サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:毒親

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?

323 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/23 18:14
母の話。

母は小さい時、『蔵ばばあ』というのを怖がっていた。
これは母自身もよく覚えてるし、母の兄達もよく知っている。
大人になってからは恐怖感は忘れて、
母の兄も親戚が集まった時に、
「お前、蔵ばばあが怖いって言ってたな~」なんて母に言ったりしていた。

まあ、母の実家は古い農家だから、昔の蔵を改造して倉庫に使ったりして、
古臭くて不気味だったから、幼かった頃の母は怖がっていたんだろう、ぐらいにみんな思っていた。

ところが、最近になって母が、蔵ばばあの正体を思い出したという。
きっかけは、母の母…
つまり、私の祖母が、脳血管の病気の後遺症で痴呆の症状をあらわした事だ。
アルツハイマー型の痴呆症とは症状が違うのだけど、
世話をしないといけないという点では
同じだったので、母も介護の手伝いにちょくちょく顔を出していたらしい。

祖母は自分の産み育てた子供達の顔もわからなくなっており、
特に女性が祖父に近寄るといい顔をしなかった。

無論、母も例外ではない。
祖父に近づいた母に対する祖母の睨みつけるような顔を見ていて、母は蔵ばばあの正体を思い出した。


324 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/23 18:23
蔵ばばあとは、祖母が母にしか見せた事のない顔だった。

祖母は、三番目に生まれた子である私の母をあまり大事に思っておらず、
祖父や他の親族の前では可愛がるそぶりをしていたものの、
母と二人きりの所では、目立たない服の下になる部分をつねったりしていたらしい。
それをされていた場所が蔵だったそうだ。

まだ幼かった頃の私の母は、
みんなの前でにこにこ自分を可愛がっている自分の母親と、
誰も見ていない蔵で、つねったりひっかいたり、
悪口やどうしようもない事を繰り返し言っている自分の母親を、無意識のうちに
完全に別人だと考えるようにしていたらしい。

つまり、自分をつねったりひっかいている人は母親ではなく、蔵ばばあだと信じるようにしていたのだ。

最近、痴呆症が進行した祖母は、
自分の夫である私の祖父の顔もあやふやになっているらしい。
祖父の腕には、昔に母がされたようなつねった跡がいくつもついているそうだ。



実話恐怖体験談

697 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:10:26 ID:sIMI8QeB0
去年の暮れ、会社に1通の手紙が着た。
編集プロダクションに勤めている俺への、名指しの手紙だった。
中を読むと、自分のエッセイを読んで添削して欲しい事、
そして、執筆指導をして欲しい事の2点が、主な内容だった。

奥付(本の最後の出版社や発行者、編集者などの名前が載ってる部分)で
名前でも見たんだろうかと思いながらも、
初めての事態に少々不信感を抱きながら返信。
持ち込んでくれれば読むが、
その後も個別に指導を続けるのは無理である事をしたためた。

その翌日、宅配便の担当者から、宛先に該当する人がいないとの電話を受けた。
その言い回しに若干違和感を覚え、
詳しく聞いてみると、その宛先は北関東にある刑務所だった。
同封されていた返信用封筒に記されていた住所をそのまま書いたのだが、
意外な展開に戸惑い、差出人の名前で検索すると、傷害事件で逮捕された男の名前だった。

収容された場所がそこであることは、ネットで調べた限り確かな様だったが、
既に出所している人物だったため、誰かの嫌がらせの線をまず疑った。


698 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:31:04 ID:sIMI8QeB0
改めて封筒を見てみると、2つの事に気がついた。
・封筒に書かれていた差出人の住所と、返信用封筒に書かれていたそれが違う場所である事。
・封筒と便箋に使われていたペンが別物である事。
(筆跡は見た限りでは同一の様)

2つ目の意図・意味は上手く推測できず、
とりあえず誰かにからかわれたような気になり、
よせばいいのに、封筒の方の住所へ改めて返信をする事にした。

正直怒りの気持ちもあったが、恐怖もあったため、
そういう気持ちは表さず、形式通りのビジネスレター的な書き方にした。

その4,5日後、返信が届いた。
封筒の裏を見ると前回と同じ住所。
あの受刑者と同じ名前で届いた事に少々怯えつつ封を開き、次の文を見て血の気が引いた。

『○○○は、もう3年も家に戻っておらず捜索願を出しているのです。
もし居場所をご存知ならお願いですから教えて頂けませんでしょうか。』

ネットで見た限りでは、言い渡された刑期と確定判決の出た時期から考えて、
出所は去年の夏辺りのはずだった。
特赦・恩赦・仮釈があったにしても3年前は早すぎる。


699 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:41:31 ID:sIMI8QeB0
3年間服役していて家にいないのであれば、
それを捜索願出す訳も無いし、
もし仮に親が知らないうちに息子が服役してたにしても、
その捜索願を受けた警察側で彼の現状は分かるはずだと思った。

同姓同名の別人なのか?
それとも他の理由があるのか?
ここで終わらせたい気持ちと真相を知りたい気持ちに揺れて、
俺は手紙に書かれていた電話番号にかけてみる事にした。

固定電話で市外局番を見る限り、送り元の住所と一致していたし、
恐らく母親だと思われる書き手の文は、嘘には思えなかった。

聞きたい事は大きく3つ。
・息子さんは過去に傷害事件(実際は併合罪であったが詳細は省く)で服役していたのか。
・もしそうなら出所はいつだったか、また、3年より前の足跡は把握しているのか。
・彼は文筆活動を志している人間だったのか。
いきなり不躾な質問揃いだったが、こっちも片足突っ込んでるので知りたい気持ちが強かった。

予想通り年配の女性の声が聞こえ、そして質問をぶつけてみた。


700 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:53:17 ID:sIMI8QeB0
『○○○は大人しい子で、そんな暴力沙汰なんて考えられません・・・。
3年前と言いましたが・・・いなくなったのに気づいたのが3年前なんです。

ずっと家に篭りっきりの○○○が、部屋の前に運んだ食事に手をつけなくなり、
そういうことは・・・時々はあったのですが・・・
それが続いて、思い切って部屋を覗いてみたらいなくなってて・・・。
学生時代の連絡網、全員に電話してみたんですけど、誰も知らないって・・・

頭のいい子ですから、作文は好きでしたし成績も良かったので、
小説は・・・部屋の中を見なかったので分かりませんが・・・
いなくなって・・・やっと○○○のお友達から手紙が着たと思ってお返事しましたのに、
暴力事件だなんて酷すぎます!』

もちろん、こちらの経緯と、お聞きしにくい事ですが
止むを得ずと言う旨は伝えたのだが、徐々に声が上ずってきていた。

非礼を詫び、私も真相が知りたいのですと
食い下がり、手紙が本人の物であるかどうか見てもらう話をつけた。

その住所は都内だったため、その週の土曜に俺はすぐにそこを訪れた。
声のヒステリックさとはイメージの違う、意外と普通の40後半ぐらいの女性がドアを開けてくれた。


701 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:02:56 ID:sIMI8QeB0
応接室に通され、そこで手紙を見せる。

「○○○の文字です・・・。でも返信用封筒が刑務所の住所だなんて・・・私にも分かりません・・・。
でもあの子はおとなしい子ですからその人とは違うんです・・・」

その後続いた会話での彼女の弁を信じるのなら、
○○○とは高校卒業後引きこもるようになり、大人しく優しく、
でも人を怖がって、彼女ですら部屋には入れたがらなかったという人らしかった。
20後半の年齢は、ネットで調べた受刑者の物と一致していたが、それには触れられなかった。

「マスコミの方なら○○○の居場所を調べられるんじゃないんですか??
お願いします。もう一度会わせて謝らせて下さい、お願いします」

急に目をむいてそう言いはじめた彼女に、
自分には一般人ができる事しかできない事を前置きした上で、分かった事があったら連絡致しますと伝えた。

「○○○さんの部屋、もしよろしければ見せて頂けませんでしょうか?」
恐る恐る聞いてみた。
彼の記した別の文章があれば、自分で筆跡を照らし合わせる事もできるし、
何かしらのヒントがあるかもしれないと思ったからだ。


702 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:11:17 ID:sIMI8QeB0
一瞬躊躇いの表情を浮かべはしたが、
「はい・・・そうですね・・・でも○○○には内密にお願いします」
そういって彼女は2階へと俺を促した。

確か3部屋あった2階は、どの部屋もドアが閉められていて、廊下は薄暗かった。
一番奥の部屋へと通された。
古い箪笥と押入れがあるだけの部屋だった。

何も無いじゃないか。
引きこもりと聞いて想像していた、PCや本で埋もれた部屋とはあまりに違い、思わず尋ねた。

「ここが○○○さんのお部屋なんですか?」
「いえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの・・・・・こちらが・・・・」
彼女が指差したのは押入れ。
その時点で体が震え出したが、その後ふすまを開け声が出そうになった。

彼の部屋は押入れでもなかった。
押入れの中には、宗派は分からないが、恐らく仏教系のお札があちこちに貼ってあった。
血の気が引く思いで彼女の一歩後ろからそれを眺めていると、彼女が言った。

「この・・・天井裏が・・・○○○が好きだった部屋なんです」


704 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:23:07 ID:sIMI8QeB0
彼女は懐中電灯で押入れの天井を照らすと、天板の1枚を押し上げた。
その板だけ張り付いたお札が切れていた。
「どうぞ・・・・」
覗く様に促される。

俺は逃げ出したかった。
でも、既に理解不能な状態と、展開に頭がついていけてなく、
今思うと朦朧としたような形で押入れに入り、その天井の穴に顔を入れた。

人が住んでいたのだから当然なのだろうが、天井裏のスペースにも小窓がついていることに驚いた。
薄暗い。
けど見える。

後ろで何かが動いた気配がした。
慌てて振り返ったが何もおらず、彼女は押入れの外にいる。
霊感などは全く無い自分だから、恐怖から来る幻覚だったのだと思ったが、それでも震えは強くなった。

何かに押されるようにして完全に『部屋』に上がり、見渡してみた。
小学校の教科書、テディベア、外国製らしい女の子の人形、漫画が何シリーズか、
その辺りが置かれていたのは覚えている。


705 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:34:58 ID:sIMI8QeB0
机や椅子の類はなく、収納家具もなく、ただ床に物が置かれているだけ。
求めていた彼の直筆の物は無いようだった。
急な頭痛と吐き気があった。

とにかくここは何かおかしい。彼女も普通では無い。
正直、後ろから彼女が奇声をあげて襲ってくるのではないかと言う妄想すら頭を過ぎったし、
『部屋』にいることに限界を感じた。

お礼を言って、天板を戻す時に手が滑り、板が斜めにハマった。
それまで気づかなかった板の上側が目に入った。
木目ではなかったと思う。爪?彫刻刀にしては浅く線も歪んだ彫り・・・
引っかき傷のようなものが見えた。
少量の嘔吐物が口まで上ってきて、それを無理やり飲み込んだ。

「今日はありがとうございました」
本来なら、何か分かりましたらお伝えしますと繋げるべき挨拶も、繋げる気がしなくなっていた。

1階も、今思えば応接間以外のドアは閉ざされていたし、
その応接間も、恐らく元々2部屋だったのものを、リフォームで1部屋にしたような広さだったが、
中央にアコーディオンカーテンが引かれていて、半分は見えなかった。

その日は、そのまま帰り酒を煽って寝た。


706 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:44:59 ID:sIMI8QeB0
何一つ解決していないし、気になる事もあの家にまだあるけど、もう行く気がしない。
去年の12月にあったこの事が今でも怖い。

彼女からは1月に1通だけ手紙が着た。
年始の挨拶ではなく、もう一度来て今後のお話をしませんかと言う内容と、
○○○さんが中3の頃にイジメにあい、
それでも元旦に親戚で集まった時に皆と話して元気になって、
卒業、進学できた事から1月は好きな月なのです、というエピソードが添えられていた。

嘘ではあるが、転勤の可能性をほのめかして、
今後余り力になれない事をお詫びする文面で返事を出し、それ以来は何も無い。

訪問した際に渡した名刺が非常に悔やまれるし、その辺で歩く時も必要以上に周囲を気にしてしまう。
名前を出す仕事をしてる人は、本当に気をつけて下さい。

真相がはっきりしないままの長文にお付き合い頂きありがとう。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1424959780/


331 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/16(月) 16:51:42.53 ID:ocps55YA0.net
もう十何年も昔の話。

 
田舎で就職して1人暮らし始めたころのこと。
借りたのが、田舎のアパートの1階で、
家賃高くないうえにちっちゃい庭まで付いてた。


で喜んで、その庭にきゅうりとかトマトとか植えて家庭菜園してたんだけど、
ある時から実りかけてた野菜が次々なくなるようになった。

もうちょっとで収穫だなと思うと、翌日なくなってる。
たいてい夜のうちに。


イノシシか鹿かなと思って、ホームセンターに売ってる、
ピカピカ光る害獣よけおのライト設置したりしたけど効果なくて、
ちょっと腹たったから、夜の間ビデオカメラしかけてみた。
家庭用のやつだから3時間くらいしか撮れないやつ。


332 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/16(月) 16:52:15.90 ID:ocps55YA0.net
で夜12時頃、スイッチ入れて寝て、朝起きてチェックしてみたら、
嫌なものが写ってた。


1過ぎくらいに、真っ暗ななか、
かすかにライトに照らされて写ってたのが、小学生くらいの男の子。
近寄ってきて無造作に野菜引きちぎってその場で食べていた。
数分すごい勢いで食べ続け、そのあと小走りでその場を去っていった。

 
数日間はめっちゃ気持ち悪いし、意味不明だし、
悶々としてたんだが、
ご飯食べさせてもらえてない子だったらと考えたあげく、大家と警察に相談。
ビデオの映像も見せたけど、その後、警察からは何の連絡もなかった。

大家はすぐに、植木を取っ払って2m近いブロックを塀にしてくれて、
その上に、ぎざぎざの刺さりそうな、有刺鉄線までつけてくれた。


大家の対応以後は残ってた野菜も取られなくなったけど、
その子の事を思うとやりきれなくて、家庭菜園はやめてしまった。


なんかそのこと以降は、自分の寝てるすぐ横に
人が通れる道や庭がものすごく怖いものに思えて、3階以上の上の階にしか住めなくなった。

今は結婚して子供もいるが、購入したマンションの部屋は6階です。



336 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/16(月) 19:31:53.02 ID:K76GtwmE0.net
警察より児相のがよかったかもしれんね


339 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:47:03.28 ID:E6bEPMf00.net>>332
俺の田舎でも同じような事があったわ
プランター家庭菜園の野菜が盗難にあった
俺っちの所は、警察がちゃんと対処してくれてたらしい

…らしい、というのは、俺っちには連絡なかったから


犯人は歩いて20分ぐらいの、隣の県に住んでる子供だった
片親だったんだが、父親は仕事の関係でほとんど家にいなかったそうだ 
それで自然とネグレクトになっていって、食費も置かずに家を空けるようになってたんだと
夜中に来ては野菜を貪り食い、妹にも持って帰ってたとさ
相談した警察の人が動いて保護。
最後は施設送りになったそうだ

所轄違いで動いたんだから、何かあったかもしれんけど、俺っちは知らん
警察は何も言わないし、大家も管理会社も何も言ってこなかった
 スーパーで、井戸端会議してたBBAどもの話を小耳に挟んで知ったんだよ



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1429018865/

980 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/03(水) 17:04:04.81 ID:umkUEmmg0.net
またスピリチュアル的なの俺も書いておく


小学校二年の時、男の子が転校してきた
名前は、まこっちゃん(仮名)
精神に障害がある男の子で満足に喋れなかった
体は大きくて当時はなかなか見なかった赤い髪の毛をしていた

まこっちゃんは授業中でもなんでも暴れた
いつも女の子が髪をひっぱられたりして泣かされてた記憶がある
そしてまこっちゃんの周りには誰も近寄らなくなった

秋の運動会でまこっちゃんと二人三脚をやらされることになった
本当に嫌だったけど一緒に練習した
まこっちゃんは本当に体が強くて俺はいつも引きずられた
俺はいつもまこっちゃんに怒った
 いたいよバカ!!とか悪口を言いまくった

何日かそんな日を過ごすと
不思議とまこっちゃんと意思疎通ができるようになってた



981:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/03(水) 17:10:44.49 ID:umkUEmmg0.net
それから仲良くなったわけじゃないけれど
まこっちゃんが粗相したりすると一緒に家に連れて帰ったりした
まこっちゃんがあっちに行きたい、とか、
あれがしたい、これがしたいってのが不思議とわかるようになってた

ある日まこっちゃんを家に送っていくと、まこっちゃんのお母さんに家の中に招かれた
おいしいケーキをもらってお茶を飲んだと思う
まこっちゃんのお母さんが突然俺にこんなことを言った

あなたにはウチのホシの言葉が分かるのね※♪~¥¥

後半は何を言ってるのかわからなかった、
パピプペポみたいな感じに聞こえたけれど今となってはよくわからないし、
それ以来お母さんとは会っていない

2年の終わりにまこっちゃんは転校することになった
最後の日もまこっちゃんを家に送っていった
玄関先でキリっとした表情のまこっちゃんが別れ際に
ありがとう、またどこかで会えたらいいねって言ったと思う

家に帰って、あ、まこっちゃん普通に喋れるんじゃんって俺は気づいた

今思えばなんか怖い



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1429018865/

457 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/16(土) 00:10:05.01 ID:sxusBnLR0.net
怖いというより悲しい話だけど。


一年前母さんが死んだ。
小さい頃から大好きだった母さん。
俺が小学校で虐められてることを打ち明けた時、
泣きながら「何があってもお母さんだけは○ちゃんの味方だよ」って言って抱きしめてくれた。
学校やいじめっ子の家に一緒に付いてきてもくれた。
中学から高校まで、
反抗期で冷たく当たる俺に、毎日手作りの弁当を作ってくれた。
中2の時なんとなく気恥ずかしくて、
合唱コンクールと体育祭は見に来ないでくれと言ったとき、
「そっか…頑張ってね。帰ってきたらお話し聞かせてね」って本当に悲しそうな顔してた。
母さん専業主婦だったから、
俺の学校行事を本当に楽しみにしてたんだと思う。
大学受験に失敗した時、
「お母さん、パートして頑張るから。もう一回挑戦していいよ」
って背中を押してくれた。
就職して初めて、母の日にレストランに連れて行って
サプライズでカーネーションをあげた時、泣いて喜んでくれた。



458 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/16(土) 00:10:49.97 ID:sxusBnLR0.net
俺は一人っ子だったから、
母さんも俺のことを本当に愛してくれてた。
亡くなる直前、お医者さんたちが慌ただしく処置をしている中で
俺の手を握りしめて、
「母さん、まだ死にたくない。まだ○ちゃんの子供の顔見てないよ。ずっと○ちゃんと一緒にいたい。」って。
号泣した。
母さんも泣いてた。
まだ独身だったから
孫の顔を見せられないことが本当に辛くて悔しかった。


母さんが亡くなって1か月ほど経ったころから、
俺は体調を崩すようになった。
全身がとにかく重い。
食欲も全然出ない。
めまいや吐き気も酷く、体重がどんどん減っていった。
いろんな病院に診てもらったけど、どの医者も原因不明というばかり。
薬もいろいろ試したけど駄目だった。

ある日の仕事の帰り道。
神社の前を通ったとき、ある看板が目に留まった。
「霊症(霊が見える・原因不明の体調不良など)でお困りの方。相談乗ります。」
俺は元々霊とか全く信じていなかったけど、
その時はもう藁にもすがる思いだったから、試しに相談だけしてみようという気になった。


460 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/16(土) 00:15:18.61 ID:sxusBnLR0.net
神主さんは俺を見た瞬間、
「あぁ、お祓いが必要ですね」って。
まだこっちは何も言っていなかったのでびっくりした。


神主さん曰く、
俺の守護霊が正常に機能していないせいで俺に悪影響が出ているから、
守護霊を交代させる必要がある、と。

普通守護霊は数十年で代わるらしく、
天界にいる先祖が交代で人間界に下りてきて担当することが多いらしい。
ただ、稀に俺の守護霊のように宿主に悪さを働く霊もいるらしく、
そういう場合は強制的に追い払う必要があるという。
そうして強制的に交代させられた守護霊は、
簡単に言えば地獄のようなところに送られて、二度と天界には戻れなくなるらしい。

なんだかよく分かんなかったけど、
とりあえずそれで俺の状態が良くなるんなら
早く守護霊交代させてください、って頼んだんだ。
 
「しかし…その前に一つお伝えしなければならないことがあります」
「何ですか?」
「あなたの守護霊は…お母様のようです」



462 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/16(土) 00:20:25.23 ID:sxusBnLR0.net
絶句した。
なんで。
どういうことだよ母さん。


「…なんで?なんでですか?俺、別に母さんと仲悪かったとか、そういうの、無いです。
むしろすごい…すごい仲良かったです」
「お母様はあなたを本当に愛しているようです」
「?」
「あなたのお母さんは、まだ諦めていない。」
「…どういうことですか?」
「あなたをあの世に引きずり込もうとしています」


「ずっと○ちゃんと一緒にいたい」
あの日の言葉。


俺、まだ生きたいよ。
ごめんね、母さん。

そして、母さんは地獄に落ちた。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1427181825/

733 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/23(木) 23:29:34.38 ID:A9FqNWqd0.net
シンクロかわからないけど。

俺は雨に濡れない。
仕事行くときも雨が降りそうだけど降らず、仕事中に降り、帰る頃に止む。
デートの時も家から駐車場まで降らずに、
車に乗ってしばらくすると降り始める、
降りる前に止む。
ご飯食べに行くときも、
旅行に行くときも。
彼女も最初は気味悪がってたけど、今じゃ当たり前になってる。

ここ1年の話。
だからこの1年傘さしてない。
さすがにこれはヤバイだろと思ってキヨスクで傘買っても駅でると止んでる。
一日雨が降ってる日は
たまたま仕事休みで家から出なくて済む。

星空観賞が趣味で天の川を観に行くけど、観れなかった日は無い。
例え天気予報が雨でも。
自分でも最初は怖かったけど、
今は「俺は雨に濡れない!」って何故か自信がある。
多分、槍が降ってきても刺さらずに歩いてると思う。


740 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/24(金) 11:15:32.15 ID:PopvFuRZ0.net
>>733
まさに晴れ男ですなー
あなたは基本ポジティブですか?


741 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/24(金) 12:01:13.26 ID:/zMv5LeP0.net[1/3]
>>740
基本ポジティブじゃないですね。

でも今の彼女と出会って
初めてデート(花火)誘うときに天気予報が雨で、
「大丈夫、俺晴れ男だから!」
って嘘ついたら、
花火の前後だけ雨降って花火の間は全然降らなかった。

二回目、天の川観に行こうと誘った時も予報は雨。
到着する前まで小雨が降ってたけど、
一緒にいたいから「大丈夫、俺晴れ男だから!」
って嘘ついたら、
標高高いのもあってか観測場所は快晴満点の星空。
彼女も「こんな事あるの?」って驚いてた。
本当は自分が一番驚いてたんだけど。

それから自信がついて晴れ男を豪語するようになったら、この1年雨に濡れなくなった。
外出る時には降らずに室内にいるときに降るという。
どっちかというとシンクロより引き寄せなのかも?
この不思議な事を全く疑わず
「俺は雨に濡れない」って自信持つようになってからですね。


742 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/24(金) 12:31:29.51 ID:mz0gnlXQ0.net[1/3]
>>741
天気までも引き寄せできちゃうんだ
凄いですね
じゃあ結構普段からシンクロや引き寄せが多いですか?
願いが叶いやすかったり


744 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/24(金) 13:38:40.95 ID:/zMv5LeP0.net[2/3]
>>742
やっぱりこれはシンクロじゃなくて引き寄せですね、、、
スレ違いになるのでここら辺でやめておきますが。

ちょうど晴れ男になるちょっと前から引き寄せを真剣にやってました。
最初は全然信じてなかったんですが、
やっぱり何かの力が働いてるとしか思えない出来事が多々有ったので信じてみることにしました。
微塵も疑わないこと、それが当たり前と感じる事。
何度か経験して「俺は雨に濡れない男」
これが確信になってからですね。

シンクロと引き寄せは繋がってるのかもしれませんね。
引き寄せするようになってから、
ここで皆さんが書いてるようなシンクロが起こりやすくなりました。
何の意味が有るのか分からないようなシンクロ含め。


745 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/24(金) 13:58:17.75 ID:HNGhTTVX0.net
>>744
信じて当たり前と全く疑わない事、それが引き寄せには強力みたいだね。
父親が最高に引き寄せられる人で、
やっぱり雨に濡れないわ仕事でラッキーな事があるわですごい。
霊能者に「物凄い人だね」と言われるレベルの強運なんたが、
認知が歪むと利己的な方向にいきやすくなってしまうので気をつけて。
お天気くらいならいいが、自分だけ得しようとか相手の不幸を願わないようにして欲しい。

父親のオカルトな面を信じてるのが自分だけで、兄弟の中でも大切にされてきたのが俺なんだが、
「このまま俺と共に人助けの集団を作りたい。
その為にはたくさんの時間と金が必要なので、結婚せず子供も作らず、出来れば会社もやめて欲しい。
というか決めた。そうするように仕向ける」
って言い出したんだ。

その途端、俺と彼女が原因不明の体調不良で
俺は会社をクビ、
彼女は日常生活もままならず遠方の実家に保護されちまった。
検査受けても原因不明で困ってる。

慌てて霊能者さんに相談したけど、
「念が強すぎて手に負えない。だから『物凄い人』と警告したのに」って突き放されてしまった。

今、どうにか逃げようとしてる最中なんだがどうなるかわからない。
親父はまだ60歳前で健康体だから死にそうにないし、
今考えると県外進学に反対してたのも
そういう思惑で、だから受験失敗したのかなと思う。
俺って本番に強いのに、
県外の試験だけ頭がボーッとして半分白紙で終わっちまったからな。

引き寄せやシンクロが連続で成功すると自分には能力があると確信
→更にすごいパワーで呼び込むってスパイラルに入る
それ自体は悪いことじゃないから人の幸せの為に使って欲しい。
長くなったがマジでお願いだ。



 怖い話投稿:ホラーテラー 匿名 : 2010/05/11 03:45

●霊はまったく出てきません
●やや長文ですので お暇な方のみ任意で
●人間の怖い話です 

ご了承のうえ、どうぞ。


以前に販売の仕事に携わっていた友人の社員研修資料を見せてもらった。

【クレーム内容と対応について】
クレーム対応に求められる内容を大きく二極化すると、
【A】『事由が正当な理由を持つ場合』と、【B】『持たぬ場合』に分かれる。
さらにこれを二分すると、
【a】『金品・賠償・謝罪等の“善処”で収まる場合』と、【b】『収まらない場合』とに分けられる。
【A】【a】タイプ・【A】【b】タイプ・【B】【a】タイプ・【B】【b】タイプの4つである。

といった内容の文面があった。
なるほど、わかりやすい。
最近になって【B】【b】タイプのクレーマーの部類に、『モンスターペアレント』という存在が認知されてきたように、学校という場所は【B】【b】タイプのクレーマーが実に集まりやすい。
これは私が経験した最も怖いモンスターペアレントの話です。


その頃の私は大学の教授助手として働いていた。
私が働いていた頃の助手は私を含めて4人。
在職期間が一番長いSさんを筆頭に、
一番年上のOさん、新人のNさん、そして私という構成。
その頃、私たちの担当する学科の1年生に
仲良しグループがおり、男:4、女:2の6人でいつも行動していた。
彼らは全員が遠方出身者のため一人暮らし。
互いの家を泊まりあったりしながら、ほぼ毎日一緒に遊んでいる様子だった。

職場における子供たちの恋愛模様を見るのが大好きだった私たちは、
彼らの中からいつカップルが生まれるのかとワクワクして見守っていたが、
若い男女が親元を離れて毎日一緒に行動しているわりに、
彼らの中に特定のカップルが生まれる様子は無かった。
そう見えていた。

ある祝日。
学生や教授達は休みだが、仕事を残してしまっていた私たちは、Oさんを除いた3人で休日出勤。
仕事は午前中で片付いたが、なんとなく全員でその場に留まり、
人気のない学内で教授の目がないことをいいことに、コンビニ菓子をつついて談笑。
緊張感ゼロの空気漂わせる研究室に突如1本の電話。

休日なのに・・・?
受話器を取り上げ、顔に近づけようとしたその数瞬、
女性の金切り声。
なにかを泣き叫ぶ女の子の悲鳴。
後ろのほうからなにかを喚く男性の怒鳴り声。
足音。物のぶつかる音。
電話機に衝撃をあたえたときのゴワついた雑音。
それらが受話器から一気に飛び出してきて、一瞬で切れた。

構内に学生がいないぶん
なまじ静かだった研究室に、電話越しにあるまじき大音量がよく響いた。
『空気が凍りつく』っていい表現です。 
「「「・・・・・・・・・・・・」」」

全員が空回る思考力でオロオロしている隙に、再び電話のコール音。
当然、誰も受話器に触れられず電話をただ凝視(笑)
長い呼びかけ音がやっと諦めたように切れると、
間髪いれずに再び着信。
第2ラウンドのコール音の中、先程聞こえた物騒な物音のことを考え、
「事件性あり?出なきゃヤバいでしょ!?」⇒電話をとる
と、
「いやいや、なんで休み(祝日)の研究室にかけてくるの?おかしいでしょ」⇒電話をとらない
の意見があがった。

しかし考えてみると、一般的に公表されている電話番号へかけると、
大学の総務課へ繋がるものだ。
各研究室へ直結する電話番号は
通常、学校内の学科や課だけが使うものであり、一般公開はされていない。
直結番号へかけてくるのは、職員と一部の在籍学生のみ。
だが、身内(学校関係者)ならば、
無人の可能性90%以上の休日にかけてくるとは考えにくい。
緊急の要件なら携帯にかけあうのが常である。
満場一致で『電話をとらない』を選択。
結局、謎の着信は2回目であきらめてくれたようだが、妙な気味悪さを感じてその日はさっさと帰宅。

事件が起きたのはその翌日。
朝、まだ学生もまばらな時間。
昨日の奇妙な出来事をOさんに話しながら
今日の授業準備をする研究室に電話のコール音。

「はい。○○大学△△科研究室です」
応対文句を話しかける電話の向こうには、女の子のしゃくりあげる泣き声。
『・・・じ、じょ・・・っ助手・・っさん?●●・・・で・・っす』
例の仲良しグループの1人だった。
「!?どした?なんかあった!?」
『ごっ・・めん・・・・・な・・さい!すぐ!すぐ・・・逃げて!
・・・・うちのっ・・・親っが・・・今から・・・学校に行く・・・って!』
しゃくりあげながら必死に逃げろと訴える声。
『親に会わないで』
『逃げて』
『ごめんなさい』
と、うまく発声できない声を振り絞って訴える彼女。

どうやら、彼女の住む学生寮から、彼女の両親が大学に向かっているらしい。
しかし、親が訪ねてくる事のなにがマズイのか
問うても、ごめんなさいを口にするばかりでハッキリしない。

状況理解以前にヤバさを感じたが、今日の仕事がある。
どうしたものかと迷っている間に電話は途切れた。
昨日の一件が頭をよぎったが、全貌がまったく見えてこない。
モヤモヤした不安はあったが、
目の前の仕事があったため、仕方なくそれぞれ一限目の授業を補佐していた。

このまま何事もないのでは?と油断がうまれてきた頃に
突然、他科の助手が研究室へ飛び込んできた。

「総務課窓口で、学生保護者と思わしき男女が怒鳴りちらして騒ぎになっている」

・・・一人だったら泣いていたかも。

昨日の事情を知らないOさんと、
すでに半泣きなNさんを残して、Sさんと共に総務課へ走る。
廊下を走る時点で聞こえてくる怒鳴り声は、昨日の電話で聞いた声に酷似していて、
なんだか妙に頭の中で
『昨日の出来事の真相がわかる』と、不謹慎にもワクワクしていたのを覚えている。

総務課に入って目に入ったのは、
身なりはいいのに首から上はスッピンでボサボサ頭というアンバランスな女性が、
総務課職員にむかってカウンターを手でバンバン叩きながらキーキー喚きちらす姿と、
これまた身なりはいいのだが、
窓口内に侵入しようとするのを職員2人がかりで引き止められて暴れる男性の姿。
床一面は、カウンターに常備されていた文具類や書類が散乱し、
窓口内には、いつもカウンターにいた植木鉢が無残に転がって泥をまきちらしていた。

ヤバイ。
しかし、見ないふりなんて出来るわけない状況。

「失礼します!!△△科研究室の者です!!もしもs――」
「ああああああぁぁぁぁぁ――――――――――っっっ!!!!! この××××!!×××××!!!(←※聞き取れません)
ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁ――――――――っっっっ!!!!!!!」
大絶叫とともに張り手をくらった。
続いて髪をつかまれ、目の前でなにやら怒鳴り始める。
(なんで女ってケンカするとき相手の髪をつかむんでしょうね)

頭皮の痛みと、絶叫のたびに顔面や手の甲に飛んでくるツバがひどくて、抵抗も叫ぶこともできなかった。
怒鳴りつけられる内容を聞いてる余裕なんてなかったが、
言葉の端々に「なんでだ」「お前らのせいだ」みたいな事が聞こえた。
「ウ――――」だか「ヒ――――」だかが混ざったような、
駄々っ子がよく出す鼻にかかった悲鳴みたいなのをあげて、
私の頭をガクガク振りまわす目の前の人間が、
外見的に人生の折り返し年齢を迎えているであろうことが信じられない。

すぐさま女性は私から引っ剥がされ、
さすがに行動を暴力沙汰に発展させた妻に、不法侵入未遂(?)していた男性が止めにはいった。

多分、5秒もないくらいの短い出来事だったが、
本気の取っ組み合いを経験した思考回路は完全フリーズ。
馬鹿みたいにポカンとその場にヘタっていたのを、Sさんと総務課職員さんに引っ張られて廊下へ脱出。
壁の向こうからは今度は女の泣き声が聞こえてきたが、
直後に私とSさんは保健室へ強制避難させられたため、その後の顛末は見られなかった。

結局『アレ』はなんだったのか謎のまま一日を終えたが、
次の日になり、主任教授から助手全員、会議室へ呼び出されたことで真相を知った。
会議室には例の学生(以下、I)がいて、
会議室に入ってきた我々の姿を確認すると、
泣きすぎたのか真っ赤になってパンパンにむくんだ顔で、ひたすら「ごめんなさい」とくり返し謝ってきた。
以下、Iと主任教授から聞かされた今回の事件の詳細。

一昨日の謎の電話はやはりIがしたもので、騒ぎを起こした男女もやはりIの両親だった。
どうやら一昨日は、Iの両親が休日を利用して一人暮らしの娘の様子を見にきたそう。
しかし、母親がIの部屋でグループメンバーと写っている写真を
見つけてしまったのが事の発端。
ただのスナップ写真ならばよかったのだが、その写真の彼女は下着姿。
その他の連中がどんな装備だったのかは聞かなかったが、
下着姿の女と写っている時点で
『お友達同士の清く正しい仲良しショット』の線は消える。
当然怒り心頭の両親。
ここで怒りの矛先を、
娘や写真に写っていたグループメンバーだけに向けてくれたのならばごく普通。
矛先は我々学校関係者に向けられた。

「「「「なんで そうなる!?」」」」な我々一同。

両親の言い分は、
●学校は娘にふさわしい友人を作れる環境を配備すべき
●娘に不埒なマネをしでかすような学生を入学させた学校に責任がある
●なぜこんな事態になる前に学校は娘の私生活を守ってくれなかったのか
●学校側から不届き者の学生に処罰を与えるべし
だ、そう。

あぁ、そういえば昨日怒鳴ってたセリフ・・・それっぽいこと言ってたな・・・・。

・・・ってか知るか。
むしろ躾や配慮って、あんたら(親)の仕事だろそれ。
Iも自分の両親ながら、
訴える内容が常軌を逸していることに恐怖を感じて逃げ出し、
あの警告電話の後は両親に出くわすことを恐れて大学へ近づくことも出来ず、
友人宅にずっと隠れていたとのこと。

昨日の暴力行為の理由にするにはあまりにも理不尽な内容に、
怒り:2割、呆れ:8割で、
なぜか全員で半笑いになっていた・・・。

「君たちに責任は一切ないし、怒りたい気持ちもあるだろうが、今後は一切I家の両親とは関わらないように」
と、教授の〆のお言葉。
言われなくてもそうします。

その後のことは学校の上の人間が対応していたので、
我々は詳しくは知らないし、知りたくもなかった。
一応殴られたわけなので、正式に文句を言える立場だったが、
もう関わりたくない気持ちのほうが強く、
なにより、目に見えてゲッソリしている主任教授に面倒をかけたくなかったので、
その辺は忘れることにした。

当事者のIはその一件以来、学校へ出席した姿を見たのは2回程だけ。
ある日、主任教授から彼女が退学したので処理しておくよう指示があったのが最後。

一方、グループメンバー達にも、
今回の事件についての話し合いがメンバーそれぞれの両親と大学とで行われた。

詳細は他言せぬよう厳しく言われていたが、
目撃者であふれ返る集団生活である学内において、噂のようなものが発生するのは止めようもない。
ヒレをふんだんに付けた醜聞はすばやく広がり、メンバー全員が出席率ガタ落ち。
自主退学した子も一人出た。
仲良しグループはほぼ自然消滅。
結局まともに卒業したのは2人だけ。
(残りの子達は単位不足ギリギリでお情け卒業)

それから数年経ち、当時の助手は全員助手の仕事を退いたが、
Sさんとは今でも親交が続いていて、
たまに飲みに行ったりして助手時代の話に花を咲かせる。
きまって話題にあがるのはモンスターペアレントのネタ。

「娘が酔っ払って財布を落としたってのに、 
『一緒に飲みにいった友達が盗んだ!』って、『財布の弁償をさせるから』なんて、
学生名簿ブン取りにきた奴いたよね~」

「他大学への編入試験に落ちたってことを、何故か大学のせいにしてるのいたね~・・・
『編入が無理なら、無料であと2年大学に残して学ばせろ!』とか、普通にゴネる域じゃないよね!」
色々と見てきた理不尽を酒の肴に語ってみる。

わが子への愛情ゆえと言えば聞こえはいいが、
彼らのフィルター越しに見る世界が、
どれだけ都合のいいものでなければならないのかは未知数だ。
『わがまま』って怖い言葉ですね。
4年以上経過した今尚、
心の底では笑い話には出来ない思い出のひとつ。



http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1444636509/


706 :名無しさん@おーぷん: 2016/03/31(木)10:06:30 ID:oCh
法事で姉がポロッと口を滑らせたのがきっかけで
姉による姪への虐待&姪と甥の差別が発覚

母に叱られて
「初めての子供で加減が分かんなかったんだから仕方ないじゃない!」
と開き直った姉に
「おう!生きた人間を使い捨ての教材にしてもオッケーなんだな!
悪気がなければ何してもオッケーなんだな!
ちょっと一発殴らせてくれ!
鼻が折れた人間の顔を見てみたいから教材になってくれ!
純粋な興味に駆られてのことで悪気はないから許してな!」って言って
姉をゲロ吐くまで怯えさせたのは
姪の代わりに復讐できたことになるんだろうか

生まれる前に亡くなった父が
姉をフルボッコにしてたらしいことを知った上での発言だったからDQN返しかも知れない
結局姉と義兄が離婚して姪が義兄に引き取られたので一安心



707 :名無しさん@おーぷん : 2016/03/31(木)10:56:49 ID:ypH
虐待の連鎖か
まぁ自分の子供を虐めちゃった時点で同情の余地はないわな



710 :名無しさん@おーぷん: 2016/03/31(木)11:48:39 ID:oCh >>708
書き忘れてた
甥も後から義兄に引き取られた、
というか甥が自主的に義兄のところに行くのを希望した
そりゃ若い女の店員や女子中高生の粗捜しして
キーキー怒鳴り散らすのが大好きなヒス女との生活は耐えられんわな



711 :名無しさん@おーぷん : 2016/03/31(木)15:41:05 ID:13N
そか
母親の異常性に気づけてたんなら良かった
お姉ちゃん(姪)ともわだかまりなく生活してるといいな



http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1472954639/


97 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)12:38:59 ID:4l6
同じような人いませんか?
愛情の試し行動をしてしまうのがやめられない

友達同士であるうちは適正な距離でいられるのだが、
彼女になった途端暴言を吐いたり、わざと遅刻したりして
相手がどれだけ許してくれるかラインを見極めようないがしろにするような行動をとってしまう


ラインを超えて相手が離れていくと反省するのだが、彼女ができるとまた同じことを繰り返す
今の彼女と結婚を考えているのだが、
結婚したらもっとエスカレートしてしまいそうで
俺は結婚すべき人間ではないのかもしれないと思いつつある



106 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)13:46:37 ID:eff
>>97
人格障害くさい
成育仮定で親に捨てられかけたり
大切な人に裏切られたりした経験はある?
幼いときの体験が元でそういう行動に出てしまう人がいる
もし不幸な体験が無いというなら生まれ持っての形質
自己愛性人格障害とかでググると詳細な情報が得られると思う
自分で気が付いて危機感を持てるだけ97は強い人だ



107 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)13:52:34 ID:4l6 >>104
>>106
ありがとう 直したいとは思っている
実は心療内科に通ったこともある。
親との幼児期の愛情が不完全でどうのこうのと言われた
女性に対し無意識に母のような愛情を求めているのだと指摘された

しかし実際は実母には試し行動をしたことがない
というかできる相手じゃない

心療内科は医者の高圧的な言い方が気に入らず、段々行かなくなってしまった
今の彼女には去られたくないと思う一方、
どこまで受け入れてくれるか甘えたいという思いがあり後者の衝動を消したい。
同じように感じている人は俺のほかにもいるのかと気になった。



108 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)14:02:43 ID:JPy
見捨てられ恐怖が強いなら境界性人格障害(いわゆるボーダー)かもね、
自己愛性と併発するすることもあるからググった方がいいけど
ボーダーなら認知行動療法も使えそうだから
精神科のカウンセリング利用する選択肢もあり
心療内科は内科だからパーソナリティ障害を診られる精神科探した方がいい



110 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)14:08:49 ID:4l6
>>108
精神科って薬をやたら出されるイメージがあるんだが大丈夫だろうか
自己愛はむしろ低いほうだと思う 
自尊心が低いというか
「見捨てられ恐怖」というのは当たっているかもしれない。
ゼロか100かで、100彼女がかまってくれないと不安を感じる。
書いてて自覚したがやっぱり俺おかしいな



111 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)14:17:53 ID:JPy
>>110
薬出すか出さないかは診察する医師の判断と本人の希望次第
心療内科は内科だから
精神的な原因で起こる「からだ」の不調を診療する科で基本的に内科医が多い
精神科は「こころ」の診療を行う科で基本的に精神科医が診察する
だから精神科で探した方がいい



112 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)14:27:32 ID:qn3
>>107
同じような人はいるか?と聞かれたら
多かれ少なかれ似たようなことをしてる(してた)人は沢山いるだろうよ
精神が未熟な若いうちは特に

かくいう自分も20代前半ぐらいまでに
付き合った人達に、あなたほど極端じゃないが似たような「試し行動」した
それで結婚まで考えてた人に離れられて死ぬほど後悔と苦悩して今は完全にそういう行動しなくなった
今は私を信頼してくれるパートナーを
私も信頼・尊重して落ち着いた結婚生活を送ってる


あなたの場合は親の愛情不足からくる一種のアダルトチルドレン
「親のような、何やっても許してくれる無償の愛情が欲しい」は、
まともな大人ならありえないと頭だけじゃなく心でも理解し妥協できるのに、
試し行動がエスカレートするあなたはやはり病気の域
私と同じように大後悔しても、
あなたの場合それがショック療法にならない可能性が高い

何人でもあなたに合う人に出会うまで医師やカウンセラーを探した方がいい
あなたが後悔ばかりの人生だったと思うような将来にならないことを願って



115 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)15:21:08 ID:zyt>>107
>しかし実際は実母には試し行動をしたことがない
>というかできる相手じゃない

だから恋人にやってるんでしょ?
本音は親の愛情がほしいのに与えられないと思ってる、確認することもしない、
だから代替で恋人にやってるけど、恋人は親じゃないから満足できなくて繰り返す

親と向き合わないかぎり何も変わらないよ

親に気持ちぶつけて和解するなり見限るなりしないと
今のうちに行動変えないとヤバイよ、
年とったら性格変更するの難しくなるからね
彼女も今は「親に傷つけられたカレシ支えるアタシ☆」に酔えるけど、
将来見据えたら「こいつと子作りできるか?一生添い遂げられるか?」と冷静になるかもしれない
子供出来たら間違いなく、
子供に嫉妬していじめて離婚されるパターンになるだろうし
どうしたらいいかわかんないと言わず、恋人に逃げずに親に向き合いなよ



121 :名無しさん@おーぷん : 2016/09/05(月)16:17:11 ID:wpS
>>110
母親に出来ないから他人で許してもらえる人に甘えるんでしょ。
ようするに出せる(甘えられそう)な人に欲をさらけ出して試したくなるんだよ。
これ里親で引き取られた子供が
親を試すためにありとあらゆる酷い行動を起こすのと同じ。
そういう人って普段は自分の感情出さないようにしてものすごい我慢してたりする。


でもそもそも他人を試す人間っていうのは「自分勝手」が基本なんだよ。
我慢ができない幼稚というか未熟な衝動からくる。
良い大人になっても自制がきかないのなら
それは病気の域です。
良い医者を探してください。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1425021857/

458 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/30(土) 21:15:05.40 ID:dXV2Xp/hO.net
まぁ良い歳の妹がいるんだが、
こいつが去年の春から、お互いの両親公認で、
彼氏が借りていた部屋で彼氏と結婚を前提に同棲し始めた。

そうなると兄貴なんか縁遠くなっちゃうもんで、
こないだのGWに実家で久しぶりに妹に会ったら、
元々そんなにふくよかな方じゃ無いのに、
顔つきがげっそりやつれて、顔色も悪く、以前の快活な妹では無くなっていた。

あんまりな変わりように、暮らしぶりや病気でもしてるのかと心配したら、
眠ると怖い夢を何度も何度も見て、
目を覚ましてはまた眠りに引きずり込まれを繰り返し、
結果あまり眠れていなくて、最近は心療内科で軽い睡眠薬を出して貰ってると言う。
心療内科にかかってるなんて、親に心配かけるから家族には誰にも話せなかったとも。

マリッジブルーかな、なんて力無く笑う妹が可哀想で、
昔、俺も頼んだ事のある悪夢封じのお守り札を、妹にも作ってくれないか?と、
学生時代からの友人の現役陰陽師の友達に頼んでみた。
そしたら作ってくれなかった。
俺の悪夢は半分気のものであったからあんな気休めで良かったけど、
妹の悪夢は性質が違うから同じ事してもダメだと。

友「でも逆に何にも要らないよ。
自分のスマホや電話を寝室に置かないで寝るか、
電源切って寝るか、電話番号やメアド変えて教えなきゃいい。
後は線香があれば充分かな」

要約すると、妹の彼の母親の、口には出せない息子を奪われる事への恨みつらみ心配なんかが、
彼母スマホから妹スマホを通じて来ちゃってるからだって。
電化製品や電波は、そういうものが干渉しやすいって言ってた。

「眠る時側に置かないか、電源切る事や番号変えたりする事でその思念を迷子にすればいい。
眠る前に線香で部屋清めればもっといいね。
それでダメならまた相談して」
って、以上の会話、全部電話で済んだ。

妹、自宅に帰り、彼氏には何も言わず素直にスマホをリビングに置いて寝る様にしたら、
悪夢ループ無くなったって。
(彼氏に説明しにくいので、線香まではやってないらしい)
『これで大丈夫』って思い込みの力なのかも知れないけど、ちょこっとは本当かも知れない。
だとすると怖いもんなんだなぁ、スマホや携帯って。


459 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/30(土) 21:26:33.07 ID:H4O9ygaQ0.net
>>458
番号変えて教えない→番号がわからない→コンタクト取れない
のは現実世界だけの話じゃなく、
思念や霊的な世界でも条件は同じなんだということに驚いた。

印象では、番号ごときのものを知らなくても当人の認識さえあれば簡単に飛んでいきそうなのにな、と。
よく、「浮気がバレていなくても、連絡先も名前すらも知られていなくても、
浮気の事実がバレている場合その恨みの念は届いてくる」というようなことを聞くし。


460 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/30(土) 21:54:11.40 ID:dXV2Xp/hO.net
>>459
なんかねぇ、相手の番号やメアド判ってれば、
生き霊的に怨念を飛ばすより、
それを媒介とするのがずっと楽なんだってさ、良い感情も悪い感情も。



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