サイケデリック・奇譚

永遠の日常は非日常。

タグ:都市伝説

【閲覧注意】
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?240

251 :本当にあった怖い名無し:2010/04/19(月) 00:45:23 ID:B4OGuzUy0
136 :本当にあった怖い名無し:2009/02/14(土) 13:07:58 ID:pcz91D7tO
私は職業柄いろいろな職業の人の裏話を聞くことがあります。
先日漁師の方とお話する機会があったので、 
裏話というか、ほんの少し怖い話を投下します。

 
漁師となればやはり陸にいる時間よりも海にいる時間の方が長いですよね。
マグロ漁船などともなれば1年や2年は帰ってこないなんてざらです。
きっとその間の漁師の性欲処理に女性が乗る、という話を聞いたことがあるでしょう。
マグロ漁船に乗る女なので、彼らはその職業をマグロ女と呼ぶそうです。


マグロ女の報酬は月に100万以上とも言われますが、
本来、漁船には作業が出来ない人間が乗ってはいけないことになっています(当たり前ですが)。
ましてや性欲処理のために女性が乗るなどというのは言語道断。
だから女を乗せる際は、
乗船登録せずに、要するにこっそりとマグロ女が乗っていたそうです。

ですがマグロ漁船は海外の港に寄港することのある漁船。
乗船登録と船内の人数が合わないとなれば一大事ですよね。





138 :本当にあった怖い名無し:2009/02/14(土) 13:10:32 ID:pcz91D7tO
そこでどうするかというと、マグロ女を文字通り解体するんです。

乗船登録もない「いない」はずの、
漁船にマグロ女として乗るような人生を歩んできた女を
大海原のど真ん中に捨てるわけですから、 犯罪がバレる心配もないわけです。
今もマグロ女が乗っているかどうかは分かりませんが、
昭和の時代には存在していたそうですよ。 
 
長文失礼しました。



252 :本当にあった怖い名無し:2010/04/19(月) 00:46:35 ID:B4OGuzUy0
名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/19(土) 13:33:54 ID:GFKTAVNM0
マグロ漁船 若い女性が誘拐、強姦されミキサーでミンチ 海にドボン

81 名前:名無しさん@3周年:03/02/03 14:28 ID:4nRqUSsh
日本の漁師はドカタ系と同様、やくざと繋がってる低学歴のドキュンが多い。
マグロ漁船に慰安婦として小学生から大学生までの女子を拉致して搭乗させ、
漁港日程の1~3ヶ月の間乗組員達に性の奴隷にされる。
用が済んだら生きたままコンプレッサーにかけて海にドボン。
まぁ、こんな話誰も信じないだろうな~。
日本は未成年の女性だけで毎年数百人~数千人の行方不明者が出ているんだが・・・。



90 名前:名無しさん@3周年:03/02/03 15:36 ID:4nRqUSsh
本当なんだがな。
この事を内偵取材していた某フリーライターも生きたままミキサーにかけられドボン。
その記者に取材を受けたことがあるんだが>私

まぁ、10年も前の事だから今はどうか知らないけど、
密輸・密漁・密入国量が当時と全然変わっていない所を見るとまだ平然と行われていると思われ。
密輸・密漁・密入国をサポートしているのは全てやくざと繋がった漁師、漁港関係者。
みんな表向きは気さくな「普通の漁師」面(つら)してるんだけどな。
まぁ、ええわ。


【閲覧注意・自己責任】

42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/15(水) 23:23:58.716 ID:9GBrBC5b0
【人間プレス】
シーン01 : 薄暗い地下室で子供が泣いている。(裏切り者のマフィアの子供)
シーン02 : 裏切り者のマフィアがドラム缶の中に入れられて、首だけ出している。
シーン03 : 透明な分厚いアクリル板が2枚設置された部屋に嫌がる子供を入れる。
シーン04 : アクリル板の間に子供を立たせて首輪をつけられる。
シーン05 : 裏切り者のマフィアが号泣している。
シーン06 : エンジン音みたいな音が轟く。
シーン07 : アクリル板がゆっくりと動く。
シーン08 : 子供が泣きじゃくる。
シーン09 : 子供が身動き取れなくなる。
シーン10 : 「ウギャ」と言う、もがき声を発する。
シーン11 : エンジン音が激しくなり、メキッという不気味な音がする。
シーン12 : 子供が「ゲーーーー」という声を発する。
シーン13 : 頭が15cmくらいまで押しつぶされ、体液が隙間から出てくる。
シーン14 : 1cmくらいまで押しつぶされて、黒い血が隙間からあふれ出る。
シーン15 : アクリル板の横から撮影。
シーン16 : フィルムが終わる。




日常以上オカルト未満


65 :名無しさん :2014/03/16(日)08:10:35 ID:q3bW3zxf6 ×
親戚のお爺さんの見舞いに行ったときの話。
お爺さんは脳溢血、一番奥の部屋で寝たきりだった。
ふとしたきっかけで俺は部屋にお爺さんと二人っきりになった。

急にお爺さんが布団から起き上がって、「今日は鰰大漁だなぁ!」と言い出した。
んで、また布団に入ったんだ。

栃木県に海はない、おかしなこと言うなと思っていたら、お医者が来て 危篤だと言う。
親戚に伝えようと電話したが、どこも中々でない。
やっと出たら、鰰が大漁でみんな浜に出てると……

親戚の家は秋田県。
亡くなる前に魂はアチコチ回ると言う話は本当なのかな?と思った出来事でした。




死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?128


836 :第一夜:2006/05/10(水) 13:23:57 ID:0zfG5UVO0
へへへ、おはようございます。流石に皆さん怖い話をしなさる。
今日は生憎天気が悪いようで。あの時も丁度今日みたいな雨空だったな。
あ、いえね、こっちの話でして。
え?聞きたい?そんな事誰も言ってない?はぁはぁ、すみませんね、
私も毎日苦しくて。正直、この話を誰かに打ち明けないと気が狂いそうでして。
それでは、早速暇つぶしにでもお読み下さい…へへへ。


もう10年ほど前になりますかね。
当時、私はとある地方の寂れたスナックで働いてましてね。
そこで、店の女の子の1人と良い仲になっちまったんですよ。ま、良くある話です。へへへ。
アパートに同棲してまして。
スナックのママも他の従業員もみな承知の上でしてね。
まぁそこそこ気楽に楽しく暮らしてましたわ。

しかし、この、仮に晴美としましょうか。 晴美はかなりのギャンブル狂でして。
パチンコ・競馬・競艇・競輪・ポーカー・マージャン、なんでもござれでして。
これが勝ちゃ良いんですが、弱いんですよ。
賭け事にも才能ってありますよね。 案の定、借金まみれになっちまった。
それでも何とか、働きながら返してたんですよ。
え?私はどうかって?私はあなた、ギャンブルなんてやりませんよ。
そんな勝つか負けるか分からないのに大金賭けられますかいな。以外に堅実派なんですよ。へへへ。

…話を戻しましょうか。

同棲しだして、2年ほど経った頃でしたかね。とうとう、にっちもさっちも行かなくなっちまった。
切羽詰まった晴美は、借りちゃいけない所から金借りちゃったんですよ。
まぁヤクザもんですよね。

ある夜、アパートに2人でいる時に、男が2人やって来ましてね。見るからにそれモンですよ。
後は大概、お分かりですよね?TVや映画で良くある展開と同じですよ。
笑っちまうくらい同じです。
「金が返せないのなら風俗に沈める」の脅し文句ですよ。
それでも晴美は、「1週間、1ヶ月待って下さい」と、先延ばししながら働いてましたよ。

え?私?
私は何も出きゃしませんよ。ヤクザもんですよ?とばっちりは御免です。
え?同棲しておいてそれはないだろうって?
はぁはぁ、ごもっとも。
でもね、皆さんも、いざ私のような環境に置かれると分かりますって。





837 :第二夜:2006/05/10(水) 13:25:14 ID:0zfG5UVO0
ある夜、いつもの様にアパートに取立てがやって来ましてね。
ところがちょっと様子が違うんですよ。 幹部って言うんですか?お偉いさん来ちゃいまして。
一通り晴美と話した後、つかつか~と私の方にやって来まして、「お前があいつの男か?」と聞くんですよ。
ここで「違う」とは言えませんわね。
認めると、「お前にあいつの借金の肩代わりが出来るのか?」と聞くんですよ。
出来るわけないですよ。
その頃には借金、1千万近くに膨れ上がってましたからね。当然無理だと言いましたよ。
そしたらその男が、あぁ、今思えば北村一輝に似た中々の良い男でしたね。あ、へへへ、すみません。
話を戻しましょうか。


その男が、「ならあの女は俺らがもらう」ってんですよ。
仕方が無いな、ともう諦めの境地でしたよ。私に害が及ばないのであれば、どうぞご自由に、と。
え?鬼?悪魔?鬼畜?
はぁはぁ、ごもっとも。
でもね、水商売なんて、心を殺さないとやってけないんですよ。
晴美に惚れてたならまだしも、正直体にしか興味ありませんでしたからね。
え?やっぱり鬼畜?はぁはぁ、結構です。


それでもって、男が妙な事を言い出したんですよ。
「あの女の事を今後一切忘れ、他言しない事を誓うならば、これを受け取れ」と言うと、
私に膨れた茶封筒を差し出したんですよ。丁度百万入ってましたよ。
でもね、嫌じゃないですか。ヤクザから金もらうなんて。
下手したら後で、あの時の百万利子つけて返してもらおうか、何て言われちゃたまりませんからね。
断りましたよ。

そしたら、その幹部の連れのチンピラが、ポラロイドカメラでもって私を撮ったんですよ。
そしてその幹部が、「この金を受け取らなかったら殺す」って言うんですよ。
何で私がこんな目に、と思いましたよね。
渋々受け取りましたよ。
そして、「もし今後、今日の事を他言する様な事があれば、お前が世界のどこにいても探し出して殺す」と。
その時、私は漠然とですが、晴美は風俗に沈められるのでは無く、
他の事に使われるんだな、と思ったんですよ。
もっと惨い事に。



838 :第三夜:2006/05/10(水) 13:26:40 ID:0zfG5UVO0
晴美はある程度の衣服やその他諸々を旅行鞄に詰め込み、そのまま連れて行かれました。
別れ際も、私の方なんて見ずにつつ~と出て行きましたね。結構気丈な女なんですよ。
1人残されたアパートで、私はしばらくボーッとしてました。
明日にでもスナック辞めて、どこかへ引っ越そうと思いましたね。
嫌ですよ。ヤクザに知られてるアパートなんて。

ふと、晴美が使っていた鏡台に目がいったんですよ。
リボンのついた箱が置いてあるんです。
空けて見ると、以前から私の欲しがってた時計でした。あぁ、そういえば明日は私の誕生日だ。
こんな私でも、涙がつーっと出てきましてね。
その時初めて、晴美に惚れてたんだな、と気がつきました。

え?それでヤクザの事務所に晴美を取り返しに行ったかって?
はぁはぁはぁ、映画じゃないんですから。これは現実の、しょぼくれた男のお話ですよ。


翌日、早速スナックを辞めた私は、百万を資金に引っ越す事にしたんです。
出来るだけ遠くに行きたかったんで、
当時私の住んでた明太子で有名な都市から、雪祭りで有名な都市まで移動しました。
そこを新たな生活の場にしようと思った訳です。


住む場所も見つかり、一段落したので、次は仕事探しですよ。
もう水商売はこりごりだったので、
何かないかなと探していると、夜型の私にピッタリの、夜間警備の仕事がありました。
面接に行くと、後日採用され、そこで働くことになったんですよ。

それから約10年。飽きっぽい私にしては珍しく、同じ職場で働きました。

え?晴美の事?
時々は思い出してましたよ。
あの時計はずっとつけてました。
北国へ来てから新しい女が出来たり出来なかったりで、それはそれで、
楽しくは無いですが平凡に暮らしてましたよ。
私、こう見えてもたま~にですが、川崎麻世に似てるって言われるんですよ。
え?誰も聞いてない?キャバ嬢のお世辞?はぁはぁ、失礼しました。



839 :第四夜:2006/05/10(水) 13:28:25 ID:0zfG5UVO0
それで、つい1ヶ月前ほどの話です。
同僚のMが、「凄いビデオがある」って言うんですよ。
どうせ裏モンのAVか何かだろうと私は思いました。こいつから何回か借りた事があったので。

そしたらMが、「スナッフビデオって知ってる?」って言うんですよ。
私もどちらかと言うと、インターネットとか好きな方なんで、暇な時は結構見たりするんですよ。
だから、知識はありました。
海外のサイトとか凄いですよねぇ。実際の事故映像、死体画像、などなど。
で、「ある筋から手に入れて今日持って来てるんだが、見ないか?」ってMが言うんですよ。
深夜3時頃の休憩時間でしたからね、
まぁ暇つぶしくらいにはなるだろうってんで、見ることにしたんですよ。
私は、どうせフェイクだろうと疑ってかかったんですけどね。


ビデオをデッキに入れ、Mが再生ボタンを押しました。
若い全裸の女が、広い檻の中に横たわっていました。
髪の毛も下の毛も、ツルツルに剃りあげられていました。
薬か何かで動けなのか、しきりに眼球だけが激しく動いていました。
晴美でした。

私は席を立ちたかった。
でも、何故か動けないんですよ。

やがて、檻の中に巨大なアナコンダが入れられました。何か太いチューブの様な物を通って。
大げさじゃなしに、10m以上はあったんじゃないでしょうかね。
それはゆっくりと晴美の方に近づいて来るんですよ。
Mが凄いだろと言わんばかりに、得意げに私の方をチラチラと横目で見てきます。

それは、ゆっくりと巨体をしならせ、晴美の体に巻きつきました。
声帯か舌もやられてるんでしょうか、晴美は恐怖の表情を浮かべながらも、声ひとつあげませんでした。
パキパキと言う、野菜スティックを2つに折った様な音がしました。
晴美の体がグニャグニャと、まるで軟体動物の様になっていったんです。

10分ほど経ったでしょうか。
それが大口を開けました。晴美のツルツルになった頭を飲み込んだんですよ。

「ここからが長いんだ」とMは言い、早送りを始めました。
それは、晴美の頭部を飲み込み終えると、さらに大口を開け、今度は肩を飲み込み始めました。
胴体に達したとたん、テープが終わりました。

「続きが後2本あるんだ」とMが言ったんです。
「もういい」と私は言うと、逃げるようにビルの巡回に戻りました。



840 :第五夜:2006/05/10(水) 13:32:52 ID:0zfG5UVO0
それからなんですけどね、いつも同じ夢を見るんです。
晴美の顔をした大蛇が私に巻きつき、締め付けてくるんですよ。
そして体中の骨を砕かれ、頭から晴美に飲み込まれるんです。
凄まじい激痛なんですが、逆にこれが何とも言えない快感でしてね。
晴美の腹の中でゆっくり溶かされ始める私は、
まるで母親の胎内に戻った様な安心感さえ感じるんですよ。

え?そのビデオはどうしたかって?
Mから私が買い取りましたよ。それこそ、給料何ヶ月分かの大枚はたいてね。
3本全部見て少し泣いた後、私は全てビデオを叩き壊しました。



841 :終夜:2006/05/10(水) 13:34:02 ID:0zfG5UVO0
それで、深夜仕事をしてると、晴美を感じるんですよ。
ビルなどの屋内を1人で見回るでしょう?すると、後ろからピチャピチャと足音が聞こえてくるんですよ。
振り返ると、誰もいない。
でまた歩き出すと、濡れた雑巾が床に叩きつけられる様な音で、ピチャピチャと。
晴美かな、と思うんだけれども、一向に姿を現さないんですよ。感じるのは気配と足音だけ。
そんな事が数日続き、流石に精神的にまいってしまいましてね。
今現在、休暇と言う事で仕事を休んでるんですよ。


3日前です。とうとう晴美が現れたんですよ。
深夜、自宅のベッドでボーッと煙草をふかしていたら、白い煙の様な物が目の前に揺れ始めたんですよ。
煙草の紫煙かな、と思ったんですが、動きがおかしい。
まるで生きてるように、煙がゆ~らゆ~らと形をとり始めたんですよ。
晴美でした。
既に溶けかかり、骨が砕けた全身を、マリオネットの様に揺らし、
まだある方の眼球で、私を見つめてきました。
何かを言いたげに口を動かしていますが、舌が無いのか声帯が潰されているのか、
声にならない声で呻いていました。

どの位の時間が経ったでしょうかね。いつの間にか晴美は消えていたんですよ。
恥ずかしい話、私は失禁と脱糞をしていました。
はぁはぁはぁ、汚くてすみませんねぇ。


次の日の夜も晴美はやってきました。
もう私はね、晴美に呪い殺されてもしょうがないんじゃないか、と思い始めてましてね。
晴美が再び現れるのを、心待ちにしてた部分もあったんです。
やはり、晴美は何か言いたげに口を動かしています。
私は駆け寄り、
「何が言いたい?私はどうすれば良いんだ?
時計、時計、時計ありがとう、
あの時何もしてやれなくてすまない、時計は大事に持ってる、時計は、時計は」
半狂乱のまま、私は叫び続けたんです。

すると、晴美が折れた首を健気に私の方に近づけて、言ったんです。
途切れ途切れながらも、ハッキリと聞き取れました。
「わたし、あんたのこどもほしかったな」

今日も夜が来る。



死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?


76 :コピペ1:03/05/02 14:40
2chのオカルト板で紹介されていた、『猿夢』と言う話をご存知だろうか?
とある電車に乗り合わせた人が、独特の方法で順番に殺されていくというものだ。
知らない人は『死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?』の『投票所』で探してみて欲しい。
上位にランクインしているので、すぐ分かるはずだ。


さて、この『猿夢』だが、
このテの話に多い『読んだ人にも災難が降り掛かります』的なコメントもなく始められていて、
文章も読み易く、僕はページを開くなりサクサク読み進めていった。

しかし、それが間違いだったのかも知れない。
この話を読んでから4日目の晩、僕は『続き』とも言える恐ろしい夢を見たのである。

二番煎じは一番を超える事は出来ない。
それは重々承知だが、僕の見た夢をここに書き留めておきたい。





77 :コピペ2:03/05/02 14:41
夢の中で、僕は名古屋市内のとある遊園地のスロー・コースターに乗っていた。
今はもうなくなっているだろうか?
それは子供向けのアトラクションで、園内の一部をゆっくりと回って来る。
幼い頃の事なので細かい事は良く覚えていないが、
大体3~5分の内容ではなかっただろうか。

降り場の手前に小さなトンネルがあって、そこを抜けるとビデオカメラを構えた父。
その隣には、僕らの名前を呼びながら手を振る母の笑顔があった。
これは父からの虐待が始まる前の、最も幸せだった頃の大切な思い出だ。
夢の中で僕は2人掛けの一番前の席に座っていた。
隣には幼かった頃の姉がいる。

あの頃僕は姉を見上げてはしゃいでいたのに、
この夢の中では僕だけ20歳。
この年齢差では、年の離れた兄妹どころか、下手をすると親子のようだ。
しかし、僕は懐かしいあの頃の夢を楽しむ事にした。



78 :コピペ3:03/05/02 14:42
僕らの乗ったコースターはゆっくりとコースを回り、やがてトンネルに差し掛かった。
このトンネルを抜ければ、優しかった父にもう1度会える。
僕はそう思った。

しかしトンネルを抜けると、そこはあの遊園地ではなかった。
今まで僕が乗っていたコースターは電車に変わり、僕は『5号車の自由席』に乗っていた。
隣にいたはずの幼い姉はもういない。
席は前の方で、喫煙車両である4号車とを繋ぐデッキのドアが開くと、煙草の匂いがした。
僕は新幹線で移動する事が良くあるので、夢がそこに繋がってしまったのだろう。
全く、夢はいつも『いいトコ』を見せてくれない。
僕は舌打ちした。


窓の外を見慣れた景色が過ぎていく。
ただ現実と違うのは、車内があまりにも静か過ぎる事。
そして2人掛けと3人掛け、
左右どちらのシートを見ても、どの列にも窓際に1人ずつしか掛けていない。
そして皆異様に顔色が悪かった。
無気味だなと思いつつ、
僕はいつの間にか抱えていた鞄からMDプレーヤーを取り出し、お気に入りの曲を聴いた。



79 :コピペ4:03/05/02 14:43
と、新幹線が減速し始める。

おかしいな?京都に着くにはまだ早過ぎる。
もしかして岐阜羽島にも停まるのか?

僕は駅名を確認しようとヘッドフォンを外したが間に合わず、聴き取る事が出来なかった。
見知らぬ駅で停まる新幹線、突然車内に響く叫び声。
どうやら後ろの方の席で何かあったようだった。
しかし物凄い声だったにもかかわらず、誰1人反応しない。

何があったのか?
しかし僕の視力では後ろまで見えない。
乗り降りする人は誰1人なく、新幹線はまたゆっくりと走り始めた。
5分と経たないうちにまた減速。
次の駅名は聴き取る事が出来た。

『吊るし上げ』

新幹線はまた知らない駅で停まる。
そしてまた、叫び声。
慌てて後ろを振り返ると、初老の女性が吊るし上げられていた。

相変わらず良く見えないが、首に紐が掛けられているのだろう。
首の辺りに手をやってもがいていた。
手足がシートや壁に当たる音がバタンバタンと聞こえる。
僕はやっとこの夢が何であるか分かった。

恐らくこれは『猿夢』だ。
一刻も早く目を覚まさなくてはならない。
しかし僕は、自由に目を覚ます事が出来ない人間であるため、
しばらくその夢を見る事になってしまった。



80 :コピペ5:03/05/02 14:44
とりあえず今何人が殺されているのか、僕は何番目なのかを知っておきたかった。
僕の乗る5号車の、後ろ4分の1程は空席のようだ。
しかし実は既に殺されていて、
そこには『猿夢』のように、『活け造り』や『抉り出し』された人が座って(?)いたのかも知れない。
僕が座っているのは前から6番目。
まだまだ順番が来るには早いが、さっさと目覚めなくてはならない。
しかし、なかなか目覚める事が出来ない。

その間に、何度も聞こえる叫び声。
と、いつもドリンクやサンドイッチを売り来る車内販売の女性が、
ニコニコしながらカートに内臓を乗せて押していくのが見えた。

もう駄目だ。
早く目覚めろ、目覚めろ、目覚めろ。


順番を確認するのに、僕はまた後ろを振り返った。
すると、後ろに座っていた何人かがスッと消え、同じように席もなくなった。
前から6番目にあったはずの僕の席は、真中あたりに来ていた。

慌てる僕に、すぐ後ろに座っていたリーマン風の男が言った。
「目覚めたから席が消えたんだよ。アンタも早く目覚めないと、すぐに順番が来る」
僕の8つ後ろの席から、血が流れているのが見えた。
大丈夫、まだ7人余裕がある。
早く目覚めて、もう2度とこの夢を見なければいい。



81 :コピペ6:03/05/02 14:45
次の駅が来た。

『串刺し』と、大変な事になった。
自分の番が来るまで後7人あると思っていたのに、
その駅で一気に5人串刺しになって殺されてしまったのだ。
次は僕の後ろのリーマンの番だ。
しかし彼は、シート越しに穏やかな口調で話し始めた。

「オレはもう目覚めなくていいんだ。会社はリストラされたし、妻は・・・」

ガクガク震えながら彼の身の上話を聞いているうちに目が覚めた。

目覚めた時は冷や汗をいっぱいかいていた。
あんなに長い夢だったのに、
時計を見るとほんの20分程しか経っていない様だった。

『猿夢』・・・
あまりにインパクトが強過ぎたために、こんな夢を見たのだろう。
あの話自体が、この電車への切符なのかも知れない。
とにかく、もう2度とあの夢を見ないようにしなくては・・・
本当に、恐怖のあまり心臓発作で死んでしまうかも知れない。



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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/02(水) 07:03
私は夢をみていました。

昔から私は夢をみている時に、
たまに自分はいま夢をみているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。


何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。
すると急に、駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。
それは『まもなく、電車が来ます。
その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~』と、意味不明なものでした。

まもなく駅に電車が入ってきました。
それは電車というより、よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので、
数人の顔色の悪い男女が一列に座ってました。

私はどうも変な夢だなと思いつつも、
自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与えられるか試してみたくなり、その電車に乗る事に決めました。

本当に恐くて堪られなければ、目を覚ませばいいと思ったからです。
私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、自由に夢から覚める事が出来ました。




12 :まだつづくぞ!:2000/08/02(水) 07:09
私は電車の後ろから3番目の席に座りました。
辺りには生温かい空気が流れていて、
本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。

『出発します~』とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。
これから何が起こるのだろうと、
私は不安と期待でどきどきしていました。


電車はホームを出ると、すぐにトンネルに入りました。
紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。

私は思いました。
このトンネルの景色は、子供の頃に遊園地で乗ったスリラーカーの景色だ。
この電車だってお猿さん電車だし、
結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけで、ちっとも恐くなんかないな。

とその時、またアナウンスが流れました。
『次は活けづくり~活けづくりです』

活けづくり?魚の?などと考えていると、急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。
振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに、
四人のぼろきれのような物をまとった小人がむらがっていました。

よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、本当に魚の活けづくりの様になっていました。
強烈な臭気が辺りをつつみ、
耳が痛くなるほどの大声で男は悲鳴をあげつづけました。
男の体からは次々と内臓がとり出され、血まみれの臓器が散らばっています。
私のすぐ後ろには、髪の長い顔色の悪い女性が座っていましたが、
彼女はすぐ後で大騒ぎしているのに、
黙って前を向いたまま、気にもとめていない様子でした。

私はさすがに想像を超える展開に驚き、本当にこれは夢なのかと思いはじめ、
恐くなり、もう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。

気が付くと、一番後ろの席の男はいなくなっていました。
しかし、赤黒い血と、肉の固まりのようなものは残っていました。
後ろの女性は相変わらず
無表情に一点をみつめていました。

『次はえぐり出し~えぐり出しです』とアナウンスが流れました。
すると今度は二人の小人が現れ、
ぎざぎざスプーンの様な物で、後ろの女性の目をえぐり出し始めました。
さっきまで無表情だった彼女の顔は、痛みの為ものすごい形相に変わり、
私のすぐ後ろで鼓膜が破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。
眼かから眼球が飛び出しています。
血と汗の匂いがたまりません。

私は恐くなり、震えながら前を向き、
体をかがめていました。

ここらが潮時だと思いました。
これ以上付き合いきれません。
しかも順番からいくと、次は3番目に座っている私の番です。
私は夢から覚めようとしましたが、
自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、
それを確認してからその場から逃げる事にしました。



13 :これで最後だ:2000/08/02(水) 07:11
『次は挽肉~挽肉です~』とアナウンスが流れました。
最悪です。
どうなるか容易に想像が出来たので、
神経を集中させ夢から覚めようとしました。

夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ。
いつもはこう強く念じる事で成功します。

急に「ウイーン」という機会の音が聞こえてきました。
今度は小人が私の膝に乗り、
変な機械みたいな物を近づけてきました。

たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、
夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、と
目を固くつぶり一生懸命に念じました。

「ウイーン 」という音がだんだんと大きくなってきて、
顔に風圧を感じ、もうだめだと思った瞬間に静かになりました。

なんとか悪夢から抜け出す事ができました。
全身汗でびしょびしょになっていて、
目からは涙が流れていました。

私は寝床から台所に行き、
水を大量に飲んだところでやっと落ち着いてきました。
恐ろしくリアルだったけど、所詮は夢だったのだから、と自分に言い聞かせました。


次の日、学校で会う友達全員にこの夢の話をしました。
でも、皆は面白がるだけでした。
所詮は夢だからです。


それから4年間が過ぎました。
大学生になった私はすっかりこの出来事を忘れ、バイトなんぞに勤しんでいました。

そしてある晩、急に始まったのです。

『次はえぐり出し~えぐり出しです』
あの場面からでした。
私は「あっ、あの夢だ」とすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで、二人の小人があの女性の眼球をえぐり出しています。
やばいと思い、夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、とすぐに念じ始めました・・・

今回はなかなか目が覚めません。
夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ・・・

『次は挽肉~挽肉です~』
いよいよやばくなってきました。
「 ウイーン 」と近づいてきます。
夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ。

ふっと静かになりました。

どうやら何とか逃げられたと思い、
目をあけようとしたその時、
『また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~』と、
あのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。

目を開けると、やはりもう夢からは完全に覚めており、自分の部屋にいました。
最後に聞いたアナウンスは、絶対に夢ではありません。
現実の世界で確かに聞きました。
私がいったい何をしたと言うのでしょうか?


それから現在まで、まだあの夢は見ていませんが、
次に見た時にはきっと、
心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。
こっちの世界では心臓麻痺でも、
あっちの世界は挽肉です・・・



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