玄関から入る月明かりでヤツの動きが少しは分かるが
ヤツからは真っ暗な部屋の中の真っ黒な服を着た俺が見えないはずだ。

・・・1分か、一時間か、膠着状態が続いた。
気配を消した俺は心の中で『早く帰ってくれんかな~』と思っていた。
すると、突然ヤツは
『8%-f8の3jxiwjかg8263[(%し;!!!』と叫び出した。
俺は泣きそうになった。

正直、俺は最初キチガイが入ってきたと思った。
でも違った。
ヤツの発する言葉はお経だった。
おれはただの高卒底辺だから詳しくは無いが、それでも所々にお経だとわかるフレーズがあった。
しかし、ヤツはそれを異常な速さで喋っていた。
早口で喋ってるとかじゃない。
録音した音声を早送りしたような速さだった。
声は高音で8倍速くらいの速さ。人間が出せる音じゃない。
これは人間じゃない。


260 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/04(金) 23:51:27.53 ID:sPBSE90n0.net
俺はずっと内心ガクブルしながらヤツが帰るのをまった。
よくみたらこいつ近づいてきてる。
マツコみたいな服だから足が見えなくて良くわからなかったが
確かに玄関から廊下の途中まで来てる。
俺は『もうダメかな…』と思ったが、不意に外で救急車のサイレンが聞こえてきた。
アパートのすぐ横を通ったのか、かなり大きな音がした。
すると、ヤツは踵を返し、これまた8倍速くらいの速さで玄関から出ていくとドアは閉まった。

多分人生でこんなに安堵した瞬間は無いね。
俺はすぐさま玄関の鍵を閉めに行った。
またヤツが来たら今度こそおれの精神が持たない。

鍵が閉まっている


261 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/04(金) 23:53:09.87 ID:sPBSE90n0.net 
おかしい。
だっていまさっきヤツは普通にここから入ってきた。
ドアノブを握った手が震えてくる。
そういえばおれはいつも外出する時以外はドアを閉めている。今日だって閉めたはずだ。
ドアノブを握ったまま硬直する俺。

すると、また遠くからやつの声が聞こえてきた。
あの異常な速さのお経が段々と近付いてくる。
俺は弾かれたようにドアから離れた。
もう気が狂いそうだった。
半狂乱になりながら俺は部屋へダッシュした。
部屋に散乱した物を蹴り飛ばし、押し入れを開け、そのなかに隠れた。

ドアの鍵は閉まっていたのを確認した。
ちゃんと閉まってるからヤツは入ってこない。そう自分に言い聞かせた。
ドアの開く音が聞こえた。
ヤツの声が一直線にこちらに向かってくる。
なんでドアは鍵が掛かってるのに普通に入ってくる!?
なぜ俺が隠れた場所を最初から知ってたかのようにこちらに来る!?

目の前の押し入れのふすまが開いたところで俺の記憶は途切れている。
起きたら朝だった。夢かと思ったけど
目覚めたのが押入れの中だったからいまだに夢じゃないと思っている。
アパートは流石に引っ越した。


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195 : 本当にあった怖い名無し:2017/06/01(木) 12:59:57.78 ID:LF3ju7760.net
当時は社宅住んでたんだが、どの棟の周りにも種類は違えど多種多様な植物が植えられていた
借りてた部屋のある棟の周りは低木が多くて椿がたくさん植わってた

ある日別棟の子との待ち合わせの時間つぶし中、その木のそばで草を毟ってた
ふと低木の細い幹の根本に視線をやると、
たまごっちの孵化したばかりの黒いヤツみたいなのがが二匹、白い穴の様な目でコッチを見てた

怖過ぎて脱兎の如く家に逃げ帰って報告した、
が誰も信じてくれなかったし、後日恐る恐る見に行ったら一匹がまだいた

その後は二度と見ることは無かったんだけどなんだったのだろうか




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961 : 本当にあった怖い名無し:2015/07/22(水) 06:31:18.26 ID:g6IMqa3pv 
友人の話。
田舎で街灯もない暗い道歩いてたら、なんか真っ黒い人影っぽいものが
ロードオブザリングのゴラムみたいに這いつくばって何か探してるのが見えた。
暗いのにその影だけはくっきり見える。
よくよく見たら首がないっぽい。
「首が無いなら目もないわけで。じゃあ横通り過ぎてもバレねえだろ」
と、横を堂々と通過してきたらしい。

振り返ってもまだなんか探してたらしい。
結局見えてなかったってことだろ、って笑ってたけど
首が無い霊はビビる必要ないってことでいいのか?


962 : 本当にあった怖い名無し:2015/07/22(水) 15:02:40.64 ID:rOtAHy8Ds 
気づいている事をおくびにも出さずに通り過ぎる度胸あってこそだな



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666 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/16(水) 00:53:23.41 ID:2TDRPZyV0.net
よく書き込みで見るくねくねとは少し違うがくねくねを見たのかもしれない。
2、3年前の話だが。
当時俺は家から徒歩10分の場所でバイトをしていてバイト先までは徒歩で通ってたんだ。
そのバイト先から家までの道の途中に50mくらいの一本道があるんだけど、
その一本道ってのが幽霊の目撃情報が多い場所なんだよ。
その道の途中にあるベンチで深夜3時頃にスーツ姿のおっさんが新聞を逆さに読んでるとか
(人だったとしても怖い)
俺も一回そこで黒い人影が目の前を横切るの見てから
夜は通らないようにしてたんだけど、 その道が家とバイト先の最短ルートだったから
時々使ってたのよ。





667 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/16(水) 00:54:17.19 ID:2TDRPZyV0.net 
その日はバイトが1時に終わって、 1時半から用事があるかなんかで急いでて
その道がを使おうと思ってそこに入っていったんだよ。
そしたら居たんだよ。
なんか黄色いヤツが!
30mくらい先の街灯の付いてない電柱の下に、
体育座りした人間の後ろ姿みたいな格好でなんかくねくね動いてんの!

最初は風で揺れてんのかと思ったけど風吹いてないし、
なんかフラダンスの腰の動きを肩でしてるような人ではおかしい動きしてた。
しかも街灯に照らされて無いのにやけにハッキリ見えてた。


668 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/16(水) 00:54:56.68 ID:2TDRPZyV0.net 
あれの正体がなんなのかわからなくて確認しようと思って、一歩近付いた時だよ。
一気に嫌な感じがして、あれに気付かれてはいけないない!って思った。

とりあえず音を出さないようにあれから見えない位置までゆっくり移動して、
そのまま遠回りになる道を走って帰った。
家に駆け込んだ音に驚いて親が起きてきたんで、さっき起こった事を事細かに話したんだ。
そしたら親が
「危なかったな。今後は気をつけろよ、お前が守られてるのは20歳までだからな。」
って真顔で言われた。

その後あれが何か知ってるのか聞いてみたけど話を濁されるだけだった。
その時は19だったけどもし20超えて遭遇してたらどうなってたんだろう...



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153 : 本当にあった怖い名無し:2017/05/30(火) 17:40:22.10 ID:Xb1YWSNw0.net 
子供の頃晴れの日の空には色とりどりの光る輪が見えてた
簡単に言うと影送りに色がついた感じ

姉も見えてたらしく心配した親が眼下に連れて行ってくれたんだけど異常なし
ただ私と姉の黒目の中心には針の先ほどの白い点があった

姉の見ている輪の色が共通な事から「大人には見えないUFO」と名を付けて
良く姉と外で話していた
いつの間にか黒目の点も消え、輪も見えなくなった

大人になった今、1歳の娘がよく空を指差している
まさか、ねぇ



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1442977114/
イマジナリーフレンドについて

1 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 11:58:34.21 ID:zeLqv/gs0.net
2チャンネルに書き込むのが初めてなので、至らぬ点が目に付くかと思いますが
よろしくお願いします。

私が小4の頃から中2の頃まで夢の中に度々現れる人がいたのですが、
最近もしや彼はイマジナリーフレンドだったのではないかと思い調べています。
ですが、端々に本や、記事の内容と食い違うところがあり、
なかなか納得のいく答えが得られません。

そんなときに、2チャンネルならこのような話題に明るい方が
いらっしゃるかもしれないと聞きスレッドを作らせていただきました。
どなたかご協力願えませんでしょうか。
お願いします。


2 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:00:03.27 ID:4kES+zEA0.net
詳細をどうぞ


3 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:05:27.80 ID:zeLqv/gs0.net
ありがとうございます。長くなるのですが構いませんか?





4 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:07:18.10 ID:zeLqv/gs0.net
取り敢えず、彼が現れるようになるまでの経緯からお話しさせてください。


6 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:11:48.90 ID:zeLqv/gs0.net
私には三つ違いの弟がいるのですが、生まれつき障害を持っています。
そのため、私は幼いころから差別というものを目の当たりにして生きてきました。


7 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:15:48.14 ID:zeLqv/gs0.net
ですが、私自身ませた子供であったことは認めます。
大人に混じり、大人としての対応を求められることにも慣れていました。
それに、私は非の打ちどころのない優等生然として取り繕うことにたけていました。


8 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:21:16.01 ID:zeLqv/gs0.net
なので、私は弟がいなければ社会的に不利な立場に立つことも、
人としての生き方なんてことに意識の向かないひどく傲慢な人間になっていたと思うのです。
あの、打つの遅くてすみません。
文章読みにくかったら申し訳ないです。


9 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:30:18.46 ID:zeLqv/gs0.net
家も別段裕福と言ったわけではありませんが、お金に困るようなこともありませんでした。
だから、というわけではありませんが、
弟に言語訓練や作業療法など様々な機会も用意できました。
その分、まだ幼い時分の私は病院についていくことが増え、多くの障害者の方や
専門の療法士さんに接することも多くありました。


10 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:37:30.71 ID:zeLqv/gs0.net
そんな風に生きてきたので、純粋に差別というものに対して考え、
人としてのあり方、何を思い口を開くのか、と考え続けて幼少期は過ぎてゆきました。

なので、自由に動く身体も、頭も持って生まれたくせに考えることをやめ、
無邪気に残酷な言葉を吐く周りの子たちがただただ怖かったのです。


11 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:41:43.63 ID:zeLqv/gs0.net
当然のように私は周りの子供たちとは話が合わなくなりました。
どこか冷めた私を大人たちはもてあましました。

いったんお腹すいたので、お昼食べてきます。


12 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:48:34.76 ID:zeLqv/gs0.net
ピザ焼けてなかったので、ただいまです。


13 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 12:56:36.80 ID:zeLqv/gs0.net
まあ、そんなわけで軽く人間不信になっていたのですが、
そんなことを億尾にも出さずに表面を取り繕って
なれ合わないように努めるうちに周りとの関係には上手く対応できました。
その分自分の表面と内側とのギャップが激しくなり、
アンバランスな感情と頭との境で押しつぶされそうになっていきました。

ここまでが小2までの遍歴です。
よくわからないところなど補足した方がよいところ等ありますでしょうか?


14 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:02:30.39 ID:rLbJzR0KO.net
見ています。
まだ、わからないところ等まで来ていないかと。
ピザ食べられたら続きをお願いします。


15 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:20:09.71 ID:zeLqv/gs0.net
ありがとうございます。
続き書きます。
そのころから、おんなじ夢を度々見るようになったんです。
気持ちの整理がつかなくなったり、無性に泣きたくなる日は、決まってその夢を見ました。


16 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:22:43.41 ID:zeLqv/gs0.net
どんな夢かというと、同じ夢と言っても、地続きの夢と言った方が正しいかもしれません。
夢を見る時間やタイミングも常に決まっっていました。


18 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:29:09.21 ID:zeLqv/gs0.net
夜、布団に入って、しばらく経つと眠たくなってきますよね、
その半分意識があるような寝ているような曖昧な刹那に彼は現れます。
私は半ば夢うつつに真っ白い空間を歩いていくんです。
ただただ歩いて、どのくらい歩いたのかもわからなくなってきたころに、
私とさかさまに(天地逆)歩く群衆とすれ違います。


19 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:31:49.62 ID:zeLqv/gs0.net
この時に群衆とひとえに言いましたが、
スクランブル交差点を通る人位の歩行速度で騒がしく通り過ぎてゆきます。


20 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:34:44.10 ID:zeLqv/gs0.net
そしてまたしばらく歩くと、今度は開けた場所に出ます。
開けたといっても何もない真っ白い空間なので、
感覚的に開放的な感じるだけだと思います。そこに彼は立っています。


21 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:39:15.08 ID:zeLqv/gs0.net
彼について少し詳しい話をさせてください。
彼は立っています、と言いましたが正確には天地逆に立っています。
ちょうど蝙蝠のようにぶら下がっているようにも見えます。
そして、彼は英国紳士のようなスリーピースのようなものを着ています。
年齢はわかりませんんが、おそらく彼にとっては些細なことなのだろうと思います。


22 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:40:57.56 ID:zeLqv/gs0.net
そして、最も特筆すべきことは、彼は、ひとではないのです。


23 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:43:56.99 ID:zeLqv/gs0.net
彼の頭は人のそれではなく、蝙蝠のそれでした。
しかし不思議なことに恐ろしいとか気味が悪いと感じたことはなく、
理知的で気難しそうな顔をしていました。
どこか神々しくもあったのです。

25 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:50:33.76 ID:zeLqv/gs0.net
身長はわかりませんが、主観的にみて180前後と言ったところです。
蝙蝠の顔のせいか、どこか悪魔的でもありました。
神だの悪魔だのは見たことがないので、正解はわかりませんが、
きっといるのならあんな感じなのかとも思います。


24 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:46:42.43 ID:rLbJzR0KO.net
え・・


26 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:52:49.09 ID:zeLqv/gs0.net
えっ とは…何か気になりましたでしょうか…?


27 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:56:31.70 ID:zeLqv/gs0.net
続けますね。

そんな彼ですが、初めて会った日だけは、彼の方から話しかけてきました。
それ以来彼から話しかけてくることはありませんでしたが、
彼の言葉をおぼえているかぎりでかきだすと、

29 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:02:40.03 ID:zeLqv/gs0.net
たった一言、「名前というのは記号に等しく時として意味をなさないこともある。
私を形容するものがないと君が不便だろう。そうだな、『さかさままさか』とでもするがいい。」
とか何とかいったような気がします。
何分昔のことなので曖昧さは残りますが…


28 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 13:57:30.15 ID:rLbJzR0KO.net
蝙蝠に驚いたまでです。
彼以外の先に通り過ぎ行く雑踏は、人間の顔だったのでしょうか?


30 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:05:21.30 ID:zeLqv/gs0.net
彼以外は普通の人です。
ただ雑踏の中の人の顔を個々として正確にみているわけではないので
顔のパーツまではっきりと認識しているわけではありませんが…


31 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:10:16.91 ID:rLbJzR0KO.net
1人1人を見て皆の顔がはっきりわかる方が怖いですね。
最後に、「さ」が付いていたんじゃないですか?上から読んでも下から読んでも~だから。
ちゃちゃ入れてごめんなさい。続けて下さい。


32 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:12:18.59 ID:zeLqv/gs0.net
取り敢えず先に進めます。
便宜上彼はまさかと呼ぶことにします。

まさかは最初に出会った時以外は、私が訪ねて行っても、
全く無視していつも何かを考えていました。
私がしびれを切らして彼に声をかけると、黙って私の方に向き直ります。
そして、私がその時思うことをただ彼に話します。
その際彼は絶対に口をはさみません。
ただ、私が話し終えるまで待っているのです。


33 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:14:07.69 ID:zeLqv/gs0.net
いえ、回文ではなく、さかさままさか と言ったんです。
私も長年のなぞです。


34 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:21:47.00 ID:zeLqv/gs0.net
そして、私が話し終えるとまた彼は一人で思慮にふけります。
だいぶたってから、私が不満そうにしていると、
まだそんなくだらないことを考えているのかとでも言いたそうに一瞥し、
仕方ないとでも言いたそうに、何か一言くれます。

たいてい私にはよく分からないことを言います。
覚えているのは「いまだパセリの季節にははやく。」とかですね。
そして、彼は黙って帰り道の方向を指します。
私は、黙って帰り道へと歩き出します。


35 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:27:04.19 ID:zeLqv/gs0.net
目が覚めるころには、鬱屈した気持ちやわだかまりが解けて
不思議と自分の中に答えが見つかりました。

そんなことが中2の頃まで続き、ある日
彼はいつもとは違い私に帰り路を示すのではなく、私を抱きしめて、
自らが歩いて去っていきました。
どこか満足げにも見えました。
その日は、目が覚めると何故か泣いていました。


36 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:29:16.07 ID:zeLqv/gs0.net
というのが私の話です。
彼はイマジナリーフレンドだったのでしょうか?
それとも何か他のものだったのでしょうか?


37 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:35:02.45 ID:rLbJzR0KO.net
中2のその頃に何か環境の変化や、心の変化(少しずつ考え方が大人になっていくので)
それらがあったのでしょうか。
子供の頃の葛藤がイマジナリーフレンドを作りあげたのかもしれませんね。
今は全くなくなったのですか?


39 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 14:39:19.22 ID:zeLqv/gs0.net
今はもうありません、この先もないと思います。
彼は。私から去って行ってしまったのがなんとなくわかるんです。
少し寂しいですが、彼にもう会うことはないんだと思います。


40 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 15:05:41.12 ID:rLbJzR0KO.net
まだまだ幼い心には、なくてはならない存在だったのでしょうね。
思いかた、感じかた、捉え方、心の成長と共に去って行った事は
成長期であったあなたには寂しかったかもしれませんが、
良い成長のし方をされたのではないかと思います。

過去の事としてたまに思い出すのは別に構わないと思いますし、
あの時に、まさかさかさまか~さんが居てくれたからこその今があると思って
これからも幸せに暮らしていけることを
どこかで見守ってくれているな~と思っていたらどうでしょうか。


41 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 15:55:27.21 ID:H1Y+f7F30.net
世の中には作られたキャラクターが五万といる。
あるクリエイターはキャラが勝手に動き出すなんて言うし、
夢とはいえどそれと同じようなものじゃないでしょうか。
状況から見るに、外的要因による存在ではないと思います。

夢なんて落書きを描くのと同じで、意味というか深い理由はないでしょう。
味気ないかもしれませんが、夢は実生活を映すことも多々ありますので
意識し続ければまた会えるかもしれませんね。
映画見るとよく夢に似たような場面が出てきます。


42 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 16:42:21.84 ID:T5QXQb4J0.net
会うと安心したり楽しい時間を過ごせたのは
誰かに無条件に甘えたい、自分の話を聞いてほしいという
>>1さんの気持ちがまさかさんを生み出したからではないでしょうか。
いなくなった、もう会う事はないと感じるのは
>>1さんが精神的に成長し
彼がいなくても大丈夫だと自立したからだと思うのでいい事だと思います。

子供の想像力と夢の中という条件なので
姿形や不思議な言葉の意味はあまり深く考える必要はないですよ。
ちょっと不思議でとても素敵な友達がいたな、位の思い出として大切にしてください。


43 :本当にあった怖い名無し:2015/09/23(水) 21:07:01.73 ID:zeLqv/gs0.net
皆さん、温かい言葉をかけてくださってありがとうございます。
なんだか、最近ふと思い出すことが多くて懐かしい気がして…
また逢えたらいいなぁ。
彼のことを忘れてしまうのが怖くて、誰かに聞いてほしかったのかもしれません。
ほんとに、こんな些細な話を親身に聞いてくださってありがとうございました。
うれしかったです。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1440824523/

490 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/09(水) 19:11:50.06 ID:m0GjnZYY0.net
最近寝る前に体が乗っ取られる感覚がある
そいつに寿命は38歳と言われたんだけど一体どうすれば良いのか


491 :  本当にあった怖い名無し:2015/09/09(水) 19:17:45.59 ID:UVaM5+FR0.net 
そいつの言う通りだろ


492 :  本当にあった怖い名無し:2015/09/09(水) 20:21:08.92 ID:GSj5YQ8T0.net 
490が40歳だったらマジでどうすればいいかわかんないね




493 :  本当にあった怖い名無し:2015/09/09(水) 20:48:52.25 ID:IU5EPQte0.net 
ホラー的にオチを付けるなら
死ぬのは本人じゃなく最愛の妻でしたみたいな


494 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/09(水) 21:08:25.58 ID:m0GjnZYY0.net 
>>492
25歳です
ついでに恋人作るのも結婚するのも諦めろと言われたよw
生きてるけど死んでる誰かさんが自分を気に入っているらしくそうさせないんだそうだ

そいつが9/20に家に来るらしい
うわずみあいきという名前だって
誰だよ…




https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395334657/

401:名無しさん@おーぷん:18/05/24(木)13:25:21 ID:Nsb 
ちょうど一週間前からになるんだけどね。
仕事で付き合いがある若い男性がウチの職場に顔出したんだ。
仮に彼をAとしよう。

そのAの顔見てビックリ、両目が開かないほど赤く腫れてる。
『どうした、両目がエライ事になっとるよ!』




402:名無しさん@おーぷん:18/05/24(木)13:33:08 ID:Nsb 
『えー、そうなんすよ、モノモライ、両目がいっぺんにメバチコになったっす
医者行ったんだけど薬効かなくて…。』
Aの職場では
お前、フィリピンの観音様でも拝んだんじゃねえの?
まじヤバいよw、等とはやしたてられていたそうだが、俺はそんな店行かないって
否定しまくりながらも…Aは気になることを言い出した。
『なんだろうなあ、寝不足かなあ?最近変な夢見るんですよ。』


403:名無しさん@おーぷん:18/05/24(木)13:43:12 ID:Nsb 
事務の女性がからかいながら言った。
『A君、オネエチャンにワルいことしたんじゃないのぉ?w
助手席の女の人とか、あの人も呼んで、お茶煎れたからさ。』
『!! は?いや今日は一人で来ました。先輩休みなんで』

あれ、俺もAと一緒に車に誰か乗ってるの見たと思ったが…。
『まあアレだ、体調悪い時は悪夢もみるよ、ほらビタミン剤、お茶と一緒に飲め飲め。』


404:名無しさん@おーぷん:18/05/24(木)14:00:35 ID:Nsb 
『すいません』
キョロキョロしながら妙な間を開けた返事をするA。
それから軽い雑談をしてAは帰って行った。

んで翌日、事務の女性が休んだ。
『ものもらいが移ったみたいで…両目が腫れて前が見えないです。』
それから数日過ぎて、今俺も右目がものもらい。


405:名無しさん@おーぷん:18/05/24(木)14:15:37 ID:Nsb 
そんでなぜ、たかだか伝染病をここに書いたか、と言うと
どうやら俺と事務員さんは『祟り神』とか『疫病神』って奴を見たらしいんだ。

なぜなら、ウチの社員もAの会社の社員も誰一人Aの他に居た者を見ていない。
接触が多いはずのAの会社の社員は誰もものもらいになっていないそうだ。

でも、気になることがある。
さっき昼飯の時に『お客さん帰ったんですか?』と同僚Bに言われた。
『女性のお客さん珍しいと思って』

…今日は誰も来てないんだけど。
多分Bも明日ものもらいだな、と思ったんでね。


406:名無しさん@おーぷん:18/05/24(木)14:18:05 ID:Nsb ×
以上です。
つまんない話を失礼しました。
仕事に戻りまーす。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1410184635/

714 : 本当にあった怖い名無し:2015/04/06(月) 10:50:09.87 ID:xkEW09pZE 
幽霊というより妖怪にあったような話。
うちの祖父母の家はド田舎で山や川ばっかりのとこにあった。
私は霊感の類があるのかないのか良く分からないので
当時はあまり気にしていなかったが
母によると昔からよく色んなモノが出る家だったらしい。

小学生のころそこに泊まりに行った。
昼間は普通に遊んでいたがご飯食べて風呂に入るとすぐ眠くなって
ちびっ子な私はそのまま寝てしまった。
田舎故に静かでとても寝やすい。
しかし夜中にふと目が覚めた。
普通にトイレだった。

布団から出るのは億劫だったが我慢もできず眠い体を鞭打って廊下に出た。
相変わらず外は真っ暗で廊下の先にある居間にだけ豆電球のオレンジの光が灯っていた。
しかしそこで私は違和感に気付いた。
居間の扉の前に黒い小山が出来ている。
スリッパかと思ったがそれにしては多い。
だがトイレに行くにはそこを通らなければいけないというのもあり
怖さも程々に私は廊下を進んだ。




715 :本当にあった怖い名無し:2015/04/06(月) 10:50:51.89 ID:xkEW09pZE 
短い廊下だ。
直ぐにその近くまで来てしまった。

それはまっくろくろすけのような丸くてふわふわした毛玉の塊だった。
近くで見ると意外とカラフルだ。
掌サイズのそれがくっつきあって山になっている。
正直可愛かった。

なんぞこれと困惑する私。
すると足にそいつらが群がってきた。
ふわふわな感触が裸足の足から伝わってくる。
動物やモフモフが好きな私は煩悩に負けそれと戯れた。可愛い。

しかし気がつくとそれはどこにも居なくなっていた。
柔らかい感触がなお残る足には何もおらず
オレンジの電球に照らされた私が一人だけ残っていた。
そのまま居間の時計を見た。午前三時になったばかりだ。

結局あれはなんだったんだろうか?
私はそのまま寝たが未だにあのふわふわが忘れられない。
その後家族にそれを話すと父親は夢というが
母と祖父母はまたなんか出たんかと言うようなことを言っていた。

つまらない話だけどすごく記憶に残ってたので・・・。
また会えないかなぁ。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1433581150/

72 : 本当にあった怖い名無し:2015/09/06(日) 02:20:59.85 ID:vH/UgjYO0.net [1/1回]
黒い影で思い出したんで書いてみる。
20年以上前にその時住んでいた一軒家での話。

当時、小学生だった自分は広い部屋を高い棚で仕切って
弟と二人で子供部屋として使っていたんだ。
ドアがちょうど部屋を半分にした位置にあり、出入口は共同だけど、
棚で仕切られて半個室のような感じ。

日曜日の午前中でまだ寝ていたんだが、弟のスペースの方から、
ブラインドを上げたり下げたりする音が繰り返し聞こえてきて目が覚めた。

ひたすらブラインドを上げ下げし続けているから、イライラしてきて
「うるさいぞ!」と注意するとピタッと音は止まった。

その直後、ものすごい勢いでブラインドを激しく上下させる音が鳴り響き始めた。
最初は弟の仕業だと思っていたが、
あまりの異様さに布団の中で様子を伺い、その頃には完全に覚醒していた。

激しいブラインドの音が急に止み、窓が勢いよく開けられた。
力任せにサッシを開け放したようで、「パーン」という音がし
注意した自分にしらしめるかのように「ドンッ、ドンッ、ドンッ」と部屋を歩く音。

部屋のドアは開いていて、ちょうど棚とつながり向こう側は全く見えない。
蝶つがいでつながっている、ドアと壁の隙間から真っ黒な人影が出て行くのが見えた。
人が歩く際の手を振り、足を動かしている様が伺えた。

しばらく呆然としていたが、その時はまだ家族の誰かだと思い
それ程怖くもなく、弟側の部屋を見に行くと
半分だけ開けられたブラインドと、
力任せに開けた反動のせいだろう閉まりかけの中途半端に開いた窓。
外はすごく天気が良く、日の光が差し込んでいる。

下の階に行って母親にその話をすると
父親は休日出勤、弟はサッカーの朝練で早くから外出しており、
母親は起床してから二階には上がっていないと言う。
母親が非常に怖がって階段に塩をもっていた。

大人になってから聞いたが、その家では
両親共に金縛りや誰も居ないはずでの物音に悩まされていたそうだ。

今では怖い体験や心霊的なものを感じることもなく過ごしている。
寝ぼけた状態の脳が作り出したものだと思うようにしてるが、たまに思い出してゾッとする。



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