サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:祟り

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520 :本当にあった怖い名無し:2017/04/09(日) 13:52:44.33 ID:apsYiZiL0.net
2015年7月頃のお話。

リサイクルショップへ行ったら置物コーナーに魂の宿ってそうなエケコが置いてあった。

いや、実際 店に並べられている人形とか置物には魂入りがある事も少ないがあるそうだ。
エケコは眉間にしわが寄って苦渋の表情してんのね?とても福の神にはみえない。
リサイクルショップに並べられているから
御利益としてもう責務を果たした抜け殻なんだよね
招き猫とかも髭がしおれてたり変色してたり・・。


エケコに関してのオカルト話も聞いてたんで
ひょっとしたらホラーを体験出来るかもと日本語で悪口を3分ぐらいえんえん浴びせた。
 
言ってやった後、あーしまった!現地の言葉じゃないとわからないかと
スマホの翻訳アプリを起動させボリビアの公用語に変換して
音声再生でエケコの耳元へスマホもっていき延々聴かせてやった。
ボリビアで言ったらリンチされておかしくないスラングも延々。
  
その夜、エケコが枕元にたちましたー
酷い金縛りでさ。
エケコはビビッてる自分を見つめ
微笑むと至極もっともな正論(カタコトだったw)でお説教開始 
謝ったよ。反撃できない正論だもん。

そしたらにっこりして消えて行った。 
さすがは福の神・・・器が大きい。
いや、お望み通りホラー体験できたけどさー、エケコの実力すげーなぁと。
 
今もその店に購入者ゼロで棚の上に並んでるよ。


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383 : 本当にあった怖い名無し:2014/07/13(日) 17:05:57.65 ID:L08OUp//x
自治会で神社の清掃があって参加した時の話なんだけど
だるいし、適当にやってたら
小さな神様の祠の裏に大きな女郎蜘蛛が巣を張ってたんだ。

よせばいいのに、面白半分でほうきで巣を壊し、逃げる蜘蛛にバケツで水かけて流したんだよ。

そしたら、その夜強烈な息苦しさと、胸の痛み吐き気で目が覚めて冷や汗が止まらず
これは、心臓でも悪くなったかと思って、嫁を起こして救急につれていってもらったんだ。
でも、心電図血液検査レントゲンすべて異常なしで医者も首をひねってた。


次の日、会社休んで精密検査受けたんだけど異状なし。
でも体の重苦しさ息苦しさ吐き気はずっと続いてた。

んで、その夜なんだけど寝てると体が宙に浮いたような感じがするんだ。
そして空中でグルグル回される感じ、このままどこかに持っていかれるんじゃないかと思って怖かった。
その間、女の声でふふっとかううっとか言う声がずっと聞こえてた。




384 : 本当にあった怖い名無し:2014/07/13(日) 17:20:55.49 ID:L08OUp//x
続きだけど
それから夢を見たんだよ。
払っても払っても蜘蛛が体にはりついてくる。
自分の悲鳴で起きたんだけど、汗びっしょりで死ぬほど苦しかった。
それからまた寝たんだけど、何回も同じ夢で目が覚める。

これはと思って次の日、
神社に行って神主さんに話すと、毎年あそこに巣をはる蜘蛛がいたらしい。
お神酒とお賽銭と榊を供えて、やったことを謝り御払いして貰った。
そしたら、うその様に体が楽になったよ。
神社は気をつけたほうがいいね。


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712 :本当にあった怖い名無し:2015/02/03(火) 00:17:50.71 ID:9EwxXlAw0.net
よく盗人宿という昔話がある

日が暮れて彷徨ってる旅人を快く泊めてやるものの、
夜中に首を絞めたり風呂にムリヤリ入れて溺れ死にさせたり、
そうして所持金を奪っては死体を庭や蔵の中に埋める

 
ところがその家の住人が一人残らず
熱病のようになって死亡
 
近隣の村人が蔵を確かめようとすると、床板が剥がされて地面の土が剥き出しになり
暗がりの中、アチラコチラに土が盛られて線香と枯れた花が差して有るのが見える

可笑しいと思って大勢呼んで掘り返してみると
出るわ出るわ人骨の山
 
泊めては殺して金だけ奪っていたので、遂には怨霊にとり殺されたという話だが
熱病に罹ると言うのがポイント


幽霊が人をとり殺そうとするときは、取り憑いて熱病のようにさせるんだよ


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1417618340/

31 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/11(木) 21:16:15.96 ID:p9vs/2oY0.net
初めまして。某サイトでこちらを知り、訪問させて頂きました。
怪談慣れしている皆さんにとって、どの程度の怖さになるか分かりませんが、
俺が中学生の頃、列車で会って仲良くなったご老人から聞いた話を書き込ませて頂きます。


ご老人の住む村は「マタギ集落」と呼んで良いぐらい、多くのマタギが住んでいます
(今現在は、どうなってるか分かりませんが)。
山の事に精通し、大きな熊と相対するマタギは度胸も人並み以上なのですが、
そんな彼等でも怖れる存在があって、それは「普通と違う熊」なのだそうです。。

 
普通と違う熊というのは三種類ほど居て、それぞれに名前があったと思いますが、
「全身真っ黒な熊」「全身真っ白な熊」
「通常のサイズより、ずっと大きな熊」なんだそうです。
 
信心深いマタギ衆の方々は、それらを山の神様の化身として畏れ崇めていて、
山で出会っても絶対に撃ってはいけない、
万が一仕留めてしまった場合は、マタギを辞めなければならないとの事です。

そう話した上で、お年寄りは自分の村で起きた話をしてくれました。

 
彼の村にはその昔、一郎さん(仮名)という方が居ました。
村でも指折りの、かなり腕の立つマタギだったそうです。

ある日の事、一郎さんが仲間と共に山へ行くと、
ちょうど良い所にツキノワグマが居ましたので、すかさず仕留めました。

喜び勇んで仕留めた熊に駆け寄った一郎さんですが、
熊の胸元を見て、彼の顔色がサッと変わりました。
ツキノワグマなら胸元に必ずある筈の、白い模様が無かったのです。
「そんな馬鹿な。必ずどこかに、白い毛がある筈だ」と
必死に探す一郎さん。


しかし、ただの一本も白い毛は見つかりませんでした。
結局彼は掟に従い、マタギを辞めました。

マタギを辞め、農業に精を出す事にした一郎さん。
暫くは新しい仕事も順調で、何事もありませんでした。




32 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/11(木) 21:18:52.28 ID:p9vs/2oY0.net
ですが暫くすると、妙な事が起き始めました。
一郎さんが夜、家に居ると何やら臭いがして息遣いも聞こえる。
元マタギの一郎さんは、すぐにそれが熊のものであると分かりました。
しかし、家の中や周囲を探しても熊は居ない。

また、ある時は一郎さんの畑にだけ、熊の足跡が沢山残されていた事もありました。
 
別の日の夜、彼が夜道を歩いていると後ろに気配する。
振り向くと、そこには仁王立ちになった熊が。
胸元には白い模様が無い。あの熊だ…。


こんな事が続いて、一郎さんはすっかり人が変わってしまいました。
恐怖を払拭する為かお酒の量も増え、酔うと延々、あの熊の話をする。
「アイツは俺を許してないんだ。俺はいつか、必ずアイツに殺される」

そしてとうとう、最悪の事が起きます。

ある日の夜、やはりお酒を飲んで酔っていた一郎さんは、
何やら訳の分からない事を叫んだかと思うと外に飛び出し、そのまま居なくなってしまいました。

村の人達は手分けをして探しましたが、一郎さんは影も形もありません。
しかし数日ほどして、村のすぐ近くを流れる川で
釣りをしていた子どもが、一郎さんの遺体を発見しました。

 
見つかった一郎さんは川岸の岩に腰掛けて、
一見すると座ったまま眠っているんじゃないか、という状態で亡くなっていたそうです。
また岩の周囲には、熊の足跡と毛が、沢山残されていました。

 
余談ですが、一郎さんを発見した「釣りをしていた子ども」が、
私に上記の話を聞かせてくれた、ご老人その人です。

 
俺自身は、本当に熊の幽霊が出たかどうかは分かりません。
けれど一郎さんに付き纏う「熊の影」は、多くの村人も見ていたそうです。
そうなると、やはり山には人間の知識や常識が通用しない、何かがあるんじゃないか、と思えてきます。



35 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/12(金) 00:41:22.25 ID:t8qXyuy/0.net
ちょっと、まんが日本昔話のナレーションとイメージで脳内再生したくなった。

そう云えば、三毛別羆害事件が起こったのはもちょうど今頃だったな。


36 :本当にあった怖い名無し:2014/12/12(金) 00:45:21.91 ID:M9zSSN+m0.net
ミナグロのことだな


47 : 31:2014/12/12(金) 19:44:20.76 ID:QnSrPRfo0.net
>>31です。沢山のレス、ありがとうございます。

ミナグロ、と言うのですか。
話を聞いた当時その言葉を聞いたかも知れませんが、何しろ12年程も前、
中学生の頃に聞いた話ですから、忘れていたかも知れません。
本が出ていた事も知りませんでした。
機会がありましたら、探してみようと思います。


そういえば当時、マタギの方々は射撃の名手が多いせいか、
戦争中は多くが狙撃兵になり、勲章を貰った人も居たという話なんかも聞きました。
その他にもマタギの儀式?みたいな話も聞いた筈なんですが、
先述した話が強烈過ぎて、ほとんど忘れてしまいました。思い出せると良いのですが…。

思い出した時はまた、書き込ませて頂こうと思っています。


死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?326


910 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/05(火) 21:37:26.66 ID:jU/4gVrM0.net
じゃあお言葉に甘えて。
高校からの付き合いのある先輩、Kさん、Jさんとの体験。
 
大学一回の夏の話。
その年の春、私は都内の大学に受かり、
高校からの付き合いのある先輩Kさんと同じ学部に通うことになった。

やっと大学生活のリズムを掴んできた頃、Kさんが私に相談があると言う。
正直、面倒くさかったが、明るく活発だったKさんの
しおらしい頼む様を見て、不覚にも興味を持ってしまった。それが間違いだったのだが。
 
私がどうぞと言うと、Kさんは開口一番に「Jがオカシイ。」と言う。知っている名前だった。
Jさんも都内の大学に通っており、同じ高校出身で、同じ部活で汗を流し、
よく可愛がってもらった先輩だった。
健全で、健康で、いつも笑顔を絶やさなかったJさんの何がオカシイのか、
想像もできなかった。




911 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/05(火) 21:41:23.14 ID:jU/4gVrM0.net
Kさんの話はこうだ。
JさんとKさんは仲が良く、進路は違ったが同じ都内に住むという事で
ずっと交流があったらしいが、進学してしばらくして様子がおかしくなったという。

どうオカシイのかというと、ドライブしていると何も無いところで急ブレーキを踏む、
何も無いところをジッと見つめる事が多々ある、
急に驚いたりすることがあるなど、
とにかく挙動が不審で、
最近はやつれて目の下にくまができて見ていられないのだと言う。
 
正直、KさんとJさんが一緒にドライブしてる事に一番驚きつつも、
そんな事言われても私にはどうしようもない。
心配はするが、頭の医者でも、ましてやそんな専攻でもない。力になれないと伝えた。

しかしKさんはそれで良いと言う。
Jに何が起きているのか、本人に聞きたいが、
一人では怖いので付いて来て欲しい、それだけでいいと言う。
ここまで必死に頼まれたら、私には断る事はできなかった。


912 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/05(火) 21:42:59.90 ID:jU/4gVrM0.net
約束の日、講義が終わった後の夕方に
大学の近くのファミレスで落ち合う事になり、Kさんと一緒に向かった。
Jさんは先に入っていると言う。 
遠目にJさんを見つけると、向こうもこちらに気づき手を振った。

お久しぶりです。
久しぶり。

確かにやつれている。
久しぶりに会った先輩と他愛もない話でもと思った矢先、Kさんがいきなり本題をぶつけた。

あんた、最近オカシイよね。どうしたの?

最初は何の事かわからないという様子だったものの、
Kさんの気迫と、私を連れてきた意味を察したのか、
こんな事言うと変人だと思われると思って誰にも相談しなかったのだと
前置きをしてからJさんは話をしてくれた。
 
大学に入って間もなく、知り合ったばかりの友人達と肝試しに行ったのだと言う。
特定と、近隣住民の迷惑になるといけないので伏せるが、
首に纏わるスポットで、仲間とふざけているうちに、注連縄を切ってしまった。


913 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/05(火) 21:49:35.15 ID:jU/4gVrM0.net
その場では何も起きなかったが気味が悪くなり解散。
帰路に着き寮の風呂で頭を洗っている時に
鏡を見ると背後から女が覗き込んでおり、それを見て失神した。

それからというもの、所謂見える体質になり、
それも生きている者とこの世の物でない者との区別も付かない程。
急ブレーキやその他諸々もそのせいだと言うのだ。

背筋が寒くなって来た。
そしてJさんはこうも言った。

最近までまいって居たが、もう慣れた。
今もきっと俺の背後に居るが、無視してやるのさ。と。

その発言が本気なのか、強がりなのか判断し兼ねていた私は、先輩の背後の大きなガラス窓に
無数の手形が付いていることに未だ気づいていなかった。

以上。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1408972689/


945 : 本当にあった怖い名無し:2015/03/01(日) 18:19:40.47 ID:8DFkT5vw0.net
家の近所には猫を飼っていたり、野良猫を可愛がっている人が多くいます。
完全室内外の人が多いけれど
野良猫も挨拶して行ったり、さわれる猫もいます。

でも、猫が邪魔で
自分の家の二階と一階の微妙な空間に子猫を産んで少しの間住み着かれた家がありました。
その家の親父が、猫が入ったまま
木の板と釘で蓋をして生きたまま殺そうとしたらしいです。

が、屋根からそのおやじは落ちて猫は助かり、おやじは背中を痛め救急車で運ばれて行きました。

近所の人はあんなことするからだと思いました。

 
947 : 本当にあった怖い名無し:2015/03/01(日) 19:04:19.42 ID:NQMYSFke0.net
因果応報


【因縁】家系にまつわるオカルト30代目【遺伝】


195 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/04(月) 13:56:50.16 ID:/LzzxG1n0.net
皆様、覚えてる人いるかな・・・?
前スレで冬頃ここに書き込んだ、母方の家系で婚前交渉すると酷い目に合うって家系の者です。
ひとつ、新しいことがわかったので報告がてら書き込みます。

山にまつわる怖い話に通じるものがあるかもしれないが…

母方の先祖の娘さんで、山の神?とやらに
嫁に持ってかれた人がいるという話をカーチャンがしてくれた。
どうもそこらへんから
家系に女が生まれると不思議な能力や幸運を持つようになったらしい。

うちは神棚があって、そこに大事に飾ってある袋があるんだが、
カーチャンがその中身を見せてくれたんだが、思わずギョッとしたよ…
人間の歯が数本入ってやがった…
その嫁に持ってかれた娘さんのものらしい。 
 
家を継ぐものはこの中身を知らないといけんとか言われたよ。
そんで、これを毎日祀れって言われた。
そんで、お前にナントカ封じをするから今から数日口が聞けんようになるが
心配することはないって言われた。 
 
中身を見てから3日間声が出なくなって焦ったw
幸い連休挟んでたし、仕事に差し支えなくて助かったが…
これ(中身の歯)の話を誰かにするのは勝手だが、
話すなら孫(要するにおれの娘)を(結婚するまで)絶対に守りきれって言われたよ。
だから、俺の決意を固めるためにもあえてこの話をここに書き込む。 
俺がこの話を口外するがしまいが、
家を継ぐものとして娘を守りきるのが使命だと思ったからな。

 
俺もまだわからんことがたくさんあるが、
どうも山の神様とやらが深く関係してるってことだけは判明したよ。
家の事を知れば知るほど、俺には重大な使命が課せられていくよな気がする…orz


まあ、ほんの報告ですが、ここに書いておきます。
おつまみがてらチラ見してくれれば幸いです。




196 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/04(月) 14:42:34.34 ID:sysxLhkm0.net
覚えているよ。
こんなところに書いて大丈夫ですか?

方言からすると、中国地方ですか?広島あたりとか。


197 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/04(月) 16:20:03.41 ID:cSvUyVft0.net
山の神の嫁が歯を置いていく話、別口の話で読んだことがあるが、
貴殿の生家の話だったんだろうか 
村一番の美女が神隠しにあい、親の枕元に口元を隠して現れ
「さるお方に嫁いだので心配しないで」と言い残し歯を残して消える
墓には歯しかはいってない、って話だった


198 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/04(月) 17:13:37.06 ID:/LzzxG1n0.net
>>196
覚えてくれていて有難う
女性が婚前交渉しない限りは何も災厄はないっぽいので、たぶん大丈夫…と思う
ここに書こうが書くまいがどちらにしろ俺は家族を守らないかんからな

まあ、西日本のほう…とだけは書いておこう

>>197
俺もその話は知ってたから、歯を見せられたときは本気でゾッとした
やっぱり山の神に魅入られた人と歯って関係が有るのかな
まさか家系にそんな秘密が有るとはおもわなんだ

 
あの話だと犬歯以外全部揃ってた気がしたけど、
俺の家に有るのは犬歯抜いても上下全部揃ってはいない感じだったよ


201 : 本当にあった怖い名無し:2015/05/04(月) 21:01:12.43 ID:ybydECSPO.net
前回よくある神嫁契約のパターンを匂わせる話だったが
マジでそうだったって話だな
ようするに人間と結婚式挙げるまでは神様の嫁だから浮気はダメだって事だ


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1412901012/


468 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/06(土) 23:39:02.00 ID:76SsDnMt0.net
前に、用があるのでどうしても行かないといけなくて韓国行ったんだが、
その時に霊感0のオレでもとても気味悪い所があって、
気になってたぶんこのスレでweb上にあるその場所の写真を貼って見てもらった。

そしたら画像を見るだけでもダメダメな場所ですって注意されました。
あんときはごめんなさい(´・ω・`)




469 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/06(土) 23:55:05.44 ID:f9tLB3TeO.net
墓石を塀とかに使ってた場所かな。
0感だから見てもあまりよくわからなかったけど、見るの良くないとレスついてて凹んだ
思い出しちゃったじゃないか(´・ω・`)


470 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 00:03:58.18 ID:EtyYvm+x0.net
ああそういえば、そういう写真あったね
どこで見たかは忘れたけど
しかし、自称霊感持ちで韓国大好きという人もいるし、実際のところどうなんだろう? 


473 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 00:19:40.78 ID:PbS09Pxk0.net
あの墓石のは酷かった。
開く前から頭痛がして警告アラームが頭の中に鳴り響いたもの
あれ、絶対に墓石以外にも何かやらかしていたのが写っていたんだよ


476 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 11:36:41.86 ID:n0BltNIrO.net
0感でわからないと聞いてみたくなるよね。私も霊感ないからわからない。ドンマイ。


472 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 00:10:51.68 ID:mNEPHZMg0.net
うちの貼ったのはそれじゃなくて、大きな墳丘が連なってる画像でした。
とはいえごめんなさいです(´・ω・`) 


478 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 12:40:31.32 ID:HGe6BQCI0.net
それ古墳公園みたいなやつ?
前ここでもネットの写真貼られて評判悪かった


479 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 16:57:37.10 ID:mNEPHZMg0.net
それです(´・ω・`)
現地はもう何か空間が歪んでるような感じのするいやな気分がする場所でした。


480 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 17:31:47.77 ID:F9/NYmDp0.net
写真はたしかになんか感じ悪かったけど現地でもそうなのか
昔の古墳なのにどんだけ長い間念?が残ってるんだか…


477 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 11:42:54.21 ID:n0BltNIrO.net
ああ、でも日本の神様でも、静かにしとかないといけないのに、
こういうとこに張り付けて騒いだらいけないなって思う場所があることはあった。


【自己責任系】

394 : みさき:2015/03/31(火) 18:34:27.51 ID:srUp3oHH0.net
交霊


ほんまはこんなこと頼める義理じゃあないんですが、
今日この話をするんは、多少の罪滅ぼしと、亡うなったひとの供養になればと思うとるんです。
美幸さんには特にひでえことをした思うとるんで、
できればほんまのことを誰かに伝えてあげてほしい思います。
それではどうか宜しゅうお願いします。
  
あれがあったんは一九九二年の、八月の十四日のことじゃった思います。
大きい忌み日を避けるんは邪魔が入らんようことじゃ言う とりましたけえ確かじゃ思います。
場所は美幸さんとこの二階の子供部屋で、時間は五時を少しまわっとったでしょうか。
  
私は世話人いうことで、本来なら
美幸さんと川上さんの間に入られとったフクさんが来ればええんですけど、
あの人は満足に読み書きができんのんで、代わりに私に行っちゃくれんかいうことになって、
私も川上さんとは知らん間柄じゃあなかったこともあって、特になんのあれもなく、
旅行みてえなもんじゃ言われてつい受けてしもうたんです。
まさかあがあなことになるとは思わんで。
  
広島の駅から新幹線に乗って新大阪についたあと国鉄に乗り継いで、
駅からタクシーを呼んでもろうとったのに乗り込んで、美幸さんとこのお宅へ伺うたんです。
ついたんはまだ日が高いうちでしたけえ、
これから支度したらちょうどええ頃合いじゃあいうてお話をしたんを覚えとります。




395 : みさき:2015/03/31(火) 18:40:30.19 ID:srUp3oHH0.net
美幸さんのお宅についてから、まず簡単に挨拶を済ませました。
家ん中は真っ暗でした。
饐えたような臭いがしとって、旦那さんはもう随分と参っとってでしたけど、
なんとか気を張っておられたようでした。
美幸さんのほうは旦那さんと違ってもう限界じゃいう感 じで、ほとんど喋りもせんで、目もうつろで。
  
私と川上さんは二階の美咲ちゃんの部屋に案内されて、
部屋に入ると川上さんが部屋の中を見て回られて、
美咲ちゃんの大切なもの、なるべく長う使うとるものをひとつ貸してください言うちゃったんです。
そしたら美幸さんが、美咲が大切にしているぬいぐるみです言うて、
それを川上さんに渡されて、
それから私と川上さんで交霊会の支度を始めました。


396 : みさき:2015/03/31(火) 18:41:04.14 ID:srUp3oHH0.net
まず、部屋の中央に下から卓袱台を運びました。
その上に持ってきた蝋燭を立てて、私らみんなでお神酒をいただいて、塩をまいて、
川上さんが短いお経みたいなのを唱えられてから、
お父さんお母さんお待たせしました、
いまから美咲ちゃんをこの部屋に呼びます、言われました。

川上さんは持ってきた包みん中から、
魂を降ろすんに使うとる板を取り出して、卓袱台の上に置かれました。
板には真っ赤な鳥居と、はいといいえ、あとはあいうえおかきくけこいう平仮名、
それに0から9までの数字、それらが彫りこまれとってでして、
そこに川上さんがいつも使うとる、カコイサマいうやつを、ご存知ですか、それを置かれてですね、
川上さんと旦那さんと美幸さんと、三人とでそれに指を添えられて、
ぜってえ指を離さんといて ください言うて川上さんが説明しておられました。

私は川上さんの言うちゃることを帳面に記録する係ですけえ、
その間ずっと鉛筆をもって横で待機しとったんですが、
そのうちに川上さんが言われま した。

たいへん長うお待たせしました。お父さん、お母さん、いまから美幸ちゃんを降ろしますけえ、
美咲ちゃんのことを心でじっと念じてください。
できるだけ楽しいことを思い出して、美咲ちゃんの顔をはっきりと心に映してください、いうて。

ほうで川上さんは美咲ちゃんに呼びかけるような言葉を呟き始めて、
美咲ちゃん、美 咲ちゃん、言うて、なんとも居た堪れん気持ちになったのをよう覚えてます。


397 : みさき:2015/03/31(火) 18:46:37.62 ID:srUp3oHH0.net
あのカコイサマいうんは不思議なもんで、あれはほんまにひとりでに動きおるんです。
私も実際信じとらんかったですけど、ありゃあそうとしか思えんのです。
じゃけ川上さんに聞いてみたことがあるんですね、一度。
なしてありゃああなあなことになるんかいうて。
ほしたら川上さんは、あれは入り口なんじゃ言うちゃられました。
 
人の魂いうんは寂しゅうて仕方ないけ、あったけえところを見つけて入りてえんじゃ、
あのカコイサマにはお地蔵さんがおられて、それに誘われてするすると魂が入られるんじゃ言うて。
そういうのは魂のほうも頭で考えとるんじゃのうて、電燈に蛾が集まるみたいな、
自然なもんらしいです。


398 : みさき:2015/03/31(火) 18:47:16.79 ID:srUp3oHH0.net
川上さんが美咲ちゃん美咲ちゃん言うて呼びかけ始めてから五分くらいでしょうか、
突然旦那さんと美幸さんが身体をびくっと震わして、
えろう何かに驚かれたんは、カコイサマが動かれたんじゃ思います。
川上さんはふうっと長え息をひとつ吐かれて、美咲ちゃんがきとられますよ、て言われました。
そっから部屋の空気が全然違うたんは、ただ横に座っとっただけの私にもはっきり分かりました。

どういうんですかね、部屋の温度は寒いのに、身体は妙に暑苦しゅうて
汗が滲んでくるような、いうんですか。
蝋燭の炎の上のところだけが長あく横になびいて、気持ち悪かったんを覚えとります。
  
質問は、最初ん頃は川上さんも美咲ちゃんに交霊のやり方を教えんといけんのんで、
みやすい質問を何個かなさっとった思います。
歳はいくつか。名前は何か。男か女か。
美咲ちゃんは順調に答えとってで、私もこれは成功じゃ思いました。

ほいで、いよいよこの後ですよ。
こっからは美咲ちゃんが生きとるんか死んどるんか、今どこにおるんか、
それを聞き出さんといけんいうことで。
川上さんも言うとられました。おそらく子供相手じゃあええがあいかんじゃろう、て。
子供いうんは生きとるんでもろくに聞きゃあせんのに、
ま して魂じゃあまともに聞きゃあせんじゃろう言うて、私も同感じゃ思うとりました。
事実あがあなことになって、
ほんとうに手には負えんもんじゃと思い知らされて。


399 : みさき:2015/03/31(火) 18:51:09.74 ID:srUp3oHH0.net
こがあなことは滅多に言えんですが、私も川上さんも用心が足らんかったんです。
何がほんまかはそりゃあ分からんですけど、
美咲ちゃんがとられたんは人攫いじゃとか、土地に住んどる神さんじゃとか、
そげなもんじゃあねえのは確かです。
川上さんは偉え人じゃ けど見える人じゃあなかった。それで判断を誤られたんです。

  
始まってしばらくは順調に進んどるように思うとりました。
なにが見えるか、いうて聞いたらお母さんじゃ言うたりして。ええがにいっとる思いました。

でも、途中からなんか変じゃ思うたんです。
どこが変じゃいうのは言えんのですが、
たしか、今どこにおるんかいうようなことを聞いたら、美咲ちゃんは、いいえ、言うたんです。


400 : みさき:2015/03/31(火) 18:54:30.92 ID:srUp3oHH0.net
このいいえいう答えは意味をなしちゃおらんでしょう。
ほうじゃけ川上さんも、いいえいうんはどういう意味か、いうて改めて聞いちゃったんです。
ほしたら美咲ちゃんは、今度はうしろじゃ言うんです。うしろ。
私も含めてみな背中をあらためんではおれんかったですね。

例えなんもおらんじゃろうと分かっとっても、
ああいう言われ方は恐ろしゅう感じますけ、私もなんとなくぞおっとして、
川上さんもこのままじゃと危険じゃ思われたんでしょう、
改めて旦那さんと美幸さんに、
ええですか、何ぞ見ても取り乱さんでください、 指い離さんでくださいよ言うて
念を押しちゃって、もうそろそろ日が落ちよってじゃ言うて、
川上さんは私に、部屋の電気点けてくれんかって、私が立ち上がった
そん時です。


401 : みさき:2015/03/31(火) 18:54:58.60 ID:srUp3oHH0.net
ぱしっ、いう音がして、電球のたまの中で火花が飛んだんです。
蝋燭の火いも急にゆらゆら し始めて、
カコイサマが質問もせんのに勝手に動き出して、
順に、 い、た、い、く、び、いうて動いたところで蝋燭の火も消えてしもうて。
あとは日が落ちた真っ暗ん中で、カコイサマが動き続けとる、 
 
木の擦れる音だけがしばらく続いとって、
わしらにゃあそれが何を言うとるか見えんのんじゃけど、
もう恐ろしいことを言うとるんじゃいうのは分かるでしょう。
川上さんはもう必死んなって、美咲ちゃん、もうええけ、美咲ちゃん、もう帰ってもええけ、言うて。

私 も怖うてたまらんで般若心経一心に唱えおったんですが、
突然耳鳴りがきーんとして、
ぴしっ言うてですね、カコイサマが真っ二つに割れんさって、
未だに忘れんですよ、
それと同時くらいに美幸さんが物凄え甲高い、笛を吹いたみたいな悲鳴を上げんさって、
そりゃあもう、あげな小せえ体のどっから出おるんかいうような、
家が震えるくらいのえれえ悲鳴だったんですから、もうみんな儀式どころじゃないですよ。
急いで美幸さん廊下に引っ張り出して、
はよう救急車じゃ言うて、
美幸さんは白目剥いて、泡吹いてがくがく痙攣しておられました。

その後はもうどげえもならんですよ。
儀式も続けられんし、わしらも身の置き所がない。
病院まで一緒に付き添うたんですが、
旦那さんがそりゃあもう凄え形相でわしらのことを睨みつけてから、
あんたらのせいで美幸まであげえなって、悪りいがもう帰ってくれ言うちゃって、
そう言われたら私らもどうもできんけえ、
荷物だけ片付けに上がらしてもろうてから、挨拶もそこそこに引き上げたんです。
それが当日のことでした。


 402 : みさき:2015/03/31(火) 18:57:01.21 ID:srUp3oHH0.net
ほうで、この話はこれで終りじゃあないんです。
後日、川上さんがうちに来ちゃって、こないだの件で話があるんじゃ言うて。
私はええですよ言うたものの
川上さんもずいぶん辛えじゃろう思うて黙りこんどったら、川上さんがこう言うちゃったんです。

ありゃあえれえ家じゃ、あがあな家じゃ知っとったらわしゃあ関わらんかった言うて。
何事か思うでしょう。
それでどういうことですか言うたら、
川上さんが壊れたカコイサマを出してきちゃって、
これを見てみんさいいうけえ、私見してもろうたんです。

そしたらですね、あん時は気付かんかったんですが、明らかに変なんですね。
普通は板いうんは、折れるときは木目に沿って折れるもんじゃ思うんですが、
それが木目と違う方向に無理やり折られとるんです。
折られたいうか、真ん中から割られたいうか、裂かれたいうんか、
とにかくありゃあ人間業じゃあない思いましたね。

そんで川上さんも、こがな真似そうそうでけん、
あすこにはわしらの思うたよりずうっと恐ろしいもんがおったんじゃ、
あんとき降りてきとったんは確かに美咲ちゃんじゃったはずじゃ思うけど、
それだけじゃあなかったようにも思う、 いうて。


403 : みさき:2015/03/31(火) 18:58:09.86 ID:srUp3oHH0.net
どういうことね言うたら川上さん、
あの電球が切れたとき があったじゃろいうて、あったあった言うたら、
あんとき私見たんよ、部屋が真っ暗んなる前、
火花が飛んだとき、美幸さんの首を締めとる美咲ちゃんをはっきり見たんよ、言うて。

じゃけえ私言うたんです。
川上さん、それがほんまじゃとしても、
そりゃあ首を締めとったんじゃなくて、おぶさっとったんじゃないですかって。
子供 が親の首い締めるなんて普通考えられんで、川上さんの見間違いで しょう言うて。

ほしたらそうじゃないんじゃて川上さんは言うんですよ。
そういう子供が親に甘えとるようなふうじゃない、
そりゃあもう物凄い形相で、声は聞こえんのんじゃけど、
もう気がちごうたように泣き叫んどるんがはっきり分かったんじゃけえ、ありゃあ
あの母親には表立っては言えんことが何かあるんで、言うて。

私も川 上さんの言うちゃることが、そこでぴんときたんです。


405 : みさき:2015/03/31(火) 19:00:42.11 ID:srUp3oHH0.net
つまり、あがあな神隠しいうようなもんは実際にあるわけはない、いうわけでしょう。
いやね、人の魂を降ろして飯を食うとるようなもんが何を言うかと思われるでしょうが、
そりゃあ話が別じゃろう思いますよ、 私は。
人が死んで魂になるいうんはあっても、
肉体のある人が煙みたいに消えるいうんは、道理が通らんです。
人一人が消えるいうんはそりゃあえれえことなんで、
そげえなことはほんまの神さんにだって難しい思いますよ。

じゃけえ、私はこう思うとるんです。
美咲ちゃんは、あの家ん中で殺されとる。
そんで、どっか人目のない山ん中にでも運ばれて埋められとる。
じゃけえ、あがあなふうに美幸さんに祟りおるんでしょう。

美幸さんはあれっきり、
もうまともに話もできんようになって、一日中わけのわからんことをぶつぶつ呟いとるいうことです。
日に二度ほど我に返ってから、美咲、美咲、いうて泣きおるいう話を聞いたら
どうにも不憫で、私もどうにかしてあげたいとは思うんですが、
もうどがあもできんのです。

川上さんも参られとってで。
世の中には明るみに出さんほうがええこともあるんじゃ思うと
なんともやりきれんですが、この話だけはしとかんといけんような気がして、
別にこれでどうこういうつもりもありゃあせんですけど、
川上さんももうあがあなったら駄目かも知れん けえ、私の口が利けるうちに
お話ししおこうと思うたいうことです。 
 
誰であれ、ほんまの犯人が見つかるとええですね。
美咲ちゃんの魂が安らかに眠れるように、私も祈うとります。


406 : みさき:2015/03/31(火) 19:01:51.16 ID:srUp3oHH0.net
談話1


川上さんは、もう終りじゃ、殺したんはわしじゃ、殺したんはわ しじゃ、言うて随分参っとったけえ、
もう気にしんさんな言うてとりあえず寝かしたんじゃけど、一晩たってみたら
もうおらんようになっとって皆なたまげてもうて、
どこに行ったんじゃろういうて皆なで探したら、裏の井戸に身を投げとったんじゃ。
  
最初に見つけたんは駐在さんじゃった思うけど、
そりゃあもうがたがた震えて、
わしゃあこがあな惨い死体は見たことがない言うて近づきもせんけえ、
吉田さんがそがいなことでどうするんじゃ言うて代わりに見に行きんさったんじゃけえど、
これも飛んで帰ってきて、
川上さんはどうせもうだめじゃ、あがあなもん見んほうがええ言うて。

何を見たんじゃいうたら、
真っ黒い人が底におって、それが川上さんの曲がった首をひねくり回して、
その首とわしゃあ目が合うたんじゃ、言うて。
  
そがあ言うても誰も信じられんし、何より引き上げんことにはやれんけえ、
皆なで連れ立って川上さんを引き上げに行ったんよ。
ほ したらこれがたまげたことにほんまなんよ。
井戸の底に真っ黒い人影が座りこんどって、川上さんの首を捻り上げて、
その目が恨めしそうにこっちを見おるんじゃけえ。
皆な飛び上がって逃げて、ありゃあまともじゃあねえで言うて、もういよいよ
誰も近づかんのんじゃけえ。
わしもあがあな怖い思いしたんは生まれて初めてじゃ。


407 : みさき:2015/03/31(火) 19:04:22.53 ID:srUp3oHH0.net
ほうじゃ言うても、そのまま放っとくわけにもいかんし、
あれが表に出てきても困るけえ、
もう川上さんには悪いけど閉めたほうがええじゃろう言うて、
皆なでコンクリの板転がして、井戸の中見んようにそおっと蓋をして、
ぎょうさん石のせてその日は寝たんじゃ。
  
ほんで怖いのはこっからなんよ。
その日の晩に三次の春子さんのとこから電話がかかってきて、出てみたら
血相変えてあんたとこの村だいじょうぶなんね言うから
いったいどうしたんか言うたら春子さんが、いま玄関に川上さんがきちゃってね、
美恵子姉さんがえらい大事故をして重態じゃ言うんよ、って。

でも川上さんはもう亡くなったんで言うたら、
おばちゃんえらい声で悲鳴上げて受話器放り出して、しばらく後に聞いてみたら、
玄関が血だらけじゃ言うんよ。
ほいでも別に誰も怪我しとらんし、誰の血か分からん言うて、
いち おう警察にも来てもらったけど怖くて寝られん言うて、

怖くて寝られんのんはこっちよ。
村の家みんな叩き起こして、いまこれこれこういう電話があって
こう言うちゃった言うて、話し合うた結果、
下野の三郎さんの家に嫁いできちゃった美代子さんのお兄さん、牛窓の徹さんいう人が
お寺をやっとる言うて、それでお祓いしてもろうちゃったらどうかいう話になって、
さっそく電話したら、
出た瞬間に向うがこっちから何か言う前にどないしちゃったんですか言うて、
聞いてみたら電話口から煙がもうもう出おる、いうて。
しかもこっちが話しとるすぐ横で、誰かがはあはあ息をしとる言うて。
もう怖あて怖あて。


408 : みさき:2015/03/31(火) 19:04:47.65 ID:srUp3oHH0.net
それで何とかならんですか言うたら、
事情はともかく今すぐ行くけえ待っとってください言うてくれんさって、
皆なこれで安心じゃ思うとったら徹さんが、ちなみに誰が亡うなったんですか言うから
川上さんです言うたら、
川上さんてあのまじないの人ですか、
川上さんがとられたんですか言うてえれえ驚かれて、

なんでも川上さんはそうとう霊格の高え人で、それがとられる言うのはよっぽどじゃ言うて、
正直わしの手には余るけえ今夜はなんとか辛抱してくださ い、
明日えらい人を連れて行きますけえ、それまでなんとか、いうて電話を切ろうとするけえ、
これからわしらどないすればええんですか言うたら、
どないもなりません、
この話も聞かれとりますけえ、いま川上さんをとったそれがわしの真横におって、
今も耳に息がかかるんです、たぶんもうだめじゃ言うて、それで電話は切られてしもうた。
  
そがあなの聞いたら皆な震え上がってしもうて、もう一睡もできんのよ。
ほいで案の定、翌日になっても徹さんは来ん。
もうどないなったんかだいたい想像つくじゃろ。
電話切ったすぐ後に家を出て、 田んぼに車ごと突っ込んで引っ繰り返って、そのまま重態いう話よ。
  
結局、徹さんをあんな目にあわしたんはわしらなんよ。
美代子さんなんか大泣きして
三郎さんに食って掛かって、こないなきち×い村に来たんが間違いじゃ言うて村を飛び出して、
そっちもそれで行方知れずよ。
実家にも帰らんし村にもおらん。車も見つからん。
それっきりじゃ。


409 : みさき:2015/03/31(火) 19:07:09.80 ID:srUp3oHH0.net
村は村でまた大ごとよ。
夜明けに犬がえらい鳴きおる思うたらみんな泡吹いて死んどるし、
井戸の蓋もずれて落ちとる。

ほいでももう見るん怖いけえ
警察に電話して来てもろうたんだけど、警察の人は中に何もありませんよ、言うちゃって。
恐る恐る見たら川上さんおらんのんよ。
警察の人は冗談もたいがいにしてください言うて帰っちゃったけど、
こっちももうどうしたらええんかわからんで、
川 上さんはどこかへ消えてしもうたし、
今ではほんまに死んどったんかどうかさえ確かめようがないんじゃけえ。
もうあれは夢じゃった とまで言うひとまでおってで。
  
それで何日かした後のこと、
松野の武さんが見たいう話じゃけど、
こげえなでっかい火の玉が川上さんの家の窓から入っていった言うて、その日の晩に
誰もおらん家の中から真っ黒い煙が上がって、
消 防が来る頃にはとっくに川上さんの家は焼けてしもうとった。
  
もうこうなったらどがあもならんけえ、
わしらができるこというたら、川上さんのためにお地蔵さんを立てて、拝むくらいよ。
これでおさまってください言うて手え合わして、
ほうでも何でこがあなことになったんかも誰も分からんのんじゃけ、やりようがないんよ。
 
今でもたまに川上さんを見たいう人が現れるおるで、
あの黒いのんがまだ歩いとるんじゃろういうて皆な怯えとる。
家に鍵かけて用心して、もう日暮れには誰も表に出んのんで。
  
あんたもよう気いつけんさいよ。
この話い聞いたらもう関わりがないとは言われんのんじゃけえね。
余計なことは絶対にしんさんなよ。
あんたもいつとられんとは限らんのじゃけえ、もうこがあな話には関わらんほうがええ。


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325 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:25:04 ID:9DK
私の一番古い記憶は三歳。
木枯らしの吹く夕方、一人でブランコを漕いでいるところ。
手も足もかじかんで、とても冷たい。
でも今帰れば母に叱られる。
祖母に迎えに来て欲しい、ここはいつも来る公園なのだからきっとすぐわかるはず。
そのうち、風に揺られてるのかブランコに揺られてるのかわからなくなる。


私は母に虐待されて育った。
飲み物をこぼした、ちょっと足音をたてて歩いた、声を出して笑った。そんな理由ですぐ折檻された。
気が済むまで殴られる、安全ピンでお尻を刺される、冬に水風呂に入れられる。
煙草を吸わされ背中を灰皿にされる、食事を抜かれる、家に入れてもらえない。
私に向かって拳を振り上げる母は、喜んでいるように見えた。

父は見て見ぬ振りをした。
失敗して叱られ何度も蹴られる私の横で、テレビを見ながら食事をしてた。
終わると、「お母さんの言うことをちゃんと聞きなさい」と言った。

助けてくれたのは祖母だけだった。
折檻の傷の手当てをして、一緒の布団で眠ってくれた。
私をかばい、代わりに蹴られてしまったことすらある。
それを見た時、恐ろしさに泣いてしまった。
お前のせいで痛い目にあったと叱られるんじゃないかと思った。
それ以上に、もう自分を嫌いになるんじゃないかと思って、恐怖で息が詰まりそうだった。

二人で部屋に戻ると泣きながら祖母の足に湿布を貼り、
自分は殴られても大丈夫だから、いいからと必死に訴えた。何より祖母に嫌われるのが怖かった。
祖母は私を抱きしめて泣いた。
そしてそのまま一緒の布団で眠った。


 


326 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:26:16 ID:9DK
あれは多分五歳頃。
ふと夜中に目を覚ますと、隣で眠ってるはずの祖母がいなかった。
きっとトイレに行ったんだろうと思い、そのまま目を瞑った。

でも、しばらく経っても戻ってこない。
もしや母に何かされたのかと思い、そうっと起き上がり、襖の外の様子を伺った。
何も聞こえない。
音をたてないように襖を開け、祖母を探しに出た。

真っ暗な家の中、どこにもぶつからないようにと注意していた。
気づかれればまた殴られる。
トイレにも台所にも、居間にもいなかった。
もしかして自分を置いて出て行ってしまったのだろうかと思い、
居間を通って玄関に靴を見に行こうとした。

庭に面した窓のカーテンが、少し開いている。
外に人が立っているように見えたので、隙間から覗いてみた。

祖母がいた。
こちらを向いて、無表情に突っ立っている。
良かった、私を置いて行ったんじゃなかった。安堵で胸が一杯になり、カーテンを開けようとした。

すぐに思い留まった。何かおかしい、いつもの祖母と何かが違う。
あんな気味の悪い祖母は見たことない。
何がおかしいのかはすぐにわかった。

祖母は犬の首を持っていた。
どこから捕まえてきたのだろう、薄い茶色で、舌がでろりとたれている。
大きさは多分中型くらい、それでも首を切るのは大変だっただろう。
犬の頭も、足元に転がった体も、祖母も、赤く染まっていた。
しばらく突っ立ったままだった祖母はやがてだるそうに犬の胴と頭を持ち、どこかに行ってしまった。

見てはいけないものを見たんだろう。
私は震えながら布団に戻り、どうか祖母を元に戻して下さいと神様に祈っていた。
神様なんていないとわかっていたけれど。


目が覚めると、祖母は隣で眠っていた。
元に戻っていなかったらどうしようと思い、起こさずにずっと見つめていたら、目を覚ましてくれた。
「おはよう、おなか空いたかい?」
そう言って笑ってくれた祖母は、いつもの祖母だった。
あぁ良かった。安心して、うん、おなかすいた。と返事をした。
祖母から漂う生臭い匂いは、気にしないことにした。


 
327 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:27:13 ID:9DK
家の中を、狐や狸や犬のようなものがうろうろしているのが見えるようになった。
父も母も気づいていないようなので、自分にしか見えていないんだろうと思った。

ある日祖母にそのことを言うと、とても嬉しそうな顔をした。
それは何をしてるんだい?と聞かれたので、ありのままを答えた。
父と母にまとわりついていて、それがくっついてると二人ともとても気分が悪そうだと。


夜中に母が叫ぶことが多くなった。
昼間も青い顔をしている。どうやらあまり眠れないらしい。
母の体調が悪くなってから折檻はだいぶ減ったが、いらいらしているのだろう。
体中ライターの炎であぶられ、手のひらに研いだ鉛筆の芯を何本も差されたりした。

その頃から祖母に、玄関から出入りしちゃいけないよと言われた。
理由は問わなかった、大好きな祖母の言いつけだ。
祖母と私は裏の勝手口に靴を置き、そこから家に出入りするようになった。


家の中が生臭くなってきた。特に父と母から強く臭うようだ。
二人とも奇麗好きだったのに、だんだん身なりに構わなくなってきた。
爪が伸びて、中に黒いものが詰まってる。
服もなんとなく汚れてる。
お箸を使わない。


 
328 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:28:15 ID:9DK
父が独り言を言うようになった。
何を言ってるのか聞きたくて、後ろからそっと近づいてみたが、聞き取れない。
父はとても臭い。
それは獣の匂いなのか、父の下着に溜まった排泄物の臭いなのかわからない。

母が金切り声をあげる。空中に向かって包丁を振り回す。
そういえば最近、折檻されていない。
もう母には私が見えていないのだろう。


七歳の時、市役所や病院の人が来て、父と母を連れて行った。
祖母は宜しくお願いしますと頭を下げていたが、みんなが帰ると私を振り返ってにっこりした。
私もにっこりした。
大好きな祖母と二人だ、これでもう何も怖くない。


十三歳の時に祖母は脳梗塞で倒れ、体が不自由になってしまった。
家の中にいた獣達は、皆祖母にまとわりついていった。
そう告げると祖母はため息をつき、きっと返ってきたんだねぇと呟いた。

それから二年、痴呆でゆっくりと子供に戻りながら、祖母は他界した。
全身に原因不明の湿疹と蕁麻疹が広がり、掻き毟りながら逝ってしまった。
遺体を解剖して、死因は蕁麻疹で喉が腫れた窒息死だったそうだ。
原因不明の湿疹と蕁麻疹は、動物アレルギーからくるものだと言われた。
動物を飼ったことはなかったけれど、わかりましたと返事をした。

私はまだあの家に住んでいる。相変わらず勝手口から出入りしている。
獣達の姿も、獣のようになってしまった祖母の姿も見える。
祖母が何をしたのかは聞かなかったが、きっと私の為を思ってのことだろう。
どのような姿であれ、祖母が側にいてくれる。
それだけで嬉しい。


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