サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:毒親

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277 :名無しさん@おーぷん :2017/08/13(日)14:28:49 ID:glZ 
私が直接経験したはなしじゃないけど、
凄い復讐というかなんというかわからない事をまのあたりにした話です。
誰かれにポンポン話せる話じゃないし、
かといって自分の中でとどめておくにはちとしんどいので吐き出させてください。
話を短く要約しちゃいます。

・私の実母が癌で入院(早期発見のため今ではオペして完治済)
・実母入院時の隣のベットの人(Aさん)には娘3人いた
・Aさんの身の回りの世話してたのは次女さん
・Aさんは次女にだけ凄いあたりが酷い(ゲロとか汚物とかぶつけてた)
・Aさん、長女と三女に旦那さんには凄くしおらしく優しい母親

・やがてAさんの世話に次女さんがこなくなる
・しばらくしてAさんに旦那さんの長女さんと三女さんがきて病室にも関わらず
Aさんを罵倒しまくる(長女と三女は号泣でひどかった)
・Aさん、その後は誰も見舞いにこず治療の経過も思わしくなかったのか
病室でひっそり最後を迎える

ここから先は後で知った話
・次女さんが実は末期癌だったのが途中で見つかる
・かたくなに治療を拒み、癌発覚後から1ヵ月もせずになくなる
・次女さんはAさんが自分にしてきた仕打ちを
録音なり録画なりしていて最後に姉妹と父親(Aさんの旦那)に見せる

これ以上もうあいつ(Aさん)に関わりたくもない
あいつより先にいく(親より子供がさきにいく)のが私の唯一できる親不孝だから

詳細は豪快に省いたけどこんな感じの事が今年の春にありました
なんだろうね
私は実母が入院しているとき、次女さんと何度か話した事がある
いつもニコニコしていて、笑顔でとても素敵な女性だった
Aさんに酷い事されていても、治療して辛いのは母だからっていってた
それでもどこかで壊れちゃってたのかなって

次女さんの笑顔が忘れられない
どうかどうか安らかにって願わずにはいられない
お盆の今だからこそ、よりそう願わずにはいられないのかもしれない

ちなみにAさんの周りの人達にだけ媚を売るような笑顔は
思い出したくもないと思っていたが、結構あっさり忘れられてる


【裁判の行方】
・ウクライナは死刑制度が廃止されている。
そのため裁判は非常に後味の悪い結果となった上に、さらなる禍根も残すことになった。

3人が逮捕された時、彼らの携帯やパソコンには複数の殺人動画及び動物虐待の映像が残されていた。被害者の葬儀にも参加しその様子を撮影、墓標の前で被害者を侮辱する記念写真もあった。
これらの映像では堂々を自らの姿をさらし、全く罪の意識が感じられない。
有罪は確実であり、逮捕当初3人は全ての罪を認めていた。

しかし裁判が始まるとイゴールは証言を撤回する。
ビクトルとアレクサンドルは罪を認めたものの、親の社会的立場を計算し重罪にはならないと踏んでいたと思われる。

この事件の詳細は未だ全てが公開されていない
そのため裁判の様子も詳しくは不明のままである。
が、非常に胸糞が悪くなるような展開になった事は想像に難くない。

・裁判は事件発生1年後の2008年6月に開始。
判明した被害者は、死亡者が21人負傷者が8人嬲り殺された動物は数知れず
(蛇足ながら、これらは判明している被害者数という意味であることを記載しておく)

この裁判でイゴールは完全無罪を主張

ビクトルは自分の弁護士に不服を持ち、自らの父親を弁護士として指名
父親もまた弁護を引き受けた。

一方血液恐怖症のアレクサンドルは殺害には参加しなかったとして、彼の弁護士は情状酌量作戦に出る。

弁護側の主張は以下。(一部)
冤罪
・警察の違法捜査により裁判は無効
・心神喪失状態のため、責任能力なし

ビクトルの弁護士(父親)は、ビクトルは恐怖によりイゴールに逆らえなかったとして洗脳状態にあったと強く主張。
検察側には多くの物的証拠があったが(血のついた衣服等)、弁護側は映像に映る人物は別人であると始終完全否定を行う。

この事件の裁判には大きな注目と関心が集まったが、3人は19歳であり未成年であることから情報はあまり公開されなかった。
が、検察と弁護士の息子が犯人という事実は根強い不信感怒りを世論に植え付ける。

・2008年末頃
何者かによって「ウクライナ21」(原題「3 Guys 1 Hammer」)の映像が動画サイトに流失
セルゲイ氏殺害の動画がほぼオリジナルのまま完全流失したという。

痛みにうめく被害者を何度も攻撃する様子からは明確な殺意が感じられ、屈託のない笑顔で血を洗い流す映像は世界中を震撼させた。

瞬く間に動画は拡散され、大きな話題と関心が集まり個人が特定される。
弁護側の主張は全て覆った。
(ウクライナ内務大臣はビデオ流失を批判しながらネット制御は事実上不可能と認めた)
normal_salute.jpg
頭部を潰した被害者の上でナチス式の敬礼をするビクトル。(トリミング加工済)
同じ場所で笑顔のイゴール
も映っており、交互に撮った事がわかる

2009年2月
ようやく判決が決定する。

イゴール・シュプルンヤク・・・殺人21件 強盗8件 動物虐待1件
ビクトル・サエンコ・・・殺人18件 強盗5件 動物虐待1件
アレクサンドル・ハンザ・・・強盗2件

前述のとおりウクライナには死刑制度がないため、イゴールとビクトルは最高刑の終身刑となる。
アレクサンドルは懲役9年。(彼は常に撮影係で実行犯ではないとの理由)

イゴールとビクトルの弁護士はこの刑を不服として上訴する。

同年11月24日
最高裁は判決を支持。上訴は棄却され、裁判は終結する。


ウクライナの死刑制度が廃止されたのは2000年。
10年も経たずに起きたこの事件に、当時のドニプロペトロウシク市民の世論は真っ二つに分かれた。
少なくとも半数近くがこの量刑に不服を感じると回答している。
判決2年後の2011年には、ウクライナ国内の世論は死刑適用の必要性を求める声が過半数を超えたという。

流失した動画を閲覧することは現在でも可能ではある。
しかしロシア国内では模倣犯も登場し、さらなる猟奇事件をも引き起こす。
映像流失の意図が何であったにせよ、この動画は世界的規模で大きな影響力を示した。
本物かフェイクかは不明ながら、グロ・過激・衝撃映像は増加し続けている。
積極的に勧めはしないが、何を観るのか、どう行動するかは個人の自由だ。

ただ、人間の尊厳性を失ってはいけない。切にそう願う。

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1427669698/

41 : 本当にあった怖い名無し:2015/04/07(火) 05:25:05.18 ID:zfpdA1MJ0.net 
家族で出席した婆ちゃんの葬式でのことです。

法要が終わってお斎の時間になった。
食事をしてるのは勿論親戚か婆ちゃんの親しい人達のみでほとんどの/人達は顔見知りだった。
色んな人達にもっと食え!と言われて腹は一杯だけれど
頑張って寿司を食っていたらふと目につく人達がいた。

若い夫婦に幼い三才くらいの子が二人いる親子がご飯を食べていて
最初は 「おぉ、かわいいなぁ。いっぱい食べろよー俺の金じゃないけど。」
とか思ってたんだけれど
冷静に考えて婆ちゃんの親戚ではない、
しかも知り合いにあんな若い家族連れの人達がいるわけがないと思い
親戚や婆ちゃんの知り合いに声をかけて聴いてみたけれど誰もあの家族を知らない…。
(勿論それとなく聴いただけであの家族知ってます?とか直接は言っていない)

婆ちゃんの葬式には数え切れないくらいの人達が行列を作って来てくれていたから
その流れであわよくばご飯にありつこうとしていたんじゃないかとは
婆ちゃんのお姉さんの言。
葬式にはそういう人もよくいるらしい。

婆ちゃんの死を利用された感じでムカついたのと
他人の葬式で食べようという厚かましさで腸が煮えくりかえったけれども、
美味しそうに食べてた子供を見て切なさの方が強くなってしまった…。




42 :本当にあった怖い名無し:2015/04/07(火) 06:07:22.19 ID:KXWOsgat0.net 
最近はあまりなくなったけど、
うちの地元は葬儀の時、葬式まんじゅうとかお菓子を
個人とはあまり関係なくても、その辺にいる子供とかに配る習慣があったよ
そうやってたくさんの人になくなった人の事を知ってもらい
施すことで故人の功徳を積む、みたいな感じだったらしい
お婆さんが飢えた家族に情けをかけて、食べさせてやったと思えばいいんじゃないかな


43 : 本当にあった怖い名無し:2015/04/07(火) 14:40:09.09 ID:yCYJN5Gn0.net 
うーん、そうかぁ。
そうだなぁ。
婆ちゃんが生きてたら多分
「粗末なものしかありませんがどうぞ食べていってください」
とか笑いながら言うだろうし
たとえ理由がどんなものであろうと来てくれたことに対してお礼を言うんだろうなぁ。
ありがとう、
なんだか少しだけモヤモヤが晴れたよ。


http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1430400003/


325 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:25:04 ID:9DK
私の一番古い記憶は三歳。
木枯らしの吹く夕方、一人でブランコを漕いでいるところ。
手も足もかじかんで、とても冷たい。
でも今帰れば母に叱られる。
祖母に迎えに来て欲しい、ここはいつも来る公園なのだからきっとすぐわかるはず。
そのうち、風に揺られてるのかブランコに揺られてるのかわからなくなる。


私は母に虐待されて育った。
飲み物をこぼした、ちょっと足音をたてて歩いた、声を出して笑った。そんな理由ですぐ折檻された。
気が済むまで殴られる、安全ピンでお尻を刺される、冬に水風呂に入れられる。
煙草を吸わされ背中を灰皿にされる、食事を抜かれる、家に入れてもらえない。
私に向かって拳を振り上げる母は、喜んでいるように見えた。

父は見て見ぬ振りをした。
失敗して叱られ何度も蹴られる私の横で、テレビを見ながら食事をしてた。
終わると、「お母さんの言うことをちゃんと聞きなさい」と言った。

助けてくれたのは祖母だけだった。
折檻の傷の手当てをして、一緒の布団で眠ってくれた。
私をかばい、代わりに蹴られてしまったことすらある。
それを見た時、恐ろしさに泣いてしまった。
お前のせいで痛い目にあったと叱られるんじゃないかと思った。
それ以上に、もう自分を嫌いになるんじゃないかと思って、恐怖で息が詰まりそうだった。

二人で部屋に戻ると泣きながら祖母の足に湿布を貼り、
自分は殴られても大丈夫だから、いいからと必死に訴えた。何より祖母に嫌われるのが怖かった。
祖母は私を抱きしめて泣いた。
そしてそのまま一緒の布団で眠った。


 


326 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:26:16 ID:9DK
あれは多分五歳頃。
ふと夜中に目を覚ますと、隣で眠ってるはずの祖母がいなかった。
きっとトイレに行ったんだろうと思い、そのまま目を瞑った。

でも、しばらく経っても戻ってこない。
もしや母に何かされたのかと思い、そうっと起き上がり、襖の外の様子を伺った。
何も聞こえない。
音をたてないように襖を開け、祖母を探しに出た。

真っ暗な家の中、どこにもぶつからないようにと注意していた。
気づかれればまた殴られる。
トイレにも台所にも、居間にもいなかった。
もしかして自分を置いて出て行ってしまったのだろうかと思い、
居間を通って玄関に靴を見に行こうとした。

庭に面した窓のカーテンが、少し開いている。
外に人が立っているように見えたので、隙間から覗いてみた。

祖母がいた。
こちらを向いて、無表情に突っ立っている。
良かった、私を置いて行ったんじゃなかった。安堵で胸が一杯になり、カーテンを開けようとした。

すぐに思い留まった。何かおかしい、いつもの祖母と何かが違う。
あんな気味の悪い祖母は見たことない。
何がおかしいのかはすぐにわかった。

祖母は犬の首を持っていた。
どこから捕まえてきたのだろう、薄い茶色で、舌がでろりとたれている。
大きさは多分中型くらい、それでも首を切るのは大変だっただろう。
犬の頭も、足元に転がった体も、祖母も、赤く染まっていた。
しばらく突っ立ったままだった祖母はやがてだるそうに犬の胴と頭を持ち、どこかに行ってしまった。

見てはいけないものを見たんだろう。
私は震えながら布団に戻り、どうか祖母を元に戻して下さいと神様に祈っていた。
神様なんていないとわかっていたけれど。


目が覚めると、祖母は隣で眠っていた。
元に戻っていなかったらどうしようと思い、起こさずにずっと見つめていたら、目を覚ましてくれた。
「おはよう、おなか空いたかい?」
そう言って笑ってくれた祖母は、いつもの祖母だった。
あぁ良かった。安心して、うん、おなかすいた。と返事をした。
祖母から漂う生臭い匂いは、気にしないことにした。


 
327 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:27:13 ID:9DK
家の中を、狐や狸や犬のようなものがうろうろしているのが見えるようになった。
父も母も気づいていないようなので、自分にしか見えていないんだろうと思った。

ある日祖母にそのことを言うと、とても嬉しそうな顔をした。
それは何をしてるんだい?と聞かれたので、ありのままを答えた。
父と母にまとわりついていて、それがくっついてると二人ともとても気分が悪そうだと。


夜中に母が叫ぶことが多くなった。
昼間も青い顔をしている。どうやらあまり眠れないらしい。
母の体調が悪くなってから折檻はだいぶ減ったが、いらいらしているのだろう。
体中ライターの炎であぶられ、手のひらに研いだ鉛筆の芯を何本も差されたりした。

その頃から祖母に、玄関から出入りしちゃいけないよと言われた。
理由は問わなかった、大好きな祖母の言いつけだ。
祖母と私は裏の勝手口に靴を置き、そこから家に出入りするようになった。


家の中が生臭くなってきた。特に父と母から強く臭うようだ。
二人とも奇麗好きだったのに、だんだん身なりに構わなくなってきた。
爪が伸びて、中に黒いものが詰まってる。
服もなんとなく汚れてる。
お箸を使わない。


 
328 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:28:15 ID:9DK
父が独り言を言うようになった。
何を言ってるのか聞きたくて、後ろからそっと近づいてみたが、聞き取れない。
父はとても臭い。
それは獣の匂いなのか、父の下着に溜まった排泄物の臭いなのかわからない。

母が金切り声をあげる。空中に向かって包丁を振り回す。
そういえば最近、折檻されていない。
もう母には私が見えていないのだろう。


七歳の時、市役所や病院の人が来て、父と母を連れて行った。
祖母は宜しくお願いしますと頭を下げていたが、みんなが帰ると私を振り返ってにっこりした。
私もにっこりした。
大好きな祖母と二人だ、これでもう何も怖くない。


十三歳の時に祖母は脳梗塞で倒れ、体が不自由になってしまった。
家の中にいた獣達は、皆祖母にまとわりついていった。
そう告げると祖母はため息をつき、きっと返ってきたんだねぇと呟いた。

それから二年、痴呆でゆっくりと子供に戻りながら、祖母は他界した。
全身に原因不明の湿疹と蕁麻疹が広がり、掻き毟りながら逝ってしまった。
遺体を解剖して、死因は蕁麻疹で喉が腫れた窒息死だったそうだ。
原因不明の湿疹と蕁麻疹は、動物アレルギーからくるものだと言われた。
動物を飼ったことはなかったけれど、わかりましたと返事をした。

私はまだあの家に住んでいる。相変わらず勝手口から出入りしている。
獣達の姿も、獣のようになってしまった祖母の姿も見える。
祖母が何をしたのかは聞かなかったが、きっと私の為を思ってのことだろう。
どのような姿であれ、祖母が側にいてくれる。
それだけで嬉しい。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1421704408/


556 : 本当にあった怖い名無し:2015/02/28(土) 02:43:00.03 ID:+Pmkmevv0.net
366 名前:彼氏いない歴774年:2015/02/24(火) 03:10:48.83 ID:1Kx2olqO
うちの中学にもリンチで殺した奴居たよ

事件から5年後くらいにそいつの父親がバイト先の居酒屋に来て
「○○中学?ならうちの息子が何したか知ってんだろ?でも今はうちの子も真面目に~」
とかドヤ顔で煙草の煙鼻から出して喋ってたよ


被害者遺族は一生苦しむのに加害者はたった5年後もう既に普通に生活してる
それどころか「昔ワルやっちまったオレだけど今は真面目」くらいのハクついたつもりでいる

少年法マジで改正しろ




 557 : 本当にあった怖い名無し:2015/02/28(土) 02:49:00.41 ID:t3+BoyzG0.net
川崎の事件も有罪になったとしてもすぐ釈放されちゃうんだろうね…
コンクリでさえ今は家族作って普通に暮らしてるんだから 


558 :本当にあった怖い名無し:2015/02/28(土) 04:38:24.24 ID:0Gx/NXvC0.net
あれ、誰か同じことをそいつの子供にしてやれよって思う
おかしいか?こう考えるの


559 : 本当にあった怖い名無し:2015/02/28(土) 06:23:11.57 ID:nBiwMFQA0.net
気持ちはわかるが
・そいつの子供じゃなくそいつでいい 
・やった奴もどっちみち罪に問われる 
のがなあ

 
しかしこの親にしてこの子ありな糞親父だな(>>556)
その時居酒屋にいた地元の人全員引いてんじゃね
一家まとめて確実に周囲からは距離持たれ、次に何かあった時真っ先に疑われるだろうさ
法的に保護されても
心ある人達の心理的な壁までは規制できない


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1382553456/


411 : 本当にあった怖い名無し:2014/08/29(金) 02:48:27.41 ID:uhpOwabB0.net
夏の終わりで毎年思い出す事件をフェイクありで

もう10年以上前なんだけど当時安アパートに一人暮らししてた時の話

俺の左隣の部屋は空き部屋だったんだけど
安いけどかなりボロいアパートで
進んで住みたいようなところじゃなかったから特に何も思わなかった
当時は仕事が忙しくて帰宅は深夜で隣人とは引っ越しの時に挨拶したぐらいで
どんな人が住んでるのかはよく知らなかった

8月も終わりに差し掛かったぐらいに
仕事がちょっと落ち着いてまだ辺りが明るいうちに帰宅出来た
久々にこんな時間に帰宅出来たからとビール片手に何もしない時間を楽しんでた 

そしたら誰も居ないはずの左隣りの部屋からコトコト音が聞こえてきた
てっきり誰か越してきたのかと思ったんだけど
その音が止んだと思ったら今度は猫の鳴き声みたいなのが聞こえてくる
大家に黙って猫でも飼ってんのかと思ったけど
こんなボロアパートだし別にいいかと思って放置した

 
そして12時過ぎてもう寝ようと思って部屋の電気を消したらまた猫の声が聞こえてきた
ずっとナァナァ発情期みたいな鳴き声が聞こえてて
さすがにちょっとイラッとしたんだけどよくよく聞いてみたら
なんか猫の鳴き声じゃない気がしてきた

頭に浮かんだのは赤ん坊の鳴き声…
生まれてすぐぐらいの赤ん坊が過呼吸起こしながら泣いてる感じ
 
でもこの時は半分以上酔っ払ってるから
子連れでも越してきたのかで自己完結して寝た





412 : 本当にあった怖い名無し:2014/08/29(金) 02:49:31.31 ID:uhpOwabB0.net
翌日そんなことがあったのもすっかり忘れて仕事に行って
また2日後に定時で上がることが出来た
 
また酒飲みながらダラダラしてたらまたあの猫とも赤ん坊ともつかない声が聞こえてきた、
前よりもずっとハッキリと…
もう赤ん坊の鳴き声としか聞こえなかった

赤ん坊だし仕方ないとは思うものの
こう、赤ん坊の鳴き声ってのは癇に障るというか落ち着かなくなるんだよ
あんまり長く続くようならちょっと文句でも言おうと思ってたんだけど
酒の威力でそんなことも忘れて寝てしまった


更に翌日右隣の住人の大学生と丁度出くわして
昨日の泣き声うるさかったですねーと挨拶ついでに言ったら「?」て感じだった
左隣りの赤ん坊ですよ~と言ったら
「あそこ誰も住んでませんよ?」と言われてお互い困惑しながらそのまま仕事に行った
 
その日も定時上がり出来たけど
確かに左隣りの部屋は明かりもついてないし人が居る感じもしなかった
ただやっぱり泣き声が気になるし
もしかしたら鍵破って住み着いた浮浪者とかが居るかもしれないと思って
一応大家に連絡した

近くに大家は住んでるからすぐに来てくれて部屋の鍵を開けようとした
そしたら既に鍵が開いていた…


これはマジで浮浪者が住み着いているのかもとなって
一応傘を武器に大家と部屋に入った 

そうしたら部屋の中から異臭、
何かが腐ったような臭いがしてハエとかの虫が飛び交ってた 
すでに日が傾いて薄暗くなってる部屋の真ん中に落ちてる何かにハエがたかってるようだった
最初は何か分からなかったんだけど
動物の死体かと思ったんだけど近づいてみるとそれは半分ミイラ化した赤ん坊だった


413 : 本当にあった怖い名無し:2014/08/29(金) 02:50:29.70 ID:uhpOwabB0.net
直ぐに警察を呼んで
結局マジで赤ん坊の遺体だった
生後すぐに捨てられたというよりも周囲の状況からしてここで産んでそのまま捨てたようだとのこと…
ただ遺体の状態から既に1ヶ月近く経ってて前の晩に俺が泣き声を聞くことは有り得ない…
俺が聞いたあの泣き声は一体何だったのか…
結局赤ん坊の親は分からずに今も不明なままだと思う

そんなことがあってそのアパートはすぐに出たんだけど
この時期が来ると毎年思い出して気分が落ち込む…
もしかしたら助けられたのかもしれないと思うと
なんかもうしんどい…


62 :名無しさん@おーぷん  :2014/07/30(水)01:02:52 ID:ApS7yphkV
幽霊やお化けの話より怖い


63 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:03:30 ID:X0Nc9eZGV
『ユイちゃんは本当はできる子だもんね』カホは言う。
『『お母さん』がどうこう言わなくても、一人でなんでもできるもんね』  
はい、と私は反射的に頷く。
『今度は同じことを『お母さん』から注意されちゃダメだよ』  
カホが扉からはなれていくのがわかる。 
安堵のため息がこぼれた。   

それから二ヶ月が経って、カホと父は入籍した。  
式はあげなかった。 
私は家のことについて考えるのをやめた。   

そして。 カホの異常は父にまでおよぶことになる。




65 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:07:48 ID:EmWyB9xoB
27で仕事してるなら、一人暮らししなさいな


66 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:09:03 ID:X0Nc9eZGV
二人が結婚してから一ヶ月。  
私はカホの異常性が、父にまでおよんでいたことを知る。  
このころの私はカホの言うことを、素直に聞いていた。 
そうすることでやりすごしていた。  

この日は仕事がやすみで夜遅くに帰宅した。
『なんだカホ。俺がなにかしたのか?』  
ブーツを脱ごうとしたときだった。  
父の声がリビングの扉越しに聞こえてきて、私は手を止めた。

『なにを怒っているの?』  
カホの声は父のそれとは対照的に淡々としていた。
『お前こそなんなんだ? 俺がなにかしたのか?』
『言ってる意味がわからないよ。 お風呂入ったら、って言っただけじゃない』  
そこでふたりの会話がとまる。


68 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:09:56 ID:Fh0OlqERQ
洒落怖とか目じゃない怖さ


69 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:13:08 ID:X0Nc9eZGV
父がリビングから出てきた。  
父は私に気づいたが、なにも言わずに二階へあがっていった。
「おかえり、ユイちゃん」  
カホがリビングから出てくる。

「なにかあの人とあったの?」
「べつになにもないよ?」
「あの人が声を荒らげてるのなんて、見たことないんだけど」 

きっと疲れてるんだよ。 
それだけ言うとカホはリビングに引っこんだ。


70 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:17:57 ID:X0Nc9eZGV
カホの異常さはいやでも目についた。  
その日はめずらしく『家族三人』での食事だった。 
だけど、会話らしい会話はほとんどない。  
カホが一方的にしゃべっているだけ。  

以前までは父も話していた。 
だけど最近は、声を聞くことさえなかった。  
父が食事を終えて、リビングから出ようとしたときだった。

「お風呂に入るでしょ?」  
静かな居間に、カホの声がひびく。  
父は立ち止まりこそしたが、ふりかえりはしなかった。  
その背中にカホはまた同じ言葉をかける。
「お風呂に入るでしょ?」


72 :名無しさん@おーぷん  :2014/07/30(水)01:21:23 ID:Fh0OlqERQ
これは・・・・たまらんな


73 :名無しさん@おーぷん  :2014/07/30(水)01:22:04 ID:IBwlF9jQp
うん…こんな家私なら早く逃げたいけどな、1には何か理由があるのかもね


75 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:25:15 ID:X0Nc9eZGV
「……あとにする。先にキミが入れ」
「お風呂に入るでしょ?」  

背筋が薄ら寒くなるのを感じた。 
この女はついに父にまで、自身のもつ狂気を向けたのだ。

「俺はやることがあるんだ。 あとから入るからお前とユイが先に入れ」  
父の声は明らかに苛立っている。  

「お風呂に入るでしょ?」
何度目かになるカホのセリフ。 
カホの顔には、あの微笑みが張りついていた。
「お風呂に入るでしょ?」  
父がカホを振り返る。
「……わかった。入るよ」
「うん。一番風呂で寒いかもしれないけど我慢してね。 あ、お父さんが出たら次はユイちゃんが入ってね」
 
私はだまってうなずいて料理を口にする。 
口にふくんだカホの料理は冷めきっていた。


79 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:29:59 ID:4DWZEbg67
不気味だな


81 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:32:09 ID:X0Nc9eZGV
カホのせいで家の中の空気が、変化していくのを私は感じとっていた。 
重くのしかかるような空気が、家全体を覆っていく感覚には覚えがある。   

この家が私にとって、心安らぐ場所だったのはいつのころだったのだろう。  
ここのところ、まどろみの中で『母』をさがす夢を見る。 
この日もずっと『母』をさがしていた。 
だけどなにか大きな音がして、唐突に現実に引きずり戻された。  

からだを起こして、机のうえの目覚まし時計を確認する。  
時刻は夜中の二時だった。  
音はリビングから聞こえた。  
私がリビングへと駆けつけると、父とカホがいた。


83 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:36:46 ID:X0Nc9eZGV
カホは床に座りこんで頬をおさえていた。  
「な、なにがあったの?」と私の問にはふたりとも答えなかった。
「お前が悪いんだ……」  
父の顔は怒りに強張っていたけど、同時に紙のように白かった。  
やせ細って骨ばった父の拳には赤い血がこびりついている。  
呆然とする私を父が横切ってリビングから出ていく。

「どこへ行くの!?」  
私は父を問いただすために追おうとして、結局やめる。  
カホの様子を見ることを優先した。


84 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:37:32 ID:3SI4oKKea
とうとう、鉄拳制裁か・・


86 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:41:57 ID:X0Nc9eZGV
「大丈夫?」  
唇の端が切れたのか、出血していた。  
父がカホに手をあげたことに、私はなぜかショックを受けていた。

「言いすぎちゃったのかな。怒らせちゃったみたい」  
カホがおかしそうに笑った。  
笑うと唇が痛むのか、その微笑はいつもとちがっていた。

「またなにか言ったの?」
「少し注意しただけだよ、わたしは」
「それだけで手をあげたって言うの、あの人は?」
「そういう人でしょ、あの人は。あなただってそんなことぐらい、わかってるくせに」  
私は肩をかして、ソファにカホを横たわらせた。


88 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:46:34 ID:X0Nc9eZGV
「前にも聞いたけどさ。なんであんな人と結婚したの?」  
カホが答えようとしないので、私はそのまま続ける。
「あの人はクズだよ。お母さんだってあの人のせいで……」
「そうだね」  
カホは自分のお腹に手をおいた。
「あの人は奥さんがいても、平気で不倫とかしちゃう人だからね」  

母の生前、父が不倫をしていたことを私は知っていた。  
そして、その不倫相手の一人が目の前の女なのだ。

「わかってたんでしょ? 」
私は言った。「アイツが人間としてどうしようもないクズで、最低なヤツだって」


89 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:47:47 ID:lnlXbLzOJ
なんかラストがわかった気がした


90 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:50:55 ID:X0Nc9eZGV
「ええ、もちろん」とまたカホは笑う。 
「じゃあ、どうして!?」 と私は思わず声をあらげた。

「幸せになるためよ」  
カホ自分の腹部へと視線を落とし、そのまま自身の手を腹部へともっていく。
「どんなことをしてでも、なにをしてでも」
カホの声が冷たくひびく。
「わたしはわたしの幸せを手に入れるの」
「どんなことをしても……?」
「ええ、どんなことをしても」 

幸せになる。  
カホが自分に言い聞かせるように、もう一度言う。  
その言葉はしばらく私の鼓膜にこびりついて、はなれなかった。


91 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:53:52 ID:CMndssplx
ごくり


92 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:54:56 ID:X0Nc9eZGV
「……とまあ、だいたいこんな感じなわけ」
私は話すのをやめて、カクテルを思いっきりあおった。
「先輩、飲み過ぎじゃないですか?」  
後輩の声がぼんやりとしか聞こえなかった。 
この時の私は、たぶん酔っていたのだろう。
「それで?  そのあとはいったいどうなったんですか?」
「お父さん?死んだよ」  
後輩の顔がかたまる。 
予想通りのリアクションだった。


94 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)01:55:51 ID:3SI4oKKea
ぎょえー


97 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)01:59:24 ID:X0Nc9eZGV
「正確に言うと、殺されたんだよ」
私は続ける。
「さっきも話したけど。父がカホに手をあげて、一週間ぐらいしてからね」
「そうだったんですか」  
後輩がしぼりだすように相槌をうつ。

「てっきりさ、殺したと思ったんだ」
「え?」  
アルコールのせいで、言葉がチグハグになってしまう。  
私は言い直した。
「だから、カホがあの人を殺したと思ったの」 


100 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:03:48 ID:X0Nc9eZGV
「……なんでですか?」  
後輩の声が低くなった気がした。 
私は構わずに言葉を続ける
「いや、単なる勘。だって、ありそうな話じゃない? 
暴力ふるわれた女が、それをきっかけに男を殺そうとするって。ありそうじゃん、サスペンスとかで」
「でも、その人は先輩のお父さんを殺してないんでしょ?」
「おそらくね」と私はためいきをつく。 

「父が殺された時間帯、あの女には完アリバイがあったみたい」  
そう。私の予想は外れた。  
捜査の結果では、カホには完全なアリバイがあったらしい。


102 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:07:34 ID:X0Nc9eZGV
「犯人は捕まったんですか?」
「全然。いまだに捜査中だね。もう半年近く前の話なんだよね」
「本当に警察ってば捜査してんのかな」と私が言うと、後輩は苦笑いした。

「犯人、早く見つかるといいですね……」
「そうだね」  
私の返事は自分でも笑ってしまうほどにぞんざいだった。

「きみも気をつけて。世の中本当に物騒なんだから」
「そうっすね。オレも全身殴打で死亡とかいやですからね」
「はは、それは私もだよ」  
違和感が脳のどこかで引っかかる。  
でも流し込んだアルコールのせいで、その違和感は、あっという間に喉のおくに消え失せた。


103 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:08:45 ID:Dd9bAvNuI
なんで最後の最後でこんな稚拙なオチなんだよもうちょい捻れや


104 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:08:53 ID:xib9dsV91
後輩ェ…………


105 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:09:36 ID:CMndssplx
黙ってみろよアホども


106 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:09:54 ID:xib9dsV91
後輩が犯人なのは分かったけど時系列が気になるわー


107 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:10:28 ID:X0Nc9eZGV
「とりあえず、店出ましょうか」  
後輩に会計をまかせて、私は店を出た。 遅れて後輩も出てくる。  
夜風が肌を突き刺してくると、不意に不安が頭をもたげた。

「今日はありがとね。私の話、聞いてくれて」
「いや、少しでも先輩の力になれたならよかったですよ」  
鼻のおくがツンとした。  
アルコールのせいなのか、私は情緒不安定になっているのかもしれない。
「ここんとこさ、私の生活めちゃくちゃでね」
「……先輩」  
気づくと視界が滲んで、目の前の後輩の輪郭さえ曖昧になっていた。 

  
109 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:11:05 ID:An49NpCv6
このあと殺されるんだな>>1が


111 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:13:42 ID:X0Nc9eZGV
「もう、どうしたらいいのかわかんないよ……」  
知らず知らずのうちにあふれてきた涙は、なかなか止まりそうになかった。  
そんな私の手を、後輩は両手で包んでくれた。

「大丈夫ですよ、先輩」  
後輩の手は暖かかった。  
私は彼を見あげた。 
後輩はさわやかに私にむかって笑ってみせると、
「先輩、大丈夫ですよ。俺がついてますよ」  

その言葉がどういう意味なのかを聞き返そうとする前に、後輩の手が離れた。  
彼は照れくさそうに笑っていた。
「じゃあまた今度会いましょう」
「……うん」  

後輩とわかれて帰途につく。  
私は彼が握ってくれた手に自分の手を重ねた。彼の体温が逃げないように。


113 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:16:16 ID:bLF9uWWhY
家帰って殺されるオチやん…


114 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:18:19 ID:X0Nc9eZGV
家に帰ると、カホがいつもどおりに私をむかえた。  
父が死んでからもその笑顔は相変わらずだった。

「おかえり。今日は遅かったんだね」
「うん、まあね」
「なんだか気分よさそうだね。いいことでもあった?」
「べつに」
「この前、結婚について少し触れたけど、まだ細かいことは話してないでしょ」  

そういえば、父が死んでからもうすぐ半年、つまり六ヶ月が経過しようとしていた。
「今度、私のその結婚相手の人に家に来てもらおうと思うの」
「そう、どうぞ勝手に」


115 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:18:52 ID:X0Nc9eZGV
この女のことなど、どうでもよかった。  
玄関に腰かけブーツを脱ぐ。  
足はすっかりむくんでしまっていたが、気分は悪くはなかった。

「それで結婚相手の人なんだけどね」  
――って言うの。
「……え?」  私は反射的に背後にいるカホを振り返っていた。 
カホの右手の薬指には、指輪が光っていた。  
その手は彼女の腹部に置かれていた。


116 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:19:40 ID:X0Nc9eZGV
「今なんて言った?」
「だから、結婚する人の名前なんだけど」  
カホがもう一度結婚相手の名前を言う、とても嬉しそうに。  

カホが言った結婚相手の名前。 
それは、私がさっきまで一緒に飲んでいた後輩のものだった。 


121 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:21:03 ID:hVUzXWYHd
右手じゃなくて左手じゃないか?


122 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:21:06 ID:bLF9uWWhY
予想外wwwwwwww


123 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:21:39 ID:gkiNWZhzM
フィクションだよね?


124 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:21:55 ID:xib9dsV91
イマイチ分からん話だけど気になる


125 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:23:02 ID:xib9dsV91
つか旦那亡くして半年で次ってのもなwww


126 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)02:23:19 ID:X0Nc9eZGV
ここまで付き合ってくれてありがとう。 こ
うしてキーボードを打つことでだいぶ冷静になってきた。 
だけどもうなにも考えたくない。 
考えたくないの。
明日も早いしもう寝るね、おやすみ。


128 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:24:15 ID:xib9dsV91
は?これで終わり?ふざけんなks


129 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:24:33 ID:q8LWO2Yy1
ぞっとしたとにかく乙


131 :名名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:24:54 ID:yxMRmi3Q0
うわぁ…これ今後どうなっちゃうんだろうなこの先が知りたいが…乙


137 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:30:36 ID:Dd9bAvNuI
ネタ釣りスレだろうけど普通に面白かったよ乙


141 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)02:40:45 ID:4DWZEbg67
つまり家だけ取られたってことか


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http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1406644704/


1 :名無しさん@おーぷん:2014/07/29(火)23:38:24 ID:kNh0mpNg5
「父さんの再婚相手な、大学生なんだよ」


父の口からそれを聞いたとき、思わず鼻で笑ってしまった。
つまらない冗談だと思った。
それが本当のことだと、私が知ったのは今から半年前だ。


夏には眠れない夜が、ふと訪れたりする。
そして、そんな日は怖い話を聞いたり話したくなったりする。
 
今日がまさにそんな日だ。

怖い話が聞きたいって人は、よかったら私の話につきあってほしい。

 




 3 :名無しさん@おーぷん:2014/07/29(火)23:42:54 ID:kNh0mpNg5
実はさっきまで会社の後輩と飲んでたんだ。
だから今でもすこし酔ってるけど、話すのに支障はないと思う。

 
後輩にも『母親』とそれに関係することを話をした。

「俺でよかったら、いくでも話聞きますよ」

気立てのいい後輩はそう言って、グラスをかかげた。

 
店員にすすめられたカクテルに口をつけたあと、
私は私の年下の母親について、後輩に語った。



6 :名無しさん@おーぷん:2014/07/29(火)23:47:51 ID:kNh0mpNg5
私と彼女が出会った場所は喫茶店だった。
もちろん、その場には父もいた。


「どうもはじめまして」

私の母親になる女が頭をさげる。
明るい髪が肩からすべりおちて、甘ったるいにおいがした。
その女の見てくれは、いかにも女子大生といった感じだった。


「先生から話は聞いてます。私はカホって言います」

先生……父のことだ。私の父は大学教授をしていた。


 
7 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)23:50:18 ID:qQB11HuhG
支援


 
8 :名無しさん@おーぷん:2014/07/29(火)23:51:57 ID:kNh0mpNg5
「見てのとおり、カホはお前より年下だ。
だけどお前の母親になる女性だ。
最初は戸惑うこともあるだろうが、大丈夫。すぐ慣れるさ」

 
私はなにも言えなかった。
カホという女が理解できなかった。


なぜこの女は、こんなろくでもない父親と結婚したいと思うのか。


このことに関しては、今でも知らない。
そして、一生知ることもないと思う。



11 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)23:55:15 ID:eejKDjVkz
親が年下とか想像できん



12 :名無しさん@おーぷん:2014/07/29(火)23:56:04 ID:kNh0mpNg5
私の本当の母が死んだのは一年前。
事故死だった。


母と父の関係は、はっきり言って最悪だった。
ふたりが家にいるだけで空気は張りつめ、肌に突き刺さった
父と母が口をきくのは、口論のときだけ。


母の死が悲しかったのはまちがいない。

だけど安心もしていた。

住人がひとり欠けたことで、私の家は平穏になったのだから。


もっとも。
私の家は新しい母親によって、ゆがんでいくことになる。


 
13 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)23:57:05 ID:GZoRoaCPN
>>1は女か



15 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:00:02 ID:3SI4oKKea
そんなに年いってても性欲あるもんなん?




17 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:01:39 ID:X0Nc9eZGV
やることはやってたみたい
洗濯機にふたりの下着がまとめて入ってたりしたし


喫茶店で会ってから一週間後には、カホは我が家に住むようになった。


「最近はユイちゃんの味の好みもわかってきたつもりだけど、どう?」

カホの質問に私は「うん」とだけ答えた。


カホがこの家で寝泊りするようになって一ヶ月。
このわずかな期間に彼女は、私の好みを正確に把握していた。

私の予想とは裏腹に、彼女は良妻と言っていい働きをしていた。
家事はきちんとやるし、気配りも申し分ない。
大学生活と主婦業をきちんと両立させていた。


「本当に? なんだか歯切れが悪いけど」

カホの言葉に私は首をふるだけで答えた。



18 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:03:13 ID:R29y0fSGy
>>1はいくつ?

 

23 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:06:52 ID:X0Nc9eZGV
今年で27


「お父さんもいっしょにご飯、食べればいいのにね」とカホが言った。

父は私たちと食事をしないことがよくあった。
正直、私には父のことなんてどうでもよかった。

 
昔は仲のいい親子だったと思う。

だけど、気づくと私と父の関係はいびつなものになっていた。


「どうして?」と私が聞くと、カホはこう答えた。

「だって、私たちは家族でしょ?」

「家族?」

「ちがうの? 私、なにか変なこと言ったかな?」


無性に反論したくなったが、言葉は出てこなかった。



19 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:03:21 ID:3SI4oKKea
年上なんだからユイちゃんはないよな。



20 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:03:30 ID:j2139cNVR
>>1が男だったらエロ方面一直線なのに!


 

25 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:10:55 ID:X0Nc9eZGV

「まだあの人とは結婚してないから、正確には家族ではないけど」

カホが私の顔を見る.
なぜかゾクッとした。


「いずれは家族になる。あなたともね」

「……あなたは私よりも年下なんだよ? なにも思わないの?」

「ちょっと特殊かもね。でも、それになにか問題が?」


「想像してよ」
そう言った私の声はふるえていた。


「母親が自分より年上の、娘のきもちを」

「奇妙に感じるかもね。でもそれも、ひとつの家族のかたちでしょ?」

「そんな簡単な言葉ですまさないで」


カホと同居するようになってから、はじめて私は本音を口にした。



26 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:11:03 ID:vU9kbVvId
女っていうのは最初だけは良妻なんだよなぁ...



28 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:16:02 ID:X0Nc9eZGV 
「ずっと前から疑問だった。あんなおっさんと結婚しようなんて、本気で考えてんの?」

カホの表情がわずかにくもった。

「年齢だって三十は離れてるでしょ。どう考えたっておかしいじゃない」

 
なぜこんなに彼女に突っかかるのか。
自分でも不思議だった。
でも彼女と同じ空間にいてはいけない、本能がそう言っていた。


「だいたい。家族やまわりの人たちは、このこと知ってるの?」

「家族はいない」レミが目をふせた。

家族がいない。
その一言で、私は次の言葉を見失ってしまった。



29 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:18:39 ID:3SI4oKKea
カホなのかレミなのか、はっきりさせて!


 
30 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:19:13 ID:yB5NRpEMO
何かありそうだな


 
31 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:21:47 ID:X0Nc9eZGV
「このことは友達にも知り合いにも、誰にも話してない」

「あなたもおかしいって自覚はあるんでしょ?」

「……」

「だから誰にも言えない。私の言ってること、まちがってる?」

カホが押しだまる。


「そうね、ユイちゃんにはわからないだろうね」

「わかりたくもないね」

 
私は席を立った。
料理はまだ残っていたけど、食欲は完全に消え失せていた。


部屋を出る直前に背後で「おやすみ」と聞こえたが扉をしめてそれをさえぎった。

この日はさっさとベッドで寝て、最悪な夜を短くした。


 
32 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:22:29 ID:3SI4oKKea
レミはどこに行ったの?



34 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:23:24 ID:JQ8iUjnY5
レミは間違いだろ


 
35 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:24:09 ID:X0Nc9eZGV
今から考えれば、まだこのときはよかった。

すくなくともカホは、私の中で非常識な女で終わっていたから。

その認識がまちがっていたと気づいたのは、次の日からだった。



36 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:30:23 ID:X0Nc9eZGV
次の日。
満足に眠れなかった私は、寝ぼけたまま一階へおりた。

リビングに入ろうとドアを開けたら、カホが扉の前にいた。
思わず出そうになった声を、なんとか飲みこむ。

「おはよう」

私はカホを無視して、そのまま彼女を横切ろうとした。
だけどカホに腕をつかまれて、とまらざるをえなかった。


「おはよう、ユイちゃん」

カホがにっこりと笑った。
昨日のことなど、まるでなかったように。

「おはよう」とさらにもう一度、彼女が言う。


 
37 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:31:33 ID:R29y0fSGy
怖くなってきたなwwwww


 
38 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:32:13 ID:JQ8iUjnY5
こy


 
42 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:37:10 ID:X0Nc9eZGV
手をふりほどこうとしたが、彼女の力は予想外に強くてふりほどけない。
おはよう、とまたくりかえす。
本気でこの女がなにを考えているのか、想像できなかった。


「おはよう」

声の調子も表情も、なにひとつ変わらない。私は無意識に息をのんでいた。


「おはよう」

「……」

「おはよう」

私は気づいたらあいさつを返していた。


「おはよう」

「今日もいい天気だね。あっ、冷蔵庫にサラダあるから食べるんだよ」

カホはもう一度にっこり笑って言った。


「じゃあ『お母さん』は大学、行ってくるから」



46 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:43:19 ID:yB5NRpEMO
確かに不気味だ


 

45 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:43:02 ID:X0Nc9eZGV
あの日からカホは変わった。


「ご飯を食べるときは、いっしょにいただきますをしようね。
『お母さん』より先に食べたらダメだよ」

「洗濯機にものを入れるときは、下着や靴下はべつべつで洗うって言ったでしょ?」

「床にものは置いちゃダメだよ。 この前も『お母さん』言ったよね?」


小言が増えただけのように思えるけど、それは誤解だ。
最初のころは、意地になって私はカホの言葉を無視しつづけた。

普通の人間だったら、あるていど無視されれば怒ったりあきらめたりするはず。

だけど彼女はちがった。


 

48 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:47:42 ID:X0Nc9eZGV
延々と同じことを言い続けるのだ。
一文一句、完全に同じことを。同じ調子で。

 
一度、根比べのつもりで彼女の言葉をずっと無視した。
だけど一時間経過しても、彼女は同じ言葉を繰り返しつづけた。
最後には私が根負けして、彼女の言葉にしたがった。

 
そして今も。

「使わないコンセントはぬいて。前にもそう言ったよね?」

「……」

「使わないコンセントはぬいて。前にもそう言ったよね?」

 
いつもの笑顔で、同じ言葉を吐きつづけるカホ。
我慢の限界だった。

気づいたときには、私は彼女の言葉をさえぎるように叫んでいた。


 
49 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:48:50 ID:yB5NRpEMO
これはキツイわぁ


 
50 :名無しさん@おーぷん:2014/07/30(水)00:52:03 ID:X0Nc9eZGV
「なんなのあんたは!?
注意するなら普通に注意すればいいじゃない!?
なんでそんな同じことをずっと言っていられるわけ!?頭おかしいんじゃないの!?」

みっともなく声は震えていた。
カホの唇が止まる。


「私に構う暇があるなら、あの人の面倒を見ればいいでしょ!?」

言葉は吐き出すほど不安に変わって、私にのしかかっていく。
必死でカホをにらむ。
 
私の叫びなど聞こえていないかのようだった。
カホの笑顔は微塵も崩れることはなかった。そして。


「使わないコンセントはぬいて。そう言ったよね?」

カホは言った。
さっきと寸分変わらないトーンと微笑みで。



54 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:55:08 ID:yB5NRpEMO
これは怖ひ


 
55 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:58:13 ID:X0Nc9eZGV ×
声にならない声が喉から漏れ出た。
私はリビングを飛び出して自分の部屋へと逃げた。
扉を勢いよく閉めて、鍵をかけた。
布団へと潜りこんで耳を塞ぐ。

「お母さん……!」私は祈るようにそうつぶやいた。
 
扉をノックする音が、耳を塞いでいるのにも関わらず聞こえた。

『使わないコンセントは抜いて。そう言ったよね?』

 
あの女の声が扉越しに私を追い詰める。
目をきつく閉じる。
なのにまぶたの裏では鮮明に、カホが微笑んでいる。

『使わないコンセントは抜いて。そう言ったよね?』


「……はい。ごめんなさい」

私は声をしぼり出した。
扉のむこうでカホが満足そうに笑った気がした。


 
56 :名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)00:58:29 ID:q8LWO2Yy1
ガチでヤバいやつじゃん


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自殺早死に変死の家系ってホントにあるの??


429 :本当にあった怖い名無し:04/08/16 00:48 ID:YLBAv24E
事故関係の仕事をしています。
被害者のかたで、死亡・重度後遺障害などになる方は、
比較的複雑な家庭環境(離婚後再婚、後妻に入る、心の病をもった家族がいるなどなど)の場合が
多いような気がします。

そういった方は例外なく家系図にすると、とてもわかりにくい(傍線が多くてとても複雑!)です。
まあ、偶然だと思うことにしています。
でないと、やってられない。


あと、前ログにも書かれてましたが「夫婦仲がいい!」というのは
事故トラブルがほとんど無いような気がします。
あっても軽度か、すぐに解決・回復します。


こういう書き方をしていいのかどうかわかりませんが
「夫婦仲がいい!」というのは、最高の魔除け(最高のお守りかな?)のような気がします。

長くなり申し訳ありませんでした。





453 :元看護師:04/08/17 23:38 ID:/2XU8y7n
訳のわからん病気(調べてもどうしても原因不明)で長く苦しんでる人、
特に子供なんかは、家庭になんかしら重いモンがある雰囲気だったなー。
みていられないくらい、魂が(心)自体がズタボロだったような。
 
親の仲が悪いとか、なんかややこしい家族構成とか多かった。
子供は家庭内の悪いもんを、全部受けてしまうんだねぇ。



461 :429:04/08/22 15:38 ID:6lqQ+z9W
その・・・子孫というか子供や孫にくるから、嫌なんですよね。 
当事者にくればいいものを・・・

仕事なんで割り切って(というか割り切らざろうえない)ますけどちょっとつらい。
なんなのかな~。家で妻や子供に言えないし。

    
最近のやつで、被害者は父と娘(10代)。
父親軽傷、娘さんは片目が・・・及び打撲と骨折
(あまりにも惨い状態なので詳細を書くことは勘弁してください)
    
この父親と母親は別居中。
加害者に対する怒りの前に、夫婦どうしで
いわゆる「お前のせいだ!!!」的な責任の擦り合いが続いている。
    
この夫婦は別にいいが、娘さんの状態が・・・。

    
やりきれねぇ



http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1430400003/


307 :名無しさん@おーぷん :2015/05/07(木)00:46:42 ID:aRe
婆ちゃんが子供の頃(1930年ごろ)の話。
近所の家に座敷牢があった。

座敷牢と言っても床の土がむき出しの掘っ立て小屋に鍵をかけて
閉じ込めておくという犬小屋みたいなもん。
入っているのはその家の娘。
産まれた時から頭がおかしかったらしい。
婆ちゃんの父(ひいじいちゃん)はあれは妾の子で、その妾が性病持ちだったので
あんな子が産まれてしまったと言っていたそうだ。
婆ちゃんの頃には既に30年以上その中に入っていた。

警察は何をしていたのかと婆ちゃんに聞くと婆ちゃんは警察もグルだったと言った。
その家は大変な大地主で、地元の議員とも繋がりがあったそうだ。
ぶっちゃけ、その大地主が怖くてみんな見て見ぬふりをしていた。
もちろん俺の家も。

ある日、その娘が脱走して村中を走り回った。
婆ちゃんは家の中でじっとしていろと言われたけどこっそりと家の窓からその娘を見た。
その娘は走りながら泣いていた。
まるで老人のようにしわくちゃの顔だったが、確かに泣いていたそうだ。





308 :名無しさん@おーぷん :2015/05/07(木)00:47:12 ID:aRe
結局その娘は町まで走っていった。
警察も流石にこれは見逃せなかったのかその娘は警察に捕まえられた。

後日、大地主が村中の家を迷惑をかけてすまなかったと言って廻った。
娘は精神病院に送りました、どうか内密にしてくださいと。

娘が本当に精神病院に送られたのかはわからない。
その大地主も、戦後土地を取り上げられてどこかへ出て行ってしまったそうだ。

婆ちゃんと散歩に行ったら「ほら、あのあたりだよ」とその座敷牢があったところを指さした。
郵便局になってた。
そこの郵便局に幽霊が出たりとか事故が起こったりとかそんなことは全然なかったけど、
そういう事件が起こった土地なんだなと今でも思う。



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