サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:祟り

【自己責任系】

394 : みさき:2015/03/31(火) 18:34:27.51 ID:srUp3oHH0.net
交霊


ほんまはこんなこと頼める義理じゃあないんですが、
今日この話をするんは、多少の罪滅ぼしと、亡うなったひとの供養になればと思うとるんです。
美幸さんには特にひでえことをした思うとるんで、
できればほんまのことを誰かに伝えてあげてほしい思います。
それではどうか宜しゅうお願いします。
  
あれがあったんは一九九二年の、八月の十四日のことじゃった思います。
大きい忌み日を避けるんは邪魔が入らんようことじゃ言う とりましたけえ確かじゃ思います。
場所は美幸さんとこの二階の子供部屋で、時間は五時を少しまわっとったでしょうか。
  
私は世話人いうことで、本来なら
美幸さんと川上さんの間に入られとったフクさんが来ればええんですけど、
あの人は満足に読み書きができんのんで、代わりに私に行っちゃくれんかいうことになって、
私も川上さんとは知らん間柄じゃあなかったこともあって、特になんのあれもなく、
旅行みてえなもんじゃ言われてつい受けてしもうたんです。
まさかあがあなことになるとは思わんで。
  
広島の駅から新幹線に乗って新大阪についたあと国鉄に乗り継いで、
駅からタクシーを呼んでもろうとったのに乗り込んで、美幸さんとこのお宅へ伺うたんです。
ついたんはまだ日が高いうちでしたけえ、
これから支度したらちょうどええ頃合いじゃあいうてお話をしたんを覚えとります。




395 : みさき:2015/03/31(火) 18:40:30.19 ID:srUp3oHH0.net
美幸さんのお宅についてから、まず簡単に挨拶を済ませました。
家ん中は真っ暗でした。
饐えたような臭いがしとって、旦那さんはもう随分と参っとってでしたけど、
なんとか気を張っておられたようでした。
美幸さんのほうは旦那さんと違ってもう限界じゃいう感 じで、ほとんど喋りもせんで、目もうつろで。
  
私と川上さんは二階の美咲ちゃんの部屋に案内されて、
部屋に入ると川上さんが部屋の中を見て回られて、
美咲ちゃんの大切なもの、なるべく長う使うとるものをひとつ貸してください言うちゃったんです。
そしたら美幸さんが、美咲が大切にしているぬいぐるみです言うて、
それを川上さんに渡されて、
それから私と川上さんで交霊会の支度を始めました。


396 : みさき:2015/03/31(火) 18:41:04.14 ID:srUp3oHH0.net
まず、部屋の中央に下から卓袱台を運びました。
その上に持ってきた蝋燭を立てて、私らみんなでお神酒をいただいて、塩をまいて、
川上さんが短いお経みたいなのを唱えられてから、
お父さんお母さんお待たせしました、
いまから美咲ちゃんをこの部屋に呼びます、言われました。

川上さんは持ってきた包みん中から、
魂を降ろすんに使うとる板を取り出して、卓袱台の上に置かれました。
板には真っ赤な鳥居と、はいといいえ、あとはあいうえおかきくけこいう平仮名、
それに0から9までの数字、それらが彫りこまれとってでして、
そこに川上さんがいつも使うとる、カコイサマいうやつを、ご存知ですか、それを置かれてですね、
川上さんと旦那さんと美幸さんと、三人とでそれに指を添えられて、
ぜってえ指を離さんといて ください言うて川上さんが説明しておられました。

私は川上さんの言うちゃることを帳面に記録する係ですけえ、
その間ずっと鉛筆をもって横で待機しとったんですが、
そのうちに川上さんが言われま した。

たいへん長うお待たせしました。お父さん、お母さん、いまから美幸ちゃんを降ろしますけえ、
美咲ちゃんのことを心でじっと念じてください。
できるだけ楽しいことを思い出して、美咲ちゃんの顔をはっきりと心に映してください、いうて。

ほうで川上さんは美咲ちゃんに呼びかけるような言葉を呟き始めて、
美咲ちゃん、美 咲ちゃん、言うて、なんとも居た堪れん気持ちになったのをよう覚えてます。


397 : みさき:2015/03/31(火) 18:46:37.62 ID:srUp3oHH0.net
あのカコイサマいうんは不思議なもんで、あれはほんまにひとりでに動きおるんです。
私も実際信じとらんかったですけど、ありゃあそうとしか思えんのです。
じゃけ川上さんに聞いてみたことがあるんですね、一度。
なしてありゃああなあなことになるんかいうて。
ほしたら川上さんは、あれは入り口なんじゃ言うちゃられました。
 
人の魂いうんは寂しゅうて仕方ないけ、あったけえところを見つけて入りてえんじゃ、
あのカコイサマにはお地蔵さんがおられて、それに誘われてするすると魂が入られるんじゃ言うて。
そういうのは魂のほうも頭で考えとるんじゃのうて、電燈に蛾が集まるみたいな、
自然なもんらしいです。


398 : みさき:2015/03/31(火) 18:47:16.79 ID:srUp3oHH0.net
川上さんが美咲ちゃん美咲ちゃん言うて呼びかけ始めてから五分くらいでしょうか、
突然旦那さんと美幸さんが身体をびくっと震わして、
えろう何かに驚かれたんは、カコイサマが動かれたんじゃ思います。
川上さんはふうっと長え息をひとつ吐かれて、美咲ちゃんがきとられますよ、て言われました。
そっから部屋の空気が全然違うたんは、ただ横に座っとっただけの私にもはっきり分かりました。

どういうんですかね、部屋の温度は寒いのに、身体は妙に暑苦しゅうて
汗が滲んでくるような、いうんですか。
蝋燭の炎の上のところだけが長あく横になびいて、気持ち悪かったんを覚えとります。
  
質問は、最初ん頃は川上さんも美咲ちゃんに交霊のやり方を教えんといけんのんで、
みやすい質問を何個かなさっとった思います。
歳はいくつか。名前は何か。男か女か。
美咲ちゃんは順調に答えとってで、私もこれは成功じゃ思いました。

ほいで、いよいよこの後ですよ。
こっからは美咲ちゃんが生きとるんか死んどるんか、今どこにおるんか、
それを聞き出さんといけんいうことで。
川上さんも言うとられました。おそらく子供相手じゃあええがあいかんじゃろう、て。
子供いうんは生きとるんでもろくに聞きゃあせんのに、
ま して魂じゃあまともに聞きゃあせんじゃろう言うて、私も同感じゃ思うとりました。
事実あがあなことになって、
ほんとうに手には負えんもんじゃと思い知らされて。


399 : みさき:2015/03/31(火) 18:51:09.74 ID:srUp3oHH0.net
こがあなことは滅多に言えんですが、私も川上さんも用心が足らんかったんです。
何がほんまかはそりゃあ分からんですけど、
美咲ちゃんがとられたんは人攫いじゃとか、土地に住んどる神さんじゃとか、
そげなもんじゃあねえのは確かです。
川上さんは偉え人じゃ けど見える人じゃあなかった。それで判断を誤られたんです。

  
始まってしばらくは順調に進んどるように思うとりました。
なにが見えるか、いうて聞いたらお母さんじゃ言うたりして。ええがにいっとる思いました。

でも、途中からなんか変じゃ思うたんです。
どこが変じゃいうのは言えんのですが、
たしか、今どこにおるんかいうようなことを聞いたら、美咲ちゃんは、いいえ、言うたんです。


400 : みさき:2015/03/31(火) 18:54:30.92 ID:srUp3oHH0.net
このいいえいう答えは意味をなしちゃおらんでしょう。
ほうじゃけ川上さんも、いいえいうんはどういう意味か、いうて改めて聞いちゃったんです。
ほしたら美咲ちゃんは、今度はうしろじゃ言うんです。うしろ。
私も含めてみな背中をあらためんではおれんかったですね。

例えなんもおらんじゃろうと分かっとっても、
ああいう言われ方は恐ろしゅう感じますけ、私もなんとなくぞおっとして、
川上さんもこのままじゃと危険じゃ思われたんでしょう、
改めて旦那さんと美幸さんに、
ええですか、何ぞ見ても取り乱さんでください、 指い離さんでくださいよ言うて
念を押しちゃって、もうそろそろ日が落ちよってじゃ言うて、
川上さんは私に、部屋の電気点けてくれんかって、私が立ち上がった
そん時です。


401 : みさき:2015/03/31(火) 18:54:58.60 ID:srUp3oHH0.net
ぱしっ、いう音がして、電球のたまの中で火花が飛んだんです。
蝋燭の火いも急にゆらゆら し始めて、
カコイサマが質問もせんのに勝手に動き出して、
順に、 い、た、い、く、び、いうて動いたところで蝋燭の火も消えてしもうて。
あとは日が落ちた真っ暗ん中で、カコイサマが動き続けとる、 
 
木の擦れる音だけがしばらく続いとって、
わしらにゃあそれが何を言うとるか見えんのんじゃけど、
もう恐ろしいことを言うとるんじゃいうのは分かるでしょう。
川上さんはもう必死んなって、美咲ちゃん、もうええけ、美咲ちゃん、もう帰ってもええけ、言うて。

私 も怖うてたまらんで般若心経一心に唱えおったんですが、
突然耳鳴りがきーんとして、
ぴしっ言うてですね、カコイサマが真っ二つに割れんさって、
未だに忘れんですよ、
それと同時くらいに美幸さんが物凄え甲高い、笛を吹いたみたいな悲鳴を上げんさって、
そりゃあもう、あげな小せえ体のどっから出おるんかいうような、
家が震えるくらいのえれえ悲鳴だったんですから、もうみんな儀式どころじゃないですよ。
急いで美幸さん廊下に引っ張り出して、
はよう救急車じゃ言うて、
美幸さんは白目剥いて、泡吹いてがくがく痙攣しておられました。

その後はもうどげえもならんですよ。
儀式も続けられんし、わしらも身の置き所がない。
病院まで一緒に付き添うたんですが、
旦那さんがそりゃあもう凄え形相でわしらのことを睨みつけてから、
あんたらのせいで美幸まであげえなって、悪りいがもう帰ってくれ言うちゃって、
そう言われたら私らもどうもできんけえ、
荷物だけ片付けに上がらしてもろうてから、挨拶もそこそこに引き上げたんです。
それが当日のことでした。


 402 : みさき:2015/03/31(火) 18:57:01.21 ID:srUp3oHH0.net
ほうで、この話はこれで終りじゃあないんです。
後日、川上さんがうちに来ちゃって、こないだの件で話があるんじゃ言うて。
私はええですよ言うたものの
川上さんもずいぶん辛えじゃろう思うて黙りこんどったら、川上さんがこう言うちゃったんです。

ありゃあえれえ家じゃ、あがあな家じゃ知っとったらわしゃあ関わらんかった言うて。
何事か思うでしょう。
それでどういうことですか言うたら、
川上さんが壊れたカコイサマを出してきちゃって、
これを見てみんさいいうけえ、私見してもろうたんです。

そしたらですね、あん時は気付かんかったんですが、明らかに変なんですね。
普通は板いうんは、折れるときは木目に沿って折れるもんじゃ思うんですが、
それが木目と違う方向に無理やり折られとるんです。
折られたいうか、真ん中から割られたいうか、裂かれたいうんか、
とにかくありゃあ人間業じゃあない思いましたね。

そんで川上さんも、こがな真似そうそうでけん、
あすこにはわしらの思うたよりずうっと恐ろしいもんがおったんじゃ、
あんとき降りてきとったんは確かに美咲ちゃんじゃったはずじゃ思うけど、
それだけじゃあなかったようにも思う、 いうて。


403 : みさき:2015/03/31(火) 18:58:09.86 ID:srUp3oHH0.net
どういうことね言うたら川上さん、
あの電球が切れたとき があったじゃろいうて、あったあった言うたら、
あんとき私見たんよ、部屋が真っ暗んなる前、
火花が飛んだとき、美幸さんの首を締めとる美咲ちゃんをはっきり見たんよ、言うて。

じゃけえ私言うたんです。
川上さん、それがほんまじゃとしても、
そりゃあ首を締めとったんじゃなくて、おぶさっとったんじゃないですかって。
子供 が親の首い締めるなんて普通考えられんで、川上さんの見間違いで しょう言うて。

ほしたらそうじゃないんじゃて川上さんは言うんですよ。
そういう子供が親に甘えとるようなふうじゃない、
そりゃあもう物凄い形相で、声は聞こえんのんじゃけど、
もう気がちごうたように泣き叫んどるんがはっきり分かったんじゃけえ、ありゃあ
あの母親には表立っては言えんことが何かあるんで、言うて。

私も川 上さんの言うちゃることが、そこでぴんときたんです。


405 : みさき:2015/03/31(火) 19:00:42.11 ID:srUp3oHH0.net
つまり、あがあな神隠しいうようなもんは実際にあるわけはない、いうわけでしょう。
いやね、人の魂を降ろして飯を食うとるようなもんが何を言うかと思われるでしょうが、
そりゃあ話が別じゃろう思いますよ、 私は。
人が死んで魂になるいうんはあっても、
肉体のある人が煙みたいに消えるいうんは、道理が通らんです。
人一人が消えるいうんはそりゃあえれえことなんで、
そげえなことはほんまの神さんにだって難しい思いますよ。

じゃけえ、私はこう思うとるんです。
美咲ちゃんは、あの家ん中で殺されとる。
そんで、どっか人目のない山ん中にでも運ばれて埋められとる。
じゃけえ、あがあなふうに美幸さんに祟りおるんでしょう。

美幸さんはあれっきり、
もうまともに話もできんようになって、一日中わけのわからんことをぶつぶつ呟いとるいうことです。
日に二度ほど我に返ってから、美咲、美咲、いうて泣きおるいう話を聞いたら
どうにも不憫で、私もどうにかしてあげたいとは思うんですが、
もうどがあもできんのです。

川上さんも参られとってで。
世の中には明るみに出さんほうがええこともあるんじゃ思うと
なんともやりきれんですが、この話だけはしとかんといけんような気がして、
別にこれでどうこういうつもりもありゃあせんですけど、
川上さんももうあがあなったら駄目かも知れん けえ、私の口が利けるうちに
お話ししおこうと思うたいうことです。 
 
誰であれ、ほんまの犯人が見つかるとええですね。
美咲ちゃんの魂が安らかに眠れるように、私も祈うとります。


406 : みさき:2015/03/31(火) 19:01:51.16 ID:srUp3oHH0.net
談話1


川上さんは、もう終りじゃ、殺したんはわしじゃ、殺したんはわ しじゃ、言うて随分参っとったけえ、
もう気にしんさんな言うてとりあえず寝かしたんじゃけど、一晩たってみたら
もうおらんようになっとって皆なたまげてもうて、
どこに行ったんじゃろういうて皆なで探したら、裏の井戸に身を投げとったんじゃ。
  
最初に見つけたんは駐在さんじゃった思うけど、
そりゃあもうがたがた震えて、
わしゃあこがあな惨い死体は見たことがない言うて近づきもせんけえ、
吉田さんがそがいなことでどうするんじゃ言うて代わりに見に行きんさったんじゃけえど、
これも飛んで帰ってきて、
川上さんはどうせもうだめじゃ、あがあなもん見んほうがええ言うて。

何を見たんじゃいうたら、
真っ黒い人が底におって、それが川上さんの曲がった首をひねくり回して、
その首とわしゃあ目が合うたんじゃ、言うて。
  
そがあ言うても誰も信じられんし、何より引き上げんことにはやれんけえ、
皆なで連れ立って川上さんを引き上げに行ったんよ。
ほ したらこれがたまげたことにほんまなんよ。
井戸の底に真っ黒い人影が座りこんどって、川上さんの首を捻り上げて、
その目が恨めしそうにこっちを見おるんじゃけえ。
皆な飛び上がって逃げて、ありゃあまともじゃあねえで言うて、もういよいよ
誰も近づかんのんじゃけえ。
わしもあがあな怖い思いしたんは生まれて初めてじゃ。


407 : みさき:2015/03/31(火) 19:04:22.53 ID:srUp3oHH0.net
ほうじゃ言うても、そのまま放っとくわけにもいかんし、
あれが表に出てきても困るけえ、
もう川上さんには悪いけど閉めたほうがええじゃろう言うて、
皆なでコンクリの板転がして、井戸の中見んようにそおっと蓋をして、
ぎょうさん石のせてその日は寝たんじゃ。
  
ほんで怖いのはこっからなんよ。
その日の晩に三次の春子さんのとこから電話がかかってきて、出てみたら
血相変えてあんたとこの村だいじょうぶなんね言うから
いったいどうしたんか言うたら春子さんが、いま玄関に川上さんがきちゃってね、
美恵子姉さんがえらい大事故をして重態じゃ言うんよ、って。

でも川上さんはもう亡くなったんで言うたら、
おばちゃんえらい声で悲鳴上げて受話器放り出して、しばらく後に聞いてみたら、
玄関が血だらけじゃ言うんよ。
ほいでも別に誰も怪我しとらんし、誰の血か分からん言うて、
いち おう警察にも来てもらったけど怖くて寝られん言うて、

怖くて寝られんのんはこっちよ。
村の家みんな叩き起こして、いまこれこれこういう電話があって
こう言うちゃった言うて、話し合うた結果、
下野の三郎さんの家に嫁いできちゃった美代子さんのお兄さん、牛窓の徹さんいう人が
お寺をやっとる言うて、それでお祓いしてもろうちゃったらどうかいう話になって、
さっそく電話したら、
出た瞬間に向うがこっちから何か言う前にどないしちゃったんですか言うて、
聞いてみたら電話口から煙がもうもう出おる、いうて。
しかもこっちが話しとるすぐ横で、誰かがはあはあ息をしとる言うて。
もう怖あて怖あて。


408 : みさき:2015/03/31(火) 19:04:47.65 ID:srUp3oHH0.net
それで何とかならんですか言うたら、
事情はともかく今すぐ行くけえ待っとってください言うてくれんさって、
皆なこれで安心じゃ思うとったら徹さんが、ちなみに誰が亡うなったんですか言うから
川上さんです言うたら、
川上さんてあのまじないの人ですか、
川上さんがとられたんですか言うてえれえ驚かれて、

なんでも川上さんはそうとう霊格の高え人で、それがとられる言うのはよっぽどじゃ言うて、
正直わしの手には余るけえ今夜はなんとか辛抱してくださ い、
明日えらい人を連れて行きますけえ、それまでなんとか、いうて電話を切ろうとするけえ、
これからわしらどないすればええんですか言うたら、
どないもなりません、
この話も聞かれとりますけえ、いま川上さんをとったそれがわしの真横におって、
今も耳に息がかかるんです、たぶんもうだめじゃ言うて、それで電話は切られてしもうた。
  
そがあなの聞いたら皆な震え上がってしもうて、もう一睡もできんのよ。
ほいで案の定、翌日になっても徹さんは来ん。
もうどないなったんかだいたい想像つくじゃろ。
電話切ったすぐ後に家を出て、 田んぼに車ごと突っ込んで引っ繰り返って、そのまま重態いう話よ。
  
結局、徹さんをあんな目にあわしたんはわしらなんよ。
美代子さんなんか大泣きして
三郎さんに食って掛かって、こないなきち×い村に来たんが間違いじゃ言うて村を飛び出して、
そっちもそれで行方知れずよ。
実家にも帰らんし村にもおらん。車も見つからん。
それっきりじゃ。


409 : みさき:2015/03/31(火) 19:07:09.80 ID:srUp3oHH0.net
村は村でまた大ごとよ。
夜明けに犬がえらい鳴きおる思うたらみんな泡吹いて死んどるし、
井戸の蓋もずれて落ちとる。

ほいでももう見るん怖いけえ
警察に電話して来てもろうたんだけど、警察の人は中に何もありませんよ、言うちゃって。
恐る恐る見たら川上さんおらんのんよ。
警察の人は冗談もたいがいにしてください言うて帰っちゃったけど、
こっちももうどうしたらええんかわからんで、
川 上さんはどこかへ消えてしもうたし、
今ではほんまに死んどったんかどうかさえ確かめようがないんじゃけえ。
もうあれは夢じゃった とまで言うひとまでおってで。
  
それで何日かした後のこと、
松野の武さんが見たいう話じゃけど、
こげえなでっかい火の玉が川上さんの家の窓から入っていった言うて、その日の晩に
誰もおらん家の中から真っ黒い煙が上がって、
消 防が来る頃にはとっくに川上さんの家は焼けてしもうとった。
  
もうこうなったらどがあもならんけえ、
わしらができるこというたら、川上さんのためにお地蔵さんを立てて、拝むくらいよ。
これでおさまってください言うて手え合わして、
ほうでも何でこがあなことになったんかも誰も分からんのんじゃけ、やりようがないんよ。
 
今でもたまに川上さんを見たいう人が現れるおるで、
あの黒いのんがまだ歩いとるんじゃろういうて皆な怯えとる。
家に鍵かけて用心して、もう日暮れには誰も表に出んのんで。
  
あんたもよう気いつけんさいよ。
この話い聞いたらもう関わりがないとは言われんのんじゃけえね。
余計なことは絶対にしんさんなよ。
あんたもいつとられんとは限らんのじゃけえ、もうこがあな話には関わらんほうがええ。


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325 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:25:04 ID:9DK
私の一番古い記憶は三歳。
木枯らしの吹く夕方、一人でブランコを漕いでいるところ。
手も足もかじかんで、とても冷たい。
でも今帰れば母に叱られる。
祖母に迎えに来て欲しい、ここはいつも来る公園なのだからきっとすぐわかるはず。
そのうち、風に揺られてるのかブランコに揺られてるのかわからなくなる。


私は母に虐待されて育った。
飲み物をこぼした、ちょっと足音をたてて歩いた、声を出して笑った。そんな理由ですぐ折檻された。
気が済むまで殴られる、安全ピンでお尻を刺される、冬に水風呂に入れられる。
煙草を吸わされ背中を灰皿にされる、食事を抜かれる、家に入れてもらえない。
私に向かって拳を振り上げる母は、喜んでいるように見えた。

父は見て見ぬ振りをした。
失敗して叱られ何度も蹴られる私の横で、テレビを見ながら食事をしてた。
終わると、「お母さんの言うことをちゃんと聞きなさい」と言った。

助けてくれたのは祖母だけだった。
折檻の傷の手当てをして、一緒の布団で眠ってくれた。
私をかばい、代わりに蹴られてしまったことすらある。
それを見た時、恐ろしさに泣いてしまった。
お前のせいで痛い目にあったと叱られるんじゃないかと思った。
それ以上に、もう自分を嫌いになるんじゃないかと思って、恐怖で息が詰まりそうだった。

二人で部屋に戻ると泣きながら祖母の足に湿布を貼り、
自分は殴られても大丈夫だから、いいからと必死に訴えた。何より祖母に嫌われるのが怖かった。
祖母は私を抱きしめて泣いた。
そしてそのまま一緒の布団で眠った。


 


326 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:26:16 ID:9DK
あれは多分五歳頃。
ふと夜中に目を覚ますと、隣で眠ってるはずの祖母がいなかった。
きっとトイレに行ったんだろうと思い、そのまま目を瞑った。

でも、しばらく経っても戻ってこない。
もしや母に何かされたのかと思い、そうっと起き上がり、襖の外の様子を伺った。
何も聞こえない。
音をたてないように襖を開け、祖母を探しに出た。

真っ暗な家の中、どこにもぶつからないようにと注意していた。
気づかれればまた殴られる。
トイレにも台所にも、居間にもいなかった。
もしかして自分を置いて出て行ってしまったのだろうかと思い、
居間を通って玄関に靴を見に行こうとした。

庭に面した窓のカーテンが、少し開いている。
外に人が立っているように見えたので、隙間から覗いてみた。

祖母がいた。
こちらを向いて、無表情に突っ立っている。
良かった、私を置いて行ったんじゃなかった。安堵で胸が一杯になり、カーテンを開けようとした。

すぐに思い留まった。何かおかしい、いつもの祖母と何かが違う。
あんな気味の悪い祖母は見たことない。
何がおかしいのかはすぐにわかった。

祖母は犬の首を持っていた。
どこから捕まえてきたのだろう、薄い茶色で、舌がでろりとたれている。
大きさは多分中型くらい、それでも首を切るのは大変だっただろう。
犬の頭も、足元に転がった体も、祖母も、赤く染まっていた。
しばらく突っ立ったままだった祖母はやがてだるそうに犬の胴と頭を持ち、どこかに行ってしまった。

見てはいけないものを見たんだろう。
私は震えながら布団に戻り、どうか祖母を元に戻して下さいと神様に祈っていた。
神様なんていないとわかっていたけれど。


目が覚めると、祖母は隣で眠っていた。
元に戻っていなかったらどうしようと思い、起こさずにずっと見つめていたら、目を覚ましてくれた。
「おはよう、おなか空いたかい?」
そう言って笑ってくれた祖母は、いつもの祖母だった。
あぁ良かった。安心して、うん、おなかすいた。と返事をした。
祖母から漂う生臭い匂いは、気にしないことにした。


 
327 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:27:13 ID:9DK
家の中を、狐や狸や犬のようなものがうろうろしているのが見えるようになった。
父も母も気づいていないようなので、自分にしか見えていないんだろうと思った。

ある日祖母にそのことを言うと、とても嬉しそうな顔をした。
それは何をしてるんだい?と聞かれたので、ありのままを答えた。
父と母にまとわりついていて、それがくっついてると二人ともとても気分が悪そうだと。


夜中に母が叫ぶことが多くなった。
昼間も青い顔をしている。どうやらあまり眠れないらしい。
母の体調が悪くなってから折檻はだいぶ減ったが、いらいらしているのだろう。
体中ライターの炎であぶられ、手のひらに研いだ鉛筆の芯を何本も差されたりした。

その頃から祖母に、玄関から出入りしちゃいけないよと言われた。
理由は問わなかった、大好きな祖母の言いつけだ。
祖母と私は裏の勝手口に靴を置き、そこから家に出入りするようになった。


家の中が生臭くなってきた。特に父と母から強く臭うようだ。
二人とも奇麗好きだったのに、だんだん身なりに構わなくなってきた。
爪が伸びて、中に黒いものが詰まってる。
服もなんとなく汚れてる。
お箸を使わない。


 
328 :名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)00:28:15 ID:9DK
父が独り言を言うようになった。
何を言ってるのか聞きたくて、後ろからそっと近づいてみたが、聞き取れない。
父はとても臭い。
それは獣の匂いなのか、父の下着に溜まった排泄物の臭いなのかわからない。

母が金切り声をあげる。空中に向かって包丁を振り回す。
そういえば最近、折檻されていない。
もう母には私が見えていないのだろう。


七歳の時、市役所や病院の人が来て、父と母を連れて行った。
祖母は宜しくお願いしますと頭を下げていたが、みんなが帰ると私を振り返ってにっこりした。
私もにっこりした。
大好きな祖母と二人だ、これでもう何も怖くない。


十三歳の時に祖母は脳梗塞で倒れ、体が不自由になってしまった。
家の中にいた獣達は、皆祖母にまとわりついていった。
そう告げると祖母はため息をつき、きっと返ってきたんだねぇと呟いた。

それから二年、痴呆でゆっくりと子供に戻りながら、祖母は他界した。
全身に原因不明の湿疹と蕁麻疹が広がり、掻き毟りながら逝ってしまった。
遺体を解剖して、死因は蕁麻疹で喉が腫れた窒息死だったそうだ。
原因不明の湿疹と蕁麻疹は、動物アレルギーからくるものだと言われた。
動物を飼ったことはなかったけれど、わかりましたと返事をした。

私はまだあの家に住んでいる。相変わらず勝手口から出入りしている。
獣達の姿も、獣のようになってしまった祖母の姿も見える。
祖母が何をしたのかは聞かなかったが、きっと私の為を思ってのことだろう。
どのような姿であれ、祖母が側にいてくれる。
それだけで嬉しい。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1412901012/


635 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/31(水) 21:43:25.94 ID:b0US6/vB0.net
456 名前:本当にあった怖い名無し:2014/12/31(水) 19:46:57.75 ID:V/hhEsTN0
31日午後5時ごろ、東京都千代田区九段北の靖国神社敷地内の鎮霊社から出火、
外壁約2平方メートルが燃えた。

警視庁麹町署員が110番通報を受けて駆けつけたところ、 鎮霊社のそばで
うずくまって震えている男を発見。
建造物侵入容疑で男を現行犯逮捕した。同署は放火容疑でも調べる。

同署によると、男は「ごめんなさい」と供述。

東京都日野市の20代とみられ、同署が身元を確認している。
そばには油入りペットボトルが落ちていたという。 
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「鎮霊社」

何かを「見た」らしいとの噂もある 

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>何かを「見た」らしいとの噂もある 

(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク




636 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/31(水) 21:58:11.33 ID:/H2xljEA0.net
あ、英霊様が守ったのか
それだけ危なかったんだね。


637 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/31(水) 22:02:31.48 ID:LroL/EwF0.net
鎮霊社
戦争や事変で亡くなられ、靖国神社に合祀されない国内、及び諸外国の人々を
慰霊するために、昭和40年(1965)に建てられました


638 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/31(水) 22:13:47.13 ID:LroL/EwF0.net
追加でぐぐったら、アッ、、、


 鎮霊社が戊辰戦争で官軍と戦った会津藩白虎(びゃっこ)隊や
西南戦争で明治政府と戦った西郷隆盛らの「逆賊」の恨みを鎮めるためにつくられたという


639 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/31(水) 22:50:40.26 ID:NpeIfi5O0.net
靖国って長州に敵対した人々は祭らないと聞いていたから、そういう物があることが純粋に驚きだ。
鎮霊社で見たということはたとえば奥羽越列藩同盟か。

単純に徳川家にゆかりのある何かを見たということかな?


640 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/31(水) 23:22:54.46 ID:LroL/EwF0.net
書いてはいないけど、新撰組や
ガトリング家老さんとかもお祀りされてるはずですよね。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1426683682/


1 :本当にあった怖い名無し:2015/03/18(水) 22:01:22.85 ID:ByDP3EFZ0.net
2,3年前に岩手出身の知人から聞いた話です。
記憶が曖昧な部分が多いのでご了承ください
 
その知(A)の学生時代の親友(B)の彼女に生駒さん(I)という方がいて
生駒家の日本人形に纏わる話です。
Iさんの祖母が亡くなり遺品の整理をしていて御札が貼られた木製の箱が出てきたそうです。
開けてみると中には日本人形が入っていたそうです。
 
忘れてしまって曖昧なんですがIさんの祖母がその箱を閉まっている物置だったか
その箱自体だったかを開けてはいけないと生前に言っていたと聞きました。
この日本人形がなんなのか親族にわかるものがいなかったので
お寺辺りに持って行くことにったよううな話だったと思います。

そしてIさんの祖母の葬儀中か通夜中だったかに
親族の前を横切り日本人形が何処かへ走って行くのをほぼ全員目撃したそうです。
その中にカメラを持っていたものがその日本人形を撮影することに成功したそうです。
その後人形は見つからず行方不明になったそうです。
 
生駒家の人形が走り去った時の写真を見た人は何らかの不幸に見舞われるそうです。
最悪死人も出たそうです。
実際Iさんが彼氏のBさんを含む数名全員が事故を起こしているそうです。
Aさんが直接Bさんに事故当時の話を聞かされたところ
バイクを運転中に例の人形が現れハンドルに髪を巻き付け車と正面衝突させられたと聞きました。 
 
乱文失礼しました。 
最初聞いた時にどっかで聞いたような話だと思いどこかの話を適当にチョイスして
アレンジを加えて自分の話として話していたのかと思っていました。
しかし調べても似たような話が見つからなっかので
ここの方なら何か似たような話の情報をお持ちの方がいないかと思い書き込んでみました。
よろしくお願いします。




 2 :本当にあった怖い名無し:2015/03/18(水) 22:19:22.81 ID:WXy0ReKp0.net
確かに聞いたことあるような話がごちゃごちゃになってるね
木箱の日本人形の話はどっかで見たなぁ

>>1は真偽を確かめてどうしたいの?


3 :本当にあった怖い名無し:2015/03/18(水) 22:38:44.51 ID:ByDP3EFZ0.net
ありがとうございます。特にどうしたいとかはないです。
モヤモヤした気持ちが嫌ではっきりさせたいなと思いました。 
私事ですみません。


5 :本当にあった怖い名無し:2015/03/19(木) 08:48:04.46 ID:Vl5ERFKx0.net
こういう「○○から××が出てきました」系の話題はよくある
実家の蔵からやばそうなものが出てきた等
コトリバコが代表的かな

でも、毎回画像がないんだよなw
これだけカメラやネットが身近な社会になったのに
俺ならそんなもの見つけたら、真っ先に写真に撮るけどな


9 :本当にあった怖い名無し:2015/04/12(日) 10:19:58.45 ID:1rMfTqRq0.net
そういう曰く付の物は、悪い念が篭ってるから下手に写真など撮ると霊症の恐れがある。
(普通の写真にも被写体の念が篭ってる)

で>>1の人形が災い起こすのは、いかなる理由あるんだ?
 
単に人に害をなして楽しんでるだけの悪なら、いずれ人形自身が神仏から罰を受け痛い目を見るかと。



http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1427362168/


162 : 本当にあった怖い名無し:2015/07/01(水) 21:53:36.96 ID:qnFZdjEb0.net
岩手の古いお寺を解体して発見したミイラの話知ってる人いる?
旦那に聞いたら、そのお寺は30年くらい前に解体されてるって。
旦那の知ってる話だと、勝手に開けたのは中国人ではなくて大学生が面白半分で開けたって話。
書き込みが2005年くらいなんだけど、辻褄が合わなくてちょっと謎




163 : 本当にあった怖い名無し:2015/07/01(水) 22:32:23.17 ID:jnG8pE0H0.net 

それってリョウメンスクナ!?
ミイラが出てきた寺は実際にあったとは
100%創作だと思ってたからちょっとワクワクしてきた


164 : 本当にあった怖い名無し:2015/07/01(水) 23:19:03.97 ID:qnFZdjEb0.net
それです
岩手じゃ有名な話ですが内容が内容だけに話題にしないし、
話題にするとよくない事が起こると旦那が言ってました

お寺は一ノ関にあったそうです
解体をした時期によくない事が立て続けに起きたらしいです


166 : 本当にあった怖い名無し:2015/07/02(木) 23:39:49.25 ID:0yesk0vkO.net
うおぉ元ネタあったのか


関連記事
両面宿儺 1
両面宿儺 2
アシュラさん
リョウメンスクナの寺

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486090612/


994 :本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 09:24:14.69 ID:gosA/LSDO
ちょっと質問なのですが。
家の敷地に有った割りと立派な稲荷のお社を
新興宗教の兼ね合いで先代が適当に取り壊しました。
その後一族の間で早世が4件自殺が2件未遂1件(そのうち1件は取り壊した当事者)
引きこもり2件精神障害1件未婚者分家込みで分かる範囲で5件。
子無し夫婦2件。
 
取り壊した呪いとは思いませんが、元々遺伝子的に弱い家系だったと思います。
取り壊した事で家内安全や子孫繁栄、商売繁盛のお力が途切れたと考えるべきでしょうか?

分かる方いらっしゃいましたら、ご教示ください。
宜しくお願い致します。




4 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 12:14:50.48 ID:IZZ3VV/K0.net
もうネットでもリアルでもその手の話は典型パターンですね・・・
本人じゃなく昔当主とか権限のある人間が独断で断行してしまうことが多いので、
人間目線からみれば周囲はとばっちりもいいとこなわけですが、
神霊にその理屈は通じないようで、お怒りになられているわけです

間に入って仲裁というか交渉してくれるプロの人に心当たりがあれば相談してください
 
しかしたとえその人の能力が高く優秀でも、
当の家人に神霊に対する誠心誠意のお詫びの気持ちがなければ、
事態の完全な解決はむずかしいようですね


24 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 13:58:39.80 ID:gosA/LSDO.net 
保守の方々アドバイス有り難うございます。

近くに良い拝み屋様がいらっしゃり、視て頂きました。
『同じ敷地に新たな社を建て直すかしない』と、『お怒りは納まらない』との事でした。
 
本家で自殺者2名出していても、葬儀の日
分家やら一族一同集まり『社を建て直し祀り納してはどうか?』と訴えましたが、
本家が新興宗教を未だに続けている為、本家が末代になるのも時間の問題の様子。

勧状元も判らない状態ですし。
 
一番近い分家(新興宗教には入信していない)が信仰引き継ぐしかないのでしょうか?
祖母は比較的稲荷信仰が熱心だった為、拝み屋様の言う通りにしたいみたいです。

このまま行くと3番目に近い家も絶える道を進んでいます。


25 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 14:52:11.75 ID:IZZ3VV/K0.net
あなた自身はその家系のどこに位置してるの? 
祖母さんって、本家に住んでる人? 
新興宗教に熱心で稲荷社再建を拒否してるのは本家の誰なのかとか

自分の家(近い先祖かな?)からも自殺者2名出て、
それでもなお新興宗教の方に傾倒してるなら、
その人(たち)は放っておいて、
その拝み屋さんに、「祀れる分家に社を建てて信仰するからそちらへ移ってもらえないか」
と、交渉してもらうしかなさそうですよね
 
あるいは本当に力のある行者さん(稲荷神に対して上から道理を説いて納得させられるだけの
実量を本人か本人をサポートしてる神仏が持ってる)に、
元の勧請先に帰ってもらえるように説得するか

 
いづれの場合も最初に間違いをしたのは人間の方なので、
>>24の家系の中で話のわかる人は
真心こめてお稲荷様に謝らないといけないと思いますよ


27 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 14:57:21.75 ID:IZZ3VV/K0.net
ただし、勧請先に帰っていただく場合、
行者に少しでもミスがあると、行者と家系の人に新たに亡くなる方が出るかもしれないくらい、
稲荷の神霊にとっては理不尽極まりない失礼千万なことなので、
やっつけ仕事で適当な人に適当な処置を頼まないことです
帰っていただく儀式は今までのお礼の品と気持ちがものすごく必要になると思います
実績のある人がいいですね 


32 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 16:44:13.57 ID:gosA/LSDO.net

アドバイス有り難うございます。
もう一度拝み屋様のアドバイス通りにしてみようと思います。
地元の神主さんにも相談に行ってみます。

 
祖母が本家の出の一番近い分家です。
お怒りを鎮めて貰うやり方を相談に行ってきます。
場所は移し新しい場所や今後の信仰の継続と正しい信仰の継ぎ方など
詳しく拝み屋様に相談してきます。

 
私は分家筋では、3番目に近い立場なので、
家族(両親は祟りだと思っている派)に相談し信仰を続けられる状態か相談してみます。
どのみち私の家も末代の為慎重に行わないと、また継続してくれる者が居なくなってしまうので。


まずはお怒りの鎮め方を拝み屋様に相談してきます。

アドバイス有り難うございました。


33 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 17:17:10.50 ID:gosA/LSDO.net
因みにですが独自の謝罪の行いをしています。

本家は実家から15分位の所に有るので。

実家に帰る際は社が元有った(今は木々が生い茂る荒れ地)に趣き、いなり寿司と日本酒を置き。
手を合わせ心の中で
『乱暴にお取り潰ししてしまい申し訳有りませんでした
お怒りごもっともです、どうかお怒りをお鎮めください』とお祈りしております。


34 :本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 18:02:43.33 ID:IZZ3VV/K0.net
それはいいですね
場所的にはそのあたりにまだいらっしゃると思うんですが、
あなたがそこへそういうことをしにいっても障りが出てないところを見ると、
お供え物はいちおう受け取っておられるような感じはしますね。
わからないけど・・・


新たに祀り直すとしても、次が続かないと結局同じことになってしまうという懸念は残りますね
あんまり勝手な推測も言えないですが、
本当に稲荷神様のお気持ちが鎮まってくださるようにとりなしてくれる能力者の方が
上手に対処してくれれば、そこの筋はまた加護してもらえるので続いていくとは思いますが


問題が収集するといいですね
先祖の過ちを子孫が被るのは本当に理不尽です



38 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 18:33:57.40 ID:gosA/LSDO.net

お返事有り難うございます。
お取り潰しを行った本家の者は祖母の兄の嫁なので、割りと近い時代に起きた現象です。
ここ数十年で本当に祖父の代まで、順調に行っていた自営業は叔父は継がず。
本家の家業は叔父の従兄弟の代で上手く行かなくなり。
トラブルが続いていました。
 
母が子供の頃は祖母が熱心に信心していた為
一緒に行き良く近所の子や従兄弟同士で仲良く遊んでいたそうです。
絵を描いて貰ったら随分立派なお社に
白狐様の御神体が沢山祀ってあるそれなりに歴史の在る稲荷信仰のお社様だったそうです。 
祖母が私が子供の頃から
『この場所はお稲荷様のお社が有ったのに取り壊したから、お怒りだ』と
ずっと、祈っていたので、見よう見まねで幼少より私も手を合わせたモノです。 

意味が判ってからは、お供え物と謝罪のお言葉を定期的にし始めました。
すると、長く縁の無かった弟が突然結婚出来たりと、少しだけ、トラブルが減った様に思います。
(引きこもりや精神障害は続いています)


私は私で末代と決めていますので、
せめて弟夫婦だけでも、お怒りが触れませんよう、祈り続けるのみです。

拝み屋様や神主さんにアドバイスを頂きながら、
私の代でお怒りを納めて貰えるよう精進と信心を続けているみようと思います。

お話聴いてくださった方々有り難うございました。


36 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 18:24:33.57 ID:CEzMnrqP0.net

完全に稲荷の祟りだろ
本当に壊しただけなんだろ
神主呼んで正しい手順踏まなかったと思う
祟りだから仕方ないと思う


37 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 18:27:03.88 ID:CEzMnrqP0.net

社を立て直しても多分無駄
新興宗教のせいで先祖の守りがなくなってるはず
信仰宗教が創価だとしたら先祖が子孫を攻撃してる


39 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 19:13:14.09 ID:gosA/LSDO.net

全くその通りです。
取り壊しは神主さんなど通さず、完全に手順を践まない本当の破壊だったそうです。
 
新興宗教(ご想像にお任せ致します)に傾倒していた祖母の兄に嫁いできた者は
熱心な信者だったそうで、嫁ぎ先のお社を誰の許可も無く潰した後
数年後には気が触れ自ら……となったそうです。
それでも懲りず祖母の兄やその息子は新興宗教を辞める事をせずいましたら、
家業は忽ち立ち行かなくなり、二人目の自殺者もだしました。 
自殺者や精神障害者引きこもりを出しても
本家は何もしないと、怒りに感じた祖母が拝み屋様にアドバイスを求めた次第です。


古くからの信仰を妨げてまでのさばる新興宗教の恐ろしさも痛感致しました。


40 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 19:50:33.70 ID:IZZ3VV/K0.net
古木の伐採、邸内社の移動や撤去、井戸埋めや土地をいじることはけっこうこわいケースあるんですよね
神社本庁傘下の普通の神社だと神職の資格取るための知識しかない人もいて、
そういう人には触ってもらわない方がいいです

お祖母さんの探してきた拝み屋さんも熟練であれば熟練であるほど慎重なはず

万一失敗すると冗談じゃなく本当にこわいので、
伏見稲荷か、遠すぎるなら足を延ばせる範囲で一番大きくて評判のいい稲荷神社のご祭神にも
サポートをお願いしたらいいと思います
稲荷はネットワークがあるので、
いい能力者と稲荷神霊界でも有力なご神霊と縁づけてくれるかもしれません
バックアップはあった方がいいです


41 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 20:11:45.14 ID:IZZ3VV/K0.net
あ、上の神職さんについてですが、
たとえば祈願をよりよく祭神様に伝えるための祈祷とか、一から新しいおみたまの勧請をする場合は
神職さんが講習で習ってきた通りの作法をすればOKなので、誤解なきよう
 
ただこの質問者さんのような、代を遡って稲荷神様に大変な失礼をし
お怒りが長期に渡っていてその間明らかな障礙ももう出るほどこじれてしまってる
神霊問題を扱うには、そういう人では力不足だよ、ということです


42 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/03(金) 20:16:10.57 ID:gosA/LSDO.net

近い内に一番近くに在る稲荷神社を調べて伺いそちらの神主様にも相談しに赴いてみます。

幸いにも、近くいらっしゃる拝み屋様は割りと有名でお力の有る方なので、
信頼出来る方でございます。
多分名前を言えば、調べれば出てくる位名の知られている方でございます。


アドバイス有り難うございました。


43 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/04(土) 10:54:24.47 ID:+pKTHz010.net

だから無駄だといってるのにさー根拠なしで言ってるわけじゃない
社をぶち壊した時に一緒に稲荷まで大怪我させてるんだよ
だから祟ってる
稲荷の怪我が拝み屋や宮司に何とかできるわけもない


同じタイプの祟り見たことあるんだよ
それはユンボで社壊したやつが一ヵ月後に取り殺されてた
どんなに力のある拝み屋だとしても祟りを起してる稲荷相手じゃどうにもできない
信頼できる術者でもできないことはある

 
そこまで人が死んでるということは、
先祖が子孫に見切りをつけて取り潰しにかかってると考えたほうがいい
その場合は、死因はバラバラでかなり短期間で人が死んだり病気になる

そうなったら何も打つ手なんてない
だから新興宗教というのは霊的な面で厄介なんだよ



45 : 本当にあった怖い名無し:2017/02/04(土) 13:47:05.63 ID:XsRdzIBgO.net 

レスポンス有り難うございます。

はい。
もう一族粗方滅亡致しましたので、私が末代を請け負う覚悟でございます。


ただ、僅かばかりでも、お怒りをお鎮め頂ければと、
私が生きている限りは贖罪して参ろうかと思っている次第でございます。

このお怒りの流れはもう、止められないのは百も承知です。

 
殆どの一族がもう絶えるのみですので。




http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1452829135/


41 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/25(木) 01:57:09.17 ID:aQqsvqr60.net
長いかもしれんので分けます

うちの田舎のおばあさんに子供のころ聞いた話

S県の県庁所在地の山のある方におばあさんの実家があるんだが、
室町時代か戦国時代の頃にその付近を治めていた殿様がいたそうだ。

ある時、秋の終わりごろに他国との境界に戦さに出ることになり、 
村の領民に殿様は

「今度の戦は長くなりそうだ。正月前に帰ってこれるか分からない。
もし、わが軍が正月過ぎて帰ってこれない場合、正月の餅つきはしてはならん。
帰国するまで餅つきと餅を食べる事は禁止。」
とお触れを出してから出陣したそうだ。


だが、結局 お殿様の軍勢はお正月を過ぎても帰国する事はなく、
正月も10日ほど過ぎてしまった。 
村の領民の一部は殿様の帰国を待つことができず、餅つきを始め食べてしまいだした。
ようやく15日になって殿様の軍勢が帰国した。
だが、お殿様は合戦で討ち死してしまい
お殿様自身は生きて帰国はできなかった。





42 : 41です:2016/02/25(木) 02:00:40.20 ID:aQqsvqr60.net

軍勢の帰国前に餅つきをした家に特にお咎めはなかったそうだ。
しかし、その年の秋の収穫の時期に
不思議な事に帰国前に餅つきをした家だけが凶作になった。
村人たちは「 お殿様との約束事を守らなかった罰が当たった」と噂した。
それ以来 その村はお殿様の約束事を守るという意味で
正月の餅つきは毎年1月15日となったそうだ。

 
時は下って、うちのおばあさんが子供の頃の昭和の初めになっても 
村の掟というか言い伝えは生きていて正月の15日に餅つき初めだったそうだ。
だが、一部の村人はもうそんな古い時代の言い伝えは無視して
普通に元旦から餅を食べようと言い出す人も出始めた。


うちのばあさんの実家は大昔から山をいくつか持ち、田畑を他人に貸す庄屋さんの家柄だったそうで、  
大昔の殿様の合戦の時も軍勢が帰国する前に餅つきはしなかったと伝えられていたので
昭和になっても言い伝えを破ろうとはしなかった。

  
だが、言い伝えをほとんどの村人が破って15日より前に餅つきをした人が出た年に事件が起こった。
その年の冬にある家の馬小屋から火災が発生し、風も強風で
あっという間に火が家々に燃え移り、
村どころか隣の市内の広範囲が焼け落ちる大火事になってしまった。
(この大火事は市の歴史年表にも記載されている)


うちのばあさんの実家はというと、何故かその付近だけ風の向きが違い
周囲の家が焼け落ちても火事にならずにすんだそうだ。 
 
結果として村の言い伝えは生きていたという事で、
その後はその村(今は市に合併)の人々は殿様のお触れの言い伝えを守り
餅つきは15日以降となっているそうである。


46 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/25(木) 13:19:01.24 ID:UFkN4LMU0.net
合併すると言い伝えが徐々に消えていきそうでそれはそれで大変なことになりそう


44 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/25(木) 10:52:50.51 ID:prf+bjae0.net
年がら年中スーパーコンビニでは大福や餅が売っているが、
それを食べてもいけないのかな 長野の信玄もちとか…
それともあくまで自家製に拘るだけなんだろうか、殿様


47 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/25(木) 15:04:13.59 ID:H6yiTYVW0.net
どうでもいいけど信玄餅は山梨



49 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/26(金) 00:16:11.48 ID:EaVZjUuK0.net
41です

今日 図書館で歴史の本などで調べてみたんですが、
おばあさんの実家の村を治めていた殿様の城跡の説明などから、
私的な解釈としては おそらく南北朝時代に
殿様は南朝方で、北朝方についた武将との合戦に出陣したのではと思いました。

>>44
私的解釈ですが、通常時に大福や餅を食べるのは問題ないのではないかと思います。
殿様の立場としては、領民領地の平和と安全を守るために合戦に行ったのに
領民が先に正月祝いの餅つきや餅を食べることは
許されないという考えではなかったのではないかと思います 
なので正月祝い限定の餅つきや餅を食べることではないかと思います。


あと、お


50 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/26(金) 00:37:07.82 ID:gkNvYchL0.net
お?
ど、ど、どうしたっ


51 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/26(金) 00:40:03.38 ID:T4wXi9B40.net
すごい気になる文末…


52 :本当にあった怖い名無し:2016/02/26(金) 08:03:19.92 ID:c1HilcwH0.net
餅にくるまれて消されたのか


53 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/26(金) 09:21:24.64 ID:p4nTy2Xs0.net
、、、無事だよな?


56 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/27(土) 00:00:32.57 ID:D55A7Kc70.net
41です


昨日は 途中で書き終わってしまいすいません。
無事です。

あと、おばあさんの実家に連絡して聞いてみたところ、
今は昔と違って道路も整備されてスーパーなども近くにできた環境にもなって、
普通に大福や餅も購入しているそうです。
ただ、正月だけは、餅つきなどは言い伝えを守っているそうです。

また新たな伝説や言い伝えなどの情報を入手できたら連絡します。
心配してくれた方、ありがとうございます。


58 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/27(土) 01:22:59.21 ID:CX9CXriT0.net
無事なら良かった
もしかして話してはいけないことなのかと思ってそういう想像をしてしまった


61 : 本当にあった怖い名無し:2016/02/27(土) 14:09:10.17 ID:8/bQ9XEb0.net
おもしろかった

その時代のひとびとの食べ物への思いって、
飽食すぎて異常な現代人の感覚とはぜんぜん異質なんだろうなあ


殿さまの命令聞かないから罰やお仕置きというと、安土城のシガイの森の言い伝えを連想するね
信長の命令を無視して不在中に勝手に花見にでかけて浮かれ騒いだ
腰元連中皆殺し、っていう凄惨なものだけど


64 : 本当にあった怖い名無し:2016/03/02(水) 01:27:01.96 ID:jSTzsQaj0.net
相手が仏に仕える者であっても容赦ないからね 


67 : sage:2016/03/13(日) 03:48:45.43 ID:Se8xtHA+0.net
武士も思いっきり殺されてるし強烈

あの寿命で天下統一を大方終得ようと思えば、あれくらい性急でないと間に合わなかったんかの


http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/study/9405/1209619007/-100


342 :公園に潜む者:2009/06/25(木) 03:00:19 ID:fR/sSPnIO
俺が中学二年の時の話
週末になると仲のいい友人達で集まり馬鹿騒ぎをしていた。
そんな夏のある日の事…仮に友人H、S、Yとする。

みんなで公園で花火をしようという話になり、みんなで金を出し合って花火を沢山買い集めた
花火は集まった。後は場所だ、どこがいい?
『まだ俺らが言った事のない場所に行こう』と友人Sは言った。

その公園とは、俺らが住んでる場所から線路の向こう側にある人気のないところだった。
早速俺らはチャリで向かった。
15分くらいで公園に着いた。
街頭は要所ずつに設置されてるのだが、広場の部分だけ光が届いていないように見えた。
背筋がぞっとした。

ふいにYが『やべっ、俺ら何も菓子とか買ってねーわ』
いつもは適当に遊んでから菓子やらを買い込んで騒いでいたからいつものように
H『じゃあ俺ファンタグレープ』
俺『俺はショッポなW』
という感じで二手に別れた。

何と無くベンチに座りながら好きな人の事、ゲームの事とかだべりながら時間を潰してた。
ずっと気を紛らわしていた俺は、おもむろにジッポを取り出し、タバコに火を点けた。
その瞬間





343 :公園に潜む者:2009/06/25(木) 03:01:14 ID:fR/sSPnIO

そいつは現れた
『顔』である。とにかく馬鹿でかい顔。
当時の俺は身長が170近くあったが、おおよそ縦ニメートルは あった

火花が散った瞬間にしか見えなかったがはっきり見えた。
髪がダラッと垂れ、まるで落ち武者のようだった。
そして、首だけしかないのだ。
凄くびっくりしたが、見慣れていたため、なんとか正気を保てた。
汗がびっしょりだった。

俺の異変に気付いたHは
H『なに、また出たんか?』と言い、顔色を窺った。
俺『あーうん、また出た。まあ大人しくしとけば多分ついてこないだろ』
ちなみにHは若干霊感があり、俺と二人の時は必ずと言っていいほど出てた。

俺は少し深呼吸をし、少しだけ唱えた
『たかまのはらにかんずまりまするかむろうぎかむろうぎのみことをもって(略)かしこみかしこみまもうす』
ものの5分程度唱えた後に調度二人が帰ってきた。

びびりのYに気を遣い、何事も無かったかのように
『よっしゃやるか!』と無理に騒いだ。
今思えば、合流した時点で帰った方が良かったのかもしれない。



344 :公園に潜む者:2009/06/25(木) 03:03:19 ID:fR/sSPnIO

俺らが公園まで行く道は、店に寄りながら来たから線路沿いを行くのだが、
帰り道は公園の傍に流れる川沿いを歩く。
Hの状態はただ事じゃないと感じていたが、未熟な俺にはどうしたらいいか解らなかった。
とりあえずは俺の家に運ぶことにした。

家まであと5分程度に差し掛かるところ、橋を渡りきった瞬間に背中が重く冷たくなった。
俺『H、聞こえるか?絶対に、振り向くなよ。
S、Y、おまえらは見えないだろうけどできるだけ後ろは見るな。』
ゆっくり、ゆっくりと歩を進め、少しずつ歩いていった。

あともう少しで左折…!もう少しで帰れる!
そう思った瞬間

カリカリカリ
最初は風で動く葉の音か何かかと思った

カリカリカリカリカリカリ
二度目で気付いた、後ろにナニカいる…
SとYには気付いていない様子だった。

カリ、カリカリカリカリ
やばいやばいやばいやばい!
かなり焦った。
多分一生であるかないかくらい焦ったと思う。
ようやく左折できたところで左目の視界の隅に数メートル後ろのソイツを捉えた

暗かったからかもしれないけど、深い緑の作業着を着てたソイツは
右手が無く
左足が無く
左手にマトックをひきずっていた。
頭が…やはり無かった

やっぱアイツか
そう思った瞬間
カリカリ…カリカリカリカリカリカカカカカカカカカ!!!!
ソイツはいきなり追いかけてきた!
友人達は全く気付かず、動けない状態でいた
(追い付かれた!?)と急に音が止み、俺の肩にずしんと重みがあった。
そしてふぅ~…と、だるそうな息を吐いた後にこう一言。

戻 せ よ

俺は気を失った。



345 :公園に潜む者:2009/06/25(木) 03:07:50 ID:fR/sSPnIO
質問があったので、真相と後日談を書きます。

えっとね、Hが方向を変えたじゃん?暗くて気付かなかったけど、
そこに祠?らしきものがあったんだよ。
明るくなって来てみたら花とか水とか供えてあったんだ。
そこに当たってしまってぐちゃにしちゃったの。
ちゃんと元に戻して奉ったよ。
半年金縛りになったけどね



346 :公園に潜む者:2009/06/25(木) 03:39:27 ID:fR/sSPnIO
すいません、更に詳しく書きます。

俺が気を失ってから、SとYは必死に俺の家に運び込んだらしい。


気を失ってる間に見た夢。
それは洞窟の中だった。
そこには一所懸命に穴を掘っている人がいた。
その人には足が無かった、左足が…
ふと、俺に気づき振り向いた。
ゆっくりと歩み近寄り、俺の顔をなめ回すように観察し、
残った手でピタピタと感触を確かめるように、いやらしくニヤッと笑った、
奴はこう言った。


あともう少しだったのに、なんで邪魔した?アレは戻したのか?
戻せよ、戻せよよぉぉぉぉぉぉ!!
絶叫を聞いた瞬間、口が馬鹿みたいに開いて俺の頭から食おうとした。

『エイッ!』

神主の声。ここで目が覚めた。

隣の目が覚めたHと、何が何だか解らずのYが半泣き状態だった。

昨夜まであった事を全て話し、見たものも全てを話しました。

とりあえず、俺を含めたH、S、Yにお祓いをしてもらい、後日、あの公園に行ってみた。


入った時には気付かなかったが、入口の横あたりに祠らしきものがあった。
そこには花と水を供える入れ物があった。
あの花火のせいか、見事に命中したのか目茶苦茶になっていた。


俺と友人は四人で掃除し、綺麗にした後で買ってきた花を添えて手を合わせた。『ごめんなさい』と。

帰り道、アイツと遭遇した場所である。


あれ?これ、なんだ?

今まで気付かなかったが川沿いにある花壇?付近にある土があって、
そこにはアイスの棒くらいの大きさの卒塔婆?らしきものがあって、
よくわからない言葉が記されていた。

俺は感覚的に
ああ、あそこ(公園)とここ(川沿い)は通じてるんだなぁ…と感じました。何故かは分かりませんが。
個人的には、あの霊は、空襲から逃れるために掘られたんだろうなぁ…
あの深緑っぽい作業着は、もしかしたら軍服かもなぁ…と思いました。


俺の話は以上です。
今でも友人達は元気に暮らしています。

長い分に付き合っていただき、ありがとうございました。


現代はCG技術が発達し、アナログな特撮技術は逆にマニアックなファン扱いされることも多い。
だが、日本の特撮技術が世間を圧巻した時代もあった。
今の感覚からすれば拙い映像のように感じるかもしれないが、当時は日本の特撮技術は世界に引けを取らぬほど先端をゆくものでもあり、日本の独特のストーリー感覚から生まれる物語は、現在でも海外にすらファンを持つ。

「大魔神」シリーズは、1966~1969年に製作された大映映画会社(現・KODOKAWA )が手掛けた特撮時代劇3部作であり、大魔神とは物語中に登場する守護神を指す。

1作目「大魔神」2作目「大魔神怒る」3作目「大魔神逆襲」ともに、ストーリーは至ってシンプル。
古代信仰の象徴であった武人の石像が、人々の願いとともにその怒りを爆発させ、神罰を与えるというもの。
各エピソードは独立しており、同じ石像が登場するというよりは、各地に残る信仰を各々の土地の人々が崇拝しているといった設定を持つ。

しかしそのシンプルさと対照的な重厚で深みのあるリアリティに満ちた時代劇ワールドは、かえって時代や権力に翻弄される人々の願いや必死に生きる様を見事に描き出した。

とはいえ娯楽性の高い作品であり、無表情の武人神が両腕を振ると怒りに満ちた表情に変わるといったパターン性は多くのファンを獲得し、現在でもパロディ的なサブカルチャーを生みだしている。
海外名はそのものズバリ「DAIMAJIN」。



ここでは1作目を取り上げる。


【ストーリー】
・時は戦国時代。
丹波の国には、決して人は登ってはならないという神山があった。
魔神「阿羅羯磨(あらかつま)」が山に封印され、さらに武神が魔神を抑え込んでいるという。
山鳴り(地鳴り)の響くなか、村人達は神の怒りを鎮める為に祭り(儀式)を綿々と行ってきていた。

ある夜、再び地鳴りが響く。
村人達は神を鎮めるために集まり、不安にさいなまれながらも祭りを行う。
その祭りは独特のもので、古代信仰色が強く、巫女・しのぶを中心とした炎の儀式だった。
一方、領主の花房家では幼い息子と姫が怯えていた。父親である領主は、村人の不安を取り除くために祭りへと使いを走らせる。

しかし、その夜は花房家最後の夜でもあった。
家老・大館左馬之助は下剋上を企んでおり、既に多くの家臣が左馬之助に寝返っていた。
花房家の者は次々と惨殺されてゆき、わずかに残っ花房家臣らも、幼い兄弟・忠文と小笹を忠臣・小源太に託して囮となる。「生き延びたら、10年後に会おう」と約束して。

小源太は、魔神の巫女しのぶの甥にあたる。
花房の生き残りの兄弟を抱え、必死に国超えを図るも包囲網は厚く、仕方なくしのぶは3人を魔神の住む山へと導いた。

「映画 大魔神」の画像検索結果

・10年後。
野心家の左馬之助は領土を拡げ、領民達は次々と作られる砦の建設に苦役を強いられていた。
左馬之助は人々が団結することを警戒し、魔神の祭りも禁じている。
男達は全員徴収され、村には女と子供しか残らず、作物も満足に育たない。
怪我をした者、病気の者も満足に手当てを受けることもできず、人々は生きる希望を失っていた。

幼い男の子・タケは病気の母のために父親を探しに砦に紛れ込むが、作業の遅れを気にやむ上役は殺してしまえと命じる。老いた祖父の助けをかりてタケは脱出するが、母親は死んでしまった。

タケの父親もまた、病気の仲間を気にかけたことで上役の怒りを買っていた。
さらに、花房家の家臣の生き残りが未だにウロウロと姿を現す。領民達もまた、かつての領主を慕っている。
現領主である左馬之助の怒りは納まらない。

阿羅羯磨が封印される山奥にて、花房の生き残りの兄弟は立派に成長していた。
阿羅羯磨は巨大な武人の石像に封印されており、その石像のすぐ側らにある祭壇の洞穴に暮らしながら、兄弟と小源太、しのぶは密かに御家再興の機を伺っている。

里に偵察に出た小源太は左馬之助らに捕まり、拷問を受けた後、見せしめのために吊るされたという。
助けに行った忠文が見たのは、小源太ではなく、半殺しにされたタケの父親だった。忠文をおびき出すための罠だったのだ。

小源太としのぶの関係は秘密のままだったが、しのぶは巫女の立場から、領民達の苦しみは神の怒りに触れると左馬之助に忠告し、圧政をやめるように嘆願。
しかし、左馬之助は「神罰があるなら見せて見よ」と、しのぶを斬り殺してしまった。
血を吐くような呪いの言葉とともに、魔神の巫女は死ぬ。

領民共が素直に従わないのは、魔神の信仰のせいだ。この世に神などいない。
人々の団結の源となっている信仰を打ち砕くため、左馬之助は神山にあるという神の像の破壊を配下に命じた。
従わねば、自らの身が危うい。
祟りを信じる者、笑い飛ばす者、様々な心中を抱えながら、人々は石像の破壊に向かう。

・神山には、母を亡くしたタケが神に助けを求めて入り込んでいた。
タケを人質に取られ、小笹は仕方なく武人神の元へと左馬之助配下を案内する。
巨大な神の石像に人々は畏れ戦くが、命令通りに破壊せねばならない。
ついに、石像の額に鏨(たがね)が打ちこまれた。深々と刺さるその傷跡からは、鮮血がしたたり落ちた。

人々がパニックに陥るなか、突然地震が起き、地面がぱっくりと開いた。
ゆっくりと、石像の全身があらわになる。
左馬之助の配下の者達は、次々と地割れの中にのみこまれていった。

怒れる神に、小笹は自らの命をかけて兄の助けを乞う。
憤怒の表情を浮かべた魔神は、光となって飛び去った。

「映画 大魔神」の画像検索結果


・砦の建設現場。
花房家最後の生き残りである忠文と、小源太、そしてタケの父が磔で殺されようとしていた。

花房の殿様が生きていれば、いつかこの圧政は終わる。そう信じていた領民達の希望も打ち砕かれ、左馬之助は勝利に酔う。かつて、放浪していた自分を取り立て、家臣とした花房家を出し抜いて藩を奪った時のように。

だが突然、突風が吹き荒れて天から光が舞い降りた。それは巨大な魔神の姿と化し、ゆっくりと、砦と城を踏み潰しながら歩き出した。
逃げ惑う人々を次々と踏み潰し、魔神はひたすらに左馬之助を追う。
こっそりと忍び込んでいた花房家の残党により、小源太と忠文、タケの父親は助け出された。

ついに追い詰められた左馬之助は、魔神の手により磔にされた。
額に打ちこまれた鏨を引き抜き、魔神は左馬之助の胸に突き刺したのだ。

「映画 大魔神」の画像検索結果

・神の怒りに村人達は怯えた。
怒れる魔神の歩みは止まらない。全てを破壊し踏み潰してゆく魔神の祟りは領民達にも及びかねない。

再び小笹が身を投げ出した。
人とはどこまで身勝手なものなのだろう、神の祟りを願い、今度は鎮めようとする。
しかし、罪のない領民達を苦しませるわけにはいかない。
自らの命と引き換えに怒りを鎮めてくれるよう懇願し、はらはらと涙を流す。

・ラスト。
魔神は小笹を見ている。
そして、怒りの表情を拭い去ると、もとの無表情な武人の石像に戻り、やがてさらさらとした土に戻ってゆく。
完全に崩れ去った神像は、静かに風の中に消えてゆくのだった。


「映画 大魔神」の画像検索結果

【因縁】家系にまつわるオカルト30代目【遺伝】


56 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:24:39.28 ID:VwK6TUK20.net
嫁さんが、生まれつき病弱な義妹(知的障がいなどはない)を
結婚当初から病弱だからという理由だけで侮辱して来た。イジメだ。
その行為は20年以上になる。
誰も気かなかったらしい。
義妹も波風立てたくない為に反論はしなかった。


57 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:25:52.13 ID:VwK6TUK20.net 

この兄嫁にどんな報いが来るのか教えて欲しいです。
ちなみに兄嫁には子どもが一人いる。




58 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:34:49.54 ID:3jBYTDzc0.net
被害者が恨んでなければ何もないかもしれないけど、
生霊とか怨念が加害者の子や孫に影響することはある。


59 :本当にあった怖い名無し:2015/03/03(火) 23:49:47.04 ID:VwK6TUK20.net
コメントありがとう。
義妹にイジメの内容を聞いたところ陰険で酷い事ばかりだった。
俺だったら恨まずにはいられないよ。
もう一つ教えて欲しい、この義妹はどんな因縁を持っているのだろうか?


60 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 00:48:28.74 ID:HTYy280W0.net
普通なら、先代や先々代、もっとそれ以上前の代の因縁とか。
もしも、妹さんに特別光るものがあるなら、病弱なのは与えられた試練かも。
それ以上は情報が少なすぎて、さすがに分かりません。 
素直で優しい心の人なら、必ず良い方の報いが周ってくると思います。


かくいう自分もそういう経験があって、
統合失調症になったうちの家族を悪し様に言った近所のオバハンを
漏れの母親が相当な恨みに思っていたんだが、相手の家が失火で火事になったことがある。
正直、生霊じゃないかと思ってゾッとした。 
悪口を吐いたオバハンの台詞は、「お宅(漏れんち)から火が出るんじゃないの?」だった。


うちの家の女は、直系の父系母系とも、予知夢など妙な力があるらしく巫女体質?かと思う。
そして、うちに嫁に入った女も生まれた家に関わりなく巫女体質?になって行く。

父方はどうも神官の系譜を引いていて、
今は小さい祠だけど、千年以上前の朝廷の記録にある神社や
廃仏毀釈で堂宇がなくなってしまった元々は大きな寺の本尊だった観音様を
一門で守っていたり、 おそらくその観音様の縁だと思うが、
遠縁に馬鹿でかい国宝持ちの寺院の管長がいたりする。
うちはもう分家筋になって3代経つので
本家の者しか知らない因縁は知り得ないんですけどねw 


62 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 05:04:05.40 ID:w6B3QTt00.net
>>60さんがほとんど答えてくれてるけど、
もう一つの見方としては、加害者側の深層心理(この意識が肉体の死後も永続する)には、
きちんと「自分は義妹を長年陰湿にいじめた」という記録が刻まれるので、
抑圧された罪悪感という形でいつか発露する、っていう仮定(ようは自分で自分を罰する)

 
家庭内の陰険なイジメやDV・虐待は根が深くて
なかなか今世中に勧善懲悪的な決着がつきにくいんだけど、
前述の意識に深く刻まれた記録により、
他者にしたことをかならず当人も経験するとすれば、
その兄嫁さんは死に際含め後生や来世の境遇はよくないかも 
それこそ今度は逆の立場でずっといじめられ続ける人生とか
 
ただ、第三者的にはそこまで見届けられない点が、なんとも根拠に弱いんだけど・・・


63 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 05:21:53.24 ID:w6B3QTt00.net
ある人が作った罪障の報いが、当人ではなくその子孫に来るって考え方は、
昔の人のものの考え方に多分に影響されてる部分があるんではないか、と自分は推測してる


つまり、今は核家族化していて個人主義がかなり浸透しているので、
みんな「自分」という意識はあくまで自分ひとりの範囲に収まっているんだけど、
昔って「自己」の認識の延長が血族含む家単位にまであいまいに広がってて、
それこそ村や国単位だったりしていた感じなんだよね 

だから、そういう人が誰かを恨むと、その子孫も「そいつ」の一部として攻撃対象になるし、
その理不尽さにまで意識できてない
 
そいつ≒そいつの家族で、加害者と血縁者が分離してない、むしろもう同一個体の単位
(昔「お受験殺人」なる事件があって、当事者同士のいざこざとは完全に無関係で
一番非力な幼い娘が攻撃対象になってしまったことがあった)
  

でも本当は個々の人格も意識も別個で独立してるわけで、
そろそろ「七代祟ってやる」と発憤してる人も現代事情に合わせて個人主義に目覚め、
憎い相手の子供や子孫に筋違いの怒りをぶつけずに
あくまで加害者本人の転生先まで追いかけていく意気込みが欲しいよね


64 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 06:08:12.32 ID:T3EBFWST0.net
長文が投稿できないので詳しく書けなくてすみません。
皆さんのコメントはとても参考になりました。
ちなみにその義妹の父方は教師で、母方は地方では由緒ある有名な医者の一族の出身で、
江戸時代前から医家だ。身元がバレるかな??


65 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 06:21:41.38 ID:T3EBFWST0.net

医家の前は、神職を代々して来た。
多分皆知っている大きな神社で、創設時に神様が降臨?して
母方の先祖に祭って欲しいとお願いされたそうだ。巫女の家系だった様だ。
古文書等も数多く存在する。
義妹も霊能力というか霊感?


66 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 06:29:35.54 ID:T3EBFWST0.net 
霊感?が有る事を知った。親族にも誰にも話した事は無いと言っていた。
義妹は自分のその能力について、
力を使わないようにコントロールしていくことも力の大切な使い方なんだよと言っていた。
俺にはさっぱり分からないが…。


67 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 07:36:30.78 ID:T3EBFWST0.net
義妹は身体のハンデこそあれ優しい性格だよ独身だが。
兄嫁はバブル世代で華やかな物事が大好きな様だ。
一見優しい性格の様に見えるが言葉に棘が有る事が多い。
俺は恐ろしいよ。兄嫁にこれからどんな報いが来るのか想像したら、気の毒に思う。


68 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 12:59:12.21 ID:B1uPiUmv0.net
妹さんが抑えていても、御先祖様たちが黙っていなけりゃ大変なことになるかも。


69 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 17:38:26.57 ID:PWbIEbFI0.net
霊感強い家系が多いみたいだけどさ、
霊感の強さを先祖からの正の遺産だとすれば
罪障の報いは負の遺産なわけで、引き継ぐなら正負両方なんだと思うよ


70 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 18:54:46.18 ID:w6B3QTt00.net
家系やオカルトに関係なく、負の連鎖はあると思うな
その兄嫁さんも、もしかしたら誰にも知られてないけど幼少期などに親や学校などで
なにか理不尽な目に遭わされて性格が歪んだり、
本人すら自覚できていない怒りなどが鬱屈して発散されないまま成人してしまった可能性も、
否定できないし

 
あくまで仮定だから、本当のことはわからないけど、
仮にこういう負の連鎖が続いていた場合どこかで終わらせないと
いつまでも加害者と被害者が連鎖していってしまう

義妹さんはもしかして非常に徳のある人で、
今回それを吸収したことにより来世はなにかものすごい偉業を成し遂げるような
めったといない優れた人として生まれるかもしれないし、
天界でただ歓喜に満ちた時間を過ごすかもしれないよね

あくまで仏教観に基づいた仮定だけどね


71 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 19:20:26.27 ID:HTYy280W0.net
霊感や能力をむやみに使ったり悪いように使わなければ負の遺産もできないと思いますよ。

>力を使わないようにコントロールしていくことも力の大切な使い方

まさにここでしょう。
ここ一番で正しいこと(人の幸せにつながること)にのみ力を使えばいい。


72 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 20:23:14.42 ID:PWbIEbFI0.net
使う使わないの問題じゃない
使わなくったって、受け継いでたら同じ絶対得していることもあるはずでしょ?

遺産を使わなくったって相続は相続

もし負の遺産を返したかったら、正の部分で返せばいい
普段から能力を無償で他人のために使うとか、怨まれている家に償うとか
お金と同じだよ


73 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 20:40:01.12 ID:HTYy280W0.net
>得していること

これが分からない。損得勘定なんてないですよ。


74 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 21:23:28.21 ID:PWbIEbFI0.net
霊感や能力が得している部分でしょ


75 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 22:54:59.34 ID:GeI4NC2C0.net [
嫌がらせさせないうちに圧力かけてくれんと得ではない


77 :本当にあった怖い名無し:2015/03/05(木) 11:13:04.82 ID:C/ta3Jnv0.net
周囲で兄嫁みたいに妹を苛め抜いた奴居るが、夫は屋根から転落して頸椎を折り、もう少しで半身不随
一応回避できたらしい 姑は脳こうそくで体が不自由に
しかし本人はぴんぴんしてるよ 
まだ妹を苛めて金をせびってる
こういう悪党には報いは来ないんだろうか…不条理だ


78 :本当にあった怖い名無し:2015/03/05(木) 12:53:08.19 ID:SzGCGejS0.net
よくわからないけど、その悪党には身内をも巻き込んで
お構いなしに害悪を撒き散らす、かなり強い何かが憑いているとしか考えられない。
実はその家を滅ぼすために悪党に取り憑いたものとか?


80 :本当にあった怖い名無し:2015/03/06(金) 00:01:52.55 ID:3gjenM7F0.net
周りが不幸になるタイプっているね 運気を吸い取るというか



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