サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:縁

1:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 00:32:42
歌舞伎座は昔からあるお稲荷さん潰して歌舞伎タワーにしてから
大御所が相次いで死んだりコロナで長期休業したり災難続きらしい
昔から色々あるお稲荷さんらしくてお稲荷さんの祟りってわりと騒がれてるわ


2:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:33:26
罪悪感が災いを呼ぶ説はあると思う


4:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:34:34 
良からぬことをやってしまったって意識はあるやろからね


11:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:49:42 
災いを呼ぶって言うか、凶事を全部何かに結びつけるのが呪いの効果なんよ


16:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 00:54:13 
阪神が優勝できないのも道頓堀に投げ込まれたカーネルサンダースの祟りやしね
凶事にたいしてなんか理由つけたほうが安心できるんやろな


5:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:38:08 
あと祟りで有名なのは甲斐大和駅のちかくの諏訪神社の朴ノ木
御神木なんやが切ろうとすると毎回人が死んでる
明らかに枝が線路にはみ出してるのに
わざわざ二億円かけてこの箇所だけ覆いを作って枝の下を通るようにしてるんや


31:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:14:40 
この木燃やそうとしても燃えへんのかなぁ


34:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:17:41 
燃やそうとしたら祟られるやろ
伐採計画を立てた年に
神社の向かいの小学校の修学旅行のバスが事故って大勢亡くなったから
市議会が祟りを認めて伐採をやめたんや


6:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 00:39:03
どっかの空港の神社も有名だよな


7:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:41:02 
羽田空港の滑走路のお稲荷さんの鳥居やな
あれも移転すると事故が起こるらしいな


8:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:44:48
祟りの怖いところって幽霊とかお化けとちがって
動かすと良くないことがあるっていう因果関係だけわかってて
なぜかって動機の部分は不明なところよね
御神木っていってもふつうの御神木は祟りなんてないわけやし
その木の一本だけ祟るってのが不思議やわ


12:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:49:48 
東京五輪の延期も平将門公の首塚を改修したからなんやろか


14:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:50:21
あの首塚改修したのか
狂気の沙汰やろ


15:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 00:51:52
2021年まで工事してたやん
ちょうど東京五輪の延期と同じ時期に


17:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 00:54:59
終戦直後には、アメリカ軍のブルドーザーが作業中に横転してるのにな


19:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:00:16
あと大蔵省が首塚の場所に移転しようとしたときに
当時の大蔵大臣が在職中に急死したり仮庁舎に雷が落ちて全焼したり
やっぱ将門公は祟りのスケールがちがうわ


20:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:02:50
ゆえに幽霊が現世におれるのは500年は嘘やと考えとる


21:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:05:00
幽霊の寿命が500年説はTwitter発祥のもとから眉唾説やろ


25:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:08:57
関ヶ原の合戦の亡霊がちょうど500年目におとなしくなったからやないっけ?


23:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:07:22 
あと祟りが有名なのは塚穴古墳
聖徳太子の甥の古墳らしいんやが長らく放置されてて荒れ果て果てたのに
知らないで豊臣秀吉が大阪城作るために潰そうとしたら祟りが起きたからやめたらしい
開発の激しい市街なのに今でもそのままになってる


27:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木)
「これやったら祟られるんじゃ…」という思いの中で作業すれば
ストレスがエグいから現象として起きるんやと思う


28:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:13:18
福岡県太宰府市の太宰府天満宮は本来、菅原道真の霊を鎮める目的の神社らしい
そういう 神社とか祠は日本に無数にある…


29:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:13:52 
日本の神様には荒御霊と和御霊があって祀ればご利益があるし粗相をすれば災いがある
だから逆に大きな祟りをもたらした怨霊を神として祀れば
ご利益もたくさんあるっていう御霊信仰ほんとすこや


30:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:14:18 
死後の魂だの何だのは別に悪さしてないと思う
生きてる人間たちの不安や恐怖やストレスが災難を招くんや


32:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:16:52 
ワイの妹はアイドルのフィギュアをバラバラにされたが


44:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:55:10
なんか いきなり弾けたらしい


45:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:55:32 
詳しく聞きたい


46:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:57:42 
妹曰く
部屋で友達にラインを送ってたら
いきなり パーツが戦隊ロボの合体の逆バージョンでバラバラになったんやと


48:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:58:33
はえー怖いな
形代になったんかな


51:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 02:46:06 
推測やが
ワイの家がある場所には昔
となりのトトロに出てくる隔離病院があったらしいからそれやないかな?


37:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:24:16
お狐様は本当にいそうなんだよな
稲荷神社で5歳の弟が大人みたいな話し方し始めて親が慌てて抱えて逃げたんや
ワイもなんとなく覚えてるわ


39:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:29:12 
お稲荷さんはかなり力のある怖い神様やから
体調が悪い人とか災難が続いてる人は参拝すると良くないことがあるとか言われてるわね


38:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:26:30
あと不思議なのがお岩の祟り
四谷怪談を芝居とか映画でやるときは
お岩を祀る神社にお参りしないと必ず酷い事故が起こるんやが
東海道四谷怪談自体は仮名手本忠臣蔵のスピンオフとして
鶴屋南北が創作したフィクションやし

お岩のモデルになった人物はふつうに天寿を全うしてて
お岩の怨霊は存在しないはずなのに
なぜか祟りだけは今日まで起こり続けてるという不思議な話や


40:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:32:14
元々お稲荷さんって田の神様でその使いが狐やから
五穀豊穣を祈る以外の目的でお稲荷さんを訪れるとあんまよくないらしい


41:名無しさん@おーぷん : 22/04/28(木) 01:38:11
関係ないと思うがそこそこ運がいいワイは神社で願い事したことがない


42:名無しさん@おーぷん :22/04/28(木) 01:41:41 
でも日本人はみんなお稲荷さんの恩恵受けてるんやで
五円玉の稲のマークがお稲荷さんの印やから



387 :本当にあった怖い名無し:2018/12/16(日) 
仕事で結構遠くにワンボックスで荷物を取りに行く事になった。
高速を使って大廻りをするよりも多少アップダウンはあるけれど
山の中の道を走ったほうが距離も近いし、
高速代も掛らないし
車の運転自体は好きなので峠道のあるコースを走った。

対向車がある場合は少しスピードを落とすか
道の広い所で片方が待って譲りあう感じの道の狭い峠道
スピードを抑えて走っていたら
頂上近くで親戚の叔母さんが飲んでる漢方薬の木の葉を見つけてブレーキを掛けた。
 
車を道路脇の空き地に停めて探すと漢方薬の材料の木が群生していた
親戚の叔母さんは子供の頃から可愛がってくれて
大好きだったんだが二年前に大病をして
足が痺れて歩行が困難になっていた
病院で現行の色々な治療をしてもあまり効果は無くて
自室からトイレに行く時は壁の手摺を使い伝い歩きでようやく行けるくらいで
病院に行く時は叔父が車椅子を車に積んで連れて行っていた。

病状はここ2年くらい変わり無かったのだけれど
最近叔父と叔母の息子で私にとっては従兄弟のK兄が
山登りをしたついでに漢方薬の材料の木の枝を採って来てお茶として飲ませたら
2日後くらいから急に痺れが取れて来て
病状が劇的に良くなったらしい。
今ではそのお茶のお陰か歩行もかなり楽になったらしいので
親戚皆で喜んでいた。

病院の薬や治療でずっと効果が無かったのが
自然の漢方薬が叔母の体にたまたまあったのかもしれないで
他の人に効くものなのかは判りません。

叔母も普段は生薬を扱っている薬局で買っているそうですが
山にも生えているという事をK兄から聞いていたので
私も木の姿や葉をネットで調べて憶えていました。
先方に行く時間も迫っていたし
荷室を空けておかないといけなかったので
場所だけを覚え先を急ぎました。



388 :本当にあった怖い名無し:2018/12/16(日) 
仕事が終わり目的の荷物を詰めて帰りは峠で日が暮れてしまいました。

漢方薬の材料のある峠で空き地に車を停めて
車に置いていたライトと工具箱の中から折りたたみの鋸を取りだして
漢方薬の材料の木を切って切りそろえて束ねて
荷室に入れて多分、叔母の使用量的には半年分位を採集させてもらいました。

夜の峠は真っ暗で静かで不気味でした
最後に山に向かって挨拶して車に乗り峠を下り
途中、鹿とタヌキが道に出てきたのでひやっとしましたが
ぶつかったりすることも無く無事に家に帰りました。

翌日、叔母に電話をして
漢方薬の木を採集できたから今度届けるねと電話をしたら
とても喜んでくれて
「わざわざ届けてもらうのは悪いからK兄がそちらに行く用事があるので渡してね」
と言われました。

翌日夕方
K兄が自宅に漢方薬の木を取りに来て
一緒にお持たせのお礼の果物を食べながら採集場所の峠の話をしていたら
飛び出してきた鹿とタヌキの話になって
動物好きのK兄が見たいと言ったので
車のドライブレコーダーからカードを抜いてきてPCで再生しました。
大体の時間を覚えていたので
細切れの画像ファイルから近い時間の物を繰りながらみていました。
鹿とタヌキは可愛くて
K兄にはツボだったようでファイルのコピーを頼まれました。

その作業中に「採取場所の画像は?」と聞かれたので
K兄に見せていると「これだれ?」と聞かれました。

モニター画面を見ると車のヘッドライトで照らされた所に
白髪頭のお婆さんが紺か茶色かよく判らない色の着物を着てこちらを睨みつけています。

私は間違ったファイルを開いたのかと時間をチェックしましたが間違いないようです、
画像では私はライトに照らされていない横手で作業をしているようで
たまに写りますが、お婆さんは画面の外の私に向かって睨み
口を動かして何か文句を言っているようです。
この時点でぞーーとして
K兄にあそこではだれにも会わなかった事を話していると


389 :本当にあった怖い名無し:2018/12/16(日) 
画面の中で作業が終わったのか
私が車のヘッドライトの前に来て山に向かって頭を下げて
「叔母の為に薬として木を頂いていきます、ありがとうございました」と
なんとお婆さんにお尻を向けて挨拶していました…。
 
そうしたらそれまでの不機嫌なお婆さんの顔が一気に晴れて笑顔になりました。
何か、うんうんと頷きながら
今度は文句では無い感じで画面の中の私に話しかけています。
私はその時何も見えていなし聞こえてもいないので
すぐに運転席に入り車を出発しました。
ドライブレコーダーの後ろのカメラにニコニコしているお婆さんが
遠くなるまでしばらく写っていました。

でも、変なんです
ブレーキランプを踏んだ時の強い赤い明りはお婆さんには写らずに
周りは真っ暗なのに
遠ざかってもドライブレコーダーの後ろのカメラにお婆さんだけは写っていました。

K兄と「幽霊じゃ無いよね、山の神様は女性らしいから、この姿で出て来られたのかね?」
と話しました。
山の木を勝手に盗む奴に怒って出てきたけど
きちんと理由とお礼を言ったので機嫌を直してくださったのか?
元々霊感など全く無く、不思議な事にも過去会った事が無かった私ですが
今回はとてもびっくりしました。

尚、お婆さんの画像はドライブレコーダーの画像は上書きされて無くなって
PCに移していた物は壊れて読み出せなくなっていました。

後日、K兄と二人でドライブで峠に行き、また少し木を頂いた後、
お礼を言ってお供えの酒と魚を置いてきました。
今となっては証拠がありませんが
K兄と私の経験です。


154: 本当にあった怖い名無し:2009/07/29(水) 17:07:18 
二年ぐらい前にばあちゃんの弟が癌で亡くなった。
明るくて酒好きなおもしろいおじさんだったから亡くなったときはすごく悲しかった。
床屋やってて小さい時はよく髪切ってもらったし。

みんなそのおじさんのことを「ひでおじさん」って呼んでて
ばーちゃんも他の親戚も「ひでお」って呼んでたから
普通にひでおって名前って思ってた。

そしたら葬式で全然違う名前の看板出てんのw
「憲行」みたいな、漢字で漢字二文字読み四文字の名前。
何で?と思ってばーちゃんに聞いたら
「ひでおは本当は憲行(仮)っていう名前なんだよ」
「丑年の次男だから」って。

全然意味が分かんなくて後でかーちゃんに聞いたら
うちの田舎では丑年生まれの次男は家を潰すから
一回近くの川の橋の下に捨てて
拾った人に名前を付け直してもらうんだって。
ひでおじさんのひでおは拾った人の付けた名前なんだってさ。

ちなみにひでおじさんを拾った人はリアル捨て子だと思って
ひいじいちゃんとひいばあちゃんが
「丑年の次男なんで返してください」って取りに行ったら
「うちは子供が欲しかったから返したくない。男の子が駄目なら女の子をくれ」
って言われて、ばーちゃんの妹が養子に行ったw

つーか丑年の次男が家を潰すってなに?
誰か知ってる人いる?




337: 本当にあった怖い名無し :2009/07/31(金) 16:58:40
柳田国男の遠野物語拾遺に似たような話がある
年回りの悪い子は一度捨て子にして他人に拾ってもらい、改めて貰い子にする

それと同様に東北地方で取子という風習があった
寺社の門前に子を捨てて坊さんに拾ってもらい、それを貰い子にする
こちらは年回りではなく、子が健康に育つようにという話だった記憶があるので参考までに
ただ、どちらもうろ覚えなので間違ってるかも



350: 本当にあった怖い名無し :2009/07/31(金) 22:55:05 
今もその手のあるぞ。
とつきとおば(十月十歯)って言って、
赤ちゃんが生後十ヶ月で初めて歯が生えると
とおば=卒塔婆を連想させるから縁起が悪いってんで近くの「辻」に捨て子する。
近所の人にあらかじめ頼んでおいて、捨てた(というか置いた)瞬間に
その人に拾ってもらう。

ちなみに自分がそれをやられたらしい。
生まれも育ちも埼玉県、現在35歳。



690 : 本当にあった怖い名無し:2014/10/12(日) 00:03:58.23 
同居している旧軍人の幽霊さんと
ご本人の出身地、郷里表敬訪問+お墓参りに行ってきました。

ある戦いで功をなされた方なのに、地元ではあまり知られてないから
「○○中将の出身地」の立て看板でも創るべしですよねーと同意を求めたけど
「やめてくれ、恥ずかしい」とのお答え。

戦前の方は、自分の手柄を吹聴するどころか
あまり大ぴらに触れて回る=恥ずかしいという感性があったんだなぁ…と
現代人との違いに、驚かされた旅の一幕でした。


http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1357915612/

320 : わらび餅:2015/08/30(日) 05:22:32.06
私はあまり大きくない病院に事務として勤務しています。
ベッド数は100床程度ですが療養型もあるため入院している患者さんの8割は高齢者です。
また介護付き有料老人ホームやグループホームとも提携しているので
外来に来る患者さんも6割が後期高齢者です。
ほぼ毎日、入院患者の1人か2人は亡くなっています。
また、提携施設より急患として搬送されますが実際は医師が死亡確認のみ行う場合もあります。

あれは、私が遅番担当の日でした。
遅番は他の事務の者が定時で上がった後1時間ほど残って
夜間の事務当直に引き継ぎを行わななければなりません。

その日は他の職員は残業せず皆が早々に定時上がっており
事務室内にいるのは私だけでした。
それまで特に電話や来院者もおらず外来廊下や事務室内はとても静かでした。
あと30分程で事務当直が来るので
それまで自分の仕事をしようとPCの前に座っていると急に電話が鳴りました。

電話に出てみると近くの救急隊からの収容依頼でした。
患者は提携施設に入居している男性の高齢者で
呼吸も弱くサチュレーションもかなり低下しているとのことでした。

時間外の対応マニュアル通り
この時間帯だと技師が不在のためレントゲンやMRIは取れないこと
特別な検査等も出来ないことを救急隊に伝え
それでも来院希望なのか確認しました。

救急隊は、とにかく医師に診察してもらいたいとの希望でしたので
当直の医師にその旨を伝え当院にて収容となりました。
あと10分程度で到着するとのことだったので
急いでカルテを探し遅番担当の看護師に連絡して救急処置室の鍵を開けに行きました。
救急処置室は外来診察室の裏手になり
入院患者も通院患者も殆ど通らない場所にあります。

しばらくすると救急車のサイレンが玄関前で止まり救急隊が到着したのがわかりました。
救急隊から患者搬送票を受けとり救急治療室に案内しました。
救急隊員の1人は患者に心臓マッサージを行っており
患者の顔色的にもう駄目っぽいことがわかりました。

しかし来院していることはしているので医師が診察しなければなりません。
救急処置室にいた看護師と医師に引き継ぎ自分は事務処理の為事務室へと戻りました。


321 : わらび餅:2015/08/30(日) 05:24:28.47 
戻る途中、救急隊員に付き添いはいないのか確認しました。
施設に入居している人が搬送された場合
その施設のスタッフが付き添いで来ることが殆どです。

しかし、救急隊員が言うには、
施設のスタッフは後から別の車で来ること
患者に身寄りはなく近くに知り合い等もいないとのことでした。
よろしくお願いします、の言葉とストレッチャーと共に救急隊員は帰っていきました。

蘇生するにしてもしないにしても、会計は発生します。
遅番の自分はその処理をしなければなりません。

事務室に戻り十数分が過ぎたころ内線が鳴りました。
出てみると、処置室の医師からでした。
駄目だったので死亡診断書を作成する、用紙を持ってきて欲しいとのことです。

ブランクの診断書を用意して、処置室に向かいます。
外来廊下に自分の足音が響きます。
処置室の扉を開けると部屋の奥にストレッチャー、その上に患者さんだった方がいます。
更に、その横たわった体の頭のすぐそばに、1人のお婆さんがいました。
こちらに背を向け腰を曲げ
患者さんだった方の顔と触れあわんばかりに自分の顔を寄せていました。
白髪の髪をお団子に結っており、それが乱れて後れ毛が飛び出ていました。
黄色い地に大きな花柄のワンピースとその白髪頭が不似合いで
思わずじっと見てしまいました。

肝心の医師も看護師も処置室にはおらず
早々に書類処理がしたい自分としては少しイラッとしてしまいました。
そのまま処置室のドアを閉め医師のPHSにコールしてみました。
医師は外来診察室の一室にいるとのこと、私は足早にその診察室に向かいました。

医師に用紙を渡して医師が処置内容を記載したカルテを受けとり、事務室に戻りました。
PC にて会計処理をしながら、先ほど処置室で見かけたことを思いだしました。
外来廊下は救急隊員と自分しか通ってないはずだし
救急車に同乗していた付き添いもいなかったはずです。
入院患者さんは大抵お仕着せの寝間着を着ているはずだし…

この世のものではなかったのか?
もしも生きている人にだったとしても、なぜそんなに顔を寄せる必要があるのか?
疑問に思いながらも、患者さんだった方が生保だったことを確認し、ホッとしました。
生保なら、診療費を取りっぱぐれることはありませんから。




869 :本当にあった怖い名無し:2010/11/07(日) 19:04:55
現実的な説明はつける事ができる話で、ほんのりと怖い話なのではないかと思います。

今から5年前の11月、私が大学4年生の時の事です。
祖母が病気で入院しており、助からないかもしれないという時期でした。
卒業に必要な単位の取得、就職活動も終えた私は実家に戻り、
祖母の入院中の身の回りの事や、訪ねてくる親戚の方の対応をしていました。
手伝い始めてから3週間ほどで、祖母は亡くなりました。

その亡くなる1週間前の話です。
祖母がかすれた声で私に言いました。
「夜寝ると夢に死んだあやが出てきて、はやくこっち来い来いって追いかけてくる」
(祖母は祖父の事を『あや』と呼んでいました。方言的な夫の呼び名だと思います)
「それが恐ろしい顔で、捕まりたくないと思って必死に逃げる」
「なんであんな姿なのか、あやは地獄に落ちたのか」
「私も地獄に落ちるのか」
祖父は祖母が入院する半年前に亡くなっておりました。
衰弱を感じてナーバスになり、気持ちが沈んでいるからそんな夢を見るんだ。
私はそう思いました。

それにしても、私の祖父祖母は近所でも有名な中の良い夫婦で、ケンカもしたことも無く
どこに出かけるにも必ず一緒でした。
祖父が事業を起こし、うまくいかず生活が苦しい時も、良く助け合ったと聞いています。
それなのに恐怖の対象として置き換えてしまった。
少し悲しく思いました。




870 :本当にあった怖い名無し:2010/11/07(日) 19:06:08 
その話を聞いた2日後
「目が覚めてる時でも、あやが出てくるようになった」
「看護婦さんがドア開けて部屋に入る時、廊下のずーっと奥の方に立ってるのが見える」
と私に言いました。
誰かと見間違えるにしても、弱った視力で廊下の奥が見えるハズはない。
そこまで想像してしまうほど、祖母は元気を無くしているんだ。
そう思った私は
その日に家族に事情を話し一度集まってお見舞いに来てもらう事にしました。

確か亡くなる3日前の事だと思います。
父、母、兄と兄の奥さん、妹が祖母のもとにお見舞いに集まってくれました。
兄とは久しぶりに会った事もあり、祖母はとても喜んでいました。
ですが、祖母の一声で明るい雰囲気は一変しました。

「あやがこの病室に来ている」
「部屋の角に立ってこっちを見てる」
祖母は顔を手で覆いながら、嗚咽混じりに言いました。
「ずーっと仲良くやってきただろう?」
「なのに何故こんな真似するんだ?」
恐怖は感じませんでした。
その時はただただ、しくしく泣く祖母が可哀そうでした。

その数日後、祖母は亡くなりました。



ほんのりと怖い話スレ その68

282 :本当にあった怖い名無し:2015/07/02(木) 22:38:19.51 
昨日突然熱が41℃出て下痢と嘔吐が止まらなくて
gkbrしていたら猫がずっと一晩中体の上に乗っかってきて
朝になったら嘘のように治ってた
猫が治してくれたのかしら


283 :本当にあった怖い名無し:2015/07/02(木) 23:00:12.50 
暖かい棒が今日は一段と暖かいんだにゃ( ΦωΦ )


284 :本当にあった怖い名無し:2015/07/02(木) 23:57:39.56 
それだよなw
自分も数年前、風邪引いてちょっと発熱して咳込んでたら、
猫様母娘が真横に交代でキッチリ毛布被って枕に頭乗せて引っ付いてきてたわ。
いつもは足の方とかだったんだが。



761: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 17:17:42.65 
霊って信じたくないんだけどさ、こういう体験があるとね・・・

おじいちゃんが死ぬ知らせを聞く前、夢で初めておじいちゃんの夢を見たんだ。
広い一家立ての古い家なんだけど、ドアが外れてて
おばあちゃんや親戚の人が一人一人離れたい位置でこっちを見て迎えてくれる。
俺は中へを進み今の仏壇の場所で夢が終った。

小さい頃であまり会わなかったのでおじいちゃんの顔は良く覚えていないはずなのに、
その時の顔は鮮明に覚えてる。 
あの時の夢では誰一人しゃべらず、無言で笑っていた。
怖い感じの夢ではなく不思議な感じだった。


763: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 17:27:55.10 
それから10年ほどたってじいちゃんの家に泊まりに行った。
それまでに実家に住んでいた父の兄が他界していた。
夜は父、弟、俺の3人で仏壇のある部屋で寝る事になった。 

その部屋には何故かイナゴ?みたいなのがたくさんいて虫嫌いな俺は中々眠れなかった。
1時頃やっと眠りにつけた。
だけど3時頃だったか、虫が俺の顔にくっ付いて来て目を覚ました。

その時ふと天井を見ると無数の黄色い光の玉が 
シャーシャー 
という音と共に動き回っている。
良くアニメで人魂と呼ばれてる物に近かったかもしれない。

臆病な俺は父を叩き起こした。父が起きると光は消えた。 
あんな体験初めてなのに恐怖の感情はそれほど無かった。
その後家族に話したが誰も見ていなかった。 
一体あれは何だったんだろう。



740 :もしもし、わたし名無しよ:2010/08/09(月) 21:39:29
看護士をやっている友達から泣ける話を聞いたので、投下。
友達は小児病棟で働いているんだけど、そこにいた5歳の女の子。
生まれながらに重い病気持ちで
ほとんど病院から出た事も無いような子だったそうだ。
その子はリカちゃんが大好きで、
お遊戯室的な所にある共有のリカちゃんをそれはそれは可愛がっていた。
「将来はリカちゃんを作る人になりたい」
なんて夢を話してくれたそうだけど…そこまでは生きられない子だった。
で、その子は先日とうとう亡くなったんだけど…

容態が悪化する数日前から、
「リカちゃんが、お星様に乗ってお空に飛んで行くのが見える」
って言いはじめたんだって。
はじめてそれを聞いた時
友達はすごくイヤな予感がしたけど「うんうん」って聞いてあげていた。
その子はそれからも時々星に乗ったリカちゃんの話をして
時々「リカちゃんじゃないけど、リカちゃんがいたよ!」とか、
「今日はリカちゃんのお友達もいたよ!」
と報告してくれて
その頃にはその子の余命を聞いていた友達は、切なくて泣きそうになってしまった。


741 :もしもし、わたし名無しよ:2010/08/09(月) 21:40:09
そして数日後、ご両親に見守られながらその子は旅立った。
本当はそういう事はしてはいけないんだけど
友達はお遊戯室のリカちゃんをご両親に差し上げたそうだ。
お気に入りだったから一緒にいさせてあげてくださいって。
ご両親もそのリカちゃんの事は知っていたから
とても感謝してくれたそうだ。

その日の夜。
見回りの時に女の子がいた病室に入った所、
片付けられたベッドの上に、ご両親に上げたはずのリカちゃんが。
やっぱり思い出してしまうからご両親が置いて行ったのかな?
と、リカちゃんを回収しようとベッドに近づいたら、
どこからとも無くクスクスと笑い声が。
え?と思った瞬間、金縛りに。
友人の見ている目の前で、ベッドの上のリカちゃんが立ち上がって
そのままフワ~っと浮き上がったかと思うと、天井をすり抜けて消えてしまった。
リカちゃんが消えた瞬間、
クスクス笑いが「やったぁ!」っていう亡くなった女の子の声になって消えた。
金縛りも消えた。
目の前で怪奇現象が起きたけど、友達は全く恐怖は感じなかったと。


742 :もしもし、わたし名無しよ:2010/08/09(月) 21:41:48
後日、女の子のご両親が
もらったリカちゃんの代わりにと新品のリカちゃんを持って来たので
それとなく聞いてみたけれど、ご両親に上げたリカちゃんはお仏壇にいるそうだ。
友達は、女の子がリカちゃんと一緒に昇って行けたんだなぁ…と実感したそうだ。

これを聞いて、やっぱり『リカちゃん』って、
もうある種の守り神的な力を持ってるんじゃないかと思ったよ。



650: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:11:12.79 
幽霊とかじゃないけど未だに納得できないことがある。
幼稚園に通ってた頃だったと思う。
ある日、ばあちゃんの畑で遊んでたんだけど
そこで同じくらいの年齢の男の子と友達になった。

名前は鈴木なんとか。
俺はその鈴木君とすぐに仲良くなってそれから毎日遊んだ。


651: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:14:15.40 
鈴木君とは違う幼稚園だったけど
ばあちゃんの畑の方に行くとだいたい鈴木君に会えた。
鈴木君の家にも行った。
2人でウルトラマンの図鑑読んだの覚えてる。
とにかく、あの頃は鈴木君とよく遊んでたと思う。


652:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:21:11.39 
でも、ある日を境にぱったり俺と鈴木君は会わなくなった。
原因は覚えてないし、いつごろから会わなくなったのかも覚えてない。
それからばあちゃんの畑には何度も行ってたけど、多分鈴木君には一度も会ってない。
いつしか俺は鈴木君のことを忘れてしまっていた。


654: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:32:18.97
話はとんで中学生の時になる。
俺は鈴木君のことなんてずっと忘れてる。
でもある日、部屋を掃除してたらウルトマンの図鑑が出てきた。
それで思い出した。
あー昔鈴木君とよく遊んだなーって。で、何気なく母親に聞いてみたんだ。

俺「昔さ、俺ばあちゃんの畑の方に住んでる鈴木君とよく遊んでたよね?どうしてるかな?」
母親「?そんな子と遊んでたっけ?」


655:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:38:46.01
俺「え?」
母親が知らないわけがない。
ばあちゃんの畑は俺の家から100mぐらいの距離でその辺の家の人とは皆顔見知りだ。
絶対に鈴木って人が住んでて俺と同じくらいの年の子供がいたはずだ。
みたいなことを力説した。
でも母親は「そんな人はいなかったよー。
だいたいあんた外で遊ぶのよりも家でゲームしてる方が好きじゃん」って笑ってた。


658:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:50:36.97 
結局、鈴木君については何もわからなかった。
ただ、絶対にあの頃俺は鈴木君と遊んでた。遊んでた記憶はきちんとある。
でも、鈴木なんて人は確かに住んでなかったそうだ。
鈴木君のことを知ってるのは俺だけだった。
これって俺が頭おかしいのか?

未だに納得がいかない。
一体この記憶は何なんだ?って。たまに思い出してはモヤモヤ感を覚える。

終わり。
あんまり怖くなくてごめん。


661: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 01:06:48.69 
母親だけじゃなく、婆ちゃんや近所の人に聞いてみれば?


663:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 01:15:10.08 
もちろん聞いたよ
近所の友達、ばあちゃん、聞ける人全員聞いた
でも、だれも知らないんだ本当に
この話するとみんな夢だって言うんだぜ



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